自己PRで資格取得経験をアピールするコツ5つ【例文あり】

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自己PRで資格取得経験をアピールしたい学生は多いものです。しかし、TOEIC取得や簿記取得のアピールをする学生は非常にたくさんいるため、書き方に工夫をしないと、多くの学生の中で埋もれてしまいます。

では、どうすれば魅力的な「資格取得経験の自己PR」をつくることができるでしょうか?わかりやすい例文をもとに、大事なポイントを徹底的に解説いたします!


自己PRとは何のため?

自己PRとはいったい何のためにするのでしょう?
面接における自己PRは、企業が応募者の人となりを知るための方法です。

採用担当者は履歴書やエントリーシートなどと合わせ、面接での態度・自己PRなどを総合的に見て、応募者が企業の求めている人材かどうかを判断するのです。

そのため、基本的には職務に必要な資格をアピールする必要があるのですが、職務とは関連がなくても、資格取得に至るまでのプロセスが自己啓発やチャレンジ精神のアピールになる場合は、問題ありません。

自己PRは、自分がどんな人物であるか知ってもらえる貴重なチャンスです。自分の長所をよりアピールできるような資格があればよいですし、それに至るまでのプロセス、問題解決能力、自己研鑽など資格取得経験は自己PRの手助けをする手段となるのです。

会社に自分を売り込む

面接で自分の売り込むためには、説得力のある話し方をする必要があります。その際には必ずPREP法を使うようにしましょう。
PREP法とは「Point・Reason・Example・Point」のことです。

Point:結論(私は○○の資格を取得しました。)
Reason:理由(なぜなら△△だからです。)
Example:具体例・事例(エピソード)
Point:結論(まとめ)

この方法を使うことによって格段に説得力のある話し方ができるようになります。まとめの結論部分で、仕事をするうえで自分がどう役に立てるのかが話せれば、「自分」という商品のセールストークの完成です。

最後に、資格を取得した課程や学んだことをアピールしながら、自己PRができればより効果的です。詳しい自己PR文の作り方については下記の表をご覧ください。

面接時の自己PRでは、話す内容はもちろん大切ですが、話し方をすることも同じぐらい大切なのです。姿勢を正し、大きく明るい声でハキハキと、論理的な話し方をして、より魅力的に見えるような話し方ができるよう練習しておきましょう。

自己PR(資格取得)の例文

まずは、下記の例文を見てみましょう。言葉でコツを説明するよりも、完成形の例文を見た方がイメージがつかみやすいはずです。

自己PRの例文(資格取得)

例文

私は「逆境から立ち上がる力」に自信があります。その力を発揮したのが、野球部退部後、3ヶ月で簿記2級を取得した経験です。

Point 資格取得経験自体をアピールするのではなく、資格取得経験を根拠にして、自分の長所をアピールする

高校時代からピッチャーとして野球に打ち込み、努力の結果、大学では2年にしてレギュラーになることができました。しかし、練習過多がたたり、肩を壊し、選手生命が絶たれてしまいました。

最初は失意のドン底で何もする気が起きませんでした。しかし、「新たな目標を見つければ前向きになれるかもしれない」と考え、以前から興味のあった簿記の学習を始めました。

Point なぜ努力しようと思ったのか?を伝えると、あなたの向上心が採用担当に伝わる

部活で培った努力する力を活かし、1日6時間学習し、3ヶ月で簿記2級を取得することができました。現在は1級に向けて学習中です。

Point どんな風に努力し、成果を出したのか、詳しくプロセスを伝えよう。更に今後の目標も伝えると、あなたの向上心がより伝わる

私は逆境の中にも新たな可能性を見つけ、自身を奮い立たせ、努力をすることができます。貴社でも、この強みを活かし、逆境にも負けずに努力を続け成果をあげていたきたいです。

Point 資格取得の経験から何を学んだのか?その学びを会社でどう活かすのか触れよう。採用担当があなたの活躍する姿をイメージしやすくなる

自己PRの型

この自己PRは以下の型に従って制作されています。この型通りに、自己PRを構成するだけで、誰でもわかりやすい自己PRをつくれるようになります。以下の構成に従って、自己PRを構築しましょう。

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穴埋めで自己PRを完成させよう

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。

言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ「自己PRジェネレーター」を活用しましょう。
自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

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1.要注意!企業は「資格」「語学」にはあまり興味が無い

さて、まず、資格取得経験について自己PRをする時に注意するべきことがあります。それは「資格や語学能力自体には、企業は興味を持っていない」ということです。

リクルートの行った調査「就職白書」によれば、企業が採用にあたり重視する項目1位は「人柄(90%が重視」2位は「熱意(78%が重視)」3位は「今後の可能性(70%が重視)」です。一方で、語学は15%、資格は13%の企業しか重視していません。

これを見ればわかるように「資格の実績」「語学の能力」自体には、企業はあまり関心がないのです。

だから、「簿記1級です!すごいでしょ!」というようなアピールをしても、企業には響かないのです。

企業が重視しているのは「その学生がどんな人なのか?」「どんな可能性を秘めた人なのか?」ということです。では、これらの項目を上手くアピールするには、どうすればいいのでしょうか?

2.実績を語るな!実績を通して自分を語れ

「人柄」「今後の可能性」を上手くアピールするには、「資格自体」を語るのではなく、「資格取得経験を材料にして、自分の人柄を伝える」ように意識することです。「資格を通して人柄を語る」とは、どういうことか?たとえば、

  • A…私はコツコツと地道な努力を積み上げることができます。その例としてTOEICの点数を500点から800点にあげた経験があります。
  • B…私は語学に自信があります。学生時代は、TOEICを500点から800点まで伸ばしました。

Bではなく、Aのように語る、とうことです。資格をとったこと自体ではなく、資格取得の過程を通じて、自分の努力する姿勢、向上心を伝えるのです。

資格は、あなたの実力・努力の客観的な指標になります。だから、資格を題材にアピールをすれば、「サークルで頑張りました!」のようなアピールよりも、説得力のあるアピールができるでしょう。

3.なぜ資格を取得しようと思ったのか?は必ず語ること

例文
しかし、練習過多がたたり、肩を壊し、選手生命が絶たれてしまいました。最初は失意のドン底で何もする気が起きませんでした。しかし、「新たな目標を見つければ前向きになれるかもしれない」と考え、以前から興味のあった簿記の学習を始めました。

さて、大事なのは「資格自体を語るのではなく、資格を通して自分を語る」ことでした。だから、「そもそも、なぜ資格を取ろうとしたのか?」は必ず触れておくべきです。

資格取得の動機を詳しく伝えると、魅力的な自己PRになる

なぜなら、「資格を取ろうとした理由」には、あなたの人柄が現れるからです
たとえば、例文でいえば、「挫折にもめげずに、前向きに努力する人柄」が伝わりますよね。

ただ、「中国語検定を頑張りました!」というよりも「将来は海外で働きたい。グローバルな規模でビジネスを考えると、中国語の習得は必須だと考え、学習をはじめた」の方が、圧倒的に「向上心」「意識の高さ」が伝わりますよね。

このように「なぜ資格を取得しようと思ったのか?」を具体的に伝えるとあなたの向上心や真面目さをアピールできます。必ず「なぜ取得しようと思ったのか?」を伝えるようにしてください。


打ち込んできたエピソード

同じ資格取得をしても、目的が資格取得であるのと、目的のために資格取得をしたのでは印象が全く違います。ならば、どういった動機でどんな目的のためにその資格を取得するに至ったのかのエピソードを語りましょう。

また、その資格取得を通じて、いかに自分が成長できたか、その向上心は他にどんなことで役に立っているのか、どんなことが学べたかを具体的に述べると、仕事でも自己研鑽ができる人材であるとポジティブに評価してもらえ、内定を勝ち取れる可能性が高まります。

4.「努力のコツ」を語ろう

「資格取得のために、具体的にどんな努力をしたのか?」あなたなりの努力のコツ、努力の過程を詳しく語ってください。努力するプロセスを詳しく説明すれば、地道に努力するあなたの人柄が伝わります。

例文
  • A…やるからには結果を出したいと思い、必死に努力した結果、TOEICを300点伸ばすことができました
  • B…教育実習の授業でスケジュールが厳しい中、学習を進めるために、以下の3つを実施しました。1.リスニング教材を持ち歩き、移動中は必ず聞く 2.10分空き時間があったら、問題集を開く 3.「毎日最低1時間」のノルマを課し、こなせなければ罰金として1万円寄付をする

AとBどちらが、その学生が「どんな人なのか?」が伝わってくるでしょうか。間違いなくBですよね。Bからは「コツコツ努力する姿勢」が伝わってきます。

難関資格を取得している学生は、自分なりの「努力のコツ」を持っている人が多いです。その「資格取得のためにやった努力」を詳しく語ると、あなたのコツコツ努力する姿勢が伝わる自己PRになります。


具体的な数字で説得力UP

資格取得に向けて努力をしたのは本人でなければよくわかりません。
説明なしで取得した資格を告げるだけでは、どの程度の努力か伝わりませんが、具体的な数字を入れるとグッと説得力がアップします。

例えば
  • TOEICのスコアを半年で300伸ばした
  • 毎年秘書検定の級を3級、2級と上げていて現在準1級の勉強中
  • 1年間毎日3時間勉強し簿記検定2級に合格した

こういった例を挙げれば「なるほど、頑張ったんだな」と思ってもらえるだけでなく、計画的に仕事をこなす能力がある、向上心がある、責任感がある、などの評価がしてもらえるということを理解しておきましょう。

企業が知りたいことは、どんな資格を取ったかというよりも、どのように目標達成ができるか、向上心があるのか、自己研鑽ができるのか、チャレンジ精神があるか、計画性があるか、など、社会人としての資質があるかどうかを見極めるためだということです。

5.現在、勉強中の資格にも触れておくと説得力アップ

例文
1日6時間学習し、3ヶ月で簿記2級を取得することができました。現在は1級に向けて学習中です。

「現在、勉強中の資格」にも触れておくと、あなたの「向上心」「前向きに努力を続ける姿勢」が伝わります。アピールしたい取得済資格だけではなく、現在取得しようとしている資格も書いておくと、より魅力的なアピールになります。


これからの業務にどう生かすのか

面接時に自己PRの際の資格はやはりなるべく業務と直接関わりのあるものを選びたいところです。
経理を志望しているなら簿記検定、貿易関連の仕事なら貿易事務や通関士など直接業務に関係のある資格はもちろん、将来海外勤務を希望するなら英検やTOEICもしくは渡航希望先の言語などが挙げられます。
そういった資格は、現在たとえ取得に向けて勉強中でも、遠慮せずにその旨を伝えましょう。

その際は、ただ単に資格取得の勉強をした、またはしている、という話に終始せず、仕事に対するモチベーション、目標達成に向けた努力、チャレンジ精神といった資質、また勉強中に問題が起きた際の問題解決能力などをアピールできれば好印象が与えられます。

企業研究を欠かさずなんの業務に生かすのか

希望業界・職種によって重要視される要素は変わってきます。きちんと企業研究をして、自分の希望する職種に合わせた資格を予め知っておき、業務に活かすことができれば説得力があります。

また、ほとんどの企業は採用の際、「選考時に重要視する要素」を説明会やホームページなどで公開しているため、ポイントを絞って対策を練ることも可能です。

大切なのは、資格取得が目的となることなく、資格取得の経験を通じてどんなことが学べたか、その経験がいかに志望職種や業界で活きてくるのかといったアピールをして、説得力のある自己PRができるかどうかということです。
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