「志望動機は何ですか?」「尊敬する人は誰ですか?」「自分を動物にたとえると何ですか?」…面接では様々な質問がされますよね。数多くの質問が聞かれるので「結局、どんな対策すればいいのかわからない!」と悩むかもしれません。
そこで、日経就職ナビが就活生に調査したデータをもとに「面接でよく聞かれる質問ランキング50」を作成しました。さらに、それぞれの質問の答え方も回答例つきで解説いたします!
回答例を参考に、採用担当に響く面接の受け答えをしましょう。
参考: 日経HR編集部『人気企業内定者に聞いた 面接の質問「でた順」50 2015年度版』
目次
- 1位…志望動機を教えてください
- 2位…学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?
- 3位…自己PRをしてください
- 4位…自己紹介をしてください
- 5位…他社の選考状況を教えてください
- 6位…入社後にやりたい仕事は?
- 7位…最後に何か質問はありますか?
- 8位…あなたの長所は何ですか?
- 9位…第一志望ですか?
- 10位…自分の短所は何ですか?
- 11位…挫折・失敗経験について教えてください
- 12位…サークル・部活動経験について
- 13位…希望職種は何ですか?
- 14位…転勤・勤務地についての確認
- 15位…最近気になるニュースは何ですか?
- 16位…アルバイト経験について教えてください
- 17位…就活の軸は何ですか?
- 18位…キャリアプランについて教えてください
- 19位…あなたの趣味は何ですか?
- 20位…入社の意思確認
- 21位…研究内容を教えてください
- 22位…自分を動物に例えると?
- 23位…自分の性格について
- 24位…資格について
- 25位…卒論のテーマは何ですか?
- 26位…業界の志望理由は?
- 27位…10年後の自分はどうなっていたい?
- 28位…今の学部を選んだ理由は?
- 29位…苦手な人はどんなタイプですか?
- 30位…尊敬する人はいますか?
- 31位あなたにとって仕事とは何ですか?
- 32位…時事問題についての質問
- 33位…学生と社会人の違いは何だと思いますか?
- 34位…好きな言葉・座右の銘(モットー)は何ですか?
- 35位…将来の夢は何ですか?
- 36位…最後に何か言いたいことはありますか?
- 37位…自分のキャッチフレーズ・キャッチコピーを教えてください
- 38位…5年後の自分はどうなっていたい?
- 39位…希望しない部署に配属されたら、どうしますか?
- 40位…なぜ同業他社ではなく当社を志望するのですか?他社と弊社の違いはどんなところだと思いますか?
- 41位…あなたの特技は何ですか?
- 42位…最近読んだ本を教えて下さい
- 43位…語学力について
- 44位…留年理由について教えてください
- 45位…ボランティア経験について
- 46位…あなたは当社に向いていないと思うのですが…
- 47位…アベノミクス
- 48位…働く上で大切なことは何ですか?
- 49位…学業以外で力を入れたこと
- 50位…苦手なことは何ですか?
- 個人の思想信条への質問はタブーとされている
- 面接で面接官が質問をする意図
- 面接で逆質問するとアピールにもなる
1位…志望動機を教えてください
リクルートの調査によれば、「企業への熱意」は採用において、二番目に重視されている項目です(一位は「人柄」)したがって、「企業への熱意」にかかわる『志望動機』は非常に重要な質問になります。説得力のある志望動機の述べ方を、わかりやすい例文つきでご紹介します!
2位…学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?
面接をしていて「学生時代に打ち込んだこと」が聞かれないことはまずありません。どんなことに、どう取り組んだか?を詳しく話し、あなたの良さを相手に伝えましょう。わかりやすい例文をもとに、『学生時代に打ち込んだこと』の答え方を解説しました!
3位…自己PRをしてください
自己PRは、「自分の良さ」を一番アピールしやすい質問です。ここでいかに自分を売り込めるかが、内定獲得のカギになります。面接官に響く、自己PRのコツを、わかりやすい例文をもとに徹底的に解説いたします!
本番前に面接力を診断してみよう
面接では、身だしなみ、自己PR、志望動機…様々な評価項目があります。どれか一つに大きな抜けがあると、内定を取るのが一気に大変になります。
思わぬ失敗を防ぐため、志望企業の本番の前に一度、「面接力診断」やっておきましょう。
面接力診断なら、24の簡単な質問に答えていくだけで、あなたの面接力のチェックができます。自己分析、企業理解…主要な分野におけるあなたの実力がレーダーチャートでわかります。
面接力診断で自分の足りないスキルを把握し、対策をしておくことで、万全の状態で本番に臨みましょう。
4位…自己紹介をしてください
面接の一番最初に「自己紹介をしてください」と求められることが多々あります。一番最初の質問ですから、この質問への回答があなたの第一印象になるため、非常に重要な質問といえるでしょう。面接官の心を掴む、自己紹介のコツを例文つきで徹底的に解説いたします!
5位…他社の選考状況を教えてください
意外とよく聞かれるのが「他社の選考状況」です。どこを受けているのかを聞き、学生の企業選びの軸を知ろうとしています。統一感のないバラバラの企業を答えてしまうと、「本当に大丈夫か?」とマイナスに評価されてしまいます。上手い答え方を例文つきで徹底的に解説いたします!
6位…入社後にやりたい仕事は?
「入社後にやりたい仕事」は、学生が企業でのキャリアを本気で考えているかを確認する意味でされる質問です。上手く答えないと「本気で志望していない」と評価されてしまいます。的確な答え方を例文つきで徹底的に解説いたします!
7位…最後に何か質問はありますか?
面接の最後で「最後に何か質問はありますか?」と聞かれることがよくありますよね。ここで「何もありません」と答えると「当社に関心がないのかな?」と思われてしまいます。どんな質問をすればいいか?例文つきで解説しました!
8位…あなたの長所は何ですか?
「あなたの長所は何ですか?」は、自分の良さを売り込みやすい質問です。この質問に上手く答えれば、あなたの良さを相手に印象づけられます。上手な答え方を例文つきで徹底的に解説いたします!
9位…第一志望ですか?
第一志望ですか?と面接で聞かれた時、嘘をつくべきか?正直に答えるべきか?迷いますよね。どう答えるのが正解なのか?例文つきで徹底的に解説いたします!
10位…自分の短所は何ですか?
面接で「自分の短所は何ですか?」と質問されることがあります。「短所」を言われても、正直に答えるべきかどうか迷いますよね。面接官も納得する「短所」の伝え方を徹底的に解説いたします!
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11位…挫折・失敗経験について教えてください
最近の面接で「挫折経験・失敗経験」を質問されることが増えてきました。「失敗経験」なんて聞かれても、何をどう話せばいいのかわかりませんよね。意外と知られていない答え方の勘所を例文つきで徹底的に解説いたします!
12位…サークル・部活動経験について
サークル・部活動について質問された時、ただ「サークル・部活の活動内容」を話しただけでは全く評価されません。その活動にどう取り組み、何を学んだかを話す必要があります。では、どうすればいいか?わかりやすい例文をもとに、徹底的に解説いたします!
13位…希望職種は何ですか?
学生の志望度が本物かどうかを確かめるために、希望職種を問う企業は少なくありません。その職種で、どんなことをしたいのか?具体的に回答する必要があります。どう答えるべきか?わかりやすい例文をもとに、徹底的に解説いたします!
14位…転勤・勤務地についての確認
総合職志望の女子学生には「転勤があるが大丈夫か?」「勤務地は東京で無い場合もありますが」と確認されることがあります。もちろん「大丈夫です」と答えるのが正解ですが、さらに説得力のある回答法を例文つきで解説します!
15位…最近気になるニュースは何ですか?
学生の興味関心や情報感度を確かめるために「最近気になるニュース」を聞く企業が多いです。単に気になるニュースを答えるだけでなく、ニュースについての自分なりの意見を述べる必要があります。では、どんな意見を述べればいいのか?例文つきで解説致します!
16位…アルバイト経験について教えてください
アルバイトについて聞かれた時、ただアルバイトの内容を話すだけでは全く評価されません。アルバイトへの取り組みから何を学んだか?そこからどんなものを得たのか?を説明する必要があります。アルバイト経験について聞かれた時の答え方を徹底的に解説いたします!
17位…就活の軸は何ですか?
学生の企業選びの基準を知るために「就活の軸・企業選びの軸」を質問されることがあります。一貫性のある軸を示さなければ「いい加減な気持ちで会社を志望している」と評価されてしまうでしょう。どう答えるべきか?わかりやすい例文つきで徹底的に解説いたします!
18位…キャリアプランについて教えてください
学生がその会社を本気で志望しているかを調べるために、「キャリアプラン」について質問されることがあります。その会社で働くことを前提にした具体的なキャリアプランを説明しなければ、志望度を疑われます。答え方のポイントをわかりやすい例文つきで徹底的に解説いたします!
19位…あなたの趣味は何ですか?
面接で「趣味」を聞かれた時、どう返せばいいかわからず戸惑いますよね。どんな点について、どう回答するべきか?大事なポイントを、わかりやすい例文つきで徹底的に解説いたします!
20位…入社の意思確認
面接で「当社が内定を出した場合、どうしますか?」と意思確認をされることがあります。意思確認は非常に重要な質問で、答え方を間違うと、内定がもらえなくなってしまう可能性があります。では、どう答えるべきか?わかりやすい例文つきで徹底的に解説いたします!
21位…研究内容を教えてください
特に、理系の学生がよく聞かれる質問です。学生の本文は学業ですから、「どれだけ真剣に研究に打ち込んだか?」は企業も重視するポイントです。単に学業の内容を答えるだけでなく、「なぜその専攻を選んだのか?」「どんな風に取り組んだのか?」「そこから何を学んだのか?」を答える必要があります。わかりやすい例文つきで、ポイントを徹底的に解説いたします!
22位…自分を動物に例えると?
「自分を動物に例えると何ですか?」と聞かれた時、とっさに答えが思いつかず、困りますよね。でも、この質問、あるポイントを押さえておけば、簡単に答えることができます。わかりやすい例文つきで、大事なポイントを徹底的に解説いたします!
23位…自分の性格について
「あなたの性格をひとことでいうと何ですか?」と企業に質問される時は、あなたが自分の性格をどう認識しているか?を答える必要があります。面接官の印象と大きくハズレる回答をすると、違和感を与えてしまいます。どう答えるべきか?例文つきで徹底的に解説いたします!
24位…資格について
資格について質問された時、ただ取得資格をアピールしても評価されません。
「どんな努力をして資格を取得したのか?」をメインに語り、「地道に努力する姿勢」を伝えましょう。わかりやすい例文つきで、ポイントを解説!
25位…卒論のテーマは何ですか?
卒論のテーマは何ですか?と質問された時、ただ卒論の内容を答えればいいわけではありません。「なぜその卒論を選択したのか?」を回答し、自分の価値観・情報感度も同時に伝える必要があります。答え方のポイントを徹底的に解説いたします!
26位…業界の志望理由は?
業界の仕事そのものへの熱意を確かめるために「業界志望理由」を質問されることがあります。「なぜこの業界でなければならないのか?」「他の業界ではなぜ駄目なのか?」を上手く説明する必要があります。答え方のポイントをわかりやすい例文つきで徹底的に解説いたします!
27位…10年後の自分はどうなっていたい?
就活生のキャリアプランを確認するために「10年後の自分はどうなっていたい?」と質問することがあります。「10年後」と聞かれても、答え方に戸惑いますよね。企業を納得させる答え方のコツを徹底的に解説いたします!
28位…今の学部を選んだ理由は?
「学部を選んだ理由」は、就活生の価値観を問う意味で質問されます。「なんとなく」ではなく「将来xxxがしたく、xxxを学ぶため、現在の学部を選択した」と答えられればベストです。大事な答え方のコツをわかりやすい例文つきで徹底的に解説いたします!
29位…苦手な人はどんなタイプですか?
仕事をする上で、苦手な人と上手くやりくりできるか?を確認する意味で、「苦手な人のタイプ」が質問されることがあります。「苦手な人にどう対処しているか?」を含めて上手く回答する必要があります。どう答えるべきか?わかりやすい例文つきで徹底的に解説いたします!
30位…尊敬する人はいますか?
『尊敬する人』を聞かれた場合、「尊敬する人」だけでなく「なぜ尊敬するか?」「その人のどんな影響を受けたのか?」まで答える必要があります。上手な回答のポイントを、わかりやすい例文つきで徹底的に解説いたします!
31位あなたにとって仕事とは何ですか?
学生の仕事への価値観を聞くために「仕事とは何ですか?」と質問されることがあります。社会人でもないのに「仕事とは?」と聞かれても、答え方がわかりませんよね。新卒の就活生でも、この質問に上手く伝える方法を解説いたします!
32位…時事問題についての質問
面接で時事問題について聞かれた時には、どう答えるべきか?時事問題に自分なりん意見を述べる必要があります。では、どんな意見を述べるべきか?例文つきで「賢さ」の伝わる、時事問題への答え方を徹底的に解説いたします!
33位…学生と社会人の違いは何だと思いますか?
「学生と社会人の違い」について質問される時は「社会人の働き方を理解しているか?社会人になる覚悟が出来ているか?」を問う意味で質問されています。回答のポイントを例文つきで徹底的に解説いたします!
34位…好きな言葉・座右の銘(モットー)は何ですか?
就活生の価値観を知るために「好きな言葉・モットー」を質問する企業が多いです。単に好きな言葉を答えるだけではなく、その言葉にあった自分のエピソードを紹介することで、自分を上手にアピールできます。回答のコツを例文つきで徹底的に解説いたします!
35位…将来の夢は何ですか?
就活生のキャリアプランを確認するために「将来の夢」を質問する企業は少なくありません。企業の経営方針と上手く一致した「将来の夢」を答え、志望意欲をアピールしましょう。人事に響く「将来の夢」の答え方を徹底的に解説いたします!
36位…最後に何か言いたいことはありますか?
面接の最後に「最後に何か言いたいことはありますか?」と聞かれた時は、「面接で聞けなかった学生のPRポイントを知りたい」とう意味で聞かれています。面接でアピールできなかった長所を上手くアピールしましょう。回答のポイントをわかりやすい例文つきで徹底的に解説いたします!
37位…自分のキャッチフレーズ・キャッチコピーを教えてください
就活で「自分のキャッチフレーズを教えて下さい」と質問されることがあります。どうやれば自分の良さが伝わる、キャッチフレーズを見つけられるので紹介すること?キャッチフレーズの例を多数紹介し、キャッチフレーズの作り方を徹底的に解説いたします!
38位…5年後の自分はどうなっていたい?
「5年後の自分」について聞かれた時は「その企業での5年後のキャリアを意識しているか?」を確認し、就活生の志望意欲を確かめる意味で質問されています。上手な答え方のポイントを例文つきで徹底的に解説いたします!
39位…希望しない部署に配属されたら、どうしますか?
総合職の場合、様々な部署・職種に配属されるので、「希望職種以外に配属されたらどうするか?」を確認されることがあります。単に「どこでも頑張ります」と答えるよりも、さらに熱意をアピールする方法を例文つきで解説いたします!
40位…なぜ同業他社ではなく当社を志望するのですか?他社と弊社の違いはどんなところだと思いますか?
「同業他社ではなくなぜ当社か?」「他社と弊社の違いは何?」と質問された時は、「御社と他社の違いはxxxです。たとえば、御社は〜に取り組んでおられ〜」と具体的に回答する必要があります。どう答えるべきか?例文つきで徹底的に解説いたします!
41位…あなたの特技は何ですか?
特技について面接で質問された時は、単に特技の内容を答えるのではなく「特技にどう取り組んできたのか?そこから何を学んだのか?」もあわせて答えましょう。答え方のポイントを例文つきで徹底的に解説いたします!
42位…最近読んだ本を教えて下さい
「最近、読んだ本」について質問される時は、読んでいる本を通して、就活生の価値観を探ろうとしています。読んだ本を答えるだけではなく、「なぜ読もうと思ったのか?」「どんな点が興味深かったか?」まで答えましょう。例文つきで、回答のポイントを徹底的に解説いたします!
43位…語学力について
TOEICの点数が高い場合、語学力について聞かれることがあります。単に成績をアピールするだけではなく「どう努力したか?」「なぜ取り組んだのか?」までアピールしましょう。大事なポイントを例文つきで徹底的に解説いたします!
44位…留年理由について教えてください
あなたが留年をしている場合、面接で「なぜ留年しているのですか?留年理由を教えて下さい」と質問されることがあります。「なぜ留年をしたのか?どんな反省をしたのか?その反省を踏まえて、現在はどのように学業に取り組んでいるのか?」を答えましょう。例文つきで、回答のポイントを徹底的に解説いたします!
45位…ボランティア経験について
ボランティア経験について聞かれた時は、取り組んだ内容だけではなく「なぜ取り組んだのか?」「どう取り組んできたのか」「何を学んだのか?」をあわせて答えましょう。例文つきで、回答のポイントを徹底的に解説いたします!
46位…あなたは当社に向いていないと思うのですが…
圧迫面接で「あなたは当社に向いていないのですが…」と、ネガティブな反応をされることがあります。冷静に対処できるか?を見ているので、あわてずしっかりと回答する必要があります。のの
47位…アベノミクス
社会人になるにあたり、最低限の時事問題には、自分なりの考えを述べられるようになっていなければなりません。その意味で、最もわかりやすい時事問題として「アベノミクス」が問われることがあります。例文つきで答え方を徹底的に解説いたします!
Q.
消費税増税についてどう思いますか?
A.
10月1日より消費税率が上がり、以前の8%から10%へと引き上げられ、御社のような食品メーカーでも、消費者の買い控えにより売り上げの落ち込みが見受けられます。
今回の商品税増税により、エコの観点からも、無駄を減らそうという心理が働き、今後益々消費活動が停滞するのではと危惧しています。
新たな購買層の開拓、新製品の開発、小売店との連携による販促など、様々な視点でフォローすることさらなる増税があっても耐えられる体力をつけていくことが、今後企業にとって大切だと考えています。
今後はますます国民の一人として増税後の景気の動向を注視していきたいと思います。
具体的な数字を示して正しい情報を伝えています。
最初の部分で一般論から自分の意見を述べ、次に志望先の業界に合わせたコメントをすることにより、客観的な意見と、自分の意見を伝えることができます。
また、業界における消費税増税における影響と個人の見解を述べているため、採用担当者に、自分が企業で貢献できることをアピールすることができます。
最後に今後の抱負を述べることによって、興味を持っていることを示せれば、より好印象となります。
48位…働く上で大切なことは何ですか?
「あなたが働く上で大切なことは何ですか?」と聞かれている時は、「仕事選びで重要な軸・ポイント」を聞かれていると考えてください。あなたが「仕事で大切にしていること」と志望企業の特徴を上手く合致させなければなりません。
答え方は「就活の軸」を聞かれた時と同じなので、以下の記事を参考にしてください。
49位…学業以外で力を入れたこと
「学業以外で力を入れたこと」と限定して質問されることがあります。そんな時は、サークルやアルバイトの話を話せばOKです。例文つきで、「学業以外の活動」を上手くアピールする方法を解説します。
50位…苦手なことは何ですか?
「短所」に関する質問の亜種で「苦手なことは何ですか?」と質問されることがあります。単に苦手なことを知りたいというよりは「苦手なことにどう対処しているか?」を見たいという意図があります。答え方は、短所を聞かれた時と同じなので、短所の記事を参考にしてください。
個人の思想信条への質問はタブーとされている
上記で、面接で聞かれることの多い質問を紹介しました。
注意すべきこととして、現在では応募者の適性や能力に基づいた公正な採用選考が推進されています。
厚生労働省の公正な採用選考の基本では、本人の責任のないもの、個人の思想信条への質問は、配慮すべき質問事項とされています。
尊敬する人や、座右の銘、政治、思想に関する質問は、個人の思想信条の自由とされているので、面接でこれらについて質問をして採否決定をすることは、就職差別につながります。
個人の思想を問う質問をする企業はほとんど無いと考えられますが、もし志望企業で質問されたときは、選考をそのまま受け続けるのか、就活生が企業を選択する判断基準にしたほうがいいでしょう。
面接で面接官が質問をする意図
面接官が質問をするのには理由があります。
エントリーシートなどの書類からは計り知れない志望者の人となりを知りたいからです。
目の前にいる志望者が会社の必要としている人材かを見極めるために様々な切り口の質問をして、なんとか人物像を明確にしようとしているのです。
「一般常識はあるのか?」「自分の意見をきちんと述べることができるのか?」「どんな反応をするのか?」など、あなたの人柄を知るために質問することが多いでしょう。
そのため、質問に答える際には、会社のカラーをイメージしながら回答する必要があります。
しっかり質問に答えながら、あなたのセールスポイントをアピールしましょう。
NGな回答例
Q.「あなたの趣味は何ですか?」
A.
「私の趣味はゲームです。休日はほとんど外出せず、いつもゲームをして過ごしています。」
ゲームをすることは悪いことではありませんが、面接では「コミュニケーション能力に欠けるのでは?」
「前向きさがないのでは?」とネガティブなイメージを持たれてしまう可能性があります。
Q.「第一志望ですか? 」
A.
「いいえ、他に第一志望の企業があります。」
面接で正直であることはいいことですが、これでは面接官に志望度が低いと判断されてしまうリスクがあります。「第一志望です」と答えることにより、印象がアップします。
Q.「自分の短所は何ですか?」
A. 「私の短所は気が短い所です。」
企業では、コツコツと同じ作業を繰り返す場合が多いです。
気が短くても、面接では「気が短いため、解決策を素早く見つけるのが得意」などの長所につなげられれば問題ありませんが、そうでなければ違う短所を見つけたほうが無難です。
面接で逆質問するとアピールにもなる
面接の最後に「何か質問はありますか?」と質問をされることは「逆質問」とも呼ばれます。
ここで「特にありません。」と答えてしまうのは、せっかくのチャンスを無駄にしていることになります。
なぜなら、この最後の質問によって、企業は応募者の志望度の高さを見ているからです。
「質問がない」ということは、「興味がない→志望度が低い」と判断されてしまうのです。
また、企業との相性やコミュニケーション能力も、この逆質問によって確認しています。
面接の最後だからと気を抜かず、しっかり入社意欲をアピールできるよう、逆質問の準備をしましょう。
好印象な逆質問例5選
「志望している部署の一日の仕事の流れを教えて頂けますか?」
実際の業務をイメージしやすい、よい質問です。
「志望先の部署の人員数と構成を教えてください」
この質問をすることにより、将来自分が配属されるかもしれない部署のイメージがぐんと身近に感じられます。企業にやる気もアピールできます。
「○○の資格は入社前に準備する必要があると思いますが、入社後に必要な他の資格はありますか?」
資格取得制度があるかどうかなどの質問は、こちらの質問とセットで聞くと、仕事に対するやる気がアピールでき好印象です。
NGな逆質問例5選
「御社の社員数は何人ですか?」
従業員数はホームページでわかるはずです。○○支社など配属先に限られた情報を聞くなら問題ありません。
「残業はどのぐらいありますか?サービス残業はありますか?」
これらの質問は、逆質問時だけではなく、説明会や面接時のいずれもしないようにしましょう。企業にとって答えにくい質問は避けたほうがベターです。
「御社の業界での順位を教えてください」
業界での「順位」とは売上高のことでしょうか?販売数のことでしょうか?具体的でない質問は避けるようにしましょう。
また、業界ナンバーワン出なかった場合に、こういった質問は失礼にあたります。
「業界での立ち位置は?」など、企業の特徴を前面にだせるような質問をするようにしましょう。