目次
スカウト型就活サイトってどうなんやろ
— よしけん (@puyoyosiken) November 30, 2020
就活のスカウトサービス、気になるけれどいまいち信用していいのか分からない、本当に企業を紹介してもらえるのかなど不安から利用を迷っている人もいるでしょう。
就活のスカウトサービスといっても各サービスに特徴があり、しかもかなり多くの企業からサービスがでています。
友達が使っていない限りは、上記のような疑問やどれを使ったらいいのか分からないのも無理ありません。
この記事では、いくつもの就活サービスを見てきた私が、就活を効率良く進める手段としておすすめのスカウトサービスについて解説します。
記事を読むことで、スカウトサービスを登録するかしないかの判断が付くようになります。
就活においてスカウトサイトへの登録は一般的になりつつある
企業の求人に就活生が応募する従来のスタイルとは異なり、企業側から就活生にアプローチをおこなうスタイルであるスカウトサービス。
転職サイトにおいては以前から一般的な方法でしたが、最近では新卒採用においても普及しつつあり、スカウト(逆求人)サイトへの登録をする就活生は増えています。
これには、新卒採用が売り手市場となってきたことで、企業側が学生の応募を十分に集めることが難しくなり、スカウトサイトを利用する企業が増えてきているという背景があります。
また、2020年流行の新型コロナウイルスの影響によって、採用活動のオンライン化が急速に広まっていく中で、ウェブサイト上で学生を絞ることができるというスカウトサイトの強みに注目する企業も増えてきました。
就活をスムーズに進めて内定を勝ち取るために、新卒採用の新しいスタイルであるスカウトサイトを有効活用していきましょう。
就活のスカウトサイトとは?
プロフィールを入力すると企業から説明会や選考案内がもらえる
スカウトサイトでは、会員登録後に自分のプロフィールを作成します。
プロフィールには、学歴や連絡先などの基本的な情報に加えて、自己PRや学生時代に頑張ったことのようなエピソードを記入して、あなたの努力や経験をアピールします。
スカウトサイトの中には、写真や動画を使って自分らしさを表現するといった自由度の高いプロフィールを作成できるサイトもあります。
プロフィールが完成したら、あとは企業からのオファーを待つだけです。
あなたに興味を持った企業からオファーが届いたら、企業側と直接やり取りをして説明会・選考・インターンシップなどの次のステップに進みます。
知っておきたい就活のスカウトサイト【全学科編】
OfferBox(オファーボックス)
OfferBoxは学生から最も選ばれる新卒特化の就活サイトであり、HR総研調べにより3年連続で新卒オファー型就活サイトの学生利用率No.1を獲得しています。
2020年10月時点での2021年卒の学生登録者数145,000人、2022年卒の学生との合算では223,000人を突破しており、実に就活生の4人に1人以上が登録している人気サイトです。
登録企業数も7,350社以上、上場企業は全体の15%を占め、誰もが知る大手企業からのオファーがもらえるチャンスも十分にあります。
プロフィールのアクセス履歴から興味を持ってくれている企業を知ることができる、「適性診断AnalyzeU+」を無料で利用できる等、サポートも充実してことも人気の理由の1つ。
スカウトサイトに登録するなら外すことができないサイトと言えます。
キミスカ
キミスカの最大の特徴は、不採用となってしまった企業の選考結果を履歴として残せるので、その事実を参考に別企業も別の企業もスカウトする点です。
例えば、A株式会社の選考履歴を記載しておくことで、A社で最終まで行っているなら、と他企業の採用担当者が知り、スカウトする可能性もあるのです。
もう1つの特徴は、就活のスペシャリストに無料で相談できる点です。
就職エージェントのように専任で担当してくれるわけではありませんが、企業探しや面接・エントリーシート対策のような就活に関する悩みがあれば、その内容に応じた専門家に何でも相談に乗ってもらえます。
キミスカ運営事務局が開催している就活イベント「キミスカLIVE!」では、会場で直接選考や説明会へのスカウトをもらう場合もあります。
\不採用も次に活かせる/
キャリアチケットスカウト
キャリアチケットスカウトは、新卒向けエージェントサービスの「キャリアチケット」を運営するレバレジーズ株式会社が新しく始めたスカウトサービスです。
スカウトサービスにつきものなのが自己PRやプロフィール入力ですが、作成に時間がかかることがネックでもありますよね。
キャリアチケットスカウトでは、ガクチカの作成や自己分析に使えるテンプレートが用意されているため、穴埋めをしていくだけで簡単にスカウトに必要なプロフィールが出来上がります。
そうして出来上がったプロフィールを見て、あなたの“価値観”に共感した企業からがスカウトが届くので、入社後のミスマッチを比較的少なくできるサービスだと言えるでしょう。
カジュアル面談の案内である「話したい」や、特別選考などの案内が届く「オファー」など、様々なタイプのスカウトが届くので、就活のどの時期からでも使いやすいサービスです。
dodaキャンパス
dodaキャンパスは、「OfferBox」と並び学生登録者数が多いスカウト型就活サイトで、23~26年卒の学生878,000人以上が登録しています。
登録企業数も7,600社を超え、JTBやミクシィグループなどの大手企業も多数登録しています。
運営会社であるベネッセi-キャリアは、教育大手のベネッセホールディングスと人材大手のパーソナルキャリアが共同で設立した合弁会社であり、安心して利用できるところもポイントです。
さらに、大学1~2年生の時点から登録可能で低学年層向けの就活イベントへの参加やインターンシップのオファーを受けることができ、その経験をプロフィールに記入することでアピール度もアップします。
早い段階から就活に向けて動き出すことで他の就活生に差をつけたい就活生にもおすすめのスカウトサイトです。
\インターン&本選考のオファーならこれ!/
みん就スカウト
みん就スカウトとは、プロフィールを登録すると企業から就活生へスカウトメールが届く逆求人型サービスです。
プロフィール登録は簡単な一問一答形式の質問に答えるだけで完了するので、長文の自己PRやESに書くような内容を求められることはありません。
みん就スカウトで届くスカウト内容は、特別選考案内や説明会優先案内など、企業がみん就スカウト登録者のためだけに用意したものです。
本来、企業の説明会は就活生が自分で一社ごとに調べ、各社に応じた登録方法で予約をしなければなりません。
しかしみん就スカウトでは企業から選考案内や説明会の案内を送ってきてくれるので、就活生が自分から動かなくても説明会の案内が受けられる、優れたサービスです。
CheerCareer(チアキャリア)
ベンチャー企業や成長企業に特化したスカウト型就活サイトCheerCareer(チアキャリア )
日本トレンドリサーチによるサイトのイメージ調査では、「ベンチャー・成長企業が選ぶ就職サイト」「成長志向の人材が選ぶ就職サイト」でNo.1を獲得しています。
業界で注目されているベンチャー企業の社長から直接スカウトをもらえる場合もあり、ベンチャー・成長企業探しや気になった企業の説明会・選考に自分から応募することも可能です。
とにかくベンチャー企業や成長企業で自分の実力を試したい、新しいことにどんどんチャレンジしたいという成長意欲の高い就活生には、是非おすすめしたいスカウトサイトです。
Wantedly(ウォンテッドリー)
Wantedlyは、企業と人のつながりを作るためのビジネスSNSとして利用する人も多いサービスです。
ユーザーが気になる企業へエントリーできるだけでなく、企業側からユーザーに直接オファーを送れるダイレクトスカウト機能もあり、企業とユーザーが相互にアプローチ可能なサービスです。
その最大の特徴は圧倒的な登録企業数で、2020年4月には登録企業数が35,000社を突破。
さらに、選考に応募する前に少し話を聞いてみたいという方向けに、担当者との気軽な面談を申し込むことができる機能も魅力的なポイントです。
サービスの利用は基本的に無料ですが、月額制のユーザー向け有料プランに申し込むこともでき、より多くの企業にプロフィールを見てもらえるようになり、無料ユーザーに比べて平均10倍のスカウトを受け取ることができます。
iroots(アイルーツ)
irootsは、CMでもおなじみの『エン転職』等の人材サービスを手掛けるエン・ジャパン株式会社が運営する新卒学生向けのスカウトサイトです。
「iroots」の特徴の1つは、登録企業が完全審査制である点です。
社会公益性・将来性・成長環境という独自の選定軸をもとに企業を厳選しており、富士通やDeNAのような厳しい基準を満たす数少ない優良企業からしかスカウトが届きません。
登録企業数は他サイトと比べて少ないものの、スカウトを受けた場合には安心して選考に進めるため、登録しておいて損はないでしょう。
さらに、自身のルーツを幼少期まで遡って、最大6000字で自由に記入できる超・詳細なプロフィールによって各企業にアピールすることができます。
JOBRASS新卒
新卒スカウト型就活サイトJOBRASS新卒は、就職エージェントサービス「JOBRASS新卒紹介」との同時利用で、就活を効率的に進められるのが特徴です。
登録ユーザーは「JOBRASS新卒」で企業からのオファーを待ちながら、「JOBRASS新卒紹介」で紹介された企業の選考を専任エージェントの全面的なサポートのもとで進められます。
また、「JOBRASS新卒」のオファーには、企業の担当者がぜひ会いたいと思う学生に送るスペシャルオファーがあるのもポイントです。
スペシャルオファーをもらえた場合、プロフィールの中で特に評価したポイントを教えてもらえ、内定獲得の可能性も高くなります。
運営事務局は一年を通して数多くの就活イベントやセミナーを主催しており、登録ユーザーは無料で参加できるのでイベント・セミナー目的で登録しても良いでしょう。
ガクセン
スカウトサイトガクセンは、『一握りの優秀な学生だけを検索して採用できる』サイトとして学生側の登録に審査があり、誰でも利用できるわけではありません。
基本情報や自己PRをもとにした一次審査の後、専門スタッフによる1~2時間の取材を受け、取材内容に基づいた再審査を通過できれば、プロフィールと取材記事が掲載されることになります。
厳しい審査がある代わりに企業側からの学生への信頼は厚く、掲載されれば多数のオファーを獲得することが可能です。
また、プロによって作成されたあなたのインタビュー記事は、あなたらしさを客観的に引き出した内容になっており、自己分析や自己PRの作成に役立てることもできます。
登録までにハードルはありますが、チャレンジしてみる価値は十分にあるでしょう。
逆求人フェスティバル
逆求人フェスティバル「逆求人フェスティバル」は、経営者や採用担当者と1対1で面談をして、気に入ってもらえれば企業側からスカウトしてもらえる就活リアルイベントです。
イベントまでにプレゼン資料を準備し、当日には担当者との1対1の面談の中で自由な方法でプレゼンを行って企業側にアピールします。
サポートスタッフと面談を行って、当日までにプレゼンを見直していくことができるので、プレゼンや自己PRのやり方に不安があっても問題ありません。
また、イベント終了後には面談を行った企業側からPR内容についてのフィードバックをもらうことができ、指摘内容を活かして自己PRをブラッシュアップできます。
質と熱量の高い就活イベントになっており、あなたの成長につながることは間違いありません。
FutureFinder(フューチャーファインダー)
Future Finderは、本格的な心理統計学に基づいた特性分析を無料で受けて自分の特性を洗い出し、その特性をもって自分に合う企業を探せるマッチング求人サービスです。
特性分析を行ってから企業探しが始まるので、自己分析がまだ十分にできていないという就活生にも大きなサポートとなります。ただしこの特性分析は全部で151問もあるので、時間に余裕があるときに登録しましょう。
時間は少しかかりますが、その分精密な特性分析を受けられます。
特性分析後は、就活生のプロフィールと検査結果を見た企業から説明会の案内やオファー等が届きます。
企業からのオファーを見ていけば、まだ自分が知らない企業の中に、自分の強みを活かせる会社が見つかるかもしれません。これはFuture Finderの優れた点と言えます。
知っておきたい就活のスカウトサイト【専門科編】
リシュ活
リシュ活は、「履修履歴があなたの武器になる!」をコンセプトとした逆求人型サービスです。
大学の授業で何を履修してきたかが重要なサービスで、以下のような就活生が自己PRをするには特に適しています。
・文系の学部だが、IT知識の授業も履修して情報リテラシーも学んできた
・理系の学部だが、会計学や経営学の授業も履修してビジネスの基礎を学んできた
リシュ活の利用方法は、「会員登録→アプリをダウンロード→力をいれた科目・履修履歴を登録→企業からオファーメッセージが届くのを待つ」といったシンプルな4ステップです。
企業は就活生が履修した科目を見てオファーメールを送ってくるので、就活生は自分の知識を活かせる企業を探すことができます。
intee(インティー)
inteeとは、inteeを通したスキルアップを前提とした就活生と企業のマッチングサービスです。
inteeの利用方法は大きく分けて以下の3つのステップから成り立ちます。
② その後は専属アドバイザーがつき、専属アドバイザーと共に自己分析と企業分析を行って自分の理想のファーストキャリア像を考えていく。
③ 最後はinteeを通して得たITスキルと自分の理想のファーストキャリア像を就活の軸として、企業とのマッチングを行う。
inteeの優れた特徴は、無料でプログラミングを含めたIT教育が受けられることと、専属アドバイザーがつくことです。
新しい知見を得られるうえに就活について相談ができる専属アドバイザーがつくことは、就活生にとって大きなメリットです。
しかし逆を言えば、ITスキルのカリキュラムを受ける必要があるので、時間に余裕を持って会員登録をしておく必要があります。
LabBase(ラボベース)
LabBaseは、「研究を頑張る理系学生のための、就活サービス」をコンセプトにしたサービスです。
LabBaseでは登録された就活生の研究内容やスキルを企業が見て、就活生へスカウトメールや、LabBase限定選考へのオファーを送ります。
登録している企業はデンソー、住友電工、三菱ガス化学、富士フィルム、日立など、理系の就活生の多くがエントリーをする企業が勢ぞろいしています。
企業にとっては優秀な専門性を持った就活生に直接声をかけられますし、理系の就活生は研究をつづけながら、自分の専門知識を活かせる企業と出会うことが可能です。
これから社会で専門知識を活かして働きたい就活生や、自分が得た専門知識をどのように活かしていけばいいか迷っている就活生には最適なサービスと言えるでしょう。
知っておきたい就活のスカウトサイト【動画メイン編】
Lognaviは、エントリーから内定獲得までをアプリ1つでおこなえる日本初の動画求人アプリです。
アプリを使用すれば、企業とのやり取り、セミナーや面接、内定後のフォローアップまで全てがWeb上で完結するため、交通費がかかることともなく効率的に就活を進めることができます。
さらに、プロフィールと自己PR動画を登録しておくことで、あなたに興味を持った企業からスカウトを受け取ることも可能です。
アプリさえあればで何でもできるため、コロナウイルスの影響でオンライン化が進む就活市場のニーズにマッチしており、まさに次世代の就活サービスと言えます。
Lognaviを利用して内定をもらうことができれば、抽選で卒業旅行が当たるのも就活生には嬉しい特典です。
\アプリ内課金なし!/
JOBTV(ジョブティービー)
JOBTVは、企業説明会動画や自己PR動画が見放題の採用マッチングプラットフォームで、キリン、ダイハツ、電通、日本郵船など、有名企業も参画している今注目の新サービスです。
これまで、実際に会場に行ったり、オンラインであっても指定の日時での参加が必要だったりと、時間もお金もかかるのが企業説明会の不便なところでした。
しかし、JOBTVでは企業の採用資料や説明会動画がオンデマンド配信されているため、いつでも好きなときに企業研究をすすめることができます。
さらに、あなたが登録した自己PR動画を企業がみて興味を持ち、マッチングが成立すれば、面接の回数を減らして選考をショートカットすることも可能です。
対面での選考が難しい中、履歴書では伝えきれない雰囲気や人柄をアピールできるのは、動画を活用した就活ならではでしょう。
\説明会動画が見放題!/
いきなり!面接
いきなり!面接は、自己PR動画を登録して企業からのオファーを待つ、逆求人型マッチングサービスです。
利用方法は非常に簡単な以下の3つのステップです。
② 追加の会員情報を登録し、自己PR動画をアップロードする
③ 企業からのアプローチを待つ
「自分の顔が映った動画をアップロードして、名前や大学までネットに公開されるのは怖い」と不安を感じる就活生もいるかもしれません。
しかし、いきなり!面接で公開されるのは動画だけで、氏名や大学名は企業に対して公開されませんので、個人が特定されることはありません。もちろん企業も、大学名で検索をかけることは不可能です。
そして動画は、企業にしか閲覧できない設定にすることも可能です。他の就活生に見られてしまう心配をする必要もありません。
大学名や個人名を出さず、自分の人柄を企業に見てもらいたい就活生には非常に有用なサービスです。
エージェントとスカウトの違い
エージェントは面談後あなたに合った企業を紹介
エージェントがつく場合には、まず面談からスタートします。
面談では主に、以下の質問をされることが多いです。
② 自分の強み・弱み
③ 志望している業界・企業・業務内容
④ 希望する働き方(東京で働きたい・地方可等)
そして面談後、自分に合った企業をエージェントから提案してもらいます。
基本的にはエージェントが選んできた求人の中から応募する企業を選ぶこととなりますが、他に自分が関心を持った企業があれば、その企業の求人が無いかをエージェントに調べてもらうことも可能です。
気になる企業や質問があれば、なんでもエージェントに相談しましょう。不安や疑問を解消することで、企業への志望度を自分で確かめることができます。
自己分析から面接対策・日程調整まで対応
エージェントは最初の面談と応募企業の提案だけでなく、自己分析から面接対策・日程調整まで対応してくれます。
初めての就活の挑む際に、自己分析・面接対策の正しい方法がわからずに悩む就活生は多くいます。
そうした場合には、遠慮なくエージェントに相談しましょう。エージェントは就活をサポートするプロなので、自己分析や面接対策のノウハウを持っています。初めての就活で一人で悩むよりも、エージェントに相談したほうが効率よく就活を進められます。
JobSpring(ジョブスプリング)
JobSpringは会員登録をするとエージェントが一人ついて就活をサポートしてくれる、就活支援サービスです。
企業選びの段階から選考対策まで支援してくれるので、どんな企業を選べばいいかわからない就活生や、企業に応じた選考対策がしたい就活生にもおすすめです。
さらにジョブスプリングでは就活生との関係を大切にするという理念から、内定後のサポートもしてくれます。
内定後に不安や疑問が生じても丁寧に相談に乗ってくれるので、内定後も含めた就活を共に乗り越えるパートナーが得られます。
\手厚いサポートが魅力!/
スカウトの利用はこんな人におすすめ!
・企業を幅広く見たい人
・大手サイトに掲載されていない優良企業も知りたい人
・ベンチャー企業への入社を希望する人
早期内定を獲得したい人
早期に内定を獲得したいという学生には、スカウトの利用は非常におすすめです。
一般的な選考とは違い、スカウトサイトは企業側からあなたをほしいとオファーを受けるという特性上、特別な選考で進めてもらえる場合が多くなります。
書類選考や一次選考をスキップして二次選考からスタート、あるいは最終面接のみの選考など、通常よりも早くに選考が進むため、早期に内定を獲得することが可能となるのです。
また、企業1社の選考にかける時間や負担を減らすことができるため、今まで以上に多くの企業にアプローチできるようになり、必然的に内定を獲得できる確率もアップします。
企業を幅広く見たい人
スカウトサイトの利用は、企業を幅広く見たい人にもおすすめです。
独自で就活をする場合、自分の探したい企業のみを検索し企業研究します。
しかし、スカウトに登録しておくと、自分が考えてもいなかった企業から声がかかることもあります。元々視野に入れていなかった企業から声がかかり、そこから志望企業へとかわっていくケースは珍しくありません。
知らない業種や企業はまだまだあり、きっかけ無しには知りえなかった企業もあるはずです。
スカウトサービスへの登録により、企業を幅広く知ることができます。
大手サイトに掲載されていない優良企業も知りたい人
スカウトサイトでは、大手サイトには掲載されていない優良企業に出会える場合があります。
企業の求人に応募する場合は、学生が自分の興味を持つ業界や分野の企業を調べて、その中から気に入った企業に応募するため、調べる範囲や企業数はどうしても限られ、隠れた優良企業を見逃す可能性は高いです。
また、学生にあまり知られていない優良企業の求人と巡り合うことは難しいでしょう。
しかし、スカウトサイトでは企業側が欲しい学生を探すため、調べても見つけられなかった優良企業や見落としていた優良企業からオファーが届く可能性があります。
自分の知らない業界や企業、興味のなかった業界からオファーが届き、話を聞くうちに興味を持つようになることもあり、スカウトの利用によって就活の幅が広がることは間違いないでしょう。
ベンチャー企業への入社を希望する人
スカウトサイトには大手からベンチャー企業まで多くの企業が登録をしていますが、学生の応募が集まりにくい中小企業やベンチャー企業の比率が高くなる傾向にあります。
また、就活サイト「CheerCareer」のように、ベンチャー・成長企業の求人に力を入れたスカウトサービスもあり、スカウトサイトはベンチャー企業への入社を希望する学生に非常におすすめです。
知名度の低いスタートアップ企業やベンチャー企業は求人サイトへの掲載も少なく、学生が自分で調べて見つけ出すのは難しいでしょう。
そのため、企業検索と並行して、スカウトを利用して企業側からのアプローチを待つことで効率的に就活を進められます。
スカウトを利用するうえでの注意点
・スカウトがあった会社の企業研究は入念におこなう
・スカウトをすべて受け入れてスケジュール管理ができなくなる
・メールが大量に来るので受信ボックスのフォルダ分けをする
「スカウトがあったから」で決めずに入念に企業研究をする
企業にスカウトされたからと言って、深く考えずに軽々しくオファーを受けるのはやめましょう。
オファーをくれた企業が必ずしも優良企業だとは限りませんし、希望する仕事内容や条件と一致する企業ではない可能性もあります。
企業からのオファーには学生にとって魅力的な表現ばかりが並べられている場合もあり、後からミスマッチに気付いて後悔することも。
そのため、しっかりと企業研究をしてオファーを見極めることが大切です。企業研究の結果、入社したいと思えるような企業である場合にオファーを受けましょう。
また、スカウトがあったからといって、必ずしも内定をもらえるとは限りません。
選考過程で企業にマッチしないと判断され、不合格となる可能性は十分にあるので、面接対策という意味でも企業研究は重要です。
スカウトをすべて受け入れてスケジュール管理ができなくなる
企業から来るスカウトメールをすべて受け入れていくと、スケジュール管理が難しくなるので注意が必要です。
就活で大変な思いをしている就活生にとって、企業から来るスカウトメールは嬉しいものでしょう。
しかし、すべてのスカウトメールを受け入れて説明会や選考会の予約を入れすぎてしまうと、知らぬ間にダブルブッキングをしてしまったり、思った以上に体力を消費して体調を崩してしまう等の事態が起こり得ます。
そのため、すべてのスカウトメールを問答無用で受け入れるのは避けましょう。
説明会や選考会の予約をする前にその企業について少し調べたり、予約をする場合には前後のスケジュールや自分の体調も考慮して予約する等の工夫をするのが適切です。
登録すると必要以上にメールがくるのでフォルダ分けをしよう
スカウトサイトに登録をしていると必要以上にメールがくる場合があるため、フォルダ分けをして受信メールを整理しておくようにしましょう。
特に複数のスカウトサイトや他の就活サイトを併用している場合は、他のメールに埋もれてしまって重要なメールを見落としてしまうことがないように注意が必要です。
メールが溜まってからだと整理するのが大変なため、あらかじめアドレスやメールの種類でフォルダ分けの設定をしておいて、新しいサイトに登録する度に細目に設定を見直すようにしましょう。
就活に使用できるメールアドレスを複数所持している場合は、サイト登録用と企業とのやり取り用のように、メールアドレスを使い分けても良いでしょう。
合わないサービスは退会手続きをすればメール配信は止まる
登録したものの利用していないサービスや、自分の就活スタイルに合わないと感じたサービスは、早めに退会手続きを行ってメールの配信を止めるようにしましょう。
サービスの利用は続けたいけどメールは必要ないという方は、そのサイト内のメール設定で配信メールの種類を限定したり、全てのメールを停止したりできる場合が多いです。
使ってもいないのに退会せずに登録したままで放置してしまうと、無駄なメールで受信フォルダを圧迫してしまいます。
また、まだ就活意欲のある学生と見なされ、サイトの運営会社やスカウトを行う企業に無駄に時間を使わせてしまう可能性もあるので、手間でも早めに対応するようにしましょう。
就活でスカウトサービスの登録をする人は複数ある中から自分に合うサービスを選ぼう
スカウトはもちろん、企業を知る意味でもスカウトサービスの登録はおすすめです。
企業から就活生へスカウトをする逆求人型のサービスは複数あります。スカウトサービスによって、登録している企業や、PRの仕方、フォローの内容が異なりますので、自分に合うスカウトサービスを選び登録しましょう。
1つのサービスに登録するだけでも多くのスカウトが来るので、複数のサービスに登録してしまうとスカウトメールを確認するだけでも相当な時間を要します。
これではあまり効率が良い就活とは言えないので、複数あるサービスの中から、自分に合うサービスを登録しましょう。
時間がかかりがちな自己分析が簡単にできちゃうツールがあるのをご存知でしたか?
パッと自己分析を終えたい時に使えるのが、使えるのが適職診断テスト「AnalyzeU+」です。
「AnalyzeU+」は、251問もの設問に答えていく本格的な適職診断テストです。設問に回答をすると、経産省の定めた「社会人基礎能力」のうち、あなたがどの面に秀でていて、どの面に弱点があるのかを教えてくれます。
これは、私がテストした時の診断結果です。この通り、かなり詳しく教えてくれます。
偏差値形式で表示してくれるので、「自分の強みは何なのか?」「向いている仕事は何なのか?」「どんな弱点があるのか?」「向いていない仕事は何か?」が一発でわかります。自分の向き・不向きがわかるので、自己分析で適職について考える時にとても役立ちます
「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への無料会員登録が必要です。OfferBoxは、プロフィールを登録しておくだけで、あなたのプロフィールに関心を持った人事から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。
AnalyzeU+で診断するついでに、プロフィールを詳しく入力しておくと、有名企業からの選考のオファーまで届くようになります。
「AnalyzeU+」を活用して、最速で自己分析を終わらせましょう。