まだ諦めるな!「秋採用」からの就活を成功させる3つのポイントとおすすめエージェント

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春・夏の採用で思うように結果が出ずに、秋からの就活に臨む就活生は少なくありません。

しかし、就活の秋採用は、それまでの就活と同じ気分ではなかなか乗り切れません。というのも、秋採用になると、採用枠が少なくなり倍率が高くなるからです。

でも、大丈夫。この記事では、そんな厳しい秋採用を勝ち抜き、内定を獲得するために必要な情報を全て網羅しました。

これだけ読めば、秋採用からでも納得のいく内定をとり、良い形で就活を終わらせられるはずです。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

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秋採用とは9月から3月の卒業間際までの就活を指す


秋採用とは、9月以降の採用活動を指します。また、9〜11月までを秋採用、12月以降を冬採用と区別する場合もあります

就活シーズンと言われると、採用活動が盛んな3月から8月の期間を思い浮かべる人が多いでしょう。そのため、秋採用を実施している企業は少ないと思われがちですが、9月以降も採用を続ける企業は決して少なくありません。

実際、マイナビが国内企業を対象におこなった「2022年卒マイナビ企業新卒採用活動調査」(P.53)では、調査期間(9月〜10月)後も採用を継続すると回答した企業は52.2%となっています。

内定がもらえず就活が長引いてしまったとしても、就活を継続すれば十分にチャンスはあるので諦めずにチャレンジしましょう。

秋採用のスケジュール

秋採用のスケジュールに決まりはなく、企業によって募集時期は異なります。

採用数の不足により秋採用をおこなう場合は、出来る限り早めに採用を終えたいこともあり、8月〜9月に募集を開始するのが一般的です。
一方、内定辞退者の補充や採用枠の増加などにより、10月以降に急遽再募集をかける場合もあります。

また、秋採用は春・夏採用と比較して、選考日程が短期化する場合が多いです。
各選考ステップの間隔が狭まり、面接後にその場で合否が伝えられることも珍しくありません。

夏までと同じ感覚で就活を進めていると、スケジュール調整が上手くいかず、準備が不十分なまま面接に挑むことになってしまうので注意しましょう。

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2021.07.30

秋採用をする企業の特徴

秋採用をする企業の大半は、内定者数や採用基準を満たす学生の不足や内定辞退者の続出などにより、必要な人材を確保できていない企業になります。

その中には、知名度がなく応募者自体が少ない中小企業はもちろん、採用予定数が多いために必要人数を確保できなかった大企業も含まれます。

一方、優秀な人材をいつでも確保できるように、期間を限定せずに採用をする企業もあります。

秋採用の目的や採用スタイルの違いなど、秋採用をする企業の特徴をしっかりと把握しておくことで、企業探しを効率よく進められます。

春夏で採用しにくい中小企業

秋採用では、春・夏と比べて中小やベンチャー企業の求人が多くなります。
これは、ネームバリューのない中小企業は、春・夏で必要数の学生を確保することが難しいためです。

しかし、ネームバリューのある企業が少ないからといって、優良企業に出会えるチャンスが減るわけではありません。
あまり知られていない優良企業は多くあります。

例えば、大企業のグループ会社は、待遇が大企業と遜色ない場合が多く狙い目です。
また、法人向けのビジネスを展開する、いわゆるBtoB企業も就活生からの認知度は低いですが、事業が安定していて福利厚生が充実した企業が数多く存在します。

知名度や企業規模にこだわりすぎると内定獲得が難しくなってしまうので、自分の希望を満たす隠れ優良企業を探すようにしましょう。

秋採用を実施している優良企業

秋採用をおこなうのは、採用枠が多いために予定の人数を揃えられなかった大手企業や、知名度がないため学生を集められなかった中堅企業・中小企業が多いです。

例えば地方銀行や富国生命保険やアフラックなどの金融・保険業、神鋼商事株式会社や丸文株式会社といった東証1部の専門商社なども、9月10月まで採用を続けています。(2018年版四季報参照のため最新情報は都度各企業の採用ページをご確認ください)

通年で採用する企業

最近では、1年中いつでも求職者からの応募を受け付ける「通年採用」の企業も増えてきています。

採用時期を限定してしまうと、留学などでその期間に就活をおこなえなかった優秀な人材を逃してしまう可能性があります。

そのため、通年採用を取り入れることで、より多様な人材と出会える可能性が広がるのです。また、採用数の調整や内定辞退者の補完がしやすい、応募者を時間をかけてじっくり見極められるといったメリットもあります。

採用競争力の低い中小企業やベンチャー企業はもちろん、誰もが知る大手企業も通年採用を取り入れはじめています。

学生側にとってもスケジュール管理がしやすく、入念に準備して選考に臨むことができるため、気になる企業が通年採用をおこなっている場合は積極的にエントリーしてみましょう。

通年で採用する企業例

秋採用の場合、「秋採用」として採用活動をしている企業よりも、「通年で採用をしている=秋以降も採用している」という形で採用活動をする大手企業もあります。

採用時期にこだわらないことによって、「型にはまらない優秀な学生」を発掘する目的で、先進的な大手企業や外資、ベンチャーが実施しています。

【通年で採用を受け付けている大手】 

【通年で採用を受け付けている外資】 

【通年で採用を受け付けている上場ベンチャー】 

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秋採用の就活も念入りな選考対策が必要

秋採用を実施する理由や、実施する企業が少なくないとお分かりいただけたでしょう。
しかし、秋採用があるからと安心しきってはいけません。
秋採用の選考を受ける人にしっておきたい注意点を紹介します。

春夏より採用枠が少ないケースもある

春夏採用の不足分や欠員の補充を目的として秋採用をする場合は、春夏よりも採用枠が少なくなります。

応募数と採用枠の兼ね合いによっては、倍率が春夏採用よりも高くなる可能性もあるので注意しましょう。

また、春夏採用で一定数の内定者を採用し、優秀な人材がいれば追加で確保したいと採用活動を続ける企業もあり、その場合は採用基準が高くなってしまうことも。これは、期間の縛りがなく余裕を持って選考できる通年採用の場合も同様です。

そのため、春夏の就活以上に資質や能力を求められる場合もあり、入念に選考対策をしておかなければ簡単に落とされてしまうので注意してください。

内定獲得者の就活継続や公務員からの変更者も受ける

夏以降の就活でライバルとなる就活生は、どの企業からも内定をもらえていない学生だけではありません。

内定先に納得のいっていない学生や公務員試験から民間企業へ切り替えた学生、海外留学から戻って就活に参加する学生など、秋採用にチャレンジする就活生の事情は様々です。
優秀な学生がライバルとなる可能性は十分に考えられます。

そのため、もう強力なライバルは残っていないと油断してはいけません。
採用枠の減少も相まって春夏の採用以上に厳しい戦いになる可能性も考慮して、しっかりと準備しておいてください。

就活が長引けば長引くほど選択肢も減ってしまうので、出来るだけ早めに納得のいく結果が得られるように、1社1社を大切に集中して選考に臨みましょう。

秋採用で内定を獲得するためのポイント

では、秋採用の内定を獲得するためにはどのような対策が必要でしょうか。

職種・業界の視野を広げる

業界や職種を限定して選択肢を狭めてしまうと、秋採用をする企業を見つけづらくなってしまいます。内定を獲得するためには、視野を広げて選択肢を増やすことが大切です。

また、夏までに内定を獲得できずに就活を続けている場合は、就活の進め方を見直してみることも必要です。

エントリーシートや面接対策に原因がある場合もありますが、自己分析が不十分で業界や職種が自分に合っていない可能性も考えられます。

失敗した原因を分析せず、業界や職種にこだわって闇雲にエントリーを続けていても、良い結果を得るのは難しいでしょう。

今まで見てこなかった業界の企業を探してみると、あなたと相性の良い意外な企業に出会えるかもしれません。

春夏の就活の様子を答えられるようにする

秋採用では春夏の就活状況について質問される場合があるので、スムーズに回答できるように準備しておきましょう。

特に「なぜ春夏採用でエントリーしなかったのか?」、「なぜこの時期まで就活を続けているのか?」という質問は、秋採用では鉄板の質問です。より自分に合った企業を探すため志望業界を広げて就活を続けている、部活や学生研究に注力していたため9月から就活を始めたなど、現在の状況を正直に答えるようにしましょう。

もし内定がない場合も、正直に伝えるようにしてください。内定が出ていないことは必ずしもマイナスではなく、自社に来てくれる可能性が高いとプラス面に捉えてもらえる場合もあります。

ただし、「なぜ内定が出ていないと思いますか?」と聞かれる可能性もあるので、しっかりと原因を分析して論理的に説明できるようにしておいてください。

具体的な回答例文

内定を獲得できずに秋採用に臨んでいる場合の例文としては、以下のようなものが考えられます。

例文

私が就職活動を続けている理由は、今まで自分の就活の軸について明確に決めれないまま就活をしてしまった結果、内定を獲得できずにいるからです。

私はこれまで、「給料や福利厚生」といった見た目だけの曖昧な条件を第一として、就活を行なってきました。
しかし、自分に向き合わず志望動機もしっかりしていなかったため、内定を得ることができませんでした。

そこで私はしっかりと自分に向き合い、「目の前の人を喜ばせるような仕事がしたい」という新しい軸を見つけ、今就活に取り組んでおります。

Point
正直に内定がないことを言っている点
これまでの反省と、悪かった部分を自己分析している点
悪かった部分を改善して、今にいたることをアピールしている点

理由NG回答例

一方で、就職活動を続けている理由としてのNG回答が以下の例です。

例文

夏に選考を受けた企業は、自分の中で「何か違うな。」という印象があり、自分自身を納得させるために今も就活を続けています。

御社の春夏採用は、実際のところ受けようとは思っていたのですが、どうしても受けることができずに、秋採用の現在受けているのです。

NGPoint
すでに受けた企業に対する違和感の理由を答えていないので、自身の軸が分からないこと
「春夏採用を受けようと思っていたのに、どうしても受けられなかった。」というのは説得力に欠ける。嘘をつくよりは、正直に自分の想いを伝えた方が良い

就職エージェントを利用する

早めに内定を獲得して就活を終えたい学生におすすめなのが、学生1人ひとりに専任のキャリアアドバイザーがついてサポートしてくれる就職エージェントです。

適性検査やカウンセリングの結果から最適な求人を紹介してくれるだけでなく、スケジュール調整や面接対策、選考後のフィードバックなど、内定獲得まで徹底的にフォローしてもらえます。

採用を継続する企業が減ってくる9月以降の就活では、企業探しに時間を取られてしまいます。

しかし、就職エージェントを利用すれば、企業探しの手間を省けるだけでなく、業界・職種の幅を広げて求人を紹介してもらうこともできるのです。

基本的に無料で誰でも利用できるので、登録しておいて損はありません。ここでは秋採用で内定を勝ち取りたい就活生におすすめの就職エージェントを紹介します。

doda新卒エージェント

doda新卒エージェント

株式会社ベネッセi-キャリアが手掛けるdoda新卒エージェント。ベネッセi-キャリアは、「進研ゼミ」で有名なベネッセと転職サービス「doda」で有名なパーソルキャリアが共同で設立した企業です。

契約企業数は5,000社以上で、エントリーシート不要や面接回数の少ないdoda新卒エージェント。
特別選考枠を紹介してもらえる場合もあり、1〜2週間のスピード内定も可能です。

また、通常の選考では分からない面接の合否理由を教えてもらえるのも特徴の1つ。もし不採用になったとしても、その原因がすぐに分かるので次の選考に活かすことができます。

内定が取れない原因が分からず悩んでいる就活生は、豊富なノウハウと高い経験できめ細かいサポートが受けられるdoda新卒エージェントを利用してみましょう。

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秋採用で内定を獲得するためには視野を広げエージェントも活用しよう

9月以降は採用を続ける企業が減っていき、周りの就活生もどんどん就活を終えていくため、どうしても焦ってしまうものです。しかし、希望に合わない企業で妥協してしまったり、闇雲にエントリーを繰り返してしまったりと、適性を無視して就活を進めてしまうと入社後に後悔することになってしまいます。

就活で最も大切なのは、自分に合った働きやすい企業を見つけることです。

春夏に比べれば確かに選択肢は減ってしまいますが、秋採用を実施する隠れた優良企業はまだまだ残っています。業界や職種の幅を広げて選択肢を増やし、就活エージェントを利用して効率よく就活を進めることで、納得のいく企業からの内定を獲得しましょう。

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