就活生必見!無内定になりそうにな時にやるべき5つの行動

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就活が上手くいかず、「このままでな無内定かもしれない」と悩んでいませんか。確かに、何の戦略もなしに就活を続けても上手くいかないかもしれません。

そこで、無内定になりそうな時に効果的な、内定に近付ための行動リストをご紹介します!以下の行動を実践すれば、就職活動を巻き返し、卒業までに内定をとることも可能です!内定を獲得して、無内定を脱出しましょう。

無内定とは

「無内定」とは「ないないてい」と読み、「無い内定」ということです。
「NNT」と省略した書き方をされることもあります。

無内定の意味は「内定がない」という意味の造語で、非公式な内定前の採用通知の内々定と同じ発音ですが、意味は全く違います。
もともとはSNSなどで使われていた、いわゆるネットスラングだったものが一般に広まった言葉で、内定がなかなか決まらない就活生を指す言葉です。

無内定になってしまう人の特徴

内定が決まらない内々定状態が続くことは、精神的につらく、できれば避けたいものです。

とはいえ、いったい何が問題かがわからなければ、無内定の状態から抜け出すことはできません。自分がどうして無内定なのかがわからなければ、対処のしようがありませんが、実は無内定になってしまう人は、一定の特徴があります。

こちらでは、その特徴を3点見ていきましょう。

特徴1:基本的な社会ルールを守れない

あなたは就活のルールをきちんと守れていますか?
提出書類の期限を守る、説明会や面接に遅刻しない、場にふさわしい身なりをする、挨拶をする、敬語を使うなどといった、基本的な社会人としてのマナーやルールは守れているかどうかということです。

社会人としてのマナーや社会のルールが守れない人は、いつまでたっても無内定のままです。

平気でドタキャンをしたり、電話で名乗らなかったり、提出期限を過ぎて書類を提出しているような人は、「社会人として失格」と見なされてしまいます。

エントリーシート対策、面接対策といったことだけに気をつけるのではなく、「自分は社会人として恥ずかしくないか?」と自問してみましょう。

特徴2:筆記テストの対策ができていない

SPIテストに代表される、就活で一般的な筆記テストを選考の際に実施する企業はたくさんあります。

筆記試験の問題自体はどれも決して難しいものではないため、「準備しなくてもいいや」と思ってしまうかもしれません。

しかし、実際は傾向と対策を知らないでいると、限られた時間内では焦りもあり、なかなかうまくいかないものなのです。

筆記試験の結果が悪いと、「選考の準備をしなかった」=「入社意欲がない」とマイナス評価されてしまいます。
無内定の状態から抜け出したいのなら、まずは筆記テスト対策の勉強をすることから始めてみましょう。

特徴3:提出書類対策や面接対策ができていない

就活では、まず書類審査があることが一般的です。
履歴書やエントリーシートの書き方をいい加減にしていては、書類選考の時点で落ちてしまいます。書類の不備は、入社意欲がないと判断されてしまうからです。

また、面接でも、準備不足はすぐに見破られてしまいます。
エントリーシートなどの書類も、面接も、それぞれにしかるべき対策を取り、企業が求める人材であることをアピールする必要があります。

無内定状態を終わらせるために、書類の使い回しや、面接で志望動機の使い回しは、今すぐやめまして、それぞれの企業に合わせて準備しましょう。

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1.面接に落ちたからといって、自分を否定してはいけない

不採用の連続→自己否定→自信喪失→無内定

無内定になってしまう学生の特徴として「面接に何度も落とされたせいで、自信を完全に喪失してしまっている」というパターンがあります。重なるお祈りメールのせいで、「僕は駄目だ」と自信をなくしてしまい、面接でも弱気な振る舞いをしてしまうのです。

これは「占い師に、悪い予知をされて死ぬほど落ち込む」くらい不合理なことです。なぜか、面接にはそもそも「占い」程度しか信用出来ない判断テストだからです。

面接では、その人の仕事ぶりを全く予測できない=全くアテにならない

海外で行われた調査によれば、以下のことがわかりました。

  • 仕事のサンプル提出、職務知識の簡単なテスト、同僚による仕事ぶりへの評価等に比べて、面接は最も仕事の能力を予測するのに役に立たなかった
  • 簡単な知能テストの方が、面接の結果よりも、働きぶりを予測するのに役に立つ
  • 医学部の面接試験上位100位と下位100位では、学業の成績はおろか、研修医として下された仕事ぶりへの評価(上司や患者への対応等の社交能力が問われる)でも差がなかった

つまり、面接での判断は「筆記試験で上から順に並べたほうがマシ」程度の精度しかないのです。この事実が知られてから、アメリカでは、「学生を面接せず、ゼミの教授にどの学生か優秀かを聞く」というような面接方式が生まれつつあります。

面接はそもそも信じるに値しない判断方法。ならば、それに落とされたからといって『自分は駄目だ』と落ち込むのは、「占い師に悪い予知をされたから落ち込む」くらいに非合理的なのです。

落ちても「縁がなかった。残念」と思い、自分を責めないこと

※参考文献:Schmidt, F. L., & Hunter, J. E. (1998). The validity and utility of selection methods in personnel psychology: Practical and theoretical implications of 85 years of research findings. Psychological Bulletin, 124(2), 262-274.

36の質問に答えてパーソナリティータイプを診断しよう

自己分析をいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのかや準備するものは何かなどが気になって、すぐに行動に移せないことが多いです。今すぐできたら、その時間が省けますよね。
そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。

このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?

無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

2.自分を伝える能力を磨く

既に述べたように、面接は仕事の能力を見抜くのには向いていません。では、何が面接でわかるのか。「面接が上手いか下手か」以上。

面接に落ちるのは、自分に価値がないからではありません。面接が下手だからです。

内定をもらえない学生には、自分を面接でアピールするのが上手くない学生が多い。面接で自分を上手くアピールするために、以下のことをやってみましょう

  • 面接でよく聞かれる質問への想定回答を用意する
  • 自分の面接する様子をスマートフォンで録画し、チェックする
  • キャリアセンターなどの模擬面接を受講し、客観的なアドバイスをもらう
  • 面接の様子を密かに録音し、自分が実際の面接でどう話しているか把握する

これらの工夫だけで、あなたの「伝える力」は一気に向上します。自分だけでやってもなかなか問題に気づけないもの。キャリアセンター等の模擬面接を受けて、伝える能力を伸ばしましょう。

3.自信を持ったフリを身につけよう

自信を持って振る舞えるかどうかが、結果に影響する

無内定の学生と内定を持っている学生、違うのは何か。それは「自信を持って振舞えているかどうか」です。無内定の学生は、面接で弱気な態度が目につき、自信が無さそうに見える方が多い

実務経験のない学生同士の差はほとんどありません。だから、面接で自信を持った振る舞いができるかどうかが、結果に大きく影響してしまうのです。同じ商品を売っているなら、弱気な営業マンより、強気の営業マンから買いたくなるのと同じです。

自信がある「フリ」をすれば、自信が湧いてくる

でも「自信を持てって言うけど、内定を持っていないのに、自信なんて持てないよ」と思いますよね。自信は持たなくていいです。「自信があるように」面接官に見えることが重要です。

「自信があるように」面接官に思われるためには、以下の点を意識してください。

  • 大きな声でハキハキと話す
  • 語尾をしっかり言い切る。ぼかさない。断言調で語る
  • 背筋を伸ばし、胸をはる
  • 相手の目をしっかり見据えて話す
  • 朗らかな表情で話す
  • 語尾をしっかり言い切る
  • 時折力強い身振り手振りを使う
  • 面接中だけでなく、入室の挨拶時から上記の振る舞いを心がける

自分が回答する様子をiPhoneなどで録画し、上記のポイントが完璧にできるまで何度も何度も練習しましょう。何度も修正すれば、どんな学生よりも自信満々に振る舞えるようになるでしょう。

心理学で、人は「胸をはって背筋を伸ばすだけで、自信のスコアがアップする」ことがわかっています。フリだけでも自信満々に振る舞えば、自信は後からついてくるのです。フリだけでも、自信満々に振る舞いましょう

4.特定の業界にこだわらず、とにかく志望企業を増やそう

無内定になってしまう人の多くに共通するのが「とにかく受けている企業の数が少なすぎる」という点です。たとえば、「広告一本で行きます」と広告業界の難関企業しか受けていなかったりする。

内定が出る確率は「受ける企業の数×受かる確率」単純な話ですが、受ける企業の数が多いほど、内定の確率も上がり、少ないほど内定を貰える可能性は低くなります。

「志望業界」にしばられるな

志望業界に縛られるのをやめ、志望企業を増やしていきましょう。

たとえば、「グローバルな環境で働きたい」なら、総合商社でなくても、専門商社、海外売上比率の高いメーカー、倉庫会社(海外物流の中心地になるため、超グローバルな環境で仕事をする)でも可能でしょう。業界に縛られず、広い視野で「やりたいこと」を捉え、志望企業を増やしてください。

就活の際は、志望業界を絞ってエントリーしていくことが多いものです。

しかし、その結果として、選択の幅を狭めて無内定となっているのだとしたら、考え直す必要があります。
同じ業界だからと言って、同じ仕事ではありませんし、募集している職種も企業によって違う場合もあります。

例えば「英語を活かしたい」という場合、海外勤務のある企業を大きく狙う、貿易関連の仕事を狙う、などといった可能性もあり得ます。
思い切って、海外での就職を考えてみるということもできます。

このように、考え方次第で可能性は広がります。
「志望業界」に縛られないほうが、やりたい仕事に出会える可能性もあるのです。

志望企業はこう増やせ

志望企業を増やすには、とにかく「どんな企業があるのか」を知ること。それが第一です。そのためには、「日経業界地図」や「隠れた優良企業ランキング」等の本を使うと良いでしょう。『名前は知られていないけど、スゴイ企業」をすぐに見つけることが出来るはずです。

就活中にエントリー数が少ないと、内定につながりにくくなってしまいます。
「大手じゃない」「業界が違う」などの理由で、こだわりがありすぎると、当然エントリー数が少なくなります。
そこで、志望企業を増やすためにアイデアをご紹介しましょう。

    • 様々な方法で情報収集する

就活はインターネットでの情報収集が全てではありません。
新聞や雑誌、タウン誌、または店舗の張り紙など、様々な方法で情報を仕入れましょう。

もちろん、合同説明会もよい方法です。
また、家族や知人の口コミで、という方法もあります。

  • 自分の得意なこと・やりたいことから見つける

将来のビジョンがあれば、それを実現できる業界や職種を探してみましょう。

当初考えていた業種や職種でなくても、自分の夢を実現できる仕事はあるはずです。

こだわりを捨てて、柔軟に考え直してみることにより、志望企業の選択肢の幅はぐんと広がります。
家族や仲の良い友達に自分のイメージを尋ねてみるのもよいかもしれません。

とにかくエントリーを増やす

とにかく気になる企業にはどんどんエントリーしてください。エントリーをしていないと、二次募集や秋採用の通知を知らないまま終わってしまうからです。とても単純ですが、受ける企業の数が多ければ、それだけ内定が貰える可能性が高くなるのですから。

無内定の就活生は、大企業しかエントリーしていないというケースがあります。
大企業は全国から志望者が集まることが一般的で、それだけ競争率が高くなってしまいます。

また、大企業だけを狙えば、必然的に全体のエントリー数が少なくなってしまうことも原因です。
やはり、ある程度のエントリー数がなければ、内定を得ることは難しくなります。

無内定から抜け出すためには、大企業にこだわらず、最初から志望業種を絞るのではなく職種で選んだり、合同説明会に参加するなどして、気になる企業があればとにかくどんどんエントリーしてみましょう。

また、就活サイトを利用すると、簡単に多くの企業の情報を手に入れることができます。効率的に就活を進めたい方におすすめです。

5.人と比較せず、昨日の自分と比較しよう

自分が内定をもらっていないのに、ゼミの友人がどんどん内定をとっていく…すると、なんで自分だけと落ち込んでしまいますよね。

けれど、先ほどもあげたように、面接には、仕事での人の優秀さを見抜く力は「ほとんどない」。だから、それに落ちたからといって自己卑下をすることはありません。内定をもらった友人は運が良かったか、面接が上手だったのです。

「人は人。自分は自分」です。他人と比較するより、昨日の自分と自分を比較しましょう。そうすれば、「この前より、自己PRが上手く言えるようになった」「自信をもって振る舞えるようになった」と、進歩のサインに気が付き、前向きになれるはずです。