面接で長所を効果的にアピールする5つの戦略【例文あり】

就活の面接で「あなたの長所は何ですか?」と質問されることがあります。

これは、絶好のあなたのセールスポイントを売り込める質問です。

しかし、せっかくのアピールタイムにも、何を言っていいかわからず、固まってしまう人もいるでしょう。

そこで、わかりやすい例文をもとに、面接で長所について質問された時の答え方を徹底的に解説いたします!

面接で長所をアピールする際の回答例文

例文
私の長所は、向上心です。自らに高い目標を課し、目標に向けて行動していくことができます。

将来は海外で働きたいという想いがあり、大学入学時に「就職までにTOEIC860点以上をとる」という目標を掲げました。その目標を達成するため、3つのことを実施しました。

まず、塾講師のアルバイトを週5日こなして費用を賄い、自費でイギリスへの3ヶ月の短期留学に挑戦し、留学中は「日本人同士でも英語を話す」ルールを自らに課し、語学学習に勤しみました。

また、スカイプ英会話を活用して、日本においてもネイティブとの会話練習を積みました。

この努力の結果、大学3年の春には、TOEIC910点を取得することができました。

現在は、英語に加えて中国語検定の学習を進めています。貴社においても、この向上心を忘れずに、研鑽を積み、プロとして結果を出したいです。

Point
例文の良いポイントは、まず結論を述べている点です。

最初に、長所は「向上心」と相手に伝えることで、長所が何なのか明確にすることができます。
長々とした説明では、何を伝えたいのかわかりづらいため、最初に結論を述べるよう意識しましょう。

また、目的を達成するために、どのような工夫をしたかについて述べることで、向上心が自分の長所だという根拠を明確にしています。

自分の長所を答える際は、根拠となるエピソードも合わせて答えると、相手も納得しやすいため効果的です。

【質問の意図】面接で「長所」について質問される理由とは?

まず、そもそもの質問意図を考えてみましょう。なぜ、企業の人事は「あなたの長所は何ですか?」と質問するのでしょうか?質問の意図を理解することで、的確な回答ができるようになります。

企業で活躍できる人材かどうかを確かめたい

「その就活生が企業で活躍できる人材かどうか」を確かめたいという意図があります。

企業には、企業ごとに「求めている人材像」があります。あなたの長所を聞き、あなたの持つ長所が、その「求めている人材像」に合致するかどうかを確かめようとしています。

では、どうすれば面接で長所を質問された時に上手く答えられるのでしょうか?詳しく解説していきます。

企業の雰囲気になじめる人材か見るため

長所を聞くことで、就活生の性格がある程度推測でき、企業の雰囲気になじめそうな人材か確かめられます。

企業が重視するのは、いかに素晴らしい長所を持っているかということよりも、就活生がどのような性格で、どのような考えや価値観を持っているかです。

そのため、「自分には、誇れるような長所がない…」と悲観する必要はありません。

アピールする長所が他の就活生と被ることはあっても、エピソードが被ることはないため、自分が思う長所と、長所を裏づけるような具体的なエピソードを自信を持って話すことができれば、高い評価を得られるでしょう。

自己分析ツールを活用して、あなたの長所を発見しよう

面接で長所を上手くアピールするには、自己分析を通じて、「あなた自身の強み」を正しく理解する必要があります。

そんな時は、自己分析ツール「My analytics」の活用をおすすめします。

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1.会社の求めている人材を理解しよう

会社ごとに求めている人材は違う

会社ごとに求めている人材は違います。会社の求める人材を理解せずに、アピールをしても、大きな評価には繋がりません。

会社ごとに「活躍するために必要な能力」は違います。たとえば、コンサルティング会社の仕事なら、「論理的思考力」「プレゼンテーション力」「コミュニケーション能力」などが必要でしょうし、様々なステークホルダーをまとめてプロジェクトを動かす総合商社の仕事なら「リーダーシップ」「交渉力」「ストレス耐性」が必要でしょう。

会社の求めている能力・長所を理解しないままアピールをしても、的外れのアピールをしてしまう可能性があります。

求める人材を採用サイトや企業HPから確認する

自分の長所を考えるには、会社の求める人材を理解し、そこから逆算して考えていく方法もあります。

就活生の人柄を見るために質問する長所も、人柄において迷った場合、会社の求めている人材に添うほうがポイントは高くなります。
また、自分で何を長所にするか迷った場合も、判断がしやすくなります。

自分の長所をうまくアピールするためにも、ただ漠然と考えるのではなく、会社にとって魅力的な長所とは何か理解した上で考えましょう。

会社が求める人材は、採用サイトや企業HPから確認できます。

例えば、「情熱」を求める人物像として掲げている企業であれば、チャレンジ精神や行動力といった長所が大きなアピールになるでしょう。

「チームワーク」を求める場合は、コミュニケーション能力やメンバーを引っ張っていく力などがアピールできます。

2.結論から長所を伝えよう

会社が求めている能力を理解し、アピールする長所を決めたら、次はメッセージをつくっていきます。

長所についての質問に限らず、面接におけるほとんどの質問に言えることですが、質問にはまず結論から伝えることが重要です。

結論から伝えることで、どのような話に発展していくのか面接官がイメージしやすくなり、アピールしたいことを理解してもらいやすくなります。

逆に、最初に結論を話さずにダラダラと説明してしまうと、面接官は質問の答えを探すことに集中してしまい、話の内容が伝わりにくくなります。

そのため、面接で質問をされたら、まずは結論から話すことが重要です。

基本は結論先行!

まずは、結論先行で「私の長所は〜です」「私の強みは〜です」「〜に自信があります」とあなたの強みを伝えましょう。結論からメッセージを始めることで、話の要点がすぐに相手に伝わります。

結論は、「私の長所は〜です」「私の強みは〜です」「私は〜に自信があります」のように、端的に述べるのが効果的です。

「あなたの長所は何ですか?」という質問に対し、いきなりダラダラと説明をし始めては、話を聞いていないと思われてしまいます。具体的なエピソードや、長所をどのように活かせるかという話は、結論を述べた後に話すようにしましょう。

例えば、「私の長所は協調力です」「私の強みは行動力です」のように、結論を最初に述べると、これから長所に関連するエピソードを話すのだな、と面接官に理解してもらうことができます。

結論から述べることで、自分もエピソードを話しやすくなりますし、何をアピールしたいのか明確な話になります。

抽象的な言葉で終わらせず、あなたの良さを売り込む具体的な言葉を使う

よく就活生のアピールに「私の長所は協調性です」「私の長所はリーダーシップです」というアピールがあります。しかし「リーダーシップ」にも色々ありますよね。たとえば、周りの意見を引き出すのが上手いリーダーなのか、自分が行動して皆を引っ張るリーダーなのか……

「リーダーシップがある」「協調性がある」だけでは、あなたの長所がいまいち相手に伝わりません。

抽象的な言葉だけで終わらせず、具体的な言葉で「自分の長所はどんなものなのか?」を説明してください。たとえば、例文では、
私の長所は、向上心です。自らに高い目標を課し、目標に向けて行動していくことができます。
このように具体的な言葉で、自分の長所を説明しています。これなら、この人がどんな長所の持ち主なのかがすぐに伝わりますよね。自分の言葉で、「どんな長所を持っているか?」を詳しく説明しましょう。

3.長所を発揮したエピソードとセットで伝える

長所をアピールする時は「長所を発揮したエピソード」とセットで伝えるようにしてください。

エピソードとセットで伝えること

エピソードと一緒に伝えなければ、あなたの長所の信憑性はありません。

たとえば「リーダーシップに自信があります!」とだけ言われても、「なるほど!リーダーシップがあるのか!」とは納得しませんよね。

信用してもらうためには「その長所を発揮した具体的なエピソード」が必要です。長所を発揮したエピソードを証拠として伝えれば、あなたの長所が面接官に伝わります。

失敗しない!エピソードの構成法

とはいっても、「どうやってエピソードを伝えればいいか?」わからないと思います。以下の構成に従えば、相手にあなたの魅力が伝わるエピソードがつくれます。
  • 1.どんな課題・目標にチャレンジしたのか?
  • 2.目標・課題を達成するために、どんな努力・工夫をしたのか?
  • 3.行動の結果、どんな成果が出たのか?
  • 4.その経験を通じて、何を学んだのか?
この構成を押さえれば、あなたの良さを上手く伝えられるでしょう。例文もこの構造に従って制作されています。

4.長所を会社でどのように活かすか伝えよう

「会社で使えるか?」が大事

最後に「その長所が会社でどんな風に活かせるか?」に触れましょう。当たり前ですが、会社が一番気にしているのは「その就活生が入社後、活躍できるかどうか」です。

「入社後活躍できる」というイメージを与えるために、「自分の長所はこんな風に会社の仕事に活かせる」と伝えてください。あなたの活躍する姿を面接官がイメージしやすくなり、プラスの評価につながります。

「会社でどう活かすか?」という視点を伝えよう

貴社においても、この向上心を忘れずに、研鑽を積み、お客様に信頼されるプロとして成長していきたいです。
この例文のように「自分の強みを活かして〜という風に働きたい」というビジョンを伝えてください。入社後あなたが活躍する姿を、相手がイメージしやすくなり、 良い結果につながります。

企業の「求める人材像」を意識しすぎない

たとえば、総合商社志望の学生で、総合商社は人を巻き込んで、動かす力を重視しているため、「サークルの会費を回収した」という経験で「私にはリーダーシップがあります!人を巻き込んで、動かすことができます」とアピールしている学生を見たことがあります。

この経験からは、「責任感」などはアピールできるかもしれませんが、「リーダーシップがある、人を巻き込む力がある」とまではいえませんよね。

このアピールを聞いても「リーダーシップがあるとは言えないのでは?」と思われてしまい、面接官からの評価は期待できません。あくまで「エピソードから引き出せる長所」をアピールするべきです。
上記では、企業の求める人物像から長所を決めると伝えましたが、まったくないものを作り出しては、相違が産まれるので気をつけましょう。

自分の本当の長所を伝えること

面接で伝える長所は、再現性のある「あなたの本当の長所」にしましょう。つまり、自分の人生において、何度も発揮されている長所を伝えるのです。

たとえば、「真面目にコツコツ努力する」のが長所の人は、人生において何度も「真面目にコツコツ努力する」強みを発揮した経験があるはずです。

「何度も発揮されている長所」は、あなたの人格に根付いたものであり、付け焼き刃のアピールをするよりも、ずっと相手の心に刺さります。

「人生において、何度もその強みを発揮している」本当の長所を伝えましょう。

長所ごとのアピール例文

会社の求めている長所を理解する具体的なエピソードを含める長所を会社でどう活かすか、という点を意識しながら回答を考えましょう。

回答の際は、まず結論を伝え、次に具体的なエピソード、将来のビジョンという構成で考えると、面接官に伝わりやすくなります。

いきなりエピソードを長々と話してしまうと話の要点が掴みにくく、結局何を伝えたいのかわかりづらくなってしまうため、最初に結論を伝え、面接官に話の内容をイメージしてもらいやすくしましょう。

自分の長所がわからない人は、家族や友達などから客観的な意見をもらうのも効果的な方法です。

行動力

例文
私の長所は行動力です。

西日本豪雨発生後、「自分でも何かできることはないか」と考え、友達と協力して大学内でボランティア参加者を募り、災害地で土砂のかき出しや家財運びなどのボランティア活動を行いました。

混乱する災害地では、周りの状況を見て、自分で今何が必要なのか何をすべきなのかを考えながら行動する必要があるため、自分で考え行動する能動的な姿勢が身につきました。

災害から1年以上経った現在でも、まだボランティアの力が必要な地区も多いため、私は今も月に1・2回程度災害地に足を運び、引き続きボランティア活動を行っています。

ボランティアの経験で培った行動力を活かし、貴社においても活躍していきたいです。

Point
ボランティア活動の経験は面接で話すことが多いと思いますが、中にはボランティア活動をしていないにもかかわらず、していたと嘘をつく学生がいるため、面接官に疑われないためにもエピソードを具体的に話す必要があります。

ボランティア活動を行った場所や活動内容、考えて取った行動などを詳細に話せば、イメー参加の取組みがわかり、大きなアピールにつながるでしょう。

リーダーシップ

例文
私の長所はリーダーシップです。

私は大学時代にサッカーのサークルに所属していましたが、厳しい練習をしてさらに上手くなりたいという人たちと、楽しくサッカーがしたいという人たちの間で、たびたび衝突が起こっていました。

そこで、私はどちらかの立場を支持するのではなく、高みを目指す人たちと楽しくやりたい人たちが共存できるよう仲裁に入りました。

高みを目指す人たちに対しては、他の人に厳しい練習を強制するのではなく、まずは自分たちから厳しい練習メニューをこなし、その真剣さが、他のメンバーを巻き込ませる戦略を提言し、楽しくやりたい人たちに対しては、練習中には周りにも目を向けるように伝え、高みを目指すメンバーの想いを時間をかけて伝えました。

その結果、徐々にお互いの考えを尊重し合えるようになり、どちらかがサークルを去るような事態には至りませんでした。

サークルで培ったリーダーシップを活かし、貴社においても活躍していきたいです。

Point
リーダーは、ときには全員を救えない決断をすることもあります。しかし、チームを考える場合、全員が納得がいき、なおかつ勢いも止まらない方法をとることがベストとされます。

上記の例文では、分裂するチームをリーダーから指示するのではなく、自分たちの行動から変えるようにメンバーを動かしているように見えます。

権力で指示するのではなく、メンバーが取るべき行動を考えさせるという、これもひとつのリーダーシップの形といえるでしょう。

継続力

例文
私の長所は継続力です。

私は英語が大の苦手で、大学の入学当初はテストの点も低かったです。

ですが、英語を話せることに強い憧れがあり、将来は国際的な仕事に携わりたいと考えていたので、大学在学中になんとか苦手を克服し、ある程度の英語力を身につけることを決意しました。

具体的には、英語に慣れるために、毎日の移動時間中にリスニングの訓練をしたり、SNSを利用して外国人と英語で交流したりしました。

始めたばかりの頃は、英語の文章を作るのに時間がかかっていましたが、長く続けるうちに単語が頭に思い浮かびやすくなり、文章を作るスピードが格段に速くなりました。

会話はまだ日常会話程度しかできませんが、これからも継続して英語力を鍛え、スラスラと話せるようになりたいと思っています。

貴社においても、何事にも粘り強く継続していくことを心がけ、貢献していきたいと思います。

Point
長所を伝える際に大切なのは、結果よりも過程です。

例文の場合、まだ完璧に英語を話せるようになったわけではないものの、大の苦手だった英語が少し話せるようになったというエピソードから、根気強く続けてきたことがわかります。

エピソードが具体的であればあるほど、回答は説得力のあるものになるので、取った資格やTOEICのスコアがあれば、具体的な数字や方法などを織り交ぜながら話しましょう。

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