模擬面接とは?本番の選考に向けてすすめの対策方法

模擬面接は面接前の対策として効果的

就活を攻略するための対策は数多くありますが、その中でも特におすすめなのが模擬面接です。

模擬面接で本番さながらの面接を経験しておくと、選考本番でも過度な緊張がしにくくなります。

しかし、模擬面接とはどのようにおこなうのか知らなかったり、そもそも模擬面接自体がどのようなものかわからなかったりする人もいるでしょう。

まずは模擬面接についての基本的な理解を深めていき、いかに選考の対策に役立つか解説します。

模擬面接は実際の面接のように一連の流れを本番同様におこなう

そもそも模擬面接とはどのような選考対策なのか、基本内容を知らない人もいるでしょう。

模擬面接とは、言葉通り面接を本番通りにすることを指し、面接の一連の流れを実践します。単に面接での質問の受け答えをするのではなく、入室から退室まで完全に本番と同じシチュエーションを作ります。

最初から最後まで一連の流れすることが重要であり、面接の全体像が掴めます。

面接同様にすることで改善点や不明点が見つかる

面接での受け答えを考えるだけではなく、入室や退室まで一連の流れまでおこなうのは、現時点での面接の対策がどこまでできているかを知るためです。

実際に通しでおこなうと、どこを改善するべきか、客観的に見て、自分の行動や受け答えがどんな印象をうけるのかなどがわかり、面接における疑問点や不明点、改善点が分かります。

また面接官のフィードバックにより、評価できる点も分かり、伸ばすところと直すところの両方がわかるのが模擬面接の良いところです。

緊張感のある面接本番では、どこまでできているかを冷静に考える余裕が持てないことも多いので、模擬面接での事前確認がおすすめです。
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模擬面接に必要な準備

模擬面接は、環境や内容をいかに本番通りにするかが大切です。
本番との違いが多い場合、模擬面接とは言えず本番では模擬面接との違いに戸惑い緊張は高まるばかりです。

本番同様の身だしなみ

模擬面接では、身だしなみも本番同様に整えましょう。
髪型はもちろん、服装も本番同様が大切であり、スーツ着用で取り組むことが望ましいです。

ネクタイは緩んでいないか、髭は剃っているか、髪はお辞儀で邪魔にならない程度にまとめているかなども模擬面接でのチェックポイントに挙げましょう。

身だしなみを整えることで自然と背筋が伸び、緊張感を持ちやすいので、より本番に近い形式にするには身だしなみを整えることも大切です。

面接官役に聞いてほしい質問一覧

面接は質疑応答の形式で進むため、面接官役には実際の面接と同様に質問をしてもらわなければなりません。質問内容は実際の面接に即したものがよいため、よく聞かれる質問例を参考にするとよいでしょう。
自己紹介をしてください
自己PRをしてください
弊社を志望した理由は何ですか?
学生時代に力を入れたことは何ですか?
これまでの一番の苦労について聞かせてください
あなたの長所は何だと思いますか
弊社に就職したら、どのような仕事をしたいですか?
入社後のキャリアプランを教えてください
質問はありますか?
これらの質問は業界や企業に関係なく聞かれやすいので、基本の質問として模擬面接に組み込みましょう。

スマホやビデオカメラでの撮影準備

模擬面接は一通りおこなって終わりではなく、後からその様子を見直して、反省点や改善点がないかのチェックが大切です。
そのため、スマホやビデオカメラなどを用意して、模擬面接の一連の様子を撮影しておきましょう。

入室から退室まで、全体が映るように設置して、可能なら姿勢や表情などが見える程度の画質のものの用意がおすすめです。

自分が頭でイメージしている動きと、実際の動きは違っていることも多く、そのギャップを埋めるためにも映像で客観的に見るのは大切です。

面接評価シートの作成

模擬面接では面接官役が必要であり、その人がきちんと評価できるようにチェック項目の一覧などを作っておきましょう。ただ形式的に面接の流れを進めるだけでは、終了後に得られるものは少ないです。

型どおりに進めるだけではなく、本番同様に面接官の視点での評価が必要なので、事前に評価シートは作成しておきましょう。

チェック項目に何を記載するかは自分次第ですが、相手に入念に厳しい目で評価してもらうには、できるだけ多くの項目を作り、面接者には読み込んで貰うために早めにシートは渡しておきましょう。

模擬面接でチェックしてもらう項目は、企業で使われる面接評価シートを参考に作成してみてください。

例えば、
・清潔感
スーツの着こなし、相手に不快感を与えない身だしなみか
・視線
相手の目を見て受け答えができているか
・言葉遣い
状況に合わせた言葉が使えているか
・質問への理解力
質問に対して的外れの回答をしていないか
・志望動機
当社を志望する理由が明確化
・ストレス耐性
ストレスに対応する力はあるか

などが挙げられます。

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やっておきたい模擬面接のパターン

集団面接のパターン

人数が集められる場合は、集団面接の模擬面接もやっておくことをおすすめします。

個人面接と集団面接は学生の人数が変わるだけではなく、面接の雰囲気や対策も異なります。そのため、集団面接も練習しておくと、本番で慌てなくなります。

集団面接では、他の就活生の発言に惑わされがちですが、他人の意見に流されずに自分の意見をしっかりと伝えることを意識しながら練習しましょう。

発言の順番も変えながら練習するとより効果的です。他の人が話している時の態度も見られているので、自分の順番でなくても油断は禁物です。

また、1人ひとりのアピール時間の長さにも注意が必要です。

集団面接は短い時間で効果的にアピールしなくてはいけません。1人で長々と話してしまうとマイナス評価となるので、個人面接以上に時間の使い方に気を使いましょう。

面接官の世代が幅広くタイプが複数いるパターン

面接官が複数人いるパターンの練習もおすすめです。

実際の面接では、1対1の面接よりも面接官が2~3人いるパターンの方が多いです。そのため、本番により近いスタイルで模擬面接をしたい場合は、面接官は2~3人いたほうがいいです。

面接官の世代やタイプが異なると、着眼点や質問の掘り下げ方も違ってきます。面接官が複数人いると、急に方向性の違う質問が飛んでくる可能性もあります。

また、選考が進むにつれて面接官の役職は高くなることが一般的です。そのため、最終面接に近づくにつれ、面接の雰囲気や就活生が感じるプレッシャーも変わります。

どんな人が面接官として来ても、落ち着いて対応できるような対策が重要です。面接官を変えながら模擬面接の数をこなすし、徐々に慣れていくようにしましょう。

圧迫面接のパターン

練習無しでは対処に焦りやすい圧迫面接も対策をおすすめします。

意味のない圧迫面接は少なくなっていますが、威圧のある面接は絶対にないとは限りません。また、企業側に圧迫面接を行う意図が無くても、面接官の雰囲気や態度によっては就活生側が圧迫面接と感じてしまう場合もあります。

わざと威圧的な態度をとる、質問攻めにする、 就活生の意見を全否定する等、圧迫面接にも様々なパターンがあります。どのパターンに直面しても、感情的にならずに冷静な対応が大切です。面接官の言動に振り回されないように、受け答えに集中するようにしましょう。

友人や先輩に練習相手をお願いする場合、圧迫面接の緊張感やプレッシャーを再現するのは難しいかもしれません。その時は面接対策セミナーや就活支援サービスを積極的に利用して、就活のプロにお願いしましょう。

模擬面接が終了したらフィードバックをもらう

模擬面接が終了した後は、自分で反省するのはもちろん、面接官役の人からフィードバックをもらうことが大切です。

自分で取り組んでみた感触と、相手が感じている評価は必ずしもイコールとは限りません。

自分では手応えがあったと感じていても、面接官役の人からすると表情や受け答えにマイナスの評価がある場合や、回答内容が伝わりにくいなど改善点があるかもしれません。
反対に自分では自信がなくても、第三者が見るときちんとできており、本番の自信に繋がる高評価を得られるケースもあるでしょう。

実際の面接の様子をより冷静に判断できるのは第三者であるため、面接官役の人からのフィードバックは非常に重要です。
模擬面接に取り組み、自分で反省し、フィードバックをもらってさらに改善点を見つけるという流れまでが、模擬面接の一連だと考えましょう。

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模擬面接をする方法

模擬面接は、採用担当の経験がある人ではなくても、友達や家族に面接官役をお願いすることで実施は簡単です。

しかし、身内や友達に頼む以外にも模擬面接をする方法はあります。

大学のキャリアセンターに依頼

各大学に設置されているキャリアセンターでは、就活生に向けて模擬面接のサービスを実施していることが多いです。大学によって細かい決まりは違うものの、基本的には事前予約制です。

そのため、まずはスケジュールを確認して、予約を取ってから模擬面接の流れになります。
キャリアセンターでの模擬面接は私服でも構いませんが、本番さながらの雰囲気で臨むなら、スーツ着用がおすすめです。学内で無料で対策ができる点は大きな魅力でしょう。

ただし、時期によっては予約が取りづらいことも多いので、注意しなければなりません。就活が本番に近づく予約しづらいので、空いている時期に早めに予約を入れておくことをおすすめします。

新卒応援ハローワークに行く

ハローワークでは新卒の就職についての支援もしています。新卒応援ハローワークでも模擬面接が体験できるため、近くにある場合は利用をおすすめします。

ハローワークは既卒や転職者向けのサービスというイメージを持つ人が多いですが、実はそれに限りません。

新卒応援ハローワークでは模擬面接だけではなく、応募書類の作成相談や添削、キャリア相談などもできます。もちろん、求人情報の検索もできるため、対策+就職先の検索が1ヵ所で可能です。

新卒応援ハローワークについて|厚生労働省

新卒エージェントの利用

新卒向けのエージェントは多数あり、ここでも模擬面接を実施している場合が多いです。
エージェントサービスは無料が基本であり、模擬面接などの対策も無料で利用できることがほとんどです。

また、選考の対策ができるだけではなく、キャリア相談をおこない、その内容から自分に合った企業を紹介してくれる点も、エージェントならではの魅力です。

志望先の企業を紹介してもらえ、かつその企業に合った面接の対策もおこなえます。特定の業界や企業に絞ったピンポイントの対策もおこなえるため、おすすめ度は高いです。

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質問を想定して一人でおこなう

質問を想定して1人での面接練習も、自宅で手軽におこなえます。もちろん1人の練習で対策を万全にするのは難しいですが、話す内容や話し方の細かいチェックに有効です。

頭の中でイメージするのと、実際に声を出してみるのでは全く違います。鏡の前で表情や姿勢を確認しながら受け答えの練習をするとより効率的です。

また、練習風景を録画・録音しておくと後から見直せ、話し方や話すスピードの確認にも役立ちます。自分だけだと改善点の洗い出しが不十分と感じる場合は、他の人に確認してもらってアドバイスをもらっても良いでしょう。

面接対策セミナー

企業や大学が開催する面接対策セミナーで模擬面接を実施していることもあります。
無料で開催されているセミナーも多くあり、時間と場所さえ合えば気軽に参加が可能です。

ハローワークや新卒エージェントでは担当者が固定されるケースが多く、タイプの異なる面接官を想定した練習は難しくなります。しかし、面接対策セミナーを同時に利用すれば、面接官を変えながら面接の経験が積めます。

ただし、全てのセミナーで模擬面接を行えるとは限りません。実施内容は様々で面接対策の講義のみの場合もあります。また、参加者同士で面接練習を行う形式のセミナーもあり、講師と模擬面接を行ってフィードバックをもらいたい就活生には不向きです。

自分の希望する環境で練習をするために、セミナー内容をしっかりと確認してから参加するようにしましょう。

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