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しかし、この質問に上手く答えられている学生は、意外と少ないです。ほぼ必ず聞かれる「学生時代に打ち込んだこと」への答え方を、わかりやすい例文つきで、徹底的に解説いたします!
以下を読めば、誰でも内定レベルの「学生時代に打ち込んだこと」がつくれるようになります。
これを使えば内定レベル!「学生時代に打ち込んだこと」の型
「学生時代に打ち込んだこと」なんて、どう伝えればいいかわからない…と悩む人も多いでしょう。でも、大丈夫です。以下の型を押さえるだけで、わかりやすい「学生時代に打ち込んだこと」がつくれるようになります。「学生時代に打ち込んだこと」の型
「学生時代に打ち込んだこと」を人事にわかりやすく伝えるには、以下のポイントを押さえましょう。大事なポイントを図解しました。
選ばないほうがいい例
学生時代に打ち込んだこととして、選ばない方が良いエピソードには、例えば「人を蹴落とすものなど、ネガティブなもの」があります。いくら、活動を頑張った動機や、工夫したことをアピールしても、最終的に倫理的にNGであれば企業側の評価はマイナスとなってしまい、自身の選考結果に大きなマイナス影響を与えてしまうでしょう。
また、「期間が短く単発なもの」も、出来るだけ選ばない方が良いエピソードの一つになります。
例えば、いくら自身の記憶に残ったからといって、3日間の旅行やボランティアでの体験を話していると、面接官が「それは分かったから、後の学生生活は何をしていたの?」という疑問を抱いてしまうでしょう。
出来るだけ長期間にわたるもので、かつ胸を張って「頑張った」と言えるようなエピソードを選んで、面接の際にアピールをしてみてください。
関連する資格等があれば忘れずアピール
自身の学生時代に打ち込んだことを話す際に、その過程で取得した資格や何かの記録があれば、忘れずにアピールしておきましょう。もちろん資格自体が話の中心ではありませんが、頑張ったことと紐づけて資格の存在をアピールすることで、資格の説得力がより増して、より強いアピールとなるのです。
例えば、頑張ったこととして海外留学やインターンをあげた場合にはTOEICやTOEFLの点数をアピールしたり、インターンなどでプログラミングを勉強した場合にはIT関連資格をアピールしたりすると良いでしょう。
資格を話の途中に挟んでいくことで「学生時代に最も打ち込んだこと」により説得性をつけて、面接官の評価を高めていけると良いですね。
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「学生時代に打ち込んだこと」の例文
まず、例文を見てましょう。例文を見れば、内定レベルの「学生時代に打ち込んだこと」の書き方が直感的にイメージできるはずです。1.なぜ「学生時代に打ち込んだこと」が質問されるのか?
まず、そもそもなぜ企業は「学生時代に打ち込んだこと」を質問するのか?その意図を考えてみましょう。「学生時代に打ち込んだことを通して、人柄を知りたい」
なぜ「学生時代に打ち込んだこと」を聞くのか?それは、「学生時代に打ち込んだことを通して、学生の人柄や今後の可能性を知りたい」からです。リクルートの調査「就職白書」によれば、企業が採用で重視する項目1位は「人柄(90%の企業が重視)」2位「企業への熱意(78%が重視)」3位は「今後の可能性(70%が重視)」となっています。
その人が真剣に打ち込んできた活動には、その就活生の「人柄」や「今後の可能性」が表れます。だから、どの企業も「学生時代に打ち込んだこと」を面接・ESで質問するのですね。
学生時代の活動自体は重視されていない
ちなみに、同調査によれば、アルバイト経験を採用で重視する企業は、全体の23%、所属クラブ・サークルは11%、ボランティア6%、ゼミ4%しかありませんでしたとなっています。つまり、「学生時代の活動自体」には、企業は興味がないのですね。だから、「学生時代にこんな凄いことをしました!」と活動の実績をアピールしても、あまり評価はされないのです。
学生時代の活動を通じて「人柄」を伝える
だから、「活動内容」自体をアピールするのではなく「活動内容を通して、自分の人柄や可能性」を伝えるようにアピールしなければなりません。では、どうすれば「人柄」や「可能性」の伝わるアピールになるのか?具体的に方法を解説してきます。話し方や自信を持って伝えているかも重要視されている
学生時代に打ち込んだことについて回答していく中で、面接官は「自分の経験について自信をもって話せているか」や「相手に伝わりやすい論理的な話し方をしているか」という部分も同時に見ています。もちろん話している内容自体も大切なのですが、内容を伝える際の話す態度や話す順番、話の構成なども同時に大切となってくるのです。
好評価となる例としてあげられる話し方は、「経験したことについて、感情を持って話すこと」や「質問の答えを結論ファーストで話して、そのあとに理由を補足する話し方」などです。
当時の感情を思い出して相手に伝わるようにジェスチャーを交えたり、より伝わりやすいような論理構成を考えたりして、自身の打ち込んだことをより魅力的に伝えていきましょう。
2.まず概要を伝える
まず、「学生時代に打ち込んだことは何ですか?」と聞かれているわけですから、「学生時代に打ち込んだのは、〜です」と結論から回答しましょう。質問されたら結果から伝えることを忘れない
面接官の質問に対して、理由や経緯から順番に話して最後に答えを言っている就活生の方も多いかもしれませんが、これは相手に伝わりにくい喋り方であり、就活の面接でやってしまうことは望ましくありません。面接官からすると、「経緯はいいから早く質問に答えてほしい。」という気持ちになってしまい、結果的にだらだらとした喋り方に聞こえてしまうからです。
したがって面接官から質問をされた際には、まず質問に対して一問一答のような形を意識して簡潔に答える事を心がけて、そのあとに理由や動機・根拠などを伝えるようにできると良いでしょう。
学生時代打ち込んだことについても同様に、まず結果から伝えて、その後に経緯や過程を話せると良い喋り方と言えますね。
3.「なぜ頑張ったのか」動機を伝えよう
意外と就活生が書いていないのが「なぜ頑張ったのか?」「なぜ始めようと思ったのか?」という動機の部分です。企業は「学生がどんな人なのか?」を知りたいと考えています。自分がどんな人間なのか?を伝えるには、「どんな想い・動機で行動してきたか?」を伝えるべきです。たとえば、なぜ打ち込んだのか?動機を必ず伝えるようにしましょう。
4.取り組んだ課題・問題を伝える
その活動の中で、主にどんな目標・課題に取り組んだのか?わかりやすく説明してください。長く取り組んだ活動なら「その中でも特に熱心に取り組んだ課題・目標」を選んでください。たとえば、例文では5.どんな対処をしたのか?具体的に伝えよう
課題・目標を達成するために、具体的にどんな努力・行動をしたのか?詳しく説明してください。企業は「学生時代に打ち込んだこと」から、「あなたが仕事にどのように取り組むのか?」も見ようとしています。「どんな風に頑張るか?」には、あなたの仕事への姿勢が現れるからです。
だから、自分の仕事への姿勢を伝えるためにも、「課題を解決するために、何をしたのか?」はできるだけ具体的に説明する必要があります。例文では、
6.結果、どうなったか?
数字ベースの成果がなければ、「参加していたメンバーから『最高の合宿だった』と言ってもらえた」など、「他人の台詞」を使って、成果を伝える方法もあります。
数字をあげる場合は盛りすぎないようにすること
就活の面接では、より自分をアピールするためにどうしてもインパクトが欲しくなってしまい、結果となる数字を少し盛ってしまいたくなる気持ちもあるかもしれません。しかし、そのようなことをすることは基本的にNGであり、率直に実際の結果を言った方が得策と言えるでしょう。
なぜなら、面接官はこれまで幾人もの就活生を見極めてきたプロであり、結果について嘘をついていると、その後のやりとりなどですぐに分かってしまうからです。
数字を盛ることはかえって逆効果であるということを胸に刻み、もし「少し物足りないな。」と感じるようでしたら、「もっとこうすればよかった。」という振り返りを考えた上で、面接官に最終的な結果を伝えられると良いですね。
7.その経験から何を学んだのか?
企業は、就活生の「今後の可能性」を採用において重視しています。「今後の可能性」をアピールするには、「経験」だけをアピールするのではなく「経験から何を学んだのか?」も伝えましょう。「経験から学び、成長するあなた」をアピールできます。例文では、企業研究をして役立てそうなポイントを関連付けて述べる
経験から学んだことの部分でより企業にアピールするためには、事前に企業研究をして「企業が欲しがっている人材」や「企業ごとの特徴」を理解することが必要になってきます。自分が経験の中で学んだことと企業側のニーズやポイントを関連付けて述べることで、「学生時代に経験した出来事が、御社で役に立つ。」ということをアピールするのです。
例えば、ベンチャー企業などの面接において、相手側が「チャレンジを好む人材・挑戦的な人材」を求めている場合、学生時代打ち込んだ経験を通して、「挑戦することの意義」や「行動することの大切さ」などを学べたと言えば、自分が向こう側のニーズとマッチした人材であることをアピールできるでしょう。

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