まだ諦めるな!「秋採用」からの就活を成功させる5つのポイント【2019年卒対応】

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春・夏の採用で思うように結果が出ずに、秋からの就活に臨む就活生は少なくありません。

しかし、就活の秋採用は、それまでの就活と同じ気分ではなかなか乗り切れません。というのも、採用枠が少なくなり、倍率が高くなり、選考が難関になるからです。さらに、「なぜ最初に志望しなかったの?」などと、厳しい質問をされることもあります。

でも、大丈夫。この記事では、そんな厳しい秋採用を勝ち抜き、内定を獲得するために必要な情報を全て網羅しました。

これだけ読めば、秋採用からでも納得のいく内定をとり、良い形で就活を終わらせられるはずです。

就活の「秋採用」とは何か?それまでの選考と何が違うのか?

そもそも就活の「秋採用」とは何か?

そもそも、秋採用とは何でしょうか?秋採用とは、9月から始まり、11月末まで実施される就活の採用活動のことです。

現在は売り手市場のため、就活生をなかなか集められない企業が多くなっています。そのため、秋採用という形で採用活動を続けるのです。

どんな企業が秋採用をしているのか?

秋採用を行っているのは、採用枠が多いために予定の人数を揃えられなかった大手企業や、知名度がないため学生を集められなかった中堅企業・中小企業が中心になります。

また、新聞社やテレビ局、ベンチャー企業のように「枠に縛られず、幅広いタイプの学生を採用したい」という理由で秋採用をしている企業もあります。

秋採用はそれまでの選考とどう違うの?倍率は厳しくなる?

秋採用のそれまでの選考との違いは「採用枠が少ないこと」

たとえば、大手企業の場合、企業にもよりますが、それまでの選考の10分の1以下の採用枠(5名〜10名など)であることが一般的です。

その少ない枠に、留学生や、公務員試験に失敗した学生、まだ就活を続けている学生が集中するので、非常に高い倍率になってしまいます。

大手を目指す場合は、そのほかの企業も受けて、リスクヘッジをすることが必須です。

実は、意外とチャンスもある秋採用

「そんなに少ないの?じゃあ内定も厳しいのか…」と感じる方もいるかもしれません。しかし、実は、秋採用には大きなチャンスもあります

就活の売り手市場が続き、優良企業でも学生を集められず、秋採用を続ける企業が増えているからです。

マイナビの調査によれば、2018年度では、51.7%の企業が10月以降でも採用を続けると回答しています。非上場では53. 7%が、上場企業ですら37%が人手不足を理由に、10月以降でも採用活動を継続しています。

上場企業で業績が良くても、知名度が高くないと、学生を上手く集められません。これらの上場企業は知名度が低いので、受ける学生が少なく、秋採用でも大手ほどは倍率が高くなりません

大手を目指しつつ、これらの企業で足場を固められるかかが、秋採用の成否をわける鍵となります。

秋採用をしている大手企業のリスト一覧

秋採用で、大手の内定はかなり厳しい…そう言われても気になってしまうものですよね。そこで、秋以降にも採用活動を続けている大手企業をまとめてみました。

秋採用をしている大手企業(通年採用)

秋採用の場合、「秋採用」として採用活動を行っている企業よりも、「通年で採用を受付つけている=秋以降も受け付ける」という形で採用活動をしている大手が多いです。

採用時期にこだわらないことによって、「型にはまらない優秀な学生」を発掘する目的で、先進的な大手企業や外資、ベンチャーが実施しています。

通年で採用を受け付けている大手

  • ユニクロ
  • ソフトバンク
  • リクルート
  • ソニー
通年で採用を受け付けている外資

  • ネスレ
  • ユニリーバ
通年で採用を受け付けている上場ベンチャー

  • DeNa
  • サイボウズ
  • メルカリ
  • エス・エム・エス
  • メタップス
通年で採用を受け付けているこれらの企業は、「エントリーをしている学生に向けて小規模で説明会を実施→選考」というルートが多いです。

気になる企業があれば、エントリーをしておきましょう。

秋採用をしている大手企業(秋採用)

  • 資生堂(営業・マーケティング)
  • あいおいニッセイ同和損害保険
  • 農林中央金庫
  • 朝日新聞
これらの企業も秋採用を実施しています。大手ほど、すぐに学生が集まるため、エントリーの打ち切りも早いです。興味がある場合は、できるだけ早めにエントリーをしておきましょう。

大手だけだと倍率は厳しい…

このリストを見ればわかるように、秋採用をしている大手企業はかなり少ないです。この少ない枠に就活生が殺到するため、内定はとても厳しい。

では、秋採用で納得のいく内定を勝ち取るにはどんな企業を受けていくべきなのでしょうか?

秋採用で狙い目の企業はどんな企業?

前述したように、秋採用で大手の人気企業からの内定をとるのは至難の技です。でも、大丈夫です。

知名度にさえこだわらなければ、大手並みの待遇で、倍率はそれほど高くない企業を探せるからです。

1.大手企業のグループ会社

秋採用で狙う企業として、一番オススメなのが大手企業のグループ会社です。

大手企業ほど知名度が高くないため、学生を集められず、秋以降でも募集を受け付けているところが多いです。

大手企業のグループ会社は、待遇や福利厚生は大手企業に準じていますし、経営も安定しています。その割には、選考の難易度は高くありません。まさに秋採用で狙うにうってつけの企業です。

秋採用をしている大手グループ会社を探すには、就活サイト「キャリアパーク」が開催している「9でも間に合う!大手グループ会社の内定が狙える採用イベント」などを活用すると良いでしょう。

このイベントを活用すれば、秋からでも、JAL、丸紅、ソニー、サントリーなどの大手グループ企業の内定が狙えます

『9月でも間に合う!大手グループ企業に内定できる採用イベント』の詳細はこちら

2.大学の就職課に求人を出している企業・大学の説明会に来た企業

大学主催の説明会に参加していたり、大学の就職課に求人を出している企業は「あなたの大学から採用する気マンマン」の企業ですから、他の企業を受けるよりも内定の確率が上がるでしょう。

ナビサイトで求人を出していなくても、大学求人で応募すると、採用面接をしてくれるケースがあります。企業は「採用ターゲット校」を決めていて、それに合致する人材を求めています。大学に求人を出している場合、確実にターゲット校ですので、他で探すよりも内定可能性の高い求人が見つかるのです。

3.優良ベンチャー企業

成長中のベンチャー企業は、人材を求めています。ただ、大手ほど採用力が強くないので、良い人材を採用するため、通年で採用を受け付けている企業が多々あります。

たとえば、医療分野のネットベンチャーであるエス・エム・エス(東証一部上場)、人材ネットベンチャーのリブセンス(東証一部上場)など、通年で採用活動を続けています。

これらの企業を狙うなら、ベンチャー専門の就職サイト「Goodfind」が便利です。通年採用のベンチャー案件を多数扱っています。

4.隠れた優良企業

中小企業にまで目を広げて無くても、「上場企業だが、知名度がなく、学生人気がない会社」「世界シェアトップクラスだが、学生の採用人数を確保できていない会社」はいくらでもあります。

たとえば、機械同士をつなぐ配管の製造で世界シェア1位で、ずっと業績も右肩上がりの企業(日東工器)があるのですが、学生には見向きもされず、通年で採用を続けていました。

このような「隠れた優良企業」を見つけるには、経産省が発行している「グローバルニッチトップ100」のリストが便利です。このリストには、ニッチな分野でトップシェアを持つ優良企業がまとめられています。

気になった企業には採用HP上からエントリーをしておきましょう。

エントリー等を受け付けていなくても、「貴社のこんな点に惹かれた。選考を受けたい。自分の長所は〜(簡単な自己PR)」等と、メールで人事にアプローチすれば選考のフローに乗せてくれるケースがあります

秋採用の選考で注意するべきポイント3つ

秋採用では、面接で問われる質問も、これまでの就活とは変わってきます。これらに上手く答えられるかが、秋採用で内定を取れるかどうかを分けます。

秋採用での選考活動で絶対に押さえるべきポイントを以下で解説します。

「なぜ最初から選考を受けなかったのか?」は必ず聞かれる

秋採用で一番良く聞かれるのが「なぜ最初から、春採用・夏採用の時期に、選考を受けに来なかったのか」です。

本当に志望度が高いなら既に選考を受けにきているはず。では、なぜ採用枠の少なくなった秋に受けているのかを企業は気にしているのです。

これの質問にうまく回答するポイントは、正直に志望業界の遷移理由を説明することです。

具体的には、「A」という軸を重視して「xxx業界」を中心に就活をしていた。しかし、「A」という軸は「yyy業界」にも通じると考え、現在はyyy業界にも視野を広げて、就活をしている、と答えるとまとまるでしょう。

例文にすると、このようになります。

最初はグローバルに活躍できる仕事を求めて、総合商社ばかりを受けていた。

しかし、グローバルに活躍するという視点では、海外で高いシェアを持つメーカーでも、海外営業として日本の高い技術力を世界に提供する手伝いをすることで、世界と接点を持った働き方ができると考えるようになった。

現在は、海外売上比率の高いメーカーも視野に入れて就職活動している

このように、『私の「就活の軸」は今受けている会社でも叶えられる』という構成で語ると良いでしょう。

人事も、あなたが最初からその業界を志望していなかったことは理解しています。ただ、志望度が低い学生を取る理由はないので、納得のいく志望の変遷理由が語れるかどうかを気にしているのです。

嘘をつかずに、自分の志望業界がどういう風に変化したのかを納得できるように語れるようにしてください。

「なぜ現在、就職活動を続けているのか?」にも備えよう

「なぜ現在も就職活動を続けているのですか?」も同様によく質問されます。

内定がないからなのか、内定を確保しつつ納得のいく内定を追い求めているのか、春の選考に参加できない理由があったのか…いずれにしても企業には押さえておきたい情報だからです。

内定がある場合は、「なぜ現在の内定先よりも、今受けている企業に魅力を感じているのか」をきちんと説明できるように準備しておきましょう。

内定がない場合は、「現在は内定が出ていない」ことを正直に伝えましょう。取り繕っても、印象が悪くなるだけです。

また、自分なりに内定が出ない点について、どう反省しているか、どのようにこれからの就活をやっていきたいかも答えられるように準備してください。

何かの理由で春・夏の選考に参加できなかった人は、正直にその理由を述べればOkです。

秋採用では「志望動機」の質が勝負を分ける

秋採用の選考では、特に「志望動機」が重要です。

秋採用にのぞむ学生は、基本的には「最初は志望していなかったけど、内定が出ないから志望してみた」という人が大半です。だから、志望動機の質がいまいちな人が多い

逆にいえば、その志望動機を詰めていけば、他の学生と大きな差をつけられるわけです。

具体的には、「その企業で何がやりたいか」をハッキリと答えられるようにしましょう。「御社で○○がやりたい」と具体的に答えられれば、仕事への熱意が企業に伝わります

企業HPの「先輩のしごとぶり」などのページを見て、どんな仕事があるか?どんなやりがいがあるかをチェックし、その内容を志望動機に盛り込みましょう。

他の学生の「御社の〜に魅力を感じる」という受動的な志望動機よりも、「御社で○○に取り組みたい」という能動的な志望動機の方が圧倒的に企業受けは良くなります

その企業で具体的にどんな事に取り組みたいか?まで答えられる綿密な志望動機を用意しておきましょう。

秋採用を乗り切るのは「継続」が鍵

これまでご説明した「秋採用での選考のポイント」「秋採用で内定が出やすい優良企業」を意識して就活をしていけば、きっと秋以降で内定を勝ち取れるはずです。

マイナビの調査によれば、内定ゼロで卒業する就活生の多くは、内定が出ないのが嫌になって就活を途中でやめてしまっているケースが多いことがわかっています。

秋採用を実施している企業は全体の51%。すぐに諦めければ、チャンスは転がっています。大手だけにこだわらず、様々な会社を受けていけば、きっと納得できる内定先が見つかるはずです。

大手だけにこだわらず、グループ会社、隠れた優良企業など幅広く受けていけば、秋採用からの内定は言われているほど難関ではありません

諦めずに就活を続け、内定を勝ち取りましょう。