サークル活動の自己PRの仕方【例文付き】|就活生が犯している過ちとは

自己PRの題材として使いやすいのが、サークルを始め学業、部活、アルバイトの経験ではないでしょうか。しかし、伝え方に気をつけないと、全く評価されない自己PRになります。

企業は、「何のサークルに入っていたか」「どんなアルバイトをしていたか」自体は『特に何でもいい』と思っているからです。

では、企業は何を知りたいのか?自己PRでは何をアピールするべきなのか?賢者の就活では自己PRのなかでもサークルの経験の書き方について解説します!

サークル活動自体が就活で評価されることは少ない

企業は採用の材料としては、サークル活動をそれほど重視してはいません。
大抵のサークル活動の活動内容そのものは、就職してから直接的に仕事に役立つことはほとんどないからです。

そのため、サークル活動でバレーボールをしていた、軽音楽をやっていた、などといった活動自体のアピールは、企業側としてはさほど重要な情報ではないのです。

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就活生のほとんどが勘違いしている企業が本当に求めていることとは?

企業は選考で何を評価しているのでしょうか。
まずは、企業の採用担当者が選考で重視している項目について紹介します。

企業が重視しているのは「人柄」「熱意」「可能性」

企業が知りたいのは3つ。「人柄」「熱意」「今後の可能性」です。
以下はリクルートが行った就職活動意識調査『就職白書』※参考(P21)の『企業が採用にあたり重視している項目』のアンケート結果を引用したものです。
左側は企業が重視していること、右側が就活生がアピールしていることになっています。

面接で重視する項目

面接で重視する項目


学生がアルバイト経験や所属クラブ・サークル経験・人柄をアピールしているのに対し、企業が重視しているのは人柄や自社/その企業への熱意、今後の可能性であることがわかります。

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サークル活動を就活でPRする方法

サークルに所属している事実だけではアピールになりません。
しかし、サークル活動自体が就活で題材としてはいけないかというと、そういうわけではありません。

活動のアピール方法がポイントです。ここからは、サークル活動を自己PRする方法について解説します。

サークルへの貢献や役割をアピールする

就活でサークル活動についてアピールする際には、サークルとしての全体的な活動内容をアピールするのではなく、自分が主体となってどのような貢献をしたのかをアピールしましょう。

自分が何を考えてどう行動し、どのような結果がもたらされたのかを述べることは、企業が知りたい人柄を伝えられますし、将来の社員として企業にどのように貢献できるかをアピールできる機会となります。

  • 部員勧誘に力をいれ新入生15人確保した
  • イベント参加率を25パーセント増加させた
  • これまで参加できなかったイベントに初参加できた
などです。

『実績自慢』が聞きたいのではない

企業は「部活の話」や「サークルの話」が聞きたいわけではありません。そこから見えてくる「あなたの人柄」「可能性」に興味があるのです。

そのため「私は〜部でキャプテンをやっていました。〜部は〜年の歴史を持つ部活で、部員数は〜人。練習も厳しいため〜」と部活の内容を語っても、評価されません。(部活で全国大会優勝‥のような素晴らしい実績を除く)

サークル活動の内容ではなく「サークル活動を通してわかるあなたの人柄」を伝えましょう。「ゼミ」の研究内容ではなく「ゼミ活動を通してわかるあなたの可能性」を伝えましょう。

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『プロセス』に焦点をおいて自己PRをしよう

「いやいや、でも、『学生時代に力を入れたこと』を企業は聞くじゃないか?それに、結局、自己PRでサークルや部活動のことを話すことになるよね?じゃあ、何を話せばいいの?」と疑問に感じるかもしれません。

話す内容は、サークルでも学業でもアルバイトでも良いのです。ただし、経験だけを話すのではなく、その経験を通して、「あなたの人柄」「あなたの可能性」をアピールしましょう。

サークル活動からの学び・社会での活かし方を述べる

サークル活動というと、一般的には部活動よりも緩い雰囲気で、活動内容も遊び寄りといったイメージを持たれることが多いです。

しかし、サークル活動とひと口に言っても、スポーツや音楽を楽しんだり、ボランティア活動やイベントの運営をおこなったり、その活動内容は多岐に渡ります。

そのため、サークル活動の中で学んだことや社会人として活かせることがあれば、そのことをアピールするとよいでしょう。

サークル活動は、大半は楽しさでしょう。しかし、人が集まると対人関係でのトラブルもあるでしょうし、活動方針やイベントごとの企画、部費の管理など、少なからず乗り越えるべき壁はあったはずです。

サークルの活動だけでなく、トラブルの解決などで学んだことをアピールするようにすると良いでしょう。

エピソードにこだわりすぎない

「特筆すべき活動はしてこなかった」「誰もが驚くようなエピソードはなかった」と心配することはありません。
自己PRでは、あなたがどんな人間で、どういった性格で、どんな能力があるのかについて言及し、今後どういったことをしたいのかが話せればよいのです。

「どんな経験をしたのか」よりも「経験から何を学んだか」が重要で、論理的な話の展開ができ、自分の人となりと、できることがアピールできれば問題ありません。
【NG例】
私は『提案力』に自信があります。常に現状を改善する方法を考え、改善策を提案する力があります。

それを最も発揮したのが、焼肉店でのアルバイト経験です。最初はただ言われたことをこなすだけでしたが「自分にできることはないか」を考え、リピーター増加のための新メニュー作成を行いました。

また、新規顧客を増やすため、インターネットを使ったマーケティングも実行しました。結果、店舗の売上を30%増やすことができました。

【OK例】
私は『提案力』に自信があります。常に現状を改善する方法を考え、改善策を提案する力があります。

それを最も発揮したのが、焼肉店でのアルバイト経験です。集客数も多く、満席になることも多かったのですが、その割に売上があまり伸びていませんでした。現状を分析するため、顧客ごとの客単価を見ると、女性の客単価が明らかに低いことがわかりました。

女性客にアンケートをとると「焼き肉をたくさん食べることに抵抗がある」ことがわかりました。

そこで、脂肪分解作用のあるハーブティーの販売を店長に提案し、メニューに取り入れました。女性が焼き肉に持つ罪悪感に訴え、かつ「食べてもいいんだ」という安心感を与えるためです。

脂肪分解作用のあるハーブティーは非常に売れ、かつ、焼き肉自体の売上も伸び、女性の客単価を20%伸ばすことに成功しました。

いかがでしょうか?前者ではこの人の良さがあまり伝わらないのに対して、後者は「現状を分析して解決策を提案していく」この人の人柄が伝わるようになっています。

このように、ものごとに取り組むプロセスを詳しく、具体的に説明すると、その人の人柄が伝わる自己PRになるのです。

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自己PRが書けない時は、自己PR作成ツールを活用してみよう

解説してきたように、サークル活動を「ただアピールするだけ」では、内定は遠のきます。ただ、上で解説してきたようなポイントを守って自己PRを作るのも結構大変ですよね。

そんな時は、「自己PR作成ツール」を活用してみましょう。

自己PR作成ツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで、説得力のある自己PRが完成します。

自己PR作成ツールを活用して、人事を唸らせる志望動機を完成させましょう。

サークル活動を自己PRで取り入れる際の例文

OK例文①

例文
私はリーダーシップに自信があります。
私はイベント運営サークルで部長をしていました。そこから得られたものが、組織を束ねるためのリーダーシップです。

100人以上もの部員たちを束ねるにあたって、全員の掌握をすることが難しくなりました。5~10人程度のチーム制度を導入し、各チームのリーダーを私が統括する形にしたのです。こうすることで私や副部長の負担が減り、各リーダーにはこれまで以上の責任感を持たせられるようになり、徐々に組織としての円滑な運営ができるようになっていきました。

この経験からから得られたリーダーシップを発揮して、組織を動かせる人材として貢献していく所存です。

この例文では、サークルの部長としての経験から身につけた、リーダーシップや組織の運営に関わる学びをアピールしています。自分がどのような立場で、どのようにしてサークルに貢献したのかをわかりやすく伝えましょう。

OK例文②

例文
私は課題解決能力に自信があります。
私はテニスサークルに所属していました。しかし、10人程度の少人数サークルだったこともあり、活動がマンネリ化し活気も失せつつありました。

そこで、部員たちの承諾を得たうえで、テニス好きだと自己紹介していたゼミの教授のもとを訪ね、サークル活動に参加してもらいました。

すると、「教授の意外な一面が見られた」と部員からは好評で、教授も他のテニス好きな教授を数名誘ってきて、あっという間に「教授と学生の混合サークル」のような様相となりました。

お互いに良い刺激となり、サークルには以前以上の活気が満ちています。自己紹介などの情報を取りこぼさずキャッチし、目の前の課題と結びつけられたからこその成果だと自負しています。これらの能力を、御社でのコンサルティング業務に活かしたいと考えております。

この例文では、サークルの課題を見抜いて解決した点が評価されるでしょう。

また、「教授がテニスをしたがっている」というニーズを掘り起こして問題解決に結びつける着眼点は、コンサルタント志望としては有効なアピールになると考えられます。

NG例文

例文
私はボランティアサークルに所属しており、各地でのボランティア活動に積極的に参加してきました。

老人ホームや児童クラブ、障がい者センターなどを訪問してはさまざまな人と交流し、こういった機会が持てたことは貴重な経験です。

また、震災や豪雨などの被災地支援ボランティアにも参加し、現地の人の役に立てたことを嬉しく思いました。これらの経験を活かし、さまざまな角度からものごとを見て考え、課題を発見して解決できるようにしたいと考えています。

この例文では、ただ行った場所ややったことを羅列しているだけで、何の経験も学びも伝わりません。

ボランティアに精力的に取り組んだことは素晴らしいことですが、「そこから学んだものは何もないのか」と思われてしまうでしょう。

訪問先で感じたことや学んだことについて述べたうえで、「さまざまな角度からものごとを見て考え」に繋げる形にすると良いでしょう。

就活でサークル活動を自己PRするときは主体的に動いた経験を述べる

サークル活動が、就活の自己PRの題材としてNGというわけでは決してありません。
就活生の多くは、どんなサークルに所属していたか、どんな部活に入っていて、どんな功績を残せたか、どんな経験をしてきたかをアピールしがちですが、企業は評価しません。

サークル活動を就活で自己PRするのであれば、主体となってどんな活動をしたのか、どんな課題があり、その課題に対してどんな行動をとったのか、あなたの考え方や人柄が伝わる内容を作成しましょう。

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