まだ諦めるな!秋採用からの就活を成功させる5つのルール

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就活生の中には、夏休みの間に就職が決まらず、秋採用に臨む方も多いでしょう。前半の就職が上手くいっていないと、「自分なんてもう駄目かも」と自分のやり方に自信が持てなくなってしまいますよね。

そこで、秋採用を成功させ、年内に内定を決めるために意識するべき5つのポイントをご紹介します。

そもそも秋採用とは何か?

2017卒からの就活は、6月1日から面接が解禁になり、9月までには主要な内定が出揃います。

しかし、選考期間が短いため、「こんな短期間では十分な学生を集められない。もっと良い学生にも出会う機会を設けたい」と企業は考えており、10月以降にも採用活動を続けています。この10月から始まり、12月初旬まで続く最後の採用のチャンスを「秋採用」と呼びます。

どんな企業が秋採用をしているのか?

採用人数の多い大手企業

秋採用を行う企業には、採用枠の多い金融機関(三菱UFJやみずほフィナンシャル・グループ)や大手メーカー(キャノン等)も多く、夏採用に失敗したとしても、秋採用で大手に内定することも可能です。

大手に学生をとられてしまった中小・中堅企業

また、夏に十分な学生を集めらなかった中堅企業も秋採用のために枠を確保しており、積極的に採用活動を続けています。だから、夏に内定を得られなかったとしても、秋採用を頑張ることで、逆転は可能なのですね。

とはいっても、前半に失敗している状態のまま、秋採用に突入しても結果は望めません。そこで、秋採用を成功させる5つのポイントを徹底的に解説しました!

1.まだ間に合う!秋から受けられる企業を探す方法

秋になると、リクナビ・マイナビ経由の採用を締めきってしまう企業が多いので、受けられる企業を探すのにも一苦労しますよね。そこで、秋からでも受けられる企業を探す方法をご紹介します。

スカウト型就活サイト「Offer Box」を使ってみよう

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秋からでも受けられる企業を探すには、スカウト型の就活サイト「Offer Box」が便利です。

OfferBoxは、就活生のプロフィールを見て、企業の方から選考のオファーを出すスカウト型の就活サイトです。プロフィールを登録しておけば、あなたに関心を持った企業から選考オファーがもらえます。

リクナビでの採用を締めきった企業でも「気に入った学生に個別で選考スカウトを出す」形で通年採用をしている所が数多くあります。OfferBoxにプロフィールを登録しておけば、これらの企業から選考のオファーをもらい、内定に近づくことができるのです。

OfferBoxでオファーをくれるのは「あなたに関心を持っている企業」です。OfferBoxを使えば、内定の可能性が高い企業と出会えるので、闇雲に企業にエントリーするより有利に選考を進められます。

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秋採用で狙い目の企業リスト

スカウト型サイトを使わず、地力で企業を探したい人もいるでしょう。そんな方には以下のタイプの企業がオススメです。

大学の就職課に求人を出している企業・大学の説明会に来た企業

大学主催の説明会に参加していたり、大学の就職課に求人を出している企業は「あなたの大学から採用する気マンマン」の企業ですから、他の企業を受けるよりも内定の確率が上がるでしょう。

多くの企業が「採用ターゲット校」を決めているので、そこから外れていると中々決まらない、ということもあります。「どこを受けても書類で落とされてしまう」という就活生は、大学の企業説明会に参加している企業を受けてみましょう。

隠れた優良企業

中小企業にまで目を広げて無くても、「上場企業だが、知名度がなく、学生人気がない会社」はいくらでもあります。たとえば、機械同士をつなぐ配管の製造で世界シェア1位で、ずっと業績も右肩上がりの企業があるのですが、学生には見向きもされず、通年で採用を続けている会社があります。

新しいニッポンの業界地図 みんなが知らない超優良企業」を買ってみてください。世界シェア一位にも関わらず、名前も知らなかったような企業がいくつも見つかるはずです。

大手の子会社

大手の子会社も良いでしょう。たとえば、「キャノンITソリューションズ」のように大手のIT部門を担当しているIT子会社などが一例です。

大手の子会社は、なんといっても給与や待遇が親会社に準じていますし、ビジネスの規模も下手なベンチャー企業よりもずっと大きい。けれど、大手ほどは内定難易度が高くない、というメリットがあります。就活のリスタートには最適でしょう。


2.面接に落ちたからといって自己否定をしないこと

面接に落ちて自己否定をすると、負のスパイラルに陥る

まず、一番大事なこと。それは「自己否定をしないこと」です。8月〜9月の間に受けた第一志望の企業から落とされると、「自分は社会に必要とされていないんじゃないか」と自己否定をしてしまう就活生が非常に多いです。

自分に自信をなくすと、面接の受け答えにも覇気がなくなり、いかにも暗い印象になり、面接に受かりづらくなり、お祈り→さらに自己否定と負のスパイラルに陥ってしまいます。

面接の結果は重く受け止めるような価値のあるものではない

確かに、面接は、社会人が自分を評価する場。そこで落とされると、「自分は社会に求めらていないのかな?」と自己否定をしてしまう気持ちはわかります。

しかし、海外の研究によれば、面接での評価は仕事での能力とほとんど相関がありません。簡単な知能テストの方が余程性格に仕事の能力を予測できるそうです。

というのも、人間は第一印象による評価に思いの外縛られてしまい、正確に相手を評価することができなくなってしまうからです。たとえば、アメリカの研究によれば、大学院で数ヶ月の間、「面接トレーニング」を受けた面接官が2時間かけて下した評価と、その面接を録画したビデオの冒頭15秒を見て素人の学生が適当に下した評価は、ほぼ同じになることがわかっています。

つまり、しっかり応募者を面接して決めているようで、実際には第一印象レベルの判断しかしていない、ということになります。

このように、面接の評価は意外といい加減なもの。それに落ちたからといって、「自分は社会に求めらていないのでは」と落ち込む必要はないのです。

3.説得力のある志望動機を用意しよう

「なぜ良いと思うのか」をしっかり書くこと

秋採用では、ほとんどの就活生が「今まで志望していなかった会社」を志望するはず。すると、どうしても「ちょっと調べて書いた感」のある志望動機になりがちです。

たとえば、以下のように「ただ会社を褒めているだけ」の志望動機になりがち。

御社は〜という取り組みを早くから行い、世界市場でn位というシェアを獲得しました。また、新興市場にもすばやく進出し、インドネシアでは国内メーカーよりも支持されるメーカーとなっております。スピーディーにビジネスを行い、貪欲にチャレンジを繰り返す貴社でなら、自身を高められると考え、貴社を志望しております。

このような志望動機です。一見しっかり調べて書いているように見えますが、会社ホームページを見れば誰でも書ける内容で、差別化はできていません。

少しでも差別化するには「なぜ良いと思うのか」をしっかり掘り下げることです。たとえば、「スピーディーに新しいチャレンジを繰り返す経営方針」になぜ惹かれるのか?を言語化してみる。すると、「学生時代に様々なことにチャレンジしてきて、それに喜びを感じたから」というような、あなた独自の理由が見つかるはず。

「なぜ良いのか」を自分の経験から掘り下げて書けば、他とはかぶらない志望動機が書けるようになるはずです。

「大変なポイント」への理解を示しておくとGood

ただ、急造の志望動機はどうしても、簡単なものになりがち。その志望動機にちょっとした工夫で「本気度」を+する方法があります。

それは「その仕事・業界の大変なポイントに言及する」ということです。採用ホームページで先輩社員の「仕事体験談」を読み、大変なポイントを洗い出します。次に、そのポイントに対して自分はどうアプローチするかを書きましょう。たとえば、

印刷業界はこれから「ペーパーレス化」という時代の波と戦わなければならず、厳しい時も多々あるかと存じます。しかし、そんな環境だからこそ、自分が大学時代の飛び込み営業で培った「ピンチの中にチャンスを見つける力」を活かせると考えております。

ただ、褒めるだけだと「わかってんのかよ、こいつ」感がどうしても出てしまいます。ですから、あえて「大変なポイント」と「それに対して自分はどう向き合いたいか」を書くのです。そうすれば、「お、この子は厳しい点も理解して死亡していてくれているな」と人事にあなたの本気度が伝わるのですね。

「なぜ最初から志望しなかったの?」と聞かれたら

秋採用からその企業を受ける場合、「なぜ最初から受けずに、秋になってから受けることにしたの?」と、厳しい質問をされることがあります。

このような質問をされたら、正直に返した方が良いでしょう。「最初から御社が第一志望だったのですが」と答えても、ウソっぽいです。

たとえば、このように「素直に志望の変遷を語る」ことを意識して答えます。

最初は、経済学部で学んだ金融の知識を活かせると思い、金融機関を志望していました。しかし、就活を続けていく中で、本当に経済を支えているのは、実際にモノをつくりだすメーカーなのではないか?と考えるようになりました。また、モノを売ることにも、自分が経済学部で学んだマーケティングの知識を活かせる、と感じ、メーカーを志望するようになりました。その中で、貴社でなら、半導体素材を通して、様々なモノづくりの根本を支えることができるのではないかと考え、貴社を志望しております。

ウソをついてもバレますから、志望の変遷は正直に語ることです。最初から第一志望なのに、すぐに選考に参加しないのは不自然ですから。

この質問のあと「なぜ最初に受けた●●業界の面接は上手く行かなかったと思う?」と聞かれることもあります。その時は「〜という点が失敗していた。だから、今は〜という努力をし、克服に努めている」と反省点と現在の努力を語ってください。

4.秋採用こそ「正直ベース」でいこう

企業に受けようとして、自分の持っていないものを演出しようとすると、たいてい上手くいきません。たとえば、リーダーシップがあるわけでもないのに「サークルのリーダーをしていたので、リーダーシップに自信がある!」といっても、説得力がなく、なかなか就職は決まらないでしょう。

等身大の自己PRが、結局、一番響く

あらためて自己分析をしなおし、自分の持っている強みを洗い出してみましょう。そこで見つかった強みを、たとえ地味なものでもよいので、アピールしてみてください。たとえば、自己分析で「人の嫌がることでも続けられる。嫌なことの中にも楽しいことを見つけられる」という強みが見つかったとします。確かに地味ではありますが、それがあなたの本当の強みなら、人事に響くはず。

リクルートの調査でも最も重視されているのは「人柄(89%が重視)」です。逆に、サークル活動は11.9%の企業しか重視していません。

誇張したサークル活動やバイトの経験を話すよりも、自分の人柄・本当の長所がしっかり伝わる経験を選んで話しましょう。誇張した空虚な自己PRよりも、ずっと面接官の心を打つはずです。

5.第一印象力を再点検しよう

新卒就活では「第一印象」がとても重要

さて、面接の評価は気にするべきではない、としても、面接には通過する必要がありますよね。では、何をするべきか?

それは、第一印象力を磨くことです。あなたが思っているよりも、第一印象は重要です。先ほども述べたように、トレーニングを受けた面接官でも、結局、学生が15秒で適当に下した判断と同じ評価をしてしまうのですから。

社会人の面接であれば、最初の印象が悪くても、仕事の実績で光るものがあれば採用されるでしょう。しかし、学生の場合、実績といっても、サークルやバイトのものですから、あってないようなもの。評価はほとんど「面接官の好き嫌い」に左右されてしまうのですね。実際、リクルートの調査によれば、企業が面接で重視する項目はここ5年以上の間「人柄」がダントツ一位です。

「人柄」って抽象的ですよね。要するに、第一印象も含めて「人柄が良さそう」と思えば採用される、ということです。

第一印象力をあげる方法

第一印象力をあげるには、客観的な視点を持つことです。そのためには、以下の方法が有効です。

  • スーツ・靴をはいた状態でセルフ模擬面接(入室〜自己紹介〜質疑応答〜退室まで)をする(質問は自己PRや志望動機などの基本的なもの)
  • その様子をビデオで録画する
  • まず、服装をチェック。スーツ・ネクタイ・シャツ・靴の着こなしに清潔感はあるか?髪型は乱れていないか?活力を感じるか?
  • 次に、声・身振り・手振り・表情・姿勢をチェック。ハキハキ答えられているか、表情は朗らかか・姿勢は真っ直ぐで活力にあふれている様子か?
  • このビデオを親やOBなどの社会人にもみてもらい、アドバイスを貰う
  • 満足行くレベルに達する迄、何度も模擬面接→チェック→修正→模擬面接…を繰り返す

これを繰り返すだけでもだいぶ違ってくるはずです。自己PRや志望動機は努力しているのに、靴が薄汚れていてダラシない印象になっている就活生がよくいます。自分の努力を実のあるものにするために「第一印象力」に磨きをかけてください。