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明日明後日3社最終面接です…
本命もありますコロナに振り回されながら3月2日から続けてきた就活、終わらせてきます。
面接自体久しぶりすぎて不安しかないけどマスク越しの全力笑顔で頑張ります
(不安で押しつぶされそうなので良ければ励ましのお言葉ください…?) pic.twitter.com/0nNmm00AkX
— 桜.Nagasaki✿ (@fullbloom_skpic) July 20, 2020
面接がおこなわれる時期になると、面接への不安をツイートする就活生が見られます。
口コミをにもあるように、就活に不安を感じている人はあなただけではありません。
賢者の就活では、面接が不安になる理由や、不安を解消する方法について解説します。
面接を控える就活生はぜひ参考にしてください。
面接が不安になる原因
そもそもなぜ、面接に対して不安を感じてしまうのでしょうか。不安の原因を把握できれば、その原因に沿って必要な対応を講じることで、事前に少しでも不安を解消し、より安心して本番に臨むことができます。
まずは面接が不安になる原因を6つのポイントで解説します。
準備や練習が不足しているように感じる
面接に向けた準備や質疑応答の練習が不十分であると感じると、本番前に不安に陥ることがあります。
面接では志望動機や自分の強みなど、多岐にわたる事柄がたずねられます。そのため、企業研究や自己分析などをしたうえで、想定される質問ごとに回答を準備し、質疑応答の練習をするなど、事前にさまざまな準備が必要です。
しかし、「自己PRがうまくまとめられていなかった」「志望動機の準備が間に合わなかった」など準備が不足していると感じる場合、回答できるかどうか不安になるものです。それが面接全体への不安を引き起こします。
これまで面接に参加した経験があまりない
最初から面接に不安を感じずに、完璧に臨むことができる就活生はまずいないでしょう。誰でも、失敗をしつつも少しずつ経験を積むことによって、徐々に上達して面接のスキルを身につけていくものです。
面接の経験が無い人は、どんな質問をされるかわからない、練習はしてきたけれど自分の回答で正解なのか分からないという考えから不安になりやすいです。
初めてのことを不安に思うように、面接経験が少ないとどうしても不安になってしまうものです。
社会人に会うのが緊張する
学生生活では、家族や大学の職員、アルバイト先のスタッフなどを除き、社会人と接触する機会はあまりありません。そのため、面接で社会人である面接官と会うことに緊張を覚える場合があります。
これまで学生として過ごしてきたため、「自分の口調や態度が、社会人である面接官の目にはどう映るか」「 マナー違反と受け取られるようなことをしでかさないか」など、本番を前にしていろいろな事柄が気になってしまう人もいるでしょう。
初めてのweb面接で勝手がわからない
web面接は、対面式の面接とは勝手が違うため、web形式の場合に不安を抱える就活生もいるでしょう。
たとえ、質問に対する回答は完璧に準備していても、ログインするタイミングやタイムラグが生じたときの対応、目線のやり場など、web面接の経験がない人は、web面接ならではのアクシデントを想定すると不安になるでしょう。
周りが凄い人に見えて自信がない
「この人は海外留学をしていて英語が得意」「あの人は長期インターンシップを経験している」「この人は頻繁にOB訪問をしていた」など、就活では周りの学生のすごいエピソードをよく耳にするものです。どうしても周りの就活生の取り組みやスキルが気になってしまうのではないでしょうか。
周りの就活生のほうが自分よりも多くの経験をしている、高いスキルを持っているなどとつい比較して、自分よりも凄い人材と感じてしまうと、自信を喪失して不安に陥ってしまうのはごく自然なことです。
落ちてしまう可能性を考えてしまう
「うまく答えられなくて不採用になったらどうしよう」「前回の面接もだめだったから、今回もうまく行かないと思う」などとネガティブな思考に囚われると、自ずと不安が募るものです。
特に普段から心配性の人や否定的な思考に囚われやすい人は、先走って落ちてしまうことを考えてしまいがちです。もともとはポジティブ思考な人でも、不安感が募って過去に面接本番で失敗した経験があると、「次も失敗するかも」と負のスパイラルに陥る恐れがあります。
面接が不安な人は、面接力診断をやってみよう
面接では、身だしなみ、自己PR、志望動機…様々なチェックポイントがあります。どこかに大きな抜けがあると、内定を取るのが一気に大変になります。
思わぬ失敗を防ぐため、志望企業の本番の前に一度、「面接力診断」やっておきましょう。
面接力診断なら、24の簡単な質問に答えていくだけで、あなたの面接力のチェックができます。自己分析、企業理解…主要な分野におけるあなたの実力がレーダーチャートでわかります。
面接力診断で自分の足りないスキルを把握し、対策をしておくことで、万全の状態で本番に臨みましょう。
これは絶対やっておけばOK! 面接への対策
ここまで、面接を前にして不安が募る原因をご紹介しました。不安を抱えたままでは、せっかくの本番で思うように実力を出せない恐れがあります。
そこで、「最低限ではあるが、面接といえばこれらに尽きる」という対策を3つ紹介します。いずれの対策も、本番前に少しでも不安を軽減するうえで役立つものばかりです。「案ずるより産むが易し」、ぜひ試してみてください。
頻出質問の回答をできるだけ準備する
頻出質問をうまく回答できるよう準備しておくのはとても重要です。よく聞かれる質問を中心に準備すれば、面接で聞かれる内容はある程度カバーでき、「答えられない」という事態をなるべく減らすことができます。不安の軽減につながるでしょう。
面接では、1つの質問でうまく答えられないと、失敗したという気持ちが尾を引いて残りの質疑応答がうまくいかなくなる可能性があります。
特にまだ面接の場数を踏んでおらず不安が高まると、本番で緊張して本来回答できる質問でも頭からすっぽり抜ける、なども起こり得ます。
頻出質問の回答はできるだけ準備しておくようにしましょう。
提出書類の回答内容を見直しておく
面接では、基本的に提出書類の内容をもとに面接官が質問をしていきます。記載された情報に嘘がないか一貫性を確認するため、またより詳しく就活生のことを把握したいなどの理由です。
その際、自分で記載した情報とは異なる回答をしてしまうと、内容に偽りがあるという疑念を持たれてしまいます。
そのため、自分が書いた提出書類の回答内容は、事前によく目を通して記憶しておくことがとても重要です。正しく把握してずれのない回答が作成できれば、面接官も特別不審に思うことはありません。不安を覚えることもありませんよ。
身だしなみを整える
面接に限らず、人は第一印象、つまり初めて相手を見た瞬間の視覚的なイメージで相手の人物像を判断する傾向があります。そのため、面接当日に向けて身だしなみをきちんと整えておくことが大切です。
清潔感を感じさせる髪型にする、就活の場に相応しいメイクを決めておく、当日着る予定のスーツやシャツ・ブラウスにシワや汚れがないかを確認する、靴・カバンを揃えておくなど、準備は抜かりなくおこないましょう。
身だしなみが万全なら第一印象でマイナス評価になることも少なくなります。不安な気持ちは軽減しておきましょう。
面接の捉え方を変えて不安を解消しよう
もしかしたら、面接を過度に意識し過ぎていることが、不安の大きな要因になっているかもしれません。要は気持ちの持ち方一つです。面接の捉え方を変えることで気持ちの持ちようが変わり、肩の荷が下りることもあります。
そこで、不安解消に役立つ5つの「面接の捉え方」を解説します。本番に向けてぜひ実践してみてください。
「完璧ではなくてもいい」と考える
面接を前に、ついつい「本番で失敗するのではないか」と不安が募ることがあります。しかし、人間は完璧ではありません。誰でも失敗はするものです。
1つの企業の採用面接でミスをしたからといって、その事実そのものが合否を左右するわけではありません。合否はあくまでも面接全体での内容を考慮して判断されるものです。ミスしたから、一度の面接に落ちたからといって、あなたという人間が失格になるわけでもありません。
面接は場数を踏むのが大事です。慣れてくればミスも少なくなります。「完璧である必要はない」「ここがだめなら、次がある」との心構えで、リラックスして本断に臨むようにしましょう。
自分も企業を見定める気で臨む
面接では、つい自分が「評価される側」である点ばかりに気持ちが行きがちです。ここは視点を変えて「企業が自分を選ぶ場であるとともに、自分も企業を選ぶ側である」という気持ちで臨んでみるのも一つの手です。
面接の場で、相手企業から少しでも不穏な空気やネガティブな態度を感じたら、こちらから選考を蹴ってよし!というくらいの意気込みで本番に臨むと、不安な気持ちが解消され自ずと気持ちが前向きになります。
評価されることばかりに囚われていると、不安は際限なく沸き起こるものです。不安が高まれば面接突破率が高まるわけでもありません。むしろ自分が「企業を評価してやる」くらいの前向きな気持ちに切り替えることが大切です。
凄いところ自慢会ではないと理解する
周りよりも自分は劣っているのではないかと思うことで不安になる人は、他人と比べないことが大切です。
面接官は、スキルが長けていることや、経験の豊富さで合否を決めているわけではありません。
リクルートが調査・公開した『就活白書2020』によると、企業が採用基準として評価するのは、一番が「人柄」、その次が「自社/その企業への熱意」、次いで「今後の可能性」となっています。
就活生はついつい「基礎学力」や「語学力」、「知識試験の結果」「海外経験」などの強みに目が行きがちですが、実際には、企業側ではそれらを重要視していないことが分かります。
そのため、「あの人は自分よりもすごい経験をしてきた!」などと他人と自分を比べて不安になる必要はありません。凄い経験やスキルをアピールしたからと言って、就活がより有利に進むわけでもないのです。
むしろ、自分の魅力や強み、企業への入社意欲などをいかにうまく伝えられるかを考えることに集中しましょう。
落ちることにもメリットがあると知る
面接を受けること以上に、面接に落ちることそのものが不安な人もいますよね。
もちろん面接に落ちるのはショックな出来事です。しかし、面接に落ちるということは「その企業と合っていなかった」ということでもあります。合わない企業に入社すると、入社後働きづらさを感じてしまうなどのネガティブな未来が待ち受けています。
選考を突破し内定を獲得できたその一瞬は嬉しいかもしれませんが、のちのち苦しい思いをする可能性もあります。
その一社が就活のすべてではありません。落ちることには、未来に待っている不安の解消やその分他の企業に出会う可能性が広がったなどのポジティブな側面もあると理解しましょう。面接に落ちることで得られる良い面もあるので、過度に不安に思う必要はありません。
事前にやっておけば安心! 面接に向けた準備
不安を少しでも解消するために、面接の練習を事前にやっておく人は多いと思いますが、それ以外にも、より安心を得る意味で有効な事前準備がいくつかあります。
その中の3つを解説しますので、質疑応答の練習と併せてぜひチャレンジしてみてください。
答えられない場合の対応方法を知る
面接では、「想定外の質問をされて答えられない」「回答を忘れてしまった」などの理由で返答に詰まってしまうことも起こり得ます。そのような場合の対応方法を押さえておけば、答えられないという不安に陥ることもなく、そのタイミングでも落ち着いてピンチを切り抜けられます。
たとえば、「少しお時間をください」などと言って一呼吸置くのも手ですし、深呼吸して気持ちを落ち着かせてから回答するのもOKです。
どうしても回答が思いつかない場合は、いっそ「分かりません」と素直に答えて次の質問に移りましょう。
一度や二度「分かりません」と答えたからといって、即不採用の判断につながるわけではありません。面接官を長々と待たせるよりは、よほどスマートな対応といえます。
友達に目線や声のボリューム・画面での映りをみてもらう
面接で不安になると、もしかしたら髪を触る、貧乏ゆすりをするなどの癖が出ているかもしれません。そうした癖は面接官の目に映るとマイナスの印象に移るため、できるだけ出さないよう気をつけるべきです。
面接の質疑応答を練習する様子をスマホで自撮りして、そういった癖が出ていないか確認する方法もありますが、自分では客観的に見るのがなかなか難しく、気付かない可能性があります。そのような場合は、友達や家族に動画を見せてチェックしてもらいましょう。
web面接対策でも、友人にチェックを依頼するのがおすすめです。友達を面接の練習に使うwebアプリに接続し、繋ぎ、パソコンを通しての表情の映り具合や目線、声のボリュームなどを確認・評価してもらいましょう。
客観的な指摘内容に基づいて改善対策をしておくことで、web面接への不安も軽減され、リラックスして本番に臨めます。
面接官の顔を調べてみる
面接に限らず、初対面の人、それも普段はあまり接触する機会がない年長の成人と会うのは、誰でも緊張するものです。事前に面接官の顔がわかっていれば、少しでも不安の解消につながります。
たとえば、最終面接や役員層が対応する面接の場合は、企業のWebサイトの役員紹介ページに写真が載っていたり、外部のWebメディアにインタビュー記事や動画が掲載されている可能性もあります。
事前にWeb上で面接官を務める可能性がある役員の顔をチェックしておけば、初対面ゆえの不安が薄れ、落ち着いて本番に臨めるでしょう。
面接の不安軽減には練習あるのみ! やるべき4つの練習方法
ここまで、面接での不安軽減に役立つさまざまな対策を解説してきましたが、やはりなんといっても有効なのは、面接の質疑応答の練習です。
そこで、本番前に押さえておきたい4つの練習方法を紹介します。練習段階で不安の種が取り除かれ、自信が付いて本番に臨めるので、ぜひ試してみてください。
自分の面接風景をカメラで録画する
自分の面接風景をスマホのカメラなどで録画してチェックし、改善すべき点があれば事前にクリアしておくのも有効です。鏡を使って練習する方法もありですが、録画しておけば、じっくり時間をかけて改善点を洗い出せます。
- 表情がこわばっていないか
- 目線はしっかり相手を見ているか
- きちんと背筋が伸びているか
- はっきり声に出して答えているか
- 髪をしきりに触る、頻繁に瞬きする、体を揺するなどの無意識の仕草がないか
自分ではなかなか客観視できない部分もあると思います。友人や家族にもチェックを依頼し、改善ポイントを見つけ出しましょう。自分の様子も客観視したうえで面接に臨めば、相手からの見られ方が多少理解できる分不安も少なくなるでしょう。
志望度の低い企業の面接を受ける
面接の不安を軽減させるには、場数を踏むことが大切です。
そのためには、第一志望以外の企業の選考もどんどん受けてみましょう。面接を複数回受け、どんな形式で、どんな雰囲気で、どのように進められるのかが分かると、どんどん面接に慣れていきます。
また自分の苦手なところなども見えてくるため、やるべき対策も分かるはずです。やるべき対策がわかれば、それをクリアできれば選考突破が近づくため、面接への自信もつくでしょう。
「第一志望でないのに応募するのは失礼なのでは?」と思うかもしれませんが、複数の企業を志望して面接を受けるのは普通のことなので、問題はありません。
面接慣れして不安を解消するために、複数の企業の面接を受けてみて、自信を持って第一志望の面接に臨めるようにしましょう。
就職エージェントやキャリアセンターを利用する
面接対策の方法は他にもあります。企業での本番の面接を受ける前に、就職エージェントやキャリアセンターで、コンサルタントを相手に面接練習をしてみましょう。
就活エージェントやキャリアセンターのコンサルタントは、面接がうまくいかないときや準備の仕方がよくわからないときの心強い味方となってくれます。プロとして、面接官の視点から面接での改善すべき点をチェックし、より良い印象になるための方法を伝えてくれます。
たとえば、入室の作法や身だしなみ、質問への回答をする際の視線や話し方など、目に見える部分でチェックし、改善に向けたアドバイスをしてくれます。
また、自己PRでさらに深堀すべき点や志望動機の構成など、回答の内容面についてもより良い内容に仕上げるためのポイントを教えてくれる心強い味方です。
大学のキャリアセンターや就職エージェントでの模擬面接を上手に活用して、面接に対する不安を払拭しましょう。
OB・OG訪問や就活カフェに行く
普段あまり会う機会のない社会人に慣れておくために、OB訪問をしたり、就活カフェに参加したりするのも手です。
OB・OG訪問では、その企業で働いている先輩に会い、会社の雰囲気や働き方など気になるポイントを直に聞くことができます。何より、面接前に社会人に慣れておく意味でも良い機会です。
就活カフェとは、就活向けの資料を閲覧できたり就活相談ができるなど、就活生向けの機能が充実したフリースペースです。ドリンクバーやWifi、コピー機、パソコンなどが利用でき、無料で開放されているのがほとんどです。
就活カフェは企業側の面接担当者が就活生に会うために出向いていたり、企業イベントを開いていたりする場合があります。
いつも決まった人がいるわけではなく、日によって知らない人がいることも多いでしょう。初めて会う人に模擬面接をお願いすると、初対面の大人への耐性がつき本番も不安を感じることは少なくなるでしょう。
前日~直前でも不安は解消可能! やっておくべきこと
十分に準備はしたつもりでも、やはり面接の前日や直前は不安が高まるものです。
前日・直前の不安をそのままにしておくと、本番で過度に緊張して結果を出せずに終わる恐れもあります。そこで、直前の不安解消に向けて有効な対策を3つご紹介します。
面接後の楽しみやご褒美を決めておく
面接が終わった後のご褒美や楽しみなどを自分なりに決めておくと、それを励みにして前向きな気持ちで本番に臨むことが可能です。
特に初めて面接に臨む場合は、なるべく早い段階から自分へのご褒美を決めておくと、当日に向けてポジティブな精神状態を維持する効果が期待できます。
特に複数の企業の選考を受けていると、数多くの面接を経験します。「高級洋菓子店のスイーツを買う」「友達とランチする」「映画を見に行く」など、その都度、ご褒美の内容を変えてみるのもおすすめです。
不安が解消できるようなおうち時間を過ごす
おうち時間で少しでもリラックスして過ごせるよう、以下のような事柄を取り入れて実践してみましょう。
- ゆっくり湯船に浸かる
- リラックス効果のあるお香やアロマを焚いてみる
- 提出書類の確認はむしろ不安を掻き立てるので、前日はあえて目を通さない
- 「とんかつを食べる」など、縁起が良いとされることを試してみる
- 揚げ物など、体調不良を起こしやすい食べ物は控える
何が最もリラックスにつながるか、気持ちが前向きになるかは人によって異なるので、自分に一番適した方法を取り入れて実践してみましょう。不安な気持ちもいくらか和らぐはずです。
面接までのスケジュールを起床時間から決めておく
面接前日・当日までは、特に予定を決めず過ごすよりも、スケジュールをある程度決めて動くのがおすすめです。
面接の開始時間から会場到着時間を逆算して割り出す人は多いと思いますが、入念に準備をしていると、直前になって「その時間に着くためにはもう出なければ!」と気付いて慌てることも多いでしょう。
ばたばたと家を出てしまうと、家を出てからも「何か忘れ物をしていないだろうか」などと余計な不安がつきまといます。そういったことをなくすために、スケジュールはできるだけ細かく決めておきましょう。
面接の日時はすでに決まっているので、そこから逆算して、
- 最寄り駅から会場まで徒歩で何分かかるか?
- 最寄駅までの電車移動時間はどれくらいか?
- 予定の電車に乗るには、何時に家を出ればよいか?
- 予定の時間に家を出るには、何時に起床すればよいか?
などをポイントにスケジュールを割り出して、余裕をもって行動しましょう。
フェーズごとの面接の不安も解消しておこう
選考を受ける企業によりますが、面接は通常、一次面接や二次面接、最終面接など複数のフェーズに分かれています。現在どのフェーズにいるかによっても、不安要素が異なる可能性があります。
各フェーズでの不安解消に役立つ方法についても解説します。
一次面接:身だしなみやマナーを徹底対策!
一次面接は基本的に減点方式です。面接官は、就活生の回答内容そのものよりも、むしろ会話のキャッチボールができるか、礼儀がきちんとしてるかなど、社会人として身に付けておくべき身だしなみやマナーなどの基礎的なポイントを、判断基準として注目する傾向があります。
一次面接では、評価ポイントとなる身だしなみやマナーの部分を徹底して準備しておけば、本番に向けて不安を軽減できるでしょう。
二次面接:業務への理解を増やしておこう
二次面接では、現場社員が面接官を務める傾向があります。現場社員は、就活生に仕事への適性があるか、実務を担えるかなど、より仕事にかかわる部分に注目します。
そのため、二次面接では、企業や業務・職務内容、働き方など、仕事にかかわる部分を重点的に把握しておくことが重要です。企業や業務理解が深まるほど本番への自信が身に付き、不安解消につながります。
最終面接:一貫性と志望意欲がカギを握る
最終面接までくると選考プロセスも大詰めということで、最終的な合否が決まることを考えると不安が高まるのは当然です。
しかし、最終面接まで進めたということは、それだけ、ここまでのプロセスにおける自分のアピールや取り組みが評価されたことの証しでもあります。
その点を踏まえ、これまで準備・実践してきた内容を変えずに、そのまま本番で出し切る気持ちで臨みましょう。
また、このフェーズでは入社意欲の高さが評価につながります。内定を出すにあたって企業が重要視しているのは「内定辞退をされないか」ということ。だからこそ、自分がどれだけその企業で働きたいかという強い思いを伝えることに集中しましょう。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、最終面接だからこそ初心に帰り、この2つの基本を押さえておくことが、不安解消につながります。
面接が不安な人は原因を明確にした上で対策をとろう
面接前に不安が募る人は決して少なくありません。特に初めての面接や、志望度の高い企業の面接の前は、、準備不足を心配したり、周りの就活生の凄さが気になったりなどで不安が高まり、自信を無くすことがあるものです。
不安をそのままにしておくと、面接当日に緊張してしまい、本番でうまく自分の魅力や入社意欲を十分にアピールできない可能性があります。