「就活が終わらない」と焦る人必見!効率的に内定に近づく3つの方法

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友人が内定をもらう中で、自分がなかなか内定がもらえないと「就活が終わらない、どうしよう」と焦ってしまいますよね。周りが就活を終え、旅行や飲み会など、学生生活を満喫している中で、自分だけリクスーを着ていると、「どうしよう」という気持ちが募ってしまうものです。

でも、大丈夫。就活序盤で内定がもらえなくても、後半で挽回可能です。「就活が終わらない」と悩む人が効率的に内定に近づく方法をまとめてご紹介します。

1.自分の弱点を検証してみよう

分析

就活で内定が出ずに苦戦しているなら、何かしらの「失敗の原因」があるのかもしれません。失敗の原因をそのままにしていては、今後の内定もおぼつかないでしょう。そのため、「他人の客観的な視点」で自分の弱点を把握する必要があります。

原因追及

就活が上手くいかない原因を追求していくためには、自分一人ではなかなか難しいものがあります。
なぜなら、自分では自分の話している様子を客観的に見ることは難しいですし、就活も初めてである分、良くない点について冷静に分析をすることが出来ないからです。

客観的に原因を追求していくために有効なのは、第三者の方に自分のエントリーシートや志望動機、面接中の受け答えを評価してもらうことでしょう。
特に、就活のプロとも言えるエージェントの方に見てもらうことが出来れば、エントリーシート、面接、マナーなどのどこが良くなくて落選に繋がっているのかが大方理解できるはずです。

ぜひ、自分自身を客観的に捉えて、落選の原因を追求して改善するための一歩目を踏み出しましょう。

エントリーシートが弱点なら

書類選考で落ちてしまう場合、あなたのエントリーシートに何らかの問題がある可能性があります。しかし、一生懸命書いたものであるほど、その問題点には気がつけないものです。

ESの問題点をみつけるため、内定者の先輩や、社会人の先輩、キャリアセンターの職員に、エントリーシートの添削を頼みましょう。より幅広い視野でのアドバイスをもらうため、複数人に頼むのが理想です。

他人の視点で添削してもらえば、自分では気がつけない弱点に気がつけるものです。書類選考で落ちるなら、必ず「エントリーシートの添削」をお願いしましょう。

もし、仮に、全員に「良く書けてるよ」と言われるなら、「書類選考の厳しい、超人気企業ばかり受けていないか?」を自問してみましょう。

合格者のエントリーシートを研究

選考に合格するエントリーシートを書くために、合格者のエントリーシートを研究して自分のものに取り入れるという方法も良いでしょう。

現在では、就活口コミサイトや研究用のサイトに合格者のエントリーシートがいくつか登録されており、サイトを通じてエントリーシートの研究が出来るはずです。

合格者のエントリーシートは自分のものと何が違うのかを理解して、合格する良いエントリーシートを書けるように研究と改善を繰り返してみてくださいね。

自己分析&企業研究

自己分析や企業研究が足りずに選考落選に繋がっているという場合、両者にしっかりと時間をかけて次からの面接に臨む必要があります。

自分を知り企業を知るということは、エントリーシートや志望動機、さらには面接中の受け答えにも影響する大切な準備であり、これらが出来ていないということは全てのフェーズにおいて弱点を抱えていると言っても過言ではありません。

自己分析に関しては、自分一人だけの力を頼らずにエージェントさんとの壁打ちを繰り返して自分の強み弱みを把握するといった方法がありますし、企業研究に関してはOBOG訪問やIR(株主向け情報)研究などと、出来ることがたくさんあるはずです。

対象企業が多いからといって妥協することをせずに、しっかりと自分と企業の両方に向き合って、就活を成功させてくださいね。

面接が弱点なら

面接の弱点は、エントリーシート以上に自分では気がつけないものです。面接の会場には、鏡がありませんから「表情が暗い」「猫背」などの欠点は、なかなか把握できなのですね。面接の弱点を探るには、模擬面接を受けるのが一番です。大学のキャリアセンターで頼めば、簡単にできます。

模擬面接を担当するキャリアセンター職員は必ずしも採用のプロではありませんが「表情が暗い」「早口」などの基本的な弱点を把握するには十分です。必ず活用して下さい。

より本格的な面接指導が受けたいなら、新卒用の就職エージェントを使うと良いでしょう。新卒エージェントとは、登録した学生に、エントリーシート・面接の指導、および希望条件にあう企業の紹介をしてくれるサービスです。利用すれば、新卒就活に強いエージェントが模擬面接をしてくれます。

エージェントは様々ありますが、専任のサポートがつく「キャリアチケット」は個人個人に合わせたサービスを受けられるので、オススメです。

36の質問に答えてパーソナリティータイプを診断しよう

自己分析をいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのかや準備するものは何かなどが気になって、すぐに行動に移せないことが多いです。今すぐできたら、その時間が省けますよね。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。

このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?
無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

5.就職留年でリトライするのもアリ

就職留年とは

就職留年とは、現在の卒業年で卒業・就職することを諦めて、もう1年就職活動をやり直すために大学を留年することを意味します。

例えば、どうしても入りたい企業に落選してしまったため来年の採用をもう一度受けるために、留年をするという学生の方もいらっしゃいますし、志望業界が就活途中にガラッと変わってしまったため、気づいた時には手遅れだったから、もう1年やり直したいという方もいらっしゃいます。

通年採用ではなく、多くの企業が4〜6月に就職活動を行なって基本的に秋頃まで募集を終えてしまう日本だからこそ、考えられる選択肢なのかもしれませんね。

もし、現在の就職活動に関してどうしても納得がいかないという方は、この就職留年を考えてみても良いでしょう。

メリット・デメリット

就職留年のメリットとしてあげられることは、1年間の中でじっくりと自己分析・企業研究・面接対策が出来ることです。
自分のスキルを上げるために長期インターンなどをして、就活力の向上に励む人もいる他、SPIやTOEIC対策を万全に行なって就活に臨み、前年よりも良い結果を持って就活を終える方もたくさんいます。

一方のデメリットは、大学の学費や休学費用、生活費が1年分余計にかかってしまうということが挙げられます。
特に私立大学では休学費用も高価なため、簡単に休学するという決断をすることが難しいかもしれませんね。

ご家族や自身のモチベーションと相談した上で、就職留年をするかどうかの意思決定をしてみてください。

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2.内定しやすい企業を探してみよう

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就活では「たくさんの企業を受ける」のも大事ですが、「自分が内定する可能性が高い企業」を受けるのも重要です。三菱商事、三井物産のような難関企業ばかり受けていては、決まるものも決まりません。そこで、就活序盤でつまづいた時に有効な3つの選択肢を紹介します。

内定(成功例)が一つあると安心

就活に苦しむ中で、1つ内定を持っていると心の安心感が全く違います。
内定を1つ持っていると、「全く内定が無い」という最悪のケースを避けることができるため悲壮感もなくなる他、1つの企業で内定をもらえたという実績が自分の自信となり、結果的に堂々とした立ち振る舞いで面接を受けられることに繋がるのです。

また、1つ内定があることでいわゆる滑り止め企業を受けなくても良くなり、今ある時間を全て志望企業合格のためだけに使えるようになることも、内定が1つあることの大きなメリットでしょう。

内定を1つ持った上で、これからの志望企業合格のために全てを費やし、自分が本当に行きたい企業へ行けるような準備をしてみてください。

大学の求人票にあたる

「大学の就職課に求人が着ている企業」を優先的に受けてみましょう。人材コンサルティング会社のHRプロの調査によれば、約半数の企業は「採用ターゲット校」を決めています。採用ターゲットから外れていると、なかなか内定は出ません。

「学歴が高いから、どこも採用ターゲットでしょ?」と考えてはいけません。中小企業などでは、「学歴が低い社員が多いから、高学歴の若者に来られると使いにくい」等の理由で、高学歴の学生を敬遠しているところもあるからです。

大学に求人が着ているなら、「採用ターゲット校」なのは確実です。リクナビで採用ターゲットになっているかわからない企業を受けるよりも、ずっと内定可能性が高くなります。

スカウト型就活サービスを使ってみる

スカウト型就活サービスを使うと、「自分を求めている」企業に出会いやすいです。スカウト型就活サイトとは、プロフィールを登録すると、企業の方から選考のオファーをくれる就活サイトです。

「企業があなたに関心を持っている」状態がスタート地点できるので、ナビサイトで求人を探すよりも、「自分を求めている」企業に出会えます。当然内定可能性も高くなるでしょう。

スカウト型就活サイトは様々ありますが、ネスレや日清食品などの大手企業も利用している「OfferBox」がおすすめです。

学生に人気がない「隠れた優良企業」を探してみよう

三菱商事、電通、JTB、味の素…これらの人気企業は数万人の学生が応募するため、優秀な学生でも落とされてしまいます。難易度の高い人気企業ばかりを受けていては、なかなか内定も決まりません。

就活の後半戦では「BtoB企業」を探してみましょう。BtoB企業とは、企業間でビジネスをしている会社(例…化学素材のメーカー)です。「日清」のような誰でも知っている会社は、みなが受けるので難易度が高くなりますが、BtoB企業は知名度がない所が多く、選考の難易度が高くありません。

優良BtoB企業を探すには、「新しい日本の業界地図 みんなの知らない超優良企業」という本が便利です。「機械同士をつなぐ配管の製造で世界シェア1位。業績が右肩上がり」などの、いぶし銀企業を数多く紹介しています。これらの企業は地味なため、学生に人気がなく、長期で採用活動を続けている会社が多いです。

これらの方法を使えば、内定がなかなか決まっていない時からでも、十分挽回可能です。

3.就活で焦るのは禁物!ゆっくり納得のいく選択を

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内定をもらった後は心に余裕が生まれる

就活生の多くは「早く内定が欲しい!」と焦ってしまい、内定をもらえた後も「早いところ就職活動を終わらせたい。」という気持ち一心で、すぐに意思決定をしてしまって就活を終えてしまうかもしれません。

しかし実際のところ、内定をもらった後には心の余裕が生まれるため、冷静に自分のキャリアについて考え直す良い機会でもあります。
内定がすぐに出たからといって焦るのではなく、じっくりと自分が一番納得できる選択を選び、今ある内定企業ではキャリアイメージが湧かないという場合は、就活を続けるという選択を取っても良いでしょう。

また、内定が一度出た後は上記のように心の余裕が生まれるということをモチベーションに、今の辛い時期を乗り切ることも必要です。
焦らずに、しっかりと自分の気持ちに向き合って就活を続けていきましょう。

内定が早いから偉いわけではない

「周りが内定を決めて遊んでいるのに、自分だけ就活している」と焦りますよね。けれど、大事なのは「内定を決めること」ではなく、「将来、どういうキャリアを歩むか」です。大手企業に内定しても将来安泰とは限りませんし、まして「早く決まったから」将来が明るいわけもありません。

むしろ、じっくり就活をして、ちゃんと将来を見据えて、上で紹介したような「隠れた優良企業」に内定すれば、下手な人気企業に内定した人よりも、良い職業人生が歩めるかもしれません

「早く決めたから偉い」わけではありません。だから、内定が決まらなくても焦ららないで下さい。

焦るのが一番いけない

「内定を決めよう、決めよう」とすると、焦ってしまい、面接にも出てしまいます。表情が暗くなり、声が小さくなって、自信がない様子が出てしまうのです。自信がない態度では、なかなか内定は決まりません。

「この商品はいまいちかもしれませんが、買って下さい」という営業マンから商品を買いたい人はいないのです。

「ゆっくり吟味して会社を決めよう。受からなければ就職留年してまえ!」くらいの開き直りで就活にチャレンジしましょう。下手に焦るよりもずっと良い結果が出るはずです。