目次
なぜこのように就活がつらいと感じるのでしょうか?
これから就活を控える学生のみなさんに、就活がつらいと感じる理由、そしてつらいときの対策方法について解説します。
就活生がつらいと感じる理由
まずは就活がつらいと感じる主な理由を5つ解説します。
1.授業と就活の両立で時間の余裕がない
2023卒の就活スケジュールは3月1日以降に広報活動(会社説明会受付など)開始、6月1日以降に面接などの採用選考活動開始となっています。
就職活動生にあたる最終学年ともなると、卒業のために必要な必須科目などはすでに取っているかもしれませんが、それでもレポートなどの課題やテストなどがあるため、3月1日以降は特に企業研究や面接対策といった就活と並行して進めていくのは大変です。
そのため、授業と就活の両立がつらいと感じる人もいるでしょう。
このつらさは、単純な忙しさやタスク管理の難しさだけでなく、2つとも思うように進められずに自己嫌悪になり、精神的に追い詰められるケースです。
企業研究をしてエントリーシートを書かなくてはいけないけれど、ゼミの課題もしなくてはいけないという学業との両立が、就活がつらいと感じさせます。
2.選考結果が見送りばかりで自信を無くした
就活をしていて、選考結果が不採用ばかりだと、次第に自信がなくなります。入念に準備をして選考に臨んだはずなのに、思うように結果がでないとつらくなるでしょう。
エントリー数を増やしても結果は変わらず、「見送り」の通知が届くとつらさは増すばかりです。
何が原因で不採用になっているのかPDCAが回せていないと、見えない敵と戦うようで強いストレスになります。
不採用通知が1社2社届いても気にしない人もなかにはいますが、真面目な人ほど自信をなくしがちです。
3.本命の選考に落ちた
就活で一番つらいと感じるのは、本命企業の選考に落ちてしまったときでしょう。
たくさんの企業を受けていれば、不採用通知は初めて受けるものではないことがほとんどです。
しかし、それまでは不採用通知を受けても「本命じゃないし大丈夫」と思えていたのが、本命の不採用はなかなか受け止められないというのが本音でしょう。
自分では手ごたえがあったと思っていたのに、不採用通知を受け取るダメージは計り知れません。
本命に向けて今まで全力で取り組んでいたのに、不採用通知が届いたらつらい気持ちになります。
4.周りの就活生が凄いように見えて内定が出るか不安
就活では、周りの学生達がとても凄い経歴の持ち主や経験が豊富な人に見え、就活で敵わないのではないかと自信が無くなるというのはありがちです。
「こんなすごい人たちと比べて、自分は」と自分だけ取り柄のないように感じますし、「自分は自分で、周りとは違う」と周りの就活生を意識することはやめようとしても、焦りはなかなか消えません。
周りと比べては不安な気持ちになってしまい、自信を持てるように次に向けた準備をしていても不安は消えない状態です。
周りの凄い就活生と戦って内定を勝ち取らなくてはいけないのかと考えると、今後の不安から就活がつらくなります。
5.終わりの見えない就活生活
手ごたえを感じていた面接で不採用になるなど、終わりが見えない就活生活を続けることはつらいものです。
先の予定も立てられず、ただひたすらエントリーをして面接、不採用通知を受け取るといった同じことの繰り返しでは、気持ちも滅入ってしまいます。
何が原因かもわからないまま、次々にエントリー数を増やし、「次こそは」と意気込んでも結果は出ず、心身ともに限界まで自分を追い詰めてしまい、つかれてしまう人もいるのです。
就活がつらいと感じたときは就職以外の道を選択しがち
就活がつらいと感じて就活を辞めたいと考えたとき、卒業後2つの道を考えがちです。
ここでは、就活がつらい人が考える2つの選択肢について解説します。
留学
就活がつらいと感じて就職以外に選ばれる道のひとつが、海外留学です。
大学時代に自己PRやガクチカで伝えられる経験が無いと感じる人は「海外留学に行けば良かった」と考えがちです。
たしかに、留学経験は人生において貴重な体験となるでしょう。
言語や文化、価値観などが全く異なるところで触れるものは全てが新鮮で、実際に肌で感じたことや学びは、何物にも代えがたいものです。
しかし、ただ就活がつらいというだけの理由で、感情に任せて留学という道を選ぶのは短慮と言わざるをえません。
留学をするには、決して少なくないお金が必要です。
また、言語や文化、食生活などの違いをストレスに感じ、嫌になってしまう可能性も十分にあります。
留学の見通しが甘かったり動機が不純だったりすると、何のために留学を選んだのか立ち止まる日がくるかもしれません。
就活がつらいからという理由で留学を考える人は、得られるメリットだけでなく、留学の目的を考える必要があります。
フリーランス
就職せずにフリーランスの道を選ぶ人もいます。
得意分野を仕事にしてSNSをうまく活用し仕事を広げる人もいます。
しかし、フリーランスを選んだ全ての人が仕事が上手くいき、初任給並みの給料が得られるわけではありません。
ネットニュースやテレビなどに取り上げられる成功者は、全体のごく一部と考えておきましょう。
就活がつらくて就職をせずにフリーランスになっても、思うように仕事が入らない、稼げないと悩む人の方が多いくらいです。
つらくない、簡単な仕事というものはそうそうないのです。
就活にも、フリーランスでの仕事にも、それぞれのつらさや苦労があります。
就活がつらくてフリーランスでやっていきたいと考えている人は、収入を得られるまでのお金をどうするのか、どんな方法で収入を得るのか市場調査したうえで挑戦しましょう。
就活がつらいと考える人におすすめの行動
ここからは、就活はつらいけれど企業に就職するために頑張りたい人向けに、おすすめの行動を解説します。
一度就活から離れて気持ちをリフレッシュさせる
就活で、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまっているのであれば、一度就活から距離を置いてみましょう。
一度就活から離れて気持ちをリフレッシュさせることにより、切り替えができて新しい気持ちで就活をやり直せます。
趣味に没頭したり、のんびりしたり、普段就活に追われてできなかったことに時間を使いましょう。
一度就活から離れてみると、ふとしたときに「こんな仕事がしてみたい」「こんな仕事も向いているのではないか」と新たな発見があるかもしれません。
今まで考えていなかった職種へ興味が出てきて、選択肢が広がる可能性もあります。
自己分析をし直す
選考結果で見送りが続いている人や、本命企業の選考に落ちて就活がつらいと考えている人は、自己分析をもう一度やってみてください。
就活を進めてから自己分析をすることで、前回とは異なる結果になり、新しい道が切り開ける可能性があります。
もしかすると今まで応募していた業界や企業にはあなたの人柄は向いておらず、別の業界や企業がマッチするかもしれません。
就職エージェントに相談することで新しい自分を知れることも
自分ひとりでの就活がつらいと感じたら、就職エージェントに相談するのもひとつの手です。
就職エージェントに登録すると、専属のアドバイザーがついて、希望や適性に合う求人情報の紹介や就活支援などをしてくれます。
細かなサポート内容は運営会社によって異なります。アドバイザーの個別面談や、履歴書の添削など、多くのサービスを学生は無料で利用できます。
就職エージェントの紹介してくれる求人情報は、大手の求人サイトからは得られない場合もあります。
そのため、競争率の低い「穴場」ともいえる求人とマッチングできる可能性が就職エージェントの利用にはあるのです。
自分が「働きたい」と思う企業を探し直す
第一志望が不採用だった場合、選択肢は2つです。
就活をやめてしまうか、第一志望は諦めて候補の企業を探すかのどちらかです。
不採用通知が届いたのであれば、気持ちを切り替えるしかありません。
就活浪人をするのであれば、次年度に向けて浪人するために生活費を稼がなくてはいけません。
別の企業の選考を受けるのであれば、早めに働きたい企業を探す必要があります。
スカウト型サービスに登録することで選択肢が広がる
企業を探し直す場合、就活がスタートしているのに今から応募できる企業を自分1人で探すのは時間的に限界があります。
そこで、企業を探し直す人におすすめなのがスカウト型就活サービスへの登録です。
スカウト型というのはその名の通り、登録した就活生に企業側からスカウトが届くサービスで、いわば一般的な就活サイトの逆バージョンのサービスです。
就活生は学部や学科などのプロフィールを登録すれば、プロフィールを見てぜひ自社の選考を受けてほしいと考える企業から選考招待の案内が届きます。自分で1から企業を探すよりも、効率的に企業を知ることができるのです。
スカウト型の就活サービスに興味がある人は、まず学生利用率4年連続No.1の「OfferBox」に登録してみましょう。
登録企業数が9,500社以上と圧倒的で、誰もが知る大手企業からオファーが届くことも。
プロフィール入力率80%以上でオファー受信率93.6%という実績もあり、特別な選考枠に招待される可能性もあります。
新卒専門サービスの合説以外にも参加する
競争率の高さや人の多さで疲れて就活がつらいという人は、新卒専門の合説以外への参加もおすすめです。
新卒の就活というと、マイナビやリクナビといった大手就活サイトだけを利用するものだと思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にはそういった大手サイト以外の合説サイトがあり、大手サイトには登録していない中小企業もたくさんあります。
最近では特に、地方からの人口流出に歯止めをかけるべく、都道府県などの行政が地元企業などを募って主催する合説もあります。
業界や業種を問わずとにかく地元で就職したいと考えている人や、志望業界の競争率が高すぎて他の業界も視野に入れてみたいと考えている人には、特におすすめです。
就活がつらい人は原因を把握したのちに対応策をとろう
就活がつらいと感じている人は、それぞれ何かしらの原因があります。
忙しさ、プレッシャー、劣等感、焦りなど、その原因はさまざまですし、場合によっては複数の原因が重なっている場合もあるでしょう。
まずはそのつらさの原因が何なのかを明らかにしましょう。それにより、その原因に即した対策法がとれます。
初めての就活は慣れていないために、誰しも大なり小なりストレスを感じます。ましてや、就活は今後の人生を左右する大きな節目でもあります。
自分の状況や抱えるストレスと向き合い、ときにはエージェントなど就活サービスを利用しながらも解決できるよう就活を前進していきましょう。
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