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自己PRでボランティア経験をアピールする学生は多いものです。社会のために積極的に行動する姿は好印象。だから、ボランティア経験を積極的にアピールすることは悪いことではありません。
しかし、ボランティア経験を自己PRする学生は非常に多い。何の戦略もなくアピールするだけだと、多くの学生の中に埋もれてしまいます。では、どうすれば印象に残る自己PRができるのでしょうか?
わかりやすい例文をもとに、ボランティア経験を自己PRするときのコツをご紹介します!
自己PRとはなんのため?
就職活動をして行くうえで避けて通れない自己PR。志望先の企業に履歴書では書ききれなかった自分のアピールポイントを補う場所として最適です。
企業は、この自己PRから、応募者がどんな人物であるかを読み取ることができるため、履歴書と同じ情報ではなく、新たな情報を盛り込む必要があります。
そのためには、限られたスペースで簡潔に効率的に述べる必要がありますが、このときに履歴書と全く違う内容を書くとマイナス評価となる可能性があります。
履歴書がどんなことをしてきたかの過去についてなら、自己PRでは、これからどうしていきたいのか未来について、同じポイントに関して違う角度から、自分についてアピールしましょう。
自分を売り込む
同じ商品でも、展示の仕方によって全く違う商品かと思うほど、「見せ方」は大切です。自己PRでは自分の見せ方の方法を知らないと、損をしていまいます。よく見せたいために嘘をついたり、話を盛り過ぎたりするのはよくありませんが、せっかくの長所がわからない状態は避けたいものです。そのためには、かならず結論から述べ、ロジカルな文章で簡潔に書けば説得力のある自己PRとなります。
また、面接での自己PRは、話の内容だけでなく、立ち居振る舞いや話し方も重要なポイントです。挨拶や服装や髪型に気を付け、座り方や話し方にも気を配り、自信を持って面接に挑み、上手に自分を売り込みましょう。
ボランティア経験の自己PR(例文)
まず、言葉で細かいポイントを説明するよりも、例文を先に読んでみましょう。例文を読んだほうが、自己PRのコツが直感的に理解できるはずです。
ボランティア経験の自己PR(例文)
私には「チャレンジ精神」があります。できるかできないかを考える前に、まず行動を起こしますこの力を発揮したのが、NGO団体に20万円の寄付をし、カンボジアに小学校を立てるお手伝いをした経験です。
報道で、カンボジアに小学校を立てるべく積極的に活動している日本のNGO団体のことを知り、貧困解決のために行動する彼らの姿を見て居ても立ってもいられなくなりました。
その日のうちに、そのNGO団体に電話で問い合わせをし、大学に支部をつくってよいか確認。交渉の末、大学に支部をつくり、友人を中心に5名の団体を立ち上げました。支部として本部に貢献したいという想いから、学園祭にチャリティの出店を出店。3日間で20万円の利益を出すことに成功し、全額本部へ寄付をすることができました。
自ら可能性に踏み出すことで、自分でも思ってみなかった事が成し遂げられると知りました。貴社においても「まず行動」をモットーに、営業として活躍したいと考えております。
これを真似ればOK!自己PRの「型」
上記の例文は、以下の型に従って制作されています。この型に従って、自己PRを構成すれば、誰でもわかりやすい自己PRがつくれるようになります。
自己PRが書けない時は、自己PR作成ツールを活用しよう
自己PRの内容が薄いと、志望企業に採用されません。選考を突破するには、自己PRを作り込む必要があります。
そこで活用したいのが、自己PR作成ツールの「自己PRジェネレーター」です。
このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで理想的な流れの自己PRが完成します。
無料でダウンロードできるので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
1.要注意!企業は「ボランティア経験」自体には興味が無い
まず、ボランティア経験を自己PRする時に注意するべきポイントがあります。それは、企業はボランティア経験自体には、あまり興味がないということです。
リクルートの就職活動意識調査「就職白書」によれば、企業が採用にあたり重視する項目1位は「人柄(90%の企業が重視)」2位は「熱意(78%が重視)」3位は「今後の可能性(70%)」です。
一方で、ボランティア経験を重視している企業は、全体の6%。ほとんど重視されていないと言っても過言ではありません。
だから、『ボランティアでこんなに凄い取り組みをしました!」とアピールしても、人事の心には響かないでしょう。では、どんなアピールをすれば良いのでしょうか?それは「ボランティア経験を素材として、自分の人柄・長所を伝える」ことです。具体的にどうすればよいのか?
ボランティアをしたひと=「えらい」、「いい人材」ではない
一口にボランティアといっても、内容や期間は様々です。自己PRでボランティア活動をアピールする際に、大きな違いはありません。ボランティア活動は「誰かの役に立ちたい」という気持ちで自分の時間と労力を使うものなので、社会に貢献できる能力があるということはアピールできることは確かです。
ここでの注意点は、企業の知りたいことは、ボランティア活動を通じてどんなことを学んだのかという志望者の人柄や能力をあって、ボランティアをしたからといって「偉い人物だ」、「いい人材だ」と思ってはもらえないということです。
ボランティア活動はあくまでも企業の求める人材の指標となる材料の一つであって、「ボランティア活動さえしてれば内定がもらえる」といったものではありません。
そのため、自己PRでボランティア活動について述べる時は、もう一歩踏み込んで説明する必要があります。
2.ボランティア経験を素材として、『自分』をアピールしよう
私には「チャレンジ精神」があります。できるかできないかを考える前に、まず行動を起こします。この力を発揮したのが、NGO団体に20万円の寄付をし、カンボジアに小学校を立てるお手伝いをした経験です。
企業が知りたいのは「人柄」です。あなた自身の良さを知りたいと思っている。だから、ボランティア経験自体をアピールするのではなく、ボランティア経験を素材として「自分」を伝えるようにしてください。
たとえば、例文では「チャレンジ精神があり、できるかできないかを考える前に行動する」という人柄を伝える『素材』として、ボランティア経験を使っていますよね。
このように「素材」として、ボランティア経験を使うようにしましょう。駄目な例は、
ボランティア経験自体の自慢にならないように
このように「ボランティア経験の凄さ」自慢になっている自己PR。繰り返すように、経験自体には興味がありません。経験を通じて見えてくる「あなたに」に関心があるのです。ボランティア経験を素材として、自分を伝えましょう。
3.ボランティア経験に取り組んだ動機は必ず説明すること
報道で、カンボジアに小学校を立てるべく積極的に活動している日本のNGO団体のことを知り、貧困解決のために行動する彼らの姿を見て居ても立ってもいられなくなりました。
既に述べたように、企業が知りたいのは「あなたがどんな人か」です。あなたが行動を起こした動機を詳しく話せば、あなたの人柄が伝わるでしょう。
特に、ボランティア経験へ取り組もうとした動機からは「誠実さ」「社会性」などポジティブな人柄が伝わりやすいです。ただ、実績を話すだけではなく「そもそも、なぜ取り組もうとしたのか」も伝えられるようにしておきましょう。
動機やモチベーション、きっかけ等
ボランティア活動について述べる際に忘れてはならないのは、「どういうきっかけでボランティアをしようと思ったのか」という動機についてです。同じボランティアでも、なんとなく活動している人と、信念をもって活動しているはモチベーションが違います。
たとえ、なんとなく始めたにしても、続けるに至るにはなんらかの動機づけがあったはずです。「たいした理由でないから恥ずかしい」と思っても、誰かの役に立ちたい、力になりたい、と思い続けているのなら問題ありません。イヤイヤやらされたのではなく、自主的にボランティア活動に取り組んだ経験を、自分の人柄や能力をアピールする手段として上手に使いましょう。
「なぜボランティアに勤めないの?」へのカウンターも用意しておこう
学生時代にボランティアをやっていたというと、「なぜボランティア団体に勤めないの?」と質問されることがあります。面接官としては、「企業は利益を求める団体であり、必ずしも社会貢献が出来るわけではない」と暗に伝えたいのでしょう。
この質問へのカウンターを用意しておきましょう。たとえば「ボランティアには持続可能性がない。ビジネスとして持続可能な形で社会を支えたい」のような回答をつくっておいてください。
4.結果を出すために何を考え、どう行動したか?
その日のうちに、そのNGO団体に電話で問い合わせをし、大学に支部をつくってよいか確認。交渉の末、大学に支部をつくり、友人を中心に5名の団体を立ち上げました。支部として本部に貢献したいという想いから、学園祭にチャリティの出店を出店。3日間で20万円の利益を出すことに成功し、全額本部へ寄付をすることができました。
活動をしていた組織に貢献するために、あなたがどんな工夫・行動をしたのか?できるだけ具体的に伝えてください。
課題に対してどう立ち向かうのか?を詳しく説明すれば、あなたの仕事への取り組み方が面接官に伝わります。たとえば、例文では、「目的のために、人を巻き込み行動を起こせる」という、この就活生の性格が伝わりますよね。
物事への取り組み方は、その人の人柄を伝える最高の材料になります。具体的な言葉で「ボランティア組織に貢献するために、どんな工夫・努力をしたのか?」を説明しましょう。
具体的な行動内容
自己PRの話の内容がわからないと、興味がなくなり読んでもらえない可能性もあります。企業がいかにボランティア活動の内容自体に興味がないと言っても、応募者を知りたい問う気持ちはあるのですから、どうすれば読んでもらえるのかは考える必要があります。
そのためには、ボランティア活動での具体的なエピソードを語ると効果的です。簡潔に、論理的に、相手に自分の人柄をイメージしてもらいやすい文章にできるよう心がけましょう。
ボランティアをしようと思ったきっかけ、どんな問題が起きたのか、どんなふうに乗り超えたのか、どんなことを学んだのか、どんなふうに仕事に活かせるのかについて具体的に語れると、グッと説得力のある自己PRとなります。
ボランティア活動のエピソードを通じて、履歴書からはわからない志望者の人柄が企業の求める人材と一致するかどうか、いかに成長できたのか、どんなふうに企業で貢献できるのかをわかりやすくアピールしましょう。
5.その経験は仕事にどう活かせるか?に触れよう
自ら可能性に踏み出すことで、自分でも思ってみなかった事が成し遂げられると知りました。貴社においても「まず行動」をモットーに、営業として活躍したいと考えております。
企業は「今後の可能性」に興味があります。つまり、あなたが入社後、会社でどのくらい活躍してくれるかを知りたいということですね。
企業は「あなたが会社の役に立つのか」を最も気にしています。だから、ただ長所をアピールするだけに終わらず、「私の長所はこういう形であなたの会社の役に立ちます」まで自己PRをつなげるべきです。
例文のように、
- 経験を通じて学んだ、あなたなりのノウハウ
- その長所を会社の業務に活かすか?
この2点を押さえて、あなたの長所が会社にどう役立てられるかを説明してください。
企業研究を重ね会社の考えに沿った意見を出す
ボランティア活動について熱を入れて語り過ぎると、では、なぜそういった団体に勤めないのか、と言われてしまうように、企業の方向性と相いれないアピールをしても、内定は勝ち取れません。同じく、ボランティア活動以外の自己PRでも、企業の求めているものと違う場合は無駄な努力となってしまいます。
そういったトラブルは、自己分析と企業研究をすることによって防ぐことができます。どんなに成績が優秀でも、企業の求める人材像とかけ離れていれば、不採用となることもあるため、企業理念、業界の傾向、実務での適性などをしっかり研究し、「自分の能力や長所を活かして、御社でこんなふうに貢献できます!」とアピールしましょう。
自己分析ツールを活用して、あなたの本当の強みを発見しよう
説得力のある自己PRを作るには、自己分析を通じて、「あなた自身の強み」を深く理解する必要があります。ただ、自己分析をやるのも結構大変です。
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