目次
就活生のみなさん、OB訪問はしましたか?
OB訪問はやったほうがいいと思いつつも、
・本当にみんなOB訪問をしているのか?
・何のためにOB訪問はするのか?
・OB訪問ではどんな質問をすればいいのか?
こんな疑問を抱えながら、行動できない人も多いでしょう。。
賢者の就活では、クラウドワークスで新卒の就活を経験した100名を対象に、OB訪問についてアンケートをとりました。OB訪問をどうすればいいのか分からない就活生はぜひチェックしてみてください。
新卒の就活経験者の8割はOB訪問をしている
100名を対象にアンケートをとったところ、なんと82名もの人がOB訪問をしたと回答しました。
約5割は2回以上OB訪問をしている
さらに、82名の方にOB訪問を何回したのか質問したところ、2回以上と回答した人は46名と、1度ではなく複数回OB訪問をしていることが分かります。
OB訪問のメリットとは?デメリットと合わせやるべき理由を解説
志望企業にOBがいないためOB訪問をしなかった人が多い
OB訪問をしていない理由を質問したところ、以下の回答が集まりました。
- OB訪問は緊張するから、お願いできなかった。
- 行きたいと感じていた会社にOBがいなかったからです。
- 当時OB訪問の重要性に気が付いていませんでした。
- 訪問できる先輩がいなかったから
- 当時はOB訪問の必要性を感じていなかったし、親しいOBの人が居ればその人を尋ねたいとは思ったが、自分が就職したい会社には親しい先輩がいなかったので。
- OB訪問の必要性を感じなかったから。
- OBの方の都合が悪くなり中止になってから、あらたに計画することがありませんでした。
- 大学が地方だったので、OBさんがいる企業に出向くのが面倒だと感じたからです。
- 希望先の就職先にOBさんが居なかったからです。
- 座談会などを設けている企業が多く、OB訪問しなくても座談会で少人数で色々と質問出来たり、会社・社員の雰囲気を感じることが出来たため。
- 基本、短大の就職支援センターの方々の話を聞く事がメインでしたので、OB訪問自体あることを知らなかったです。そのため、必要性や重要性を感じてなかったです。
- 大学のキャリアアドバイザーに意見を貰っていたので。
- OB訪問をする必要性をあまり感じなかったから。
- OB訪問の必要性を分かっていなかった
- 時間がなかったためすることができない
OB訪問をしていない理由として、面倒や必要性を感じない以外に多く挙げられていたのが、訪問できるOBがいなかったことです。
志望する会社にOBがいないために、OB訪問を諦めていた人がいたことが分かります。
同じ理由でOB訪問を諦めようとしている人には、ビズリーチキャンパスを紹介します。ビズリーチキャンパスは、OB訪問をしたい学生とOBを繋げてくれるマッチングサービスです。
同じ大学のOBOGに出会えるだけでなく、希望する企業に同じ大学のOBOGがいない場合は、ビズリーチキャンパスに登録するOBOGにOB訪問ができます。大手企業のOBOGも登録しているので、
「志望企業には知り合いのOBがいない」「訪問できる先輩がいない」人にはおすすめのサービスです。
OB訪問をしていな人のなかには後悔している人も多い
OB訪問をしなかった人へさらに、就活を終えてからOB訪問をしておけばよかったと思うかという質問をしたところ、「OB訪問をしておけばよかった」と回答する人も多く見られました。
- しておけばよかったです。採用担当の方には聞けない実情が聞けたかなと思います。
- しておいた方が、内部事情や会社の雰囲気がよりわかって良かったと思いました。
- OB訪問はしておいた方が良いと思います。企業も人なので顔を面接以外でも覚えてもらうことは大切だと感じました。
- OB訪問をしたとしても必ず受かる訳ではないことと、ネットで調べたり他のことに時間を使いたかったので、しなくても良かったと思っています。
- 特に思いません。訪問せずとも、会社の事を知る機会はあり、社員の方と話す時間もあったからです。
- OB訪問をして就職してきた人は、そのOBとの関係性ができていて、入社当時に知り合いがまったくいなかった時は羨ましかった。ただ、その関係性がネックになっている同僚も居たので、何とも言えない。
- 特に思わなかったです。人の意見はあまり参考にならないと思ったからです。
- 企業の内面に詳しいOBの話は貴重だとおもうので、無理してでも計画してお願いしておけばよかったと思いました
- はい。理由は、他企業を知るという経験をしておけば良かったと感じるからです。
- 思います。イメージしていた働き方とは全く異なっていたので。
- はい。希望先の就職先にOBさんが居なくても、いる企業にOB訪問をして経験をしておけば良かったです。
- 実際就職した会社の座談会に参加した時に感じた会社・社員の雰囲気と就職後に感じたものに大差はなかったため、OB訪問しなかったことへの後悔はありません。
- OB訪問ができるのであれば、しておけばよかったと思います。実際に働いてる方のお話を聞く事で実際の仕事内容が分かると思います。また、OB訪問をすることで入社後と入社前のギャップが少なくなると思います。
- 思います。想像していたより仕事内容が違っていたので。
- しておけばよかったと思う。具体的にどんな働き方をしているのか、生の意見を聞きたかった。
OB訪問をするにあたって質問を準備して臨もう
ここからは、OB訪問を実際にした人へのアンケート結果です。
まず、OB訪問の準備については、82名中56名と大半の人がOBへの質問を準備していることが分かりました。
履歴書やエントリーシートを作成している人は20名前後と、4人に1人ということが分かりました。
OB訪問で知っておきたい8つのマナー|やり方からお礼まで
働くことについて知るためにOB訪問をしている人が多い
OB訪問は、企業研究のためや選考対策のために、志望する企業の先輩にOB訪問へ行くと思われがちです。
もちろん、企業研究や選考対策を目的にOB訪問をしている人も多いですが、OB訪問の目的として最も多い回答が「志望業界や職種に関係なく、働くことについて知りたかったから」でした。
その他の目的には、以下のような回答がありました。
- 組織内の人間関係・力関係を把握するため。
- とりあえず何かやらなきゃという焦り
- 就職活動に対する意欲が持てず、選考対策を行っていなかったため1次面接での落選が続いていた。このままではだめで何かを変えないといけないと思っての行動だった。
OB訪問では主に会社の雰囲気・仕事のやりがい・給料・残業を質問している
OB訪問で何を質問したのか、質問内容について聞いたところ、会社の雰囲気や仕事のやりがいはもちろん、タブーと言われやすい給料や残業についても聞いていることが分かりました。
- 仕事内容、入る前とあとのギャップはあったか、職場の上下関係や環境、なぜこの企業に決めたのか、内定を取るために何をしたか
- 役員の人事構成、力関係、組織力学について
- 働いている人でないと分からない実際の職場の雰囲気
- 仕事内容について詳しく伺いました。
- 仕事内容について、福利厚生について、企業の強み・弱みについて、転勤・異動の多さについて
- 会社の雰囲気や女性がほとんどの職場なので人間関係の良さ
- 女性の働きやすさや、周りで働いている女性の様子。育休のとりやすさの実感など。
- 社風やキャリア育成の仕組みと実態
- OBが働いている部署とその様子
- 女性の活躍度合い
- 会社に入ってやりがいを感じたことはなにか。一番辛いことは何か。
- 仕事のやりがい、試験の内容
- 仕事のやりがい、その会社の内情
- どういう志を持って就職したか、挫折しそうになったことはないか、仕事のモチベーションはどうやって維持しているか
- 今働いていて、会社に生きがいを感じていますか?という質問をしました。
- 働いていて嬉しかったこと
- 働いていて大変だったこと
- 働いている中で最も大変だったことは何かを質問しました。
- なぜその業界、企業を選んだのか。実際に働いてみてどうか。
- 仕事のやりがいについて質問
- 働くやりがいと、3年後の目標についてと、その企業を選んだ理由を具体的に質問しました。
- 社内の雰囲気や働きやすさなどを実際に働いている人のリアルな話を聞きました
- OBが入社してから経験した辛かったこととその乗り越え方
- 1日のスケジュールや流れ
- 実際の休暇の取得率や離職率について
- 働く中での失敗談
- 実際の業務内容についてや、企業で苦労したことなどざっくばらんに聞きました。
- 具体的な仕事内容、残業など環境について
- 海外で働きたかったため、海外への転勤の可能性はどの程度あるかどうか。
- どんな仕事をしているか、毎日の生活はどのような感じか、大学生活を経て今に生きていることはあるか、など
- 企業の風土、ワークライフバランス、キャリアアップ、会社の良い点悪い点
- 給料や忙しさ、やりがい、残業の有無など
- 実際の風通し、給与形態、サイトには載っていない福利厚生の深いところ、業務内容
- 仕事内容、やりがい、人間関係、給料、福利厚生等
- 女性の働き方(産休・育休・復帰率)
- 1か月にどれぐらい残業しているのか
- 繁忙期や閑散期の残業時間に関して
- 選考で重視されることやアピールできるスキルについて
- OBが就活の際に何を用意したか。
- 就職活動のコツとか、社会人生活はどのような感じなのかとかです。
- どうしてその企業を選んだのか。選考ではどんなことを聞かれたか。どのような準備をしておけばいいか。就活のスケジュールについて聞きました。
- 学生の時の専攻と、今の職種との関連があるか。就職活動では、ほかにどの業界・企業を検討したか。現在の勤め先に決めた理由は何か。
四季報は就活に必要?利用メリットを就活の先輩にアンケート
OB訪問の準備として具体的な質問の作成と入念な企業研究が大切!
OB訪問経験者に、事前準備でしておけば良かったことや、「○○しておけばよかった」と後悔したことについて質問しました。
回答としては、具体的な質問の用意や、具体的な質問をするための入念な企業研究が多く挙げられました。
- 表面的な質問しかできず、あまり掘り下げられなかったので、もっと会社のホームページをきちんと読み込んで、具体的な質問を作っておくべきだった。
- OBの社内でのポジションを把握しておくこと。理由は平社員に聞いても組織内の詳細は把握していないため。
- 比較対象の社員情報。ネットでも他の社員の方のクチコミとかがあると思うので、それと比較して質問を持っていけばよかった。
- 訪問先の会社や業界のことをもっときちんと調べておけば、より有意義な質問ができたと思います。あまり深い質問ができなかったことがあったからです。
- 企業分析をしてから訪問しましたが、競合他社や関連企業について勉強すればよかったです。
- ミスマッチをなくすために、もっと入社後のことを考えて具体的な質問を考えておけばよかったと思います。
- OBの方からエントリー理由を聞かれたものの、会社への理解度が足りておらず、志望理由がありきたりな回答しかできなかった。もっと業界について理解を深め、自分がなぜその業界に進みたいのかを明確にするべきであった。
- 相手の立場についてもう少し詳しく事前に調べておけば良かった
- もう少し企業のことなど専門用語を含め調べておけばよかったです。咄嗟に言われた言葉が分からず質問しましたが、家に帰って調べると普通にネットに出ている言葉でした。こんなことも調べないで来たのかよ!と思われたと思います。
- OBの勤め先の業界内での位置付けなど、リサーチしておけば良かったと思います。企業単体のことしか考えておらず、なぜその会社にしたのかという少し突っ込んだ話をするためにも情報収集は広めにすると良いと思います。
- 仕事内容ついてもっと聞けるとよかったです。なかなか働くイメージが湧かなかったので。
- OBの企業についての調査はHPなどである程度していたが、業界自体の調査はしておらず、競合他社含めた全体感を理解するのに時間がかかったため、業界全体のことを調べておけばよかったと思います。
- 他の同僚さんにも同席してもらっていたら、色んな角度からの話が聞けたかもしれません
- 会社のことだけでなく、もう少し世間話ができるようにリラックスしていけば良かったと思います。
- 本気で書いたエントリーシートと菓子折りを準備すればよかったと反省しています。エントリーシートは添削したのに!と言われたためです。菓子折りは、カフェ代も払っていただいた上に、親身にアドバイス等していただいたため。
- エントリーシートの持参、添削まで行かなくても好みかどうか判断してくれたから。
- 求人票を準備しておけばよかったです。
- もっと勤めている会社を調べておけば良かった。企業についてかなりわかっていること前提で話す人だったため。
- 履歴書を書いて内容を見てもらえばよかったです。
- 道に迷ったので、事前に訪問場所に行っておけばよかったと思いました。
- 実際に育休を取った方、子育てと仕事を両立している方と会えるような段取りをしておけばよかったです。
- OBの方の事をよく知らなかったので、世間話などでコミュニケーションがとりにくかったので、先輩がどんな方なのか教授などに聞いておけば良かったと思いました。
先輩のOB訪問失敗談
お伺いする企業については調べましたが、質問などは準備せずだったので、準備をしておけばもっと効率よく質問することが出来たかな、と反省しています。
質問事項を2.3個ではなく、10個以上は用意しておけば良かったと思います。意外と時間があり、パッパッと答えてくれ、ほかに質問は?と言われることがあったからです。
その業界の動向について少し知っておくべきだったと思いました。数人で案内されたのですが話についていけない箇所があって大変だった気がします。
【OB訪問の服装の選び方】スーツ・私服例を男女別に紹介
先輩がもう1度OB訪問をするならネガティブ系の質問をしたい!
OB訪問経験者に、再度OB訪問をするとなれば、どんな質問をしたいのか聞きました。
給与や残業について質問したいと答える人が多くいました。
- もう一度就活をするなら、同じ会社を選ぶかどうか。
- 選んだ職種に後悔していますか?
- その企業に決めたきっかけ
- OBの方の就活についてもう少し質問をしておけば良かったです。自己PRや志望した動機など、選考に関する情報も知りたかったです。
- これから自分の将来は、働いている会社とともにどうなっている予想ですか?
- 社会人として将来の在りたい姿など聞いてみたいです。
- 今の企業でずっと働きたいと思っているかです。
- 実際に働いていて大変だと思うこと、実際に働いてみて、働く前と後でどのようなギャップがあったのか。
- 定年退職まで働く気でいるのか?
- 転職したいと思ったことはありますか?
- 離職率や転職先、仕事やりづらい上司や部下などについてのエピソード
- OBが受けた別の業界や会社の話も聞けばよかったと思います。
- 入社して感じたこと。転職したいと感じたことはあるかについて聞きたかったです。
- 同期で辞めた人はいますか?この仕事を選んで良かったと思いますか?という質問をしておけば良かったと思いました。失礼かもしれないと思ってしませんでした。一度就職したら長く続けたいと思っていたので、表面的な質問だけではなく、実情も教えてもらえる範囲で教えてもらいたかったです。
- 辞めたいと思ったことはあるか、この会社で長く働いていきたいか
- 人間関係に関してです。私の偏見かもしれませんが、社内には必ずといっていいほどお局のような人がいます。私の周りにもそれで悩んでいる人がいます。そういった人がいるのか、など少し具体的すぎるかもしれませんが、今社会人をしていると、そこは気になる点だと思いました。
- まわりの人の雰囲気
- 人間関係を良好に保つ秘訣です。
- 今、楽しいのか、プライベートは充実しているのかを聞きたいです。
- 勤務時間や給料、詳しい福利厚生、ワークライフバランスなどを質問したいです。
- 職場の環境、家庭での過ごし方
- 結婚退職、妊娠して退職、育休から復職したあとに退職した方がどれぐらいいるのかを聞いておけばよかったです。子育てと仕事を両立している方は、実は退職せずに残った方で、退職した方がなぜ退職したかが、自分が両立していく上で参考になることがあったのではないかと思うからです。
- プライベートは充実させる時間と余裕があるのか。
- 年収や福利厚生です。
- 昇給の仕組み
- 福利厚生及び給与面も率直に聞いておけばよかった。
- 会社でのリアルな話や人間関係、その他就活を進めるに当たって準備しておいた方が良いこと など
- 女性の昇進率について、年功序列がどうか
- 年収や有休消化率など福利厚生面の質問をしたい
- 手取りの給料を聞けたら良かったなと思います。また、残業代がきちんとついているかも聞けばよかったです。
- 入社前と入社後に感じたギャップは聞いておいてとても良かった。学生の理想と社会人の現実の違いをしっかり質問できると良いと思う。
- 憧れの業界だったのでやりがいだったり、いい部分しか聞かなかったので悪い部分や本音も聞けばよかったです。
- 今の仕事が天職だと思いますか?と聞きたいです。
- 社会人になってから、勤めたいと思う業界・会社・職種に変化はあったか。
- 仕事をミスした時はどういう風にしてカバーしてるか
- 会社が成長すると思えるか、転職者の数、女性の活躍度合い、女性幹部の数
- どのように新人を教育するシステムになっているのかを聞きたいです。
- 会社の社風とワークライフバランス(残業・休暇)について
- 周りの勤続年数、ワークライフバランスについて
OB訪問のメールマナーで絶対に押さえるべき9つのポイント
OB訪問の質問は事前の準備が大切!企業研究を入念にして具体的な質問を考えよう
OB訪問をする際の、質問についてのアンケート結果を紹介しました。
先輩たちは働くことについて知るためにOB訪問をしている人が多いことが分かりました。準備としては入念な企業研究をして、OBの立場や企業について知ったうえでOB訪問に臨んだ方が、働くイメージがしやすく、より充実した時間になるようです。
先輩の失敗談にもあるように、時間をとってもらったのにも関わらず時間が余ってしまい、OBに申し訳ないことをしたと感じた人もいます。せっかくとってくれた時間を無駄にすることがないように、多少多いぐらいの質問を準備しておきましょう。
また、良いことばかりではなくネガティブな質問もしておけばよかったと、先輩たちと同じ後悔をしないように、残業や育休・産休の取得率の実態等も質問しておくことをおすすめします。
調査概要
- 調査期間:2021年6月11日~2021年6月14日
- 回 答 者:クラウドワーカー
- 回答者数:100名
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