「就活の軸」を的確に伝えるための3つの戦略【例文あり】

就活のES・面接で「就活の軸を教えて下さい」と質問されることがあります。
しかし、「就活の軸」と言われても、聞き慣れない人はいったい何のことなのか、言葉を知っている人でも、何と答えればいいのか分からないという人は多いでしょう。

大丈夫です。賢者の就活ではわかりやすい例文をもとに、「就活の軸」とは何か、この質問された時はどのように答えるべきか、解説します。

以下を読めば、就活の軸について知らなかった人も、質問されたときに上手く自分の就活の軸を答えられるようになるでしょう。

「就活の軸」を質問された時の回答例

まず、細かい解説に入る前に、例文を紹介します。
例文を先に読んだ方が、完成形のイメージがつかみやすくなります。
例文
地銀で「就活の軸」を質問された時の回答例

私の就活の軸は「ファイナンスを通じて企業の経営を支えられる企業」かどうかです。

商学部の授業を受けていく過程で、企業経営への興味を持つようになりました。

企業経営を間近で味わいたいという想いから、大学時代にベンチャー企業にインターンとして参加しました。業務に関わる中で、いかに優れたアイデアがあっても、それを実行するための資金がなければ、絵空事でしかないと実感しました。

ファイナンスを支えることは、企業の力を引き出し、その未来をつくることにもつながると考え、金融、その中でも銀行業界を志望するようになりました。

その中でも、中小企業に寄り添い、経営のパートナーとして細かやな支援を行える地銀を主に志望しています。

【39点以下は危険度MAX】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう

今年はweb面接をおこなう企業も増えていますが、自分の弱点を把握し適切に対策しなければ、どんな形式であれ面接を突破することはできません。

そこで活用したいのが、面接偏差値診断ツールの、「面接力診断」です。
24の質問に答えるだけで、自分の強みと弱みをグラフで見える化できます。

診断であらわになった自分の弱点を効率的に対策し、志望企業の面接を突破しましょう。

就活の軸とは「会社や仕事を選ぶ基準」

就活の軸とは、会社や仕事を選ぶ基準です。
自分が希望する将来のあり方、なりたい像から考えます

自分が望む姿、なりたい姿になるために、どんな企業で、どんな仕事を選ぶのか、企業や仕事を選ぶ判断基準となるものが就活の軸です。
エントリーや選考を受ける企業の選択は、就活の軸を基に判断できます。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。

My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。

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企業が「就活の軸」を質問する理由

そもそも企業はなぜ「就活の軸」を質問するのでしょうか?その理由を考えてみましょう。質問の意図を押さえることで、的確な回答が出来るようになります。

就活生の「仕事への価値観」と企業の仕事がマッチするかを確認したい

就活の軸を聞けば、学生が会社・仕事に求めるものがわかります。就活生の「会社・仕事に求めるもの」が自社の特徴と合致するかどうかを確認しようとしています。

当然ですが、就活の軸と企業でできることや成し遂げられるものがマッチしていないと、選考通過は難しくなります。

企業の考えとズレているとミスマッチが生じ早期退職に繋がりやすい

選考通過が難しくなる理由は、企業の考えと就活の軸がズレているとミスマッチが生じて早期退職されてしまうのではと思われるためです。

自分の希望する姿になるためには、仕事もステップアップして近づいていく必要がありますが、それが企業で実現できないとなると、転職を考えるでしょう。

企業にとっても早期退職は採用コストや労力の無駄になりますし、就活生にとっても貴重な新卒就職が無駄になってしまいます。

ミスマッチによる早期退職は、学生と企業お互いに不利益を被るのです。

そのため企業は双方の不利益となる早期退職を防ぐべく、就活の軸について質問し、企業とミスマッチが生じると判断した際には、選考で見送る可能性があるのです。

就活の軸の作り方

就活の軸とはなにか、なぜ企業は質問するのかについて解説してきました。
ここからは、就活の軸の作り方について紹介します。

就活の軸は、自分ができる「can」と、未来を描く「will」が上手く入れ込まれた内容にします。

自分ができる「can」の部分を書き出す

まずは、いまの自分に何ができるのかを記載します。「できること」で考えにくい人は、得意なことや好きなことも含めて記載してみてください。
就職して即戦力になるような、得意なことである必要はありません。

例えば、
  • 英語が話せる(英語が凄く話せる訳ではないが、学んだり・海外の人と話したりするのは好き)
  • 困っている人に気が付いたら、手を差し伸べられる
  • 緊張の場を和ませるムードメーカーになることができる
  • Excelの関数が人並み以上にできる

こうなっていたい「will」の部分を書き出す

就活の軸の基本の一つは「can」以外の要素も必要です。それが「will」です。「will」の要素が含まれていると、企業側が就活生を比較する際に評価をしやすくなります。

「can」は「自分ができること」が中心の内容したが、「will」には、「自分が社会人になってこれは成し遂げたい」「こういった仕事を実現したい」将来なりたい姿を記載します。

具体的な仕事内容である必要はありません。「家庭との両立しながらもバリバリ働きたいので、30歳までには管理職につきたい」のようなプライベートを含んだ内容でもいいのです。

「can」と「will」の重なる部分

就活の軸を決めるときは、「can」と「will」の両方の要素を入れ込む必要があります。それでは、この2つの要素が上手く含まれる内容にするには、どうすればいいでしょうか。

自分で書き出した「can」と「will」で重なる部分を探します。
willのなりたい自分像と、canの得意なこと好きなこと、できることが重なる部分から、就活の軸を見つけるのです。

なりたい自分だけで志望企業を見つけると、理想ばかりが先行するので、現実的に考えたときに手の届かないものとなり、理想を追いかけることも諦めがちです。
自分の理想と目指すもの、そして現実的に考えたときに自分ができることの内容の2つがバランスよく入れ込まれていると、就活の軸として有効な内容となります。

就活の軸は一度決定したら就活が終わるまで変更してはいけない、ということではありません。就活中に自分が感じたことがあれば、その都度自分の軸を見つめ直し微調整する、ということもときには必要と覚えておきましょう。

「就活の軸」を考える上での注意点

1.消費者目線ではなく「やりたいこと」に基づいた『軸』を伝える

学生の中には「大手であること」「製品が好きだから」など、消費者目線の「軸」を語る人がいます。しかし、みなさんはこれからその企業で従業員として働くわけですから「製品が好きだから」のような安易な「軸」では評価されません。

また「教育制度がしっかりしている」「福利厚生」などの軸も、受け身な印象を与えてしまいます。

受け身な印象を与えないためには、「やりたいこと」に基づいた「軸」を語れば、能動的な姿勢をアピールできます。
「やりたいこと」に基づいた「軸」とは、たとえば、以下のようなものです。
  • 大規模公共システムの開発に携わり、人の暮らしを支えたい
  • 中小企業の経営をファイナンスを通じて支えることが出来る
  • ビジネスを通じて、新興国のインフラを整備し、新興国経済の成長を支えたい
このような「仕事を通じてやりたいこと」を就活の軸としてアピールしましょう。「やりたいこと」をベースにすれば、能動的な姿勢・働く意欲が採用担当につたわります。

企業に寄り添い過ぎる回答は就活の軸ではない

就活生の中には、選考で高い評価を得たいからといって、企業理念や求める人物像を基に自分の就活の軸を考える人がいます。

しかし、企業の考えを基に無理やり決めたような就活の軸は、自分にとって本当の就活の軸とは言えません。

本来就活の軸とは、就活を始める段階で決めておかなければならないものであり、選考が始まってから考えるものではありません。

就活の軸を基に企業を探していけば、自ずと企業の求めるものと自分の求めるものがマッチするはずです。

選考に進んでから就活の軸を考え始めるのではなく、まず就活の軸を決めてから企業研究や選考対策を進めるようにしましょう。

2.どこでも通じる「軸」は避ける

よくあるのが「仕事を通じて社会貢献が出来る」「自己成長ができる」などの「軸」です。

しかし、よく考えてみれば、どんな仕事でも「仕事を通じて自己成長できる」し、「仕事が何らかの社会貢献につながっている」と言えますよね。

このような「どの企業にも当て嵌まるような、大雑把過ぎる軸」は避けましょう。

3.なぜその「就活の軸」なのか?も説明しよう

企業は、「軸」だけでなく、「軸から見えてくる、あなたの仕事への価値観」も知りたいと考えています。その価値観が自社の特徴とマッチするかを把握したいのですね。

単に「軸」だけを回答するのでは足りません。「なぜその軸なのか?」理由を説明すると、あなたの価値観がつたわります。
例文
商学部の授業を受けていく過程で、企業経営への興味を持つようになりました。企業経営を間近で味わいたいという想いから、大学時代にベンチャー企業にインターンとして参加しました。業務に関わる中で、いかに優れたアイデアがあっても、それを実行するための資金がなければ、絵空事でしかないと実感しました。ファイナンスを支えることは、企業の力を引き出し、その未来をつくることにもつながると考え、金融、その中でも銀行業界を志望するようになりました。

Point:
このように、過去の体験をもとに「なぜ企業をファイナンスで支えたいのか?」を説明しています。このように、過去の体験・実感をもとに「なぜその軸か」を説明すると、説得力のある回答がつくれます。

就活の軸を質問されたときの回答例

例文
私は”人の成長を手助けできる仕事”を軸に就活をおこなっています。

元々私は人に何かを教えるのが好きで、大学時代は小学生や中学生に勉強を教える家庭教師のアルバイトをしていました。

生徒の中には勉強が嫌いで嫌々授業を受けている子も多く、始めの頃はなかなか話を聞いてもらえず苦労することがありました。

しかし、少しでも楽しく学んでもらうために色々と工夫をしたり、少しずつ教えたことができるようになったりするのを見守るうちに、人の成長を手助けできる仕事にやりがいを感じ、教育関係の仕事を志望しました。

貴社を志望したのは、「単に成績アップや勉強の仕方を教えるだけではなく、社会で必要なさまざまなスキルを身につける手助けをするのも教える側の役割」という企業理念に共感したからです。

Point:
なぜ人の成長を手助けする仕事を就活の軸にしたのかを、自分の過去の経験を基に説明しています。
就活の軸を質問されたときは、例文のように具体的なエピソードを交えることで、説得力のある回答にできます。

人に相談することでざっくりとした就活の軸が具体的になる場合も

自分で就活の軸を考えるのが難しいという人は、エージェントの利用がおすすめです。

例えば、エージェントの一つであるキャリアパーク就職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーに手伝ってもらいながら自己分析ができます。

プロからの客観的な意見をもらい、自分の特徴を正しく理解することで、それまで曖昧だった就活の軸が明確になり、自分に合った企業が見つかりやすくなるでしょう。

自己分析をする上で、自分では思い込みから見えてこない部分もあるため、経験豊富なキャリアアドバイザーに手伝ってもらうというのは、有効な手段です。

相談は無料でできるため、就活に行き詰まっている人は利用を考えてみてはいかがでしょうか。

就活の軸は企業を選択するうえで必要であり明確な回答が内定を近づける

就活の軸は、自分のなりたい姿と自分の好きなこと・得意なことから考える企業を選択する基準です。

就活の軸があることで、エントリーする企業が選びやすくなります。
また、企業が選びやすいだけでなく、なりたい姿までに必要なプロセスがわかるので、選考で明確に答えることができれば、働くモチベーションがあり、目標があり、やりたいことが明確なので、根拠ある志望動機にもなります。

就活の軸は、選考で質問されるから準備するのではなく、自分の就活のために決めておくことをおすすめします。

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