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8月〜9月の就職活動で内定が出ず、10月までに就職内定が決まらないと、「どうしよう、もう駄目かな」と途方にくれてしまいますよね。
けれど、10月からでも、正しい努力をすれば、年内に内定を決め、卒業することができます。
そこで、「志望企業をどうやって新しく増やせばいいのか?」「自己PRをどう見なおすか」等等、10月からの就活を成功させるためのポイントを徹底的に解説していきます。
10月からでも間に合う企業を探す方法
10月になると、リクナビ・マイナビ経由の採用を締めきってしまう企業が多いので、受けられる企業を探すのにも一苦労しますよね。そこで、10月からでも選考を受けられる企業を探す方法をご紹介します。
スカウト型就活サイト「Offer Box」を使ってみよう
10月から企業の選考を受けるには、スカウト型の就活サイト「Offer Box」が便利です。
OfferBoxは、就活生のプロフィールを見て、企業の方から選考のオファーを出すスカウト型の就活サイトです。プロフィールを登録しておけば、あなたに関心を持った企業から選考オファーがもらえます。
リクナビでの採用を締めきった企業でも「気に入った学生に個別で選考スカウトを出す」形で通年採用をしている所が数多くあります。OfferBoxにプロフィールを登録しておけば、これらの企業から選考のオファーをもらい、内定に近づくことができるのです。
OfferBoxでオファーをくれるのは「あなたに関心を持っている企業」です。OfferBoxを使えば、内定の可能性が高い企業と出会えるので、闇雲に企業にエントリーするより有利に選考を進められます。
10月から受けられる企業って他にはどんなところがあるの?
いわゆる有名企業は秋までに予定人数を採用できていることが多いので、選考を締めきってしまいます。しかし、大手企業の子会社あたりになると、まだ予定の人数が採用できておらず、選考を続けているところがちらほらあります。大手企業のシステム子会社などを探してみましょう。
また、ベンチャー企業も通年採用で就活生を採用しているところが多いです。大手と違い、フレキシブルに採用ができるので、「良い人がいれば、いつでも採用したい」スタンスだからです。ベンチャー専門就活サイト「Goodfind」では優良ベンチャーの通年採用求人を紹介しているので、利用すると良いでしょう。
36の質問に答えてパーソナリティータイプを診断しよう
自己分析をいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのかや準備するものは何かなどが気になって、すぐに行動に移せないことが多いです。今すぐできたら、その時間が省けますよね。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。
このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?
無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。
就職内定が決まらない時の自己PR点検法
10月までに内定が決まらない人にの中には「自己PRで失敗している」人が少なくありません。特に、自分を飾るために、「本来の自分の強みでない強み」をアピールしている学生は就活に苦戦します。
たとえば、本当は「人が嫌がることを地道に続ける」ことが得意なのに、派手さを意識して「周りを巻き込んで動かす力に自信があります!」とアピールしているような場合です。
リクルートの調査によれば、企業が最も採用において重視するのは「人柄」です。その人柄を知り、その人柄を踏まえて「一緒に働きたい」と面接官が感じれば愛用されるのです。
自分の本当の強みをアピールしよう
着飾った強み・長所をアピールすると「うーん、なんだかどういう人かわからなかったな」と不採用になってしまうのです。
自分の「本当の強み」を見つけるには、「人生の中で、その強みを発揮したことが何度もあるか?」を考えてみてください。本当の強みならば、その強みは大学の時だけではなく、高校時代にも、中学時代にも発揮されているはずです。
自分の人柄に直結した「本当の強み」を選んで話しましょう。
就職内定が決まらない時の志望動機点検法
「企業への熱意」は「人柄」についで、企業が採用において重視する項目第二位です。特に、最終面接付近になれば、能力の差はほとんどなくなり、「志望動機」の質で内定が決まるといっても過言ではありません。企業がほしいのは「能力があり」かつ「辞めずに頑張ってくれる人」なので、志望動機はとても重要なのです。
一次・二次は上手くいくのに、最終付近で落ちてしまう人は、志望動機を点検することで、良い結果が得られるでしょう。具体的には以下の点を意識してください。
- 【目標】「私は貴社で、証券のリテールとして、投資を人々の身近なものにし、経済を活性化させたい」
- 【目標にこだわる理由・根拠】大学時代に簿記2級を取得し、財務諸表を見ると、今までの表面的な見方では見えてこない企業の姿が見えてきた。その知識を元に、株式投資をしている祖父に株のアドバイスをしたところ、「そんな見方があるのか」ととても関心された。
- 【業界志望理由】大学時代に経済学部で学んだ知識、簿記で学んだ知識を活かし、企業の株をもっと一般の人たちに「わかりやすい」ものにすれば、株式投資が活性化できるのではないか?と感じ、証券業界に魅力を感じるようになった。
- 【その会社を志望する理由】証券会社の中でも、御社でなら、、メガバンクのグループ企業として、お客様により身近な証券の窓口として接することができる。また、会社説明会で話を伺った◯◯様の話からも、「お客様第一」の姿勢がひしひしと伝わってきた。株を身近でわかりやすいものにしていくには、貴社で
このような志望動機の構成にしましょう。
ただ、ホームページを見て志望動機をつくると、どうしても「貴社はこんなところがすごい!ここもすごい!」とただ褒めているだけの志望動機になり、「なぜあなたは志望しているの?」ということが全然伝わらない志望動機をつくりがちです。
上記の志望動機のように「その会社で成し遂げたいビジョン・目標」「そのビジョンを抱いた理由」「業界志望理由→その中でも御社は〜」の流れで書けば、「なぜあなたはその会社を志望しているのか」が伝わる志望動機になります。
客観的な視点で自分の就活を見つめなおす
序盤の就活に失敗すると、「どうしよう、あぁ、ここが駄目だ。あそこが駄目だ」とどんどん自己否定をしてしまい、就活の方向性をどう進めていいかわからず、途方にくれてしまいます。
キャリアセンターやナビサイトで受け付けている模擬面接を一度受けてみると良いでしょう。自分ではなかなか気が付かない、自分の弱点がわかり、今後、どんな努力をすればいいのか見えてくるはずです。
すぐできる!自分の面接の点検法
多くの大学のキャリアセンターでは、職員に頼めば模擬面接をしてくれます。あるいは、社会人のOBに頼むのでも良いでしょう。自分の弱点はなかなか自分ではわからないものなので、一度他人の客観的なアドバイスをもらってみましょう。
また、スーツを来てネクタイを締め、就活本番と同じ格好で、面接をする様子をスマートフォンで録画し、確認するのも良い手です。スーツの着こなしがだらしなかったり、背筋が伸びていなかったりと、基本的なミスをしていることがあるからです。
面接を隠して録音するのも、道義的には少しアレですが、とても効果的な方法です。面接での「生の」受け答えを聞くと、びっくりするほど、もぞもぞとしゃべっている自分に気がつけるはずです。それを直すよう意識するだけでも、かなり変わってきます。