目次
OfferBoxとは?
企業からオファーが届く就活スカウトサービス
「OfferBox」とは、企業側から就活生のもとにスカウトが届く新卒向け就活サービスです。
このサービスでは、就活生が企業求人に応募する従来の就活スタイルとは異なり、企業側が興味を持った就活生に向けてオファーを提示します。そして、オファーをもらった学生が承認をすることで選考がスタートします。
自分のプロフィールを登録して求人が届くのを待つだけなので、企業探しやエントリーの手間を省くことでき、エントリー数を簡単に増やすことができるのが特徴です。
企業にとっては会いたい学生だけに直接コンタクトを取れるため、自社に合いそうな人材を確保しやすく、待ちの採用スタイルでは出会えなかった学生と効率的に出会えるメリットがあります。
企業と学生の双方にとってwin-winな関係を築けるサービスとして、人気を集めている就活サイトです。
OfferBoxは株式会社i-plugが運営
OfferBoxを手掛けるのは株式会社株式会社i-plug。2021年3月に東証マザーズに上場した急成長中のベンチャー企業です。大阪市淀川区に本社オフィスを構え、東京と名古屋にも拠点を持ちます。
「つながりで世界をワクワクさせる」というミッションのもと労働市場の改善を目指し、2012年10月に新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」をリリースしました。同サービスは2021年5月現在で202,000人の学生が登録しており、学生利用率No.1の新卒型オファー型就活サイトとして就活生の人気を集めています。
社名:株式会社i-plug(アイプラグ)
設立:2012年4月18日
資本金:540,404,000円(2021年3月18日現在)
従業員数:137名(2020年4月1日現在)
【参考】株式会社i-plug|企業情報
OfferBoxの利用方法
App Storeからアプリをインストール
OfferBoxはPCとスマートフォンのどちらでも利用することができます。
スマートフォンから利用する場合は、App StoreまたはGoogle Playからアプリをダウンロードしてください。 PCの場合は、公式Webサイトから利用可能です。
アプリ版ではオファー受信の通知を受け取れるので、重要なオファーを見逃してしまう心配がありません。また、場所を選ばず就活の合間時間を使って利用できるため、スマートフォンをお持ちの場合はアプリの使用がおすすめです。
アプリのインストール後は新規会員登録画面に進み、メールアドレスやパスワードを設定し、簡単な情報を入力することで直ぐに利用を開始することができます。
プロフィールの作成
会員登録後に、企業に見てもらう自分のプロフィールを作成します。
基本情報の入力では、生年月日や学校情報等に加えて企業の希望条件を設定でき、志望業界や職種、希望勤務地、就活の軸を第1~3志望まで記入可能です。
さらに、どの程度希望条件にこだわるのか、オファーは質と量のどちらを重視するのかを細かく決められます。自分の希望によりマッチしたオファーが届くようするためにも、情報は適切に入力しておきましょう。
この段階でサービス利用開始時のプロフィール作成は一旦終了です。
これだけでもサービスは利用できますが、OfferBoxでは学生が自分らしさを自由にアピールできるように、多彩な記入項目が設けてあります。また、無料で行える適性診断もあります。多くの企業に会いたいと思ってもらえるように、自分のプロフィールをどんどん磨いていきましょう。
80%以上の入力により企業からの受信率は93.6%
プロフィールの入力率は、企業からのオファー率に直結します。
まずは企業からのオファーが届きやすくなる基準である入力率80%(平均オファー受信数7.9件)を目指しましょう。OfferBoxの2020年卒の実績では、プロフィール入力率80%以上で企業からのオファー受信率は93.6%となっています。
また、企業があなたの情報にアクセスした回数や検索結果をチェックすることもできます。志望する業界の企業からのオファー率を高めるためには、戦略的にプロフィールを改善していくことも大切です。
全部の項目を設定するのには時間がかかるため、直ぐに全てを埋める必要はありません。いつでも編集が可能なので、隙間時間を利用して徐々にアップグレードさせていくことも可能です。
プロフィール作成のポイントは人柄と働く熱意を伝えること
入力率を高めることが大切をお伝えしましたが、全項目をただ埋めれば良いというわけではもちろんありません。自分の人柄や熱意が採用担当者に伝わるように、しっかりと内容を練ることも重要です。
採用選考に応募する場合は、企業の求める理想像や社風に合うように上手くアピールすることが求められます。しかし、企業のスカウトを待つOfferBoxでは、どのような企業からオファーが来るか分かりません。
そのため、自分の一番のアピールポイントを前面に押し出して、会社に貢献できることや熱意が最も伝わるような内容を目指すようにしましょう。動画や写真を上手く利用すれば、文字だけでは伝えにくい人柄をアピールしやすくなります。
企業からオファーを受けたら選考に向けてメッセージのやり取りを開始!
企業からオファーが届いたら、興味のあるオファーを承認することで、その企業と直接やり取りができるようになります。そして、面談や選考、インターンシップなど、次のステップに関する案内が受け取れます。
興味が持てないオファーは辞退できるので、届いたオファー全てで選考を進める必要はありません。
オファーを受けた後の動き方は企業によって異なりますが、企業側が興味を持った学生にアプローチをしているため、特別な選考ルートを用意してもらえる可能性が高いのも特徴です。
また、企業の検討中リストに入った場合は、「会いたい」通知を送って自分からアピールすることもできるので、積極的に活用して内定を勝ち取りましょう。
⇒30秒で完了!Offer Boxの無料登録はこちら
OfferBoxの利用メリット
中小だけでなく大手企業も登録
OfferBoxには2020年12月時点で8,307社を超える優良企業が登録しており、中小やベンチャー企業だけでなく、官公庁や東証一部に上場する大手企業も多く含まれます。
登録企業の14%は上場企業となり、東証一部に上場する企業のうち3割強の企業が「OfferBox」を利用しています。
登録企業の中には資生堂やマイクロソフト、JCB、朝日新聞など、誰もが知る有名企業も多く名を連ねます。OfferBoxアプリで登録企業一覧を確認することもできるので、気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
また、都市部だけでなく全国各地の企業が集まっており、企業の業種もメーカーやIT、商社、出版など多岐にわたります。就活サイトの検索だけでは出会えなかった企業と巡りあえる可能性も非常に高いです。
写真や動画などで自分のアピールが可能
OfferBoxでは、プロフィールに自分を象徴する画像をコメント付きで載せたり、自己PR動画の設定したりできます。
動画や写真を使ったアピールは、上手く利用できれば書類では伝わりづらい雰囲気や人柄、熱意を効果的に印象付けられるのがメリットです。
また、実際に会ってみたら印象が違ったというようなギャップを少なくするので、オファーが内定につながる確率を高められます。
動画や写真は一発勝負の面接とは違って何回でも撮り直しができるので、しっかりと準備をすれば自分らしさを最大限に表現できるツールとも言えます。積極的に活用していくと良いでしょう。
志望分野以外の業界からのオファーにより視野が広がる
志望分野以外の業界や職種のオファーが来ることもあり、名前も知らなかった企業からのオファーが届くこともあります。
元々は興味のない分野であっても、企業側も自分たちの会社にマッチすると考えてオファーを送っているので、自分では見つけられなかった意外な適性に気付けるかもしれません。
自分で企業探しをしていても出会えなかったであろう企業を知る機会が得られることで、企業選びの視野が広がり、就活を効率よく進めることができます。
自己分析や業界研究にあまり時間を割けない学生でも、OfferBoxならプロフィールを作成して待つだけで良いので、時間をかけずに視野を広げられるのでおすすめです。自分に合わなければ辞退すれば良いだけなので、登録しておいて損はないでしょう。
ジョブコミットの評判|迷っているひと必見のサービスの特徴や口コミ
OfferBoxのデメリット
オファーがあったからといって必ず内定がもらえるわけではない
企業からオファーをもらったとしても、必ず内定がもらえるというわけではありません。
あくまでもプロフィールの段階で会社にマッチすると判断されただけなので、その後の選考ステップで結果が変わる可能性は十分にあります。そのため、オファーをもらえたからと選考対策が疎かになってはいけません。
また、オファー後の選考ステップは企業によって異なり、特別な選考ルートに招待される場合もあれば、会社説明会の案内をもらえるだけの場合もあります。
企業研究をせずにオファーを安易に承認してしまうと、選考に進んだ後にミスマッチに気付き、時間を無駄にしてしまうので注意してください。会社概要やオファーの条件をしっかりと確認して、自分の希望に合うかどうか見極めるようにしましょう。
通常ルートと同じように選考対策は入念にする
オファーを受けて選考ルートに乗った後は、基本的には通常の採用選考と同じと考えてください。
スカウト型の採用方式といっても学生と企業の出会い方が異なるだけなので、特別な選考対策は必要なく、通常通りの選考と同様に十分な対策を行っておくことが大切です。
採用担当者に興味を持ってもらえたプロフィールの内容を基本として、面接の受け答えを内容を考えると良いでしょう。
また、スカウト型の就活サイトでは、オファーを受けた段階ではその企業のことを良く知らない場合も多いので、企業研究も入念に行う必要があります。
ノーチェックの業界からのオファーを受けた際は業界研究から始めなければいけないので、その可能性も考慮して準備しておくようにしましょう。
希望業界からはなかなかオファーが来ない
必ずしも希望する業界や条件の企業からオファーをもらえるとは限らないので、スカウト型の就活サービスだけを頼りにするのはおすすめしません。
希望条件へのこだわりが強ければ、それだけ希望に合う企業と出会える可能性も低くなるので、オファーが欲しい場合は条件を絞り過ぎないのも大切です。OfferBoxでは、希望条件にどの程度こだわるのかをマイページで設定できるので、上手く調整しながら丁度よいバランスを探ってみましょう。
また、企業からのアクセス履歴を参考にして、希望する業界の採用担当者からのアクセスを増やせるようにプロフィールの自己PR内容を改善してくことも有効です。
ただし、業界によって登録企業数にばらつきがあり、企業規模や勤務地によっても偏りがあります。そのため、条件によってはどうしてもオファーが来ない場合もあるので注意してください。
OfferBox1本ではなく他のサービスとも併用する
OfferBox1本で就活に挑むのではなく、他の就活支援サービスと併用することで、スカウト型サービスの良さを最大限に引き出すことができます。
例えば、同じスカウト型就活サイトでも、ベネッセi-キャリアが運営する「doda-キャンパス」やグローアップが運営する「キミスカ」等、OfferBox以外にも多くのサービスがあります。サイトによって登録企業やサービス内容が異なるので、複数のサイトに登録しておくのがおすすめです。
また、希望に合う企業を見つけるには、自分で求人を探すのが手っ取り早い場合も多いので、リクナビやマイナビといった従来の就活サイトも十分に有効な方法になります。
その他では、専任のキャリアコンサルタントが企業探しから面接対策まで就活全般をサポートしてくれる就活エージェントも、就活生に人気のサービスです。自分の就活スタイルに合わせて、各サービスを上手く活用してきましょう。
OfferBoxの評判
良い評判
OfferBox 特に期待しないで登録したんだけど、上場企業から少人数サマーインターン3daysの特別招待枠オファーが来ました(全選考免除)?
意外と登録してみるもんだね?#23卒 #サマーインターン #23卒と繋がりたい #就活 #就活生と繋がりたい
— ゆーゆ?@23卒 (@Tiffany_note) May 24, 2021
明日はOfferBox経由でオファーを頂いた企業の会社説明会。
OfferBoxでしか採用活動をしていないみたいで、そんな出会いもこのサイトにはあったのかぁ!って言う気持ち。— ふわり@就活22卒 (@Fight_syuukatu) May 24, 2021
口コミにあるように、OfferBoxでは、上場企業からのスカウトや、OfferBoxでしか採用活動をしていない企業からのスカウトもあります。
OfferBoxに登録していなければ出会えない企業もあります。たった1度の新卒の就活、悔いの残らないものにするためにも、早めにOfferBoxへの登録をお勧めします。
23卒の就活生は、既に登録しスカウトをもらい始めています!
悪い評判
OfferBox とリクナビ入れました。
プロフィール欄埋めるだけでもかなり大変。。。頑張って埋めますっ— まいたけ@23卒 (@maitake_23grad) May 21, 2021
口コミにあるように、プロフィール欄はESなみに入力事項がありますし、これにより企業の採用担当者がスカウトをするかしないかを決めるので、丁寧に入力しておきたいものです。
上記でも述べているように、一度にすべて入力しなくても良いので、スカウト率を上げるためにも、空き時間をつかってすべての項目を埋めるようにしましょう。
OfferBox以外の知っておきたい就活サービス
OfferBox以外でも知っておきたい最新の就活支援サービスをいくつか紹介します。
時代に合わせて変わっていく採用スタイルに対応するために、様々な就活サービスを上手く利用して、有利に進めていくことが大切です。
新卒向けの就活サービスは基本的に無料で利用できるので、登録しておいて損になることはあまりありません。しかし、あまりに多くのサービスを利用してしまうと、情報過多で本当に重要な情報を見逃してしまう、各サービスを中途半端にしか活かせない、という状況に陥ってしまいます。
そのため、各サービスの特性をしっかりと把握して、ぞれぞれの欠点を補い合えるように利用するサービスを決めると良いでしょう。
マッチングイベントが多い『キミスカ』
OfferBoxと同じスカウト型就活サイト「キミスカ」では、「キミスカLIVE!」というリアルマッチングイベントを定期的に開催しています。
全国の主要都市で開催されるこのイベントは、30名程度の学生と4~5社程度の企業が参加する少人数イベントで、大規模イベントでは難しい学生と企業の深い相互理解が狙いです。
まず各参加企業がプレゼンテーションを行い、企業の魅力を参加者にアピールします。次に学生同士でグループワークを実施し、もし採用担当者に気に入ってもらえれば、その場でスカウトをもらえて、そのまま個別面談や座談会に参加することができます。
面談では気になったことは何でも質問でき、積極的に自分をアピールすることもできるので、お互いに納得した上で選考を進められるのがメリットです。特別な選考に招待される場合もあるおすすめのイベントです。
動画就活アプリ「Lognavi」は、企業へのエントリーから面接までをアプリ上で行えるため、アプリ1つで就活が完結する就活サービスです。
選考のために地方から都内に赴く必要もなく、自宅からでも就活を行うことができるため、費用を抑えながら就活の幅を広げることができます。
また、企業の紹介や学生の自己PRを動画で行うことができるため、イメージや雰囲気をつかみやすく、オンラインのやり取りで懸念される入社後のミスマッチを防ぐことができるのもこのサービスの強みです。
まだアプリのリリースから日が浅いにも関わらず、アプリインストール数は11万件を突破し、登録企業数も400社以上となっています。今後も利用者が伸びていくことが予想される新しいカタチの就活サービスです。
就活ノートの作り方とは?本当に使えるメモするべき項目を就活経験者にアンケート調査
OfferBoxは無料で使えるスカウトサービス!充実したプロフィールから準備しておこう!
学生と企業の新しい出会いの場としてスカウト型の就活サービスの人気が高まっています。
時間的な余裕の少ない就活において、待つだけでエントリー数を増やせるというスカウト型の特徴は、学生にとって非常に嬉しいポイントです。
また、プロフィールをしっかりと充実させておけば、エントリーシートや面接にそのまま活かすこともでき、無駄がないので誰にでもおすすめできる就活サービスです。完全無料で利用でき、興味がないオファーは辞退すれば良いだけなので、積極的に利用していきましょう。
自己分析やES、面接対策など、就活の悩みは"就活のプロ"であるエージェントに相談すれば、的確なアドバイスで解決まで導いてくれます。
数あるエージェントの中でも、JobSpringは手厚いサポートに定評があり、大手エージェントのように機械的に学生に接するのではなく、1人1人、誠実に向き合ってくれます。
2020年2月には、『エージェントによる手厚いサポートNo.1』に選ばれました。
JobSpringはむやみやたらに求人を紹介するのではなく、あなたの適性に応じた会社を3~5社のみ提案してくれます。
面談とCUBIC適性検査を活用したマッチングの結果をもとに企業を紹介してくれるのでミスマッチが少なく、
JobSpring利用者の内定承諾率は70%を叩き出しています。
- CUBIC適性検査をもとに、客観的にあなたに合う企業をマッチングしてくれる
- 面談を受けた学生の95%が大満足
- 自分の本質を言語化できるまで徹底的にカウンセリング
Jobspring(ジョブスプリング)なら、 3年後のキャリア形成まで見据えた、後悔のない内定を実現できます!
\ まずは就活のプロに相談してみよう! / JobSpringに相談してみる(無料)
以下に該当する就活生は、JobSpringの利用を再度検討しましょう。(記載:2020年9月)
・就職希望エリアを首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)以外に限定している
・IT/WEB系統以外の専門学校在学生
・日本で就労を希望している留学生
JobSpringを運営する株式会社Rootsは2021年2月より「HRクラウド株式会社」に社名を変更しております。
電話では株式会社RootsではなくHRクラウド株式会社と名乗ることがございますのでご注意ください。