面接で挫折経験を聞かれた時の答え方の3つの秘訣

imasia_13931781_S

最近の就職活動では、面接で「あなたにとって一番の挫折経験は何ですか?」「今までで一番大きな挫折は何ですか?」「一番悔しかった経験を教えて下さい」と質問されることがあります。

「挫折経験を教えて」と言われても、なぜそんなことを聞いてくるのかわからず、戸惑いますよね。この質問には、どう答えればいいのでしょうか?

わかりやすい例文をもとに、「挫折経験」に関する質問への上手な回答法をご紹介します!


面接で挫折経験について質問された時の的確な回答例

例文

肩を故障し、野球部を退部してしまったことです。

Point 端的に挫折した経験を伝える。挫折経験は後に立ち直ったものを選んで伝える

小・中・高と野球に打ち込み、大学でも野球部に所属していました。厳しいレギュラー選抜に残るため、必死に練習に打ち込み、2年時にはピッチャーとしてレギュラーになることができました。

>しかし、練習過多がたたり、肩を故障し、もうピッチャーとしては続けられなくなってしまいました。

最初は、長年の目標が潰えたせいで何もする気になれませんでしたが、「後ろ向きに考えても仕方がない。別の道で努力してみよう」と、以前から興味があった簿記の勉強を始めることにしました。

Point 挫折から立ち直ったきっかけ・想いを伝えよう。あなたの前向きな姿勢がアピールできる

野球で培った「努力する力」を活かし、1日6時間勉強し、3ヶ月で簿記2級を取得することができました。

Point 挫折から立ち直るためにどんな工夫・努力をしたのか伝えよう

この経験から、挫折しても、前向きに努力することで道は開けるのだと感じることが出来たと思います。

Point 挫折から学んだことを説明しよう。経験から学び、成長する人材だという印象を与えられる

あなたの面接力はどのくらい?

面接では、自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?

それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。

【質問の意図】なぜ面接官は挫折経験について質問するのか?

さて、そもそも人事はなぜ面接で「挫折した経験」を聞くのでしょうか?まず
、この質問の意図を押さえましょう。意図を押さえることで、より的確な回答ができます。

挫折から立ち直る力を見たい

面接官はこの質問で、あなたの「挫折から立ち直る力」を見ようとしています。

仕事をしていれば、大きな挫折を経験することは当たり前にあります。いつも右肩上がりで上手くいくわけがありません。その挫折で潰れてしまうようでは、困りますよね。

だから、企業は学生の挫折経験を聞き、学生が挫折にどう対処し、乗り越えたか?を見ようとするのです。つまり。「挫折から立ち直る力=再起力(レジリエンス)」を確認するために、挫折経験を質問しています。


挫折から学び、成長できる人かを見たい

リクルートの調査によれば、企業が採用において重視する項目1位は「人柄」2位は「企業への熱意」3位「今後の可能性」です。

仕事をしていれば、挫折することがありますよね。そこで、挫折から学び成長できる人と、そうでない人では大きな差がつきます。つまり、挫折から学び、成長できる人は「今後の可能性」において高く評価されます。

学生に挫折経験に質問をすることで、学生が挫折から学び、成長う出来る人かを確認しようとしています。

imasia_15025085_S-1

面接で挫折経験について聞かれた時の的確な答え方

1.単なる挫折経験はNG!

よく学生の中に単なる「挫折経験」を話す人がいます。たとえば、

中学で生徒会の信任投票で私だけが落選してしまったことです。立候補が一人しかいなかったので信任投票だったのですが、私だけが落選してしまいました。非常にショックで立ち直れないほど落ち込みました。

面接でこのように挫折経験を話した学生がいました。しかし、これは「単なる挫折経験」ですから、マイナスにしか評価されません。企業が知りたいのは、あなたの苦労話ではなく、「あなたが挫折にどう向き合い、克服したか」です。

2.克服のストーリーを話そう

この質問に対して話すのは「挫折を乗り越えられた、克服できた経験」を話しましょう。たとえば「大学受験に失敗したが、前向きに考えて語学を必死に勉強して、TOEICのハイスコアをとれた」等、挫折から立ち直り、成長した経験を話しましょう。

挫折から立ち直った経験を話せば「再起力」において、高く評価されます。

3.挫折をどう乗り越え、何を学んだか?に重点を置いて話そう

面接官は苦労話を聞きたいわけではありません。「失敗の内容」自体に興味があるわけではなく、あなたが挫折にどう向き合い、克服し、成長したか?に興味があるからです。

ですから、「挫折の内容」は簡単に話すだけに止め、「挫折にどう向き合ったか」「克服経験から学んだこと」に重点を置いて話しましょう。箇条書きにするなら、

  • 私の一番の挫折は〜です。(挫折の概要を話す)
  • 最初は(感情)でしたが、(前向きな考え)と思い、〜をしました(挫折にどう向き合い、行動・努力したか?)
  • 結果、〜することができました(行動・努力した結果、どうなったか?)
  • この経験から、〜を学びました。(挫折経験から何を学んだか?)

これらを語ると、あなたの挫折克服ストーリーがわかりやすく伝わります。この構造を意識してみましょう。



4.レベルの低すぎる失敗は話さない

この質問で重要なのは、「心を引き裂くような失敗に対して、どう向き合い、対処したか?」です。だから、「その程度のことは挫折ではないよね」と面接官が感じるようなレベルの低い挫折経験は控えましょう。たとえば、

  • バイトの仕事がなかなか覚えられず、店長に怒られたことです
  • 大事なイベントに遅刻してしまったことです

このような「レベルの低すぎる失敗」では、そこからの克服ストーリーを話しても、魅力的にはなりません。あなたの感情を大きく揺さぶった挫折経験を話してください。

「挫折経験」について質問された時の回答例


例文
将来、英語を活かした仕事に就きたいと思っており、大学3年の時にオーストラリアへ留学を決めました。しかし、いざ留学してみると日本人がとても多く、休み時間や放課後には日本語が飛び交い、英語漬けの日々を思い描いていた私の予想は大きく外れてしまいました。

これでは日本にいる時と変化がなく留学した意味が無いと思い、一時は留学を中止し日本に戻ることを考え始めました。

しかし、「英語を活かした仕事がしたい」という当初の目標を思い出し、ここでできる最大限のことをして英語をマスターしようと考え直しました。

学校には日本人が多いとしても、街へ出ればもちろんネイティブの方も多く、文化は日本と全く異なります。そこで留学中はなるべく学校外の人とも積極的に関わるようにし、たくさんのネイティブの方と交流する中で英語力を上達させることができました。

ここで培った英語力を活かし、グローバル化を推進する御社に貢献できるよう、頑張りたいと思います。

Point
この例では、挫折を感じたあとどのように工夫し、どう変わっていったのかが具体的に書かれており、プロセスがわかりやすい点が良いポイントです。

面接官は挫折そのものの内容ではなく、それを乗り越える力があるかどうかを見ているため、克服までのプロセスは具体的に書くようにしましょう。


例文
私にとっての挫折経験は高校入試の時に第一希望の高校に入れず、すべり止めであった高校に入学しなければいけなかったことです。

第一希望だった高校は将来行きたいと思っていた大学の附属高校だったため、不合格を知った時はとても落ち込みました。

しかし、持ち前の切り替えの早さで「高校受験がダメなら、大学受験で頑張ればいい」と気持ちを立て直し、まずは自分に何が足りなかったのか、原因分析から始めることにしました。

結論から言えば準備不足が一番の原因なのですが、中学では受験ギリギリまで部活に熱中しており、苦手科目だった英語と数学の克服ができておらず、ケアレスミスが多発したことが不合格に繋がっていました。

そこで高校では部活は2年までと決め、1年生のうちから空いている時は受験に向けた勉強をするようにしました。

その結果、中学時代から行きたいと思っていた大学にも合格することができました。

この経験から、事前準備と継続して努力することの大切さを学びました。御社で働く際も事前準備を怠らず、自分の目標に向かって常に努力し続けることで、御社の利益に貢献できるよう努めたいと思います。

Point
この例では、始めに「すべり止めの高校に行かなければならなかったことが挫折経験だ」と結論から述べていて、とてもわかりやすい文章構成になっています。

また単に失敗を悔やむだけでなく、原因を分析し課題を乗り越える力があることもアピールできており、好感の持てる回答となっています。


例文
私が挫折を経験したのは、大学1年の時でした。

大学に入ってすぐにバレー部に入ったのですが、体育会系のルールに馴染むことができず、徐々にストレスが溜まって部の中で孤立するようになり、最終的に辞めてしまいました。

バレー自体は好きでしたし、練習も精一杯頑張ろうと思っていたのですが、人間関係をうまく築くことができませんでした。

それから半年ぐらいは学科の友人と少し話すぐらいで、あとは授業を受けてすぐ帰宅する生活でしたが、このままではいけないと思い、友人に紹介してもらったサークルへ入ることを決めました。

部活では人間関係が原因で辞めてしまったので、少し怖い気持ちもありましたが、「人から好かれるためには、まず自分が相手を好きにならなくては」と思い、サークルでは自分から積極的にコミュニケーションをとるようにしました。

その結果、サークルにもたくさんの友人ができ、困った時にも何でも話せる間柄になることができました。

この経験から、人付き合いの秘訣はまず自分が相手を好きになってしまうことだと気づき、初めての環境に飛び込む際も、まず相手の良いところを見つけ、好きになるように努めています。

Point
この例では、始めに人間関係が原因で部活を辞めたことが書かれていますが、その後の克服のストーリーや経験から学んだことのエピソードに納得感があり、最終的にプラスの印象となっています。

このように一見マイナスな印象の挫折経験も、捉え方次第ではプラスに転じることができるため、どのように話を進めるのか、事前によく考えておくと良いですね。

「挫折経験」について質問された時のNG回答例


例文
私はこれまでに挫折した経験はありません。もし、今後何かに挫折しかけたとしても、持ち前のポジティブさと思考の切り替えの早さで乗り越えていきたいと思います。

NGPoint
挫折経験について嘘の経験を述べる必要はありませんが、「挫折経験は無い」と正直に言ってしまうのも問題です。というのも、企業は単に挫折経験を知りたいのではなく、「挫折から学び、成長できる力」があるかどうかを判断しようとしているからです。

もし、本当に挫折として思い当たる経験が無い場合は、「大きく挫折するのではなく、むしろ良い経験になったとポジティブに捉えるようにしていた」というように伝えるとプラスの印象になります。


例文
私が挫折を経験したのは、大学2年次の大学祭でした。

当時、私の所属しているサークルは大学祭へ出店を計画しており、私はその責任者として、お店のコンセプト決めから当日の人員配置まで、大学祭全般を取り仕切る役割を任されていました。

大学祭準備をメインで進める「大祭係」と呼ばれたメンバーは私の他にあと4人おり、最初はみんなやる気に満ちていたため、和気あいあいと進めていました。

しかし、だんだんと別の用事を優先して約束の打ち合わせに来なくなったり、意見が合わず言い合いになったりと、雰囲気が悪くなっていってしまいました。

そしてついにメニュー決めの時、原価率を下げることを優先する派と、見た目の豪華さを優先する派の2つに対立してしまいました。

その後はなんとか折り合いをつけ、無事に大学祭当日を迎えることができたのですが、ここでもまた、忙しさからくるイライラで衝突してしまい、大学祭が終わってからしばらく口をきかない関係が続いていました。

それから2,3ヶ月経過してようやく関係は修復されたのですが、あの時は「責任者なんてやらなければよかった」と後悔してしまうほど、対人関係の難しさに悩んでいました。

NGPoint
この例の悪いポイントは、挫折の内容に文章のほとんどが割かれていて、肝心の「そこからどう立ち直ったのか」「この経験から何を学んだのか」についてが書かれていないところです。

もともと、挫折経験自体はネガティブな印象を抱きやすいエピソードですので、そのまま回答するだけでは好感は得られにくいです。しっかりとどう対策をしたのか等のエピソードを交えて話し、自分の良さをアピールしましょう。


例文
小学校から高校まで、ずっとサッカーを続けてきました。高校生の時、3年生の引退がかかった試合を目前に控えていて、練習は加熱していました。

当時高校2年生でしたが、大好きな先輩たちと一緒に試合に出たいという想いが強く、レギュラー入りを狙っていました。ある日の練習中、先輩と激しくぶつかってしまい、膝に怪我をさせてしまいました。

早くレギュラー入りしたいと焦って、視野が狭くなっていました。結局その先輩は怪我が原因で高校生活最後の試合に出ることができませんでした。

自分のしてしまったことにひどく後悔し、申し訳ない気持ちから試合に出るのが怖くなり、レギュラー入りを自ら辞退しました。

ぶつかってしまった先輩は「自分の不注意でもあるから、お前は気にするな」と言ってくださいましたが、私は自分を許すことができず、練習も休みがちになりました。

心配してくれているチームメイトにも申し訳なくなり、退部も考えつつ顧問の先生に相談に行ったところ、「過去は変えられなくても未来は変えられる。大事なのは、失敗したあとにどう振る舞うかだぞ」と言われました。

この一言でハッと我に返り、「怪我をさせてしまったことをたど悔やんで逃げるのではなく、迷惑をかけてしまったからこそ、自分が頑張らないといけないんじゃないか」と思い直すことができました。

そこからまた練習に励むようになり、ついに県大会で準優勝することができました 。

あの時の先生の一言は今でも忘れずに心に残っています。そして、何かあったとしても、それを悔やんでばかりではなく、すぐに頭を切り替えてどう挽回するかを考えるように努めるようになりました。

NGPoint
この例ではエピソード自体は悪くないのですが、全体的に単調であまり頭に入ってこない文章になっていることが問題です。

挫折経験を語る際は、ただ事実をつらつらと述べるのではなく、全体の構成を意識して「結論→挫折の内容→克服方法→学んだこと」の順に話すようにしましょう。

就活の悩み、プロに相談してみませんか?
SPI_LPheader

就活で悩んでいる20卒に本気でオススメしたいエージェントサービスがcareerticket(キャリアチケット)です。

careerticket(キャリアチケット)を運営するレバレジーズは、キャリアサポートを10年以上行っている実績のある会社です。
そのため、博報堂や損保ジャパン、ハウス食品、オルビスなどの大手優良企業の取り扱いがあるので、いわゆるブラック企業を避けられるエージェントサービスです!

また、careerticket(キャリアチケット)は
大手エージェントのように機械的に企業を紹介するのではなく
適性に応じた会社を3〜5社のみ提案してくれるので、信頼できるエージェントだと言えるでしょう。

careerticket(キャリアチケット)のおすすめポイント5つ

  1. 最短1週間でスピード内定できる
  2. 大手優良企業の紹介実績があるので、ブラック企業を避けられる
  3. 多数の企業人事とつながりがあるため、特別推薦枠がある
  4. 個別の面接対策やES添削も無料でしてくれる
  5. 専任のエージェントがマンツーマンであなたの就活を徹底サポート

careerticket(キャリアチケット)なら
3年後のキャリア形成まで見据えた、後悔のない内定を実現できます!

\ まずは就活のプロ相談してみよう! /

今すぐ相談してみる(無料)

あわせて読みたい!殿堂入り記事ランキング

imasia_9065120_S1
最終選考からスタート!一発内定を狙える

ES,面接をスキップし、最終選考からスタート!最短即日内定の可能性もあります。ぐるなびやエイベックスなどの一流企業が続々参加!【Meetscompany】

imasia_12756285_S2
就活の悩み、プロに相談してみませんか?

【最速内定!】安心して・早く・確かに内定が狙えるサービス『doda新卒エージェント』

imasia_14141661_S-2 3
いまからでも間に合う!大手企業から選考のオファーがもらえる神ツール

就活で思うように結果が出ず、悩んでいませんか?プロフィールを登録しておくだけで、内定する可能性の高い「あなたを求めている」企業から選考のオファーがもらえるツールをご紹介します。

imasia_13676025_S 4
これで万全!面接でよく聞かれる質問ランキングBEST50

面接では「あなたの短所は?」「他にどんな会社を受けていますか?」「自分を動物に例えると何ですか?」など様々な質問が聞かれます。この記事では、よく聞かれる質問をランキング形式で紹介しました。回答例つきなので、すぐに回答のポイントがマスターできるでしょう。

imasia_9331572_S 5
就活生必見!内定レベルの自己PRサンプル例文集

自己PRをどう書けばいいかわからない・・・と悩んでいませんか?そんな就活生のために、アピールしたい長所別に、内定レベルの自己PRサンプル例文集を用意しました。あらゆる長所ごとに例文を用意しているので、必ず参考になる自己PRが見つかります。