履歴書でスポーツ経験を効果的にアピールする方法|自己PR・特技の書き方例付き

スポーツ経験は就活において、自己PRや趣味・特技として履歴書やエントリーシートで記載できる万能な要素です。

なぜならスポーツ経験を通して身に付けられるものは、チームワークやコミュニケーション能力、基礎体力や精神力など、社会に出てからも役立つものが多いからです。

「スポーツをやってはいるものの、大した実績がない」「趣味でやっているだけなので、就活でアピールできるようなものではない」と思う就活生も例年見受けられます。
しかし大した実績がなくても、趣味程度のスポーツ経験であっても、不安に思う必要はありません

スポーツ経験はアピールの仕方によって、就活における非常に強い武器になります。
ここではなぜスポーツ経験が自己PRになるのか、どのようにアピールすればいいかなどを確認し、ぜひ就活に活かしてください。

自己PRのスポーツ経験が就活で評価される理由

スポーツ経験によって社会で必要な能力が身につく

スポーツ経験を通して社会で必要な能力が身につくことから、自己PRにおいてスポーツ経験は評価されやすい要素です。

なぜならスポーツは、一人ではなく組織で活動する、対内的な交渉力だけでなく対外的なコミュニケーションも必要である点など、企業活動と似ている点が多いからです。

たとえばチームでプレイするスポーツでは協調性やコミュニケーション力が身につきますし、練習場や練習相手を用意するには部活メンバー以外の外部の人とコミュニケーションをとらなくてはいけないので、交渉力も養われます。

団体スポーツは組織での協調性やコミュニケーション力が身につく

バスケットボールや野球などの団体スポーツは、ただ人が複数人集まればできるというものではありません。

何人、何十人といる他者と役割分担をしたり、連携を強めるためにコミュニケーションをとったりと、組織として一体感を強めていかなければならないのが団体スポーツです。

そのため団体スポーツの経験により、組織での協調性やコミュニケーション能力が身につけやすくなります。

企業で働くうえでも、団体スポーツと同様に協調性とコミュニケーション能力が必要なので、団体スポーツの経験は就活で自己PRができる要素となります。

個人スポーツは自主性や精神力が身につく

「自分がやっているのは団体スポーツじゃなくて、一人で楽しめるスポーツだから自己PRとして書くのにふさわしくない」と弱気になる必要はありません。

個人スポーツは自主性や精神力が身につきやすいので、十分に就活の自己PRに役立てられます。

個人スポーツは団体スポーツと違い、一緒に試合に望む仲間がいないので、頑張ることも辞めることも自分の選択次第ですし、練習をしなくても誰にも迷惑はかかりません。

そのため団体スポーツと比較すると、自分を奮い立たせて長く継続することが難しい競技でもあるのです。

面接では練習において工夫したことや、弱気になったときも継続できた理由を伝えれば、自主性や精神力がアピールできます。

人柄や興味関心を持つもの

趣味・特技のスポーツ経験から採用担当者が評価するものとして、人柄や就活生が興味関心を持つものが挙げられます。

採用担当者は、これから自分の会社で共に働く同僚を選考で選びます。そのためには面接をする就活生が、自分の現在の同僚たちとどのようなコミュニケーションをとれる人材かを分析する必要があります。

分析をするために、スポーツ経験の話は非常に有用です。
就活生がスポーツを通して組織の中でどのように活動してきたか、くじけそうになったときにどのように乗り越えてきたかなどを聞くことで、人柄や就活生の興味関心を分析します。そして採用担当者は就活生が働く姿を想像し、評価するのです。

採用担当者が注目するのは実績ではなく取り組み

スポーツにおいて大きな成果を出していないからといって、弱気になる必要はありません。
採用担当者が注目するのは、実績ではなく取り組みです。

仮にバスケットボールで全国優勝という結果を出していたとしても、入社にも全国優勝を求められるわけではありません。バスケットボールと仕事は関係がないからです。

採用担当者は、何を目標になぜそれを目標にして部活に取り組んだのか、部活に取り組むなかでどのような困難があり、どう乗り越えたかに注目します。
社会人として働くなかでは、課題にぶつかることもあれば困難を乗り越えなくてはいけない日もあります。

そのため採用担当者は、結果ではなく物事への取り組み方を評価するのです。

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履歴書にスポーツ経験をアピールする際の書き方

①アピールポイントを述べる

履歴書でスポーツ経験を述べる場合、自己PRの欄で伝えられます。

アピールする際には、まず自分のアピールポイントを述べましょう。

アピールポイントに客観的な論理性を持たせるにはスポーツをする上での悩み・取り組み方も書きますが、まずは自己PRの結論部分にあたる自分のアピールポイントを端的に述べます。

「私の強みは〇〇です。なぜなら~」のように結論+理由の順で記載することで、読み手がイメージしやすくなります。

アピールポイントを書く際は、1つに絞りましょう。アピールできる要素がいくつもあるのは良いことですが、多く並べすぎてしまうと具体性を持たせることが難しくなるうえに、履歴書の自己PR欄は大きくないため、悩みや取り組み方を書ききれなくなってしまいます。

②課題やスポーツをする上での悩みを記載する

アピールポイントを端的に述べたら、スポーツをする上で経験した課題や悩みを記載します。

自己PRとは自分をアピールするためのものなので、自分の弱いところを見せたくないと考える人もいます。

しかし、課題や困難にぶつかり取り組んでこそ、学びがあり成長をするものです。
課題や困難など悩みを抱えることがマイナス印象になるわけではなく、あって当然のものと考えられます。

③課題を乗り越えるための取り組み方を具体的に記載

スポーツをする上で経験してきた課題や悩みを記載したら、乗り越えるためにどのような取り組み方をしたのか具体的に書きましょう。

課題に対して考えて取り組んだとしても、結果は成功ばかりでは無く失敗に終わる場合もあるでしょう。
採用担当者は結果に注目いているわけではありませんので、失敗だったとしても履歴書には取り組みを具体的に記載しましょう。

④仕事で活かす方法を記載

自分が経験した課題や悩みへの取り組み方を記載したら、取り組んでみて得た学びや気付きが仕事でどのように活かせるかを記載します。

仕事でどのように活かせるかが思いつかない場合は、スポーツと仕事で必要な能力の共通点を考えると見つけやすくなります。
上記でもあげた、
・コミュニケーション能力、協調性
・物事に継続して取り組む力
・困難に遭っても諦めない精神
これらは、共通します。

スポーツをする上でチームメンバーとのコミュニケーションに課題を持った経験があるなら、それを乗り越えたエピソードではコミュニケーション能力や協調性がアピールできます。

どのように自分の経験を仕事に活かせるかを述べることで、採用担当者は就活生がどのように活躍してくれるかをイメージします。このアピールがうまくいけば内定に近付けるので、自分の経験をどのように仕事に活かすかについて、必ず記載しましょう。

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履歴書へのスポーツ経験の書き方【趣味・特技】

履歴書の趣味特技としてスポーツの要素を記載する場合は、記載する枠が大きくはないので、採用担当者が一目見て趣味や特技が理解できるような書き方にしましょう。

趣味のOK例

例文
趣味:ボルダリング
体力づくりのために大学入学と同時に始めた。現在は30mまで登りきることができる。

特技のNG例

例文
特技:パルクール。
体を大きく動かすので、トレーニングで怪我をすることも少なくありません。
今後仕事をしていく上では、自分自身と他者の両方を知る努力をし、日々の目標を達成し続けていきたいです。

アピール要素は簡潔に記載します。パルクールといったまだ世間に浸透されていないスポーツの場合、具体的に内容を記載しても、伝わらない場合が有ります。

そのため、どんな技ができるのかどんな点が得意なのか、インパクトのある書き方で簡潔に記載することをおすすめします。採用担当者の目に止まれば、始めたきっかけやパルクールの楽しさを面接で聞かれるでしょう。

例文①

例文
私は、課題に対して多角的視点をもって改善に努めることができます。大学ではサイクリング部に所属しておりましたが、幽霊部員の縮減が課題でした。

この課題改善のために多くのツーリングを企画しました。緻密な下調べ、ハイライトを前面に押し出したプレゼン、そして普段からの信頼関係の構築を通して、ツーリングには多数の部員に参加してもらい、好評を頂いておりました。

また、3年次には主務を引き受けました。事務作業を遂行するに加えて、主将とともに部の盛り上げに努めました。特に、パン屋巡りなど気軽に参加できる企画を多数用意し、積極的に参加を呼び掛けることで、幽霊部員の縮減に貢献しました。

部活に所属するなかで、課題を持ち、課題改善のために主体的に取り組んでいる点が評価できます。
大きな大会で実績を残したPRではありませんが、社会に出てときに働くイメージが持てる内容です。

例文②

例文
私は高校1年から始めた弓道を通して、コミュニケーションの重要性を学び、状況に応じたコミュニケーションを取ることができます。弓道は個人競技ではあるものの、普段はよりよい成績を残すために指導し合ったり、体作りのために協力してストレッチしたり、チームワークも大切な競技です。

役割分担や大会への出場メンバーで揉めたこともあり、そのときは精神的に辛く感じました。しかし、自ら部員に状況に応じて細かい声かけをしました。結果としてお互い言いたいことをその場で伝えられギスギスした時間は長くならずに練習に精を出すことができました。

社会に出れば人と話し合う場面は格段に増えるので、前向きに話し合い、より良い結果を追求できるように努めていきたいです。

同じ組織に属する人と協力し合う力は、社会に出ても必要な力です。
個人競技でも部活やサークルでみると集団活動であり、スポーツは社会と同様に組織での役割や立ち振る舞いがアピールしやすいです。

社会に出ても再現性のあるコミュニケーション能力があることを自己PRで伝えられれば、評価に繋がるでしょう。

NG例文

例文
私はテニス部に所属しており、現在は後輩の指導にあたっています。後輩の指導で大切にしていることは、トップダウンの指示と経過観察です。

後輩は7名いるので十人十色の個性があり、時には衝突することもありました。
しかし一人ずつしっかり話を聞く時間も無いので、まずは私の指示通りに動いてもらうように統一しました。するとやり方は同じでも、人によって結果の表れ方に差が出ます。
その様子をじっくりと観察したところ、後輩の個性に基づいた指導ができるようになりました。

今後社会に出たら後輩の指導にあたる場面も生じると思いますので、私は組織をまとめあげ、会社に貢献できる存在になることを目指します。

この例文では「まずはトップダウンの指示」と書かれてあり、傲慢な印象を与えてしまいます。リーダーシップをアピールするのであれば、他者に寄り添って意見を聞く姿勢を具体的に書くことで、より良い自己PRになります。

履歴書にスポーツ経験を記載する人は趣味・特技欄か自己PR欄へ書こう

履歴書にスポーツ経験を記載する場合は、趣味・特技欄か自己PR欄へ書きましょう。

残念ながら履歴書には記載できる内容やスペースが限られており、スポーツ経験を書ける場所は趣味・特技欄、もしくは自己PR欄しかありません。

履歴書のフォーマットによっては趣味・特技欄や自己PR欄が無いものもあるため、履歴書を購入する際にはフォーマットをしっかり確認することが必要です。

もしスポーツ経験についてじっくり触れたいならば、趣味・特技欄や自己PR欄が大きいものを選択すると、文字を多く書くことができます。

スポーツ経験を通してアピールできる要素は非常に多いので、これまで生み出してきた成果の大小は気にせず、自信を持って自分が頑張ってきたことを素直にアピールしてください。

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