就活ノートの作り方とは?本当に使えるメモするべき項目を就活経験者にアンケート調査

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就活ノートは作るべき?名前は聞いたことがあるけれど、就活に必要なのか、どのように作ったらいいのか分からない、そんな就活生もいるでしょう。

この記事では、就活を経験した22卒以前の就活の先輩100名を対象に、就活ノートに関するアンケートをとりました。

この記事を読むことで、就活ノートの必要性や、どのように、どんな項目で就活情報をまとめればいいのか参考になります。

先輩就活生に聞いた!就活ノートを作成している人は49%

約半数が就活ノートを作成していた

約半数が就活ノートを作成していた

100名を対象にアンケートをとったところ、100人中49人の人が就活ノートを作成していたと回答しました。

しかし、就活ノートを作成していなかった理由を聞くと、「就活ノートという名前がなかった」や「情報はメモ帳にまとめていた」など、就活ノートという言葉を使っていなかっただけであり、実際には就活情報をまとめたノートを作っている人はもう少し多くなります。

エントリー企業が「絞られている」または「多い」と就活ノートを作らない

就活ノートのようにそもそも情報をまとめていなかった人はなぜ作成しなかったのか質問したところ、以下のような回答が集まりました。

【就活ノートを作成しなかった理由】

  • 必要ないから
  • 作成方法がよく分からなかったから。
  • ノートをつけること自体面倒だと思ったから
  • あまり考えずに就活をしていたため。
  • 面倒くさがりで、やれば何とかなると思っていたから
  • 多くの企業を受けていたため面倒だったからです。
  • 公務員志望であったためぎりぎりまで公務員対策をしていたため
  • 件数が少なかったから
  • 元々卒業したら働きたいと思えるところがあったからです。

志望企業が絞られており、把握できる程度であれば就活ノートを作らない人もいれば、反対に受ける企業が多すぎてメモをとるのが面倒という就活ノートを作成しない理由がありました。

就活ノートを作成していなかった人は情報が錯乱して後悔した人も多い

就活ノートを作成しなかった人へ、就活ノートにまとめればよかったと後悔したことはないか質問したところ、以外にも多くの回答がありました。

【就活ノートにまとめればよかったと後悔したこと】

  • 今思うと、情報をひとつにまとめておくことは便利で見やすくて良いのではないかと思う。
  • 採用担当の人の名前がどうしても思い出せなかったことがあった
  • 運良く1社目で志望の会社の内定をもらえたので、特に後悔したことはありません。ただ、纏めておけば、後輩や弟が就活する際に具体的なアドバイスが出来たかなとは思います。
  • 就職活動がなあなあになって、自分の中でもパニックになってしまった時期があってその時に整理するためにもノートを書いておけば良かったなと思いました。
  • 注意すべきことや失敗したことをまとめておけば、同じようなことがあったとしてもミスを犯すことはなかったと思うし、振り返る機会にもなったと思うから
  • 今思えば、ノートにまとめた方が見やすかったのかもしれない。
  • 多数受けていた為面接でもごちゃごちゃになり後悔してます。
  • 件就活ノートを作成し、面接内容や自分の苦手なものをまとめておいたら、客観的に見返したり、先々まで役に立ったと思います。
  • 行き当たりばったりで就活していたので、そもそも企業ごとに情報をまとめておけばもう少しまともに就活できたのでは、と思います。
  • 携帯がないと予定がわからないので、携帯の充電が減ることに対してストレスを感じる
  • 面接で上手に答えられなかったので、ノートにまとめることで、後から見直したり頭の中で整理しやすく就職活動に活かせたのではないかと感じました。
  • そもそもノートにまとめて、保管していれば転職時にも参考にできたと思います。(自己分析、成長度合い等)
  • たくさん受ける予定のある人はそれぞれの企業の特徴をまとめていたら分かりやすいと思います。
  • 企業理念が似たような企業を受けた際にたまたま同じページにメモを書いていたためどっちがどっちかあれ?となってしまった。

情報がごちゃごちゃして分からない場合や、後から思い返せないという後悔から、就活ノートを作成しておけばよかったと後悔する意見が多く挙げられました。

また、就活ノートがその時だけでなく、後輩が就活する際の1つの情報としてや自分の転職時にも使えていたのにと先々の面で作成しておけばよかったと後悔する人も見られました。

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2021.05.25

就活ノートを作成する人の多くは紙のノートを使っている

就活ノートの作成方法としては紙ノートが最も多い

就活ノートの作成方法としては紙ノートが最も多い

就活ノートの作成は、以外にも紙のノートを利用する人がほとんどでした。
パソコンやスマートフォンで就活ノートを作る人は、Evernoteやメモ帳機能、Word、Excelを使ってまとめていることが分かりました。

あさがくナビアンケート

就活ノートには企業情報・自己分析結果・業界情報をまとめる

就活ノートにまとめた情報は企業情報が最も多い

就活ノートにまとめた情報は企業情報が最も多い

就活ノートにまとめる情報としては、企業情報と回答する人が最も多く、次いで自己分析結果、業界情報でした。各企業の就活の進捗と回答するも約半数見られます。

担当者の名前や離職数・育休取得実績など具体的な内容を就活ノートに残している

企業情報、自己分析結果、業界情報をまとめる就活ノートでは、どのような項目をまとめていたのか詳細について質問しました。

企業情報でも、離職数や育休取得実績、女性の割合などホームページ上だけでは分からない情報をメモに残しているケースが多いようです。

また「イベントでお会いした企業の方々の名前や雰囲気」や「インターン時の印象」など、自分が感じたことをノートに残す人も多いと分かりました。

【就活ノートにはどんな項目をまとめていましたか?】

  • 企業情報、自身の自己PRや志望動機はじめ情報の整理、現在の就活状況
  • 企業情報、業務内容などに加えて、イベントでお会いした企業の方々の名前や雰囲気もメモしていた。
  • 会社の良いところを中心にメモしていた。
  • 企業ごとの研究内容(OBOG訪問などで得た情報も含む)及び就きたい業務内容のまとめ、面接で聞かれたことやその対策、反省点をまとめていました。
  • 企業の情報(勤務地、業務内容、社長名など)合同説明会の日程、企業での面接日、電話やメールで担当してくれた人の名前
  • 業界の流れ、シェア数
  • 企業の業界の位置。業界研究。企業研究。3年と1年以内の離職数
  • 会社説明会の内容、OB/OG訪問時に聞いた働きやすさ、昨年の採用実績・求められる人材像など
  • 離職率や年収、選考での面接の回数
  • OBやリクルータへ質問した内容と回答、面接日程等のスケジュール
  • 勤務体系、採用数、産休育休取得実績
  • 企業情報、業種業界、インターン時の印象、福利厚生や会社の様々な制度、人事の印象
  • 女性従業員の割合

電車代や似顔絵!?ノートのとり方を自分なりに工夫している人も多い

就活ノートの作り方に決まりはありません。
自分なりに工夫した就活ノートの項目を質問したところ、面白い回答がありました。

【自分なりに工夫していたノートの取り方】

  • 収入額を自分なりに1から5で数値であらわした
  • 企業を最寄りの鉄道毎に分けてまとめた。通勤時間を比較するため
  • OBやリクルータ、会社の雰囲気を一言メモのようにして記載していた
  • 本社まで行く時は電車賃をメモしていた
  • 面接の反省点をタメ口調でメモしていた
  • 一緒にインターンに参加していた人達の印象を書いていた。(もし一緒に働くとしたら嫌だなぁという人が多かったところは蹴った)
  • 福利厚生の充実度を企業によってランク付けをおこなっておりました
  • 自分が直感で「あ、この企業いいな」と思った場合は、わかりやすく星マークをつけていました。
  • 23区別に企業を分けていた
  • 採用担当の方の名前と特徴を企業ごとにメモしていた(例:鈴木さん 20代くらい 女性 メガネ ポニーテールなど)

毎日の出社を考えると、通勤時間は把握しておきたいところですよね。

また、担当者の名前は覚えていても顔が思い出せないときは、似顔絵や特徴のメモも就活ノートに残しておくと便利です。

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企業情報だけでなく自分の考えを就活ノートにまとめるべきだったと後悔する人が多い

就活を終えたときに、「○○しておけばよかった」と後悔することは多いものです。
就活ノートに関して、「○○をまとめておけばよかった」とメモしておかずに後悔した項目について質問したところ、以下のような回答が集まりました。

【就活ノートに○○しておけばよかったこと】

  • 今後上司になるかもしれない人の名前はその都度メモを取るべきだった。
  • OBOGや店舗訪問で学んだことの情報をただ書くだけでなく、面接に直感する様に自分なりの意見や提案もまとめておけばよかったと思います。
  • 企業の面接で質問された内容
  • 離職率や産休育休の取りやすさもメモすればよかったです。
  • 自分がどのようにして就職活動を行ったのかと言うことを事細かに記載しておいた方が、後々就職をしようと考えている人たちのためになったかもしれないと感じた。
  • 面接での質問や回答が緊張していたため忘れてしまっていた。その日の夜に整理するのではなく、面接直後にノートへ書いとくと良いと感じた。
  • 自分から見た考察
  • 事業内容などもっと細かい企業情報
  • 同業他社との比較。最低でも3社。
  • キャリア、昇格のこと・日々の業務内容(詳しく)・離職率・会社の口コミ等
    説明会で自分が感じた気持ちなどをまとめていればよかったと思う

企業から得た情報だけでなく、説明会やOBの話を聞いてどのように感じたのか自分の考えをメモしておけばよかったという人や、就活ノートの整理を夜ではなく直後にしておくべきだったと後悔する人もいます。

話を聞いた時の感情はその時々の状況で変わる場合もありますし、その時の感情はなかなか後から思い出せないものです。
一言でも就活ノートに残しておくと、後から見直したときの参考になるでしょう。

就活ノートは紙ノートで作成する人が多い!作成ポイントは具体性と自分の考えのメモ

就活ノートの作成についてのアンケートを紹介しました。

就活ノートは企業情報、自己分析結果、業界情報、就活の進捗まで就活中に得た情報をまとめるノートです。まとめ方には決まりはありません。

企業情報といっても、社長の名前や本社の所在地といったインターネットで得られる情報よりも、担当者の名前や離職数・育休取得実績といった、自分が企業を選ぶ上で重視する内容を具体的にメモに残しておいた方がいいでしょう。

また、企業から得た情報だけでなく、説明会やOB訪問を聞いた時どのように思ったのか自分の考えを記載すること、選考に使えるポイントがあればすぐにメモをとっておくことなども先輩からのアドバイスとして就活ノートの使い方の参考にしてください。

調査概要

  • 調査期間:2021年6月11日~2021年6月14日
  • 回 答 者:クラウドワーカー
  • 回答者数:100名

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