謙虚すぎる就活生は自分で自分の評価を下げている

謙虚すぎる学生は自分で自分の評価を下げている

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学生の中に自信が無さそうに「あまり大したことではないのですが・・・」と前置きしながら、自己PRをする人がいます。あるいは、「大したことない話をしているな」と考えながら、自信無さそうにアピールをする人がいます。

しかし、自分の商品に全く自信を持っていなさそうに振る舞う営業マンから商品を買う人がいないように、自分を低く見積もって自己PRをする学生に魅力を感じる企業も少ないでしょう。むしろ、学生時代の経験に自信がないからこそ、自信満々に振る舞いましょう。

学生時代の肩書きや経験で決まるわけではない

そもそも、「すごい学生」「ダメな学生」の差は思っているほど大きくありません。実際には、とてもつもなくすごい人もいなければ、とてもつもなくダメな人もいません。みな、横並びです。学生時代の経験・実績・肩書きの差は、些細なものなのです。

だからこそ、就職白書の調査でも、所属ゼミやクラブにこだわる企業は10%程度しかいないという結果が出ているのです。学生時代の経験ではなく、企業はあなたの人柄や今後の可能性を知りたいと考えています。

「どうせみんなしょぼい!ならば、自信満々に振舞ったものの勝ちじゃないか」と考えて、堂々と振る舞いましょう。

面接評価シートで面接官のチェックポイントを確認しよう

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があるのです。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで面接官視点を把握することができます。

面接官は、どのような就活生を評価するのでしょうか。
面接評価シート」を無料でダウンロードして、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

言い方は影響を与える

企業にとって学生時代はほとんどが横並びです。では、どんな要素が大きな影響を与えるか?というと、その話し方にあります。消え入るような小さな声で話されると、どんな話でも大した話には聞こえないでしょう。

一方で、ありきたりな経験でも自信満々にハキハキと話せば、大したことのない内容の話でも「なんだか良いこと言っているのでは?」と感じるものです。

心理学の研究でも、普通の声よりも、少し大きめの声で話された話の方が、説得力を感じるという研究結果があります。

すごい学生じゃないから自信をもって話せないというのは間違っています。むしろ、すごい学生じゃないからこそ、自信をもって話すべきなのです。

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自信をもって話すには?

自信をもって話すには以下のポイントを意識してください。

  1. 背筋を伸ばす。男性の場合、背筋を伸ばすと、自尊心や知的な能力が高まるという心理学の研究成果があるからです。
  2. 相手の目を見て話す。目を見て話すと、相手があなたに好感を抱きやすくなります。
  3. できるだけ大きな声で。ハキハキと大きな声で話しましょう。
  4. 適度に間を置く。早口だと焦っている印象を与えます。ゆっくりと、大げさすぎるくらいゆっくりと話しましょう。

現行の日本の法律には、自信をもって話すのを規制する法律はありません。だから、学生時代の経験に自信がない学生こそ、自信をもって話しましょう。