志望動機で大事な「なぜその会社なのか」を伝える秘訣3つ【例文あり】

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志望動機では「なぜその会社でなければならないのか?」がしっかり伝えるようにしなければなりません。企業は内定を蹴られたくありません。だから、第一志望の学生だけに内定を出したい。

第一志望だと人事に感じさせるには、「なぜその会社でなければならないのか」が伝わる志望動機が必須です。

とはいっても、多くの学生は「その会社に絶対に入りたい」というよりは「その業界に興味がある」くらいの人が多いはず。「なぜその会社でなければならないのか」を伝えるロジックをつくるのは、なかなか大変ですよね。

でも、大丈夫。少しのコツを意識するだけで、「第一志望」だと伝わる志望動機を作成できます。

第一志望だと伝えるための3ステップ

  • 1.就活で重視する「仕事上の目標」をつくる
  • 2.業界内における、志望企業の強み・特徴を調べる
  • 3.2を1にあてはめて「御社でこそ〜ができる」とまとめる
ただ、「第一志望です!」といっても、説得力はありません。人事だって学生が内定を取るためにウソをつくことくらい知っています。

第一志望だと信じさせるには、「私は〜を仕事選びの基準にしている」「貴社は〜に力を入れている」「貴社でこそ、〜ができる」と、『仕事上の目標を達成するには、貴社で働くのが一番だ」と伝えましょう。

といっても、よくわからないと思うので、志望動機の例文を見てみましょう。

第一志望と伝わる志望動機の例文

例文
志望動機…三菱東京UFJ銀行 コース別採用(ITシステム)

貴行の金融システム開発に携わり、日本経済に血液を回す「心臓」を支えたいと考えております。

大学時代に、中小企業で社内エンジニアのインターンをし、簡単な業務システムを開発しておりました。少しの労力でも、業務を大きく効率化できるシステムの力を実感し、ITシステムの開発を仕事にしたいと考えるようになりました。

より多くの人の生活に影響を与え、支えられるシステムは何か?と考えた時に、金融機関のシステムが最も重要なのではないかと思いました。お金という血液が回らなければ経済は動かず、経済の根本を支えるのが金融機関のシステムだからです。

貴行は、世界規模でも類を見ない勘定系システム統合を早くから終え、安定したシステム運用においては、都市銀行の中でもトップであると存じます。貴行でなら、経済の基盤となるシステムを開発・運用し、人の生活を支えることができると考え、貴行を第一志望としております。

仮に入行できた際には、国際業務系のシステムに携わりたいと考えております。グロバール化が進む中で海外とのシステム連携強化はますます重要になる点、大学時代の留学で培った英語力を活かせる点に魅力を感じております。

この志望動機は、以下の構成になっています。
  • 「大学時代の経験から、システムを通して社会を支えたいと思うようになった(仕事上の目標・就活の軸)」
  • 「貴行は、世界規模でも類をみない勘定系のシステム統合を〜都市銀行の中でもトップである(志望企業の特徴)」
  • 「貴行でなら、経済の基盤となるシステムを開発・運用し、人の生活を支えることができる(就活の軸と志望企業の特徴をすりあわせる)」
このように「私は仕事で〜をしたい」という仕事上の目標(就活の軸)を固めて、企業の特徴をそれにあてはめれば、第一志望だと伝わる志望動機がつくれます。

では、この志望動機作成に必要な「仕事上の目標」「会社の特徴の抽出法」を詳しく解説していきます。

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。
「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。

就活の軸をつくろう

就活の軸とは「私は仕事を通して〜を成し遂げたい」という、あなたの仕事上の目標です。

仕事上の目標があれば「私は〜をやりたいという基準がある」「あなたの会社は〜という特徴を持っていて、私の基準に合致する」と簡単に志望動機がつくれるようになります。志望動機作成にかかる時間は、往来の4分の1ほどになるでしょう。

就活の軸をつくる方法

就活の軸をつくるには、
  • 1.大学時代に「打ち込んだこと」を掘り下げ、「自分はどんな時に喜びを感じるのか?」「やりがいを感じるのか?」「意義を感じるのか?」を分析する
  • 2. 1でわかった「やりがいを感じる瞬間」を最大化するには、どんな仕事が良いのか、考えてみる
  • 3. 2で見つけた仕事を通して、社会にどんな価値を提供したいのか?を考える
この3ステップを踏めば、すぐに就活の軸が作成可能です。たとえば、先にあげた例文なら、
  • 簡単な業務システムをつくっただけだが、人に感謝され、業務を効率化できた
  • 大規模システムの開発・運用に関わることで、より多くの人の役に立つことができる。それはやりがいのあることだ。特に、人の生活の根幹に関わる経済をシステムから支えたい
  • 銀行のシステムを通して、経済の心臓を動かし、社会を支えたい
このような軸になるわけですね。ちなみに、この軸は、言い方次第で簡単に同業他社に応用できます。たとえば、上では「金融システムが社会を支えることに〜」と書いてありますが、医療系のシステム会社を志望するなら「人の生命を支える医療システムに携わることは、社会の根幹を〜」と変えればよいのです。

一度、軸をつくっておけば、同業他社に簡単に応用し、志望動機がつくれます。ぜひ、就活の軸(仕事上で成し遂げたい目標)をつくっておきましょう。

就活の軸の例文

説得力のある志望動機にするためには、就活の軸を上手に使う必要があります。

そのために、先程の3ステップに従って「打ち込んだこと」「やりがいを感じる瞬間」「社会貢献」をについて説明するのです。

それではさっそく、この3つのポイントを使った志望動機の例文をご紹介しましょう。
例文
住宅メーカー
  • 1.安全と環境問題を追求した住まいづくりをしたいと考え、建築工学を学んでいる。
  • 2.自然環境に配慮した、再生可能エネルギーを使ったエコな住宅でありつつ、安全性と耐震性を兼ね備えた、住み心地のよい住まいづくりの研究開発に携わりたい。
  • 3.「地球の未来のために貢献している」と住んでいる人が思えるような住宅を開発し、社会に貢献したい。
Point
まず、なぜ自分が建築工学を学ぶことになったのかを説明しています。
次に、そのことによって、どんな仕事をしたいのか、より具体的に述べています。最後に、その仕事を通じて、どんなふうに社会貢献ができるのかに言及しています。

自分の経験やスキルを具体的に業務に活かすことができ、そのことによって社会貢献をできることに喜びを感じるという、論理的で説得力のある志望動機です。
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会社の特徴を分析する

就活の軸に会社の特徴をあてはめれば、上記の志望動機がすぐにつくれます。では、どうやって会社の特徴を分析するのか?

志望動機ですから、「御社は〜に強みがある」と会社の良い所をとりあげ、その会社の特徴が自分の目標・軸に合致する、という形にするべきです。だから、業界内での会社の強み・特徴を分析すれば良い。具体的な方法としては、
  • 業界研究本を読み、同業界の概要を知る。各企業の特徴を簡単に頭に入れる
  • 業界の主要企業(志望企業含む)の「株主向け説明会資料」に目を通し、業界のトレンド、各企業の特徴を理解する。それぞれどんな点を強調しているか?を把握しよう
  • 上記を踏まえ、志望企業はどんな強み・特徴を持っているか?(社風、のような抽象的な言葉に逃げずに、ビジネス上の明確な強みを分析する)
このステップを踏めば、すぐに説得力のある志望動機を伝えられるようになるでしょう。

どれくらい分析したらいいのか

「会社の分析」と言っても、アナリストのような分析をすることはかなり無理があります。
そこで、企業の特徴を理解するための重要なポイントを次のようにまとめました*。

1.同業界の中での位置づけ

    • 業態、企業規模、資本、商品・サービスの対象など

2.企業ごとの特徴

    • 企業情報:代表取締役、企業理念、設立年・資本金・株式公開の有無・事業拠点
    • 事業内容:取り扱い商品・サービス、業績など
    • 制度:勤務条件、福利厚生など
    • 採用情報:職種、採用人数、選考プロセス、初任給など

3.自分の志向と企業とのマッチング

    • スキルにマッチしている
    • ライフワークバランス、職種、業種など
例文
  • 専門職なため大学で学んだ知識が活かせる
  • 給与はあまりよくないが、残業がない
これなら、時間をかけずに作成出来るでしょう。
あまり難しく考えずに、企業の公式ホームページなどで分かるものだけでも十分に準備できるので、安心してください。

「なぜその会社なのか」理由が見つからない場合

志望企業はあるけれど、「なぜその会社かと言われると理由がわからない・・・」というときは、どうすればよいのでしょうか?

企業イメージに恋していませんか?

本当に企業研究をしているのならば、志望動機がないということは起こらないはずです。
適切に企業研究をしていれば、企業の求める人材像と、自分の性格やスキルがマッチしているかどうかはわかるでしょう。

例えば積極性が必要な企業で、自分は内向的ならば、自分は企業の求めている人材ではないことがわかります。

もちろん、不合格通知を受け取ること覚悟で就活をするならば問題ありませんが、内定が欲しいならばやはり適性を考えたほうが効率的です。

企業の採用ページや説明会で「こんな人材を求めています」というアピールを目にしたり耳にしたら、自分は求められている人物像に当てはまるかどうかをチェックしてみましょう。
どうしても志望動機が見つからないときは、なぜその企業がよいのか、もう一度考え直してみましょう。

「なぜその会社なのか」人事が質問する理由

採用面接でよく聞かれるのは、「なぜこの会社を選んだのか?」ということです。

これには2つ理由があります。
一つは、本当に第一志望であるかどうかという志望度の強さの確認、もう一つは、「なぜ同業他社ではなく、うちなのか?」という理由を知りたいからです。

これは、志望者の性格、スキル、考え方次第で、企業側が求める人材であるかとうかを確認するためです。

採用面接というのは、企業と就活生のマッチングの場です。採用しても来てくれない就活生に内定を出しても意味はありません。

企業にとって採用活動は、時間も労力もかかるものです。
そのため、確実にマッチする人材を採用したいと思うのは自然なことなのです。

なぜその会社なのかが伝わらないNG例文

例文1
「貴社は研修制度が充実していて、成長できると感じたからです。」

Point
会社は学校ではありません。
「研修制度を利用することにより、業務の効率化を図り、企業の成長に貢献したい」など、仕事で貢献できることをアピールするようにしましょう。
例文2
「1年間イギリス留学をしたため、英語は得意です。海外事業部のある貴社でお役に立ちたいと思います。」

Point
英語を使える仕事は他にもたくさんありますし、英語が得意な人はたくさんいます。
英語を活かして、より具体的にどんな仕事でどんなことで企業に貢献できるのかに言及しましょう。
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