行き当たりばったりな自己PRは評価されない

行き当たりばったりの自己PRは評価されない

面接で苦戦する学生のパターンの1つに、課題解決能力が低いと感じられる学生がいます。問題への対策が行き当たりばったりに見え、思慮が浅く見えるタイプの学生です。

課題解決力、問題解決力は重要な能力の1つです。目の前の問題の原因を理解し、より良い結果を得るために対策をたて、実行する・・・これはどんなビジネスであれ重要な要素です。自己PRの中でも「問題の原因を正しく分析し、有効な解決策をうつ」姿勢を見せられれば、強いアピールになります。

一方で、「その解決策でいいの?」と面接官に感じさせると、マイナスの評価となってしまいます。

自己PRとはなんのため?

面接で「自己PRをしてください」という言われないことはまずありません。
しかし、どうして履歴書やエントリーシートがあるのに、また自己PRをする必要があるのか疑問に思っている方いるかもしれません。

面接での自己PRは、企業が、志望者が求めている人材であるかどうかを見極める場であり、話す内容や態度からうかがい知れる人物像を知る貴重な機会なのです。そのため、話の内容に気を配ることはもちろん重要ですが、立ち居振る舞いや反応などもしっかり観察されていると知っておくことが大切です。

面接の際には椅子に浅く腰掛け背筋を伸ばし、手は膝に置きリラックスしましょう。背もたれは使わず、自信を持ってお腹から大きな声を出すように心がけ、にこやかにハキハキと受け答えができれば好印象となります。

自己PRの場では、履歴書に書いた以上の自分の長所についてアピールするまたとないチャンスを逃さないようにしましょう。

自分を売り込む

就活に苦戦し、なかなか自分のよさが評価されないと嘆く前に、自分の何がよくないか考える必要があります。たくさんの応募者との面接をしている人事担当者は、確かに一般の方よりも洞察力はあるかもしれませんが、面接時に自分の良さを察してもらえるとは思わないようにしましょう。

面接では「自分」という商品をいかに売り込めるかが重要です。嘘をついたり話を盛りすぎたりすることはよくありませんが、同じ中身でもパッケージによって値打ちが変わって見えるということはおわかりいただけるでしょう。「自分」という商品がどうすればよく見えるのかを考え、企業が何を求めているかを知る必要があるのです。そのために、企業研究は欠かせません。

奥ゆかしいことは日本人独特の美徳ですが、自己PRの場ではちょっと忘れ、どうすれば評価されるのかを考えながら最大限に自分の魅力をアピールできるようにしましょう。

「その解決策でいいのか?」

たとえば、以下の自己PRをみてみましょう。
バイトリーダーをしていた時、バイトの定着率が悪いという問題がありました。新規バイトが定着せず、すぐにやめてしまっていたのです。そこで、バイトの帰属心を高めるため、月に1回飲み会をするようにしました。すると、帰属心があがったのか、バイトの定着率が向上し、業務が円滑に進むようになりました。
このアピールを聞くと、面接官は「え?その解決策でよかったの?思慮が浅いのでは?」と感じてしまいます。

なぜなら、「なぜ定着率が悪いのか」原因分析を行わず、すぐに「飲み会」という解決策を打ち出してしまっているからです。行き当たりばったりに見えます。たとえば、「シフトの希望を聞き入れられない」や「指導がいい加減で、何をすればいいのかわからなかった」というような原因は考えられなかったの?と感じてしまうのです。

相手を納得させるアピールをするには、「なぜその解決策だったのか」がわかるようにしなければなりません。

他の解決策と比べてどうなのか

問題解決能力は多くの業務の遂行で欠かせないものです。そのため、問題解決能力が低いと判断されてしまうと社会人として評価されず、内定を勝ち取ることは難しくなってしまいます。

なんとなく思いついたエピソードを、なんとなく話すだけでは「行き当たりばったり」で話している感が否めません。ここは、しっかり比較検討した結果のエピソードを披露したいところです。そのためには、次のような分析をする必要があります。
  • 1.どこに問題があるのか?
  • 2.問題を起こした原因は何か?
  • 3.改善策は何か?(複数の改善策)
  • 4.どの改善策が最適か?
問題の種類により、複数を選択する必要がある場合もあります。いずれにせよ、比較検討の際は、問題の原因を取り除く、または低くする、もしくは問題が起きないようにする必要があるため、そこまで掘り下げられるようにしましょう。

その際は、必ず「なぜその選択肢を選んだのか」に言及し、説得力のあるアピールをしましょう。
具体的な方法については、後ほどご紹介します。

なぜそうしようと思ったのか

解決策の例示で大切なのは、原因分析をして「本当の原因」にたどり着くことです。真の原因がわからないままでは、一時的に問題の解決ができたとしても、また同じことの繰り返しになる可能性があるからです。一時しのぎの解決策では、問題解決能力がないとのレッテルを貼られてしまいます。もちろん一人で問題解決を全てする必要はありません。指示を仰ぐための意思決定ができるかも、問題解決能力のうちのひとつだからです。

自己PRの場では、問題解決能力をアピールできるようにする必要があります。そのためには、上述したように、まず「原因分析」をし、続いて「解決策の比較検討」、「実行」の順でエピソードを語ることにより、説得力のある話の構成になります。またアピールの際は、必ず結論から話して、次に事例を挙げることを忘れないようにしましょう。

穴埋めで自己PRを完成させよう

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。

言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ「自己PRジェネレーター」を活用しましょう。

自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

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課題→原因→方法の策定→実行→結果

面接官を納得させる自己PRをするには、自己PRの内容が以下のポイントをおさえているかどうかを検証してください。(箇条書きだけでわかりにくものは例をあげています)
【課題】 その時、どんな課題・問題があったのか?なぜその課題に取り組もうとしたのか?
例:バイトの勤続期間が平均6ヶ月が2ヶ月に悪化していた。トレーニングされたスタッフが少なく、円滑な業務に支障をきたしていたため、問題解決にあたる必要があった
【原因分析】問題の要因は何だったのか?また、その要因を解決するべきだとなぜ判断したのか?
例:一ヶ月以内のスタッフに匿名アンケートをとり、不満な点を洗い出した。その結果、ほぼ全てのバイトが「何をするべきかわからないまま長時間放置される」と不満を訴えていた」
【方法の策定】問題を解決するために、どんな解決策を考えたか?また、なぜその方法を選んだのか?
【実行とその結果】解決策を実行した結果、以前とどう変わったか?
このような点をアピールすれば、「この学生は自分の頭で考えて能動的に行動できる」という評価を得られるでしょう。行き当たりばったりの内容にならないように、以上の点を考慮して、自己PRを再点検してみてください。

その力は会社でどう生かせるのか

エピソードを語ることにより、問題解決能力があることはアピールできました。次にするべきことは、そのスキルをいかに志望先での業務に活かせるかの説明です。問題解決能力が高いと、一般的には次のようなことが可能となります。
  • 客観的に問題を認識し、物事の本質を見極めることができる
  • 問題の原因を知ることにより、現状を変えることができる
  • 問題の影響を把握し、効果的に解決案を提示できる
これらは3つのステップでもあり、
  • 問題を認識する
  • 問題を分析する
  • 問題の解決策を提示する
とも言い換えることができます。
業界・業務に関わらず、あらゆる場でこの3つのステップは有効です。ご自身の希望職種にあてはめ、どういったシチュエーションでその力を発揮できるのかを見据えたうえで自己PRを構成すると、説得力のあるアピールができます。

企業研究を重ね業務に沿った答えを

実務で必要なスキルは業界によって求められるものが違うため、企業研究は欠かせません。また、同じ企業内でも職種によっても求められるスキルは当然変わってきます。

そのため、同じエピソードを語るのでも、志望する業界・部署・職種などによって、当然ながらアピールする内容は変える必要があります。

コツコツと地道にする業務なのか、どんどんアグレッシブに取り組む業務なのかによって、問題の解決方法もおのずと変わってきます。エピソードを選ぶ際は、自分の志望職種や企業の方針に合わせて、その都度最適な例が挙げられるよう、いくつかレパートリーを用意しておき、面接ごとに使い分けられるとよいでしょう。

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