【最終面接に落ちる人の特徴や傾向】就活の先輩に聞いた面接直前に効果的な対策

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「最終面接まできたんだから落ちたくない!」そう思うのは当然です。
面接前になり、最終面接はだれが担当するのか?どんな対策をすればいいのか?そんな不安を抱える就活生は多いでしょう。

賢者の就活では、新卒就活を経験してきた就活の先輩59人に、最終面接の面接官や質問内容、雰囲気についてアンケートを取りました。

最終面接が不安な人は、この記事を読むことで最終面接の対策を知り、当日自信を持って臨めるようになるでしょう。

最終面接の面接官は代表取締役社長またはその他の役員がするケースが多い

最終面接の面接官は代表取締役社長であるケースが最も多い

最終面接の面接官は代表取締役社長であるケースが最も多い

最終面接の面接官について質問したところ、代表取締役社長と回答する人が59名中19名と最も多い結果となりました。
その他の回答として、支店長や部長クラスではないが人事部の人が挙がっています。

形式としては、面接官1人対就活生1人の面接だけではなく、役員と現場の部長のように、面接官複数対就活生という形式もありました。

志望動機は最終面接でも鉄板の質問

最終面接では志望動機に次いで自己PRが聞かれやすい質問

最終面接では志望動機に次いで自己PRが聞かれやすい質問

最終面接で質問された内容について質問したところ、9割の人が志望動機を質問されたと回答。次いで自己PRも聞かれやすい質問であることが分かりました。

最終面接でも人柄を知るための質問をされる

上記の質問以外に最終面接で聞かれた質問を聞きました。
回答は以下のとおりです。

【最終面接で聞かれた質問】

  • 学生時代のアルバイト内容
  • 会社のどこに共感したか。
  • 子供の頃の話
  • 役職はどこまで上り詰めたいか、海外に行けるか、やりたい仕事はどれでどんなことをしたいか、持病はあるか、男性ばかりの職場でやっていけるか、転勤は大丈夫か。
  • なぜ遠方からエントリーしたのか。
  • 勤務地の希望、きつい仕事だが大丈夫か
  • 学校生活を送っていた京都での4年間の暮らしはどうでしたか?と、アイスブレークがあった。このざっくりとした質問に対してどう答えるのかを見られている気がした。
  • 留学生活で得たもの・大変だったこと
  • 趣味、学生時代の研究について
  • 結果と過程どちらを大切にしますか?等
  • 家族構成、もし友達が悩みにぶつかってたらどう相談に乗るか?、最終的にどうなりたいか
  • 卒業研究の内容
  • 幸せだと感じた時期はいつか
  • 就職活動の軸、健康面、家族はどう思っているか、最近気になるニュースと企業の事業をどう結びつけられるか
  • 健康上問題無いかどうか

遠方からのエントリー理由や、感情についてなど、就活生の人柄を知るための質問が挙がっています。
最終面接前にも1~3回程度面接をしているはずです。申し送りもあるはずですが、最終面接でもしっかりと人柄を知り判断するための質問があると分かります。

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2021.06.23
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最終面接では3人に1人が逆質問をする

最終面接では3人に1人が逆質問を受けていることが分かりました。
逆質問を受けた人に、どんな質問をしたのか聞いたところ、以下の回答がありました。

【面接官への質問内容を教えてください】

  • 何故こちらの会社を志望したのですか?
  • 現時点での目標を達成したその後を教えてください。
  • 会社で大変なこと、人事の方の入社した頃の話など。
  • 会社内で活躍している人はどんな人か
  • 入社するまでに身につけておくべきスキル
  • 社内から見た会社の率直な印象
  • キャリアの積み方
  • 女性が活躍できるかどうか
  • 内定を頂いたら、就職までの間にアルバイトをさせていただけるか
  • 会社の役員になられた皆さんは、周りの方達とは違うことをやって来たからだと思います。どんなことをされてきましたか。
  • 配属について
  • 面接官の入社の決め手

面接官の入社理由や面接官が感じる会社の印象についてなど、その面接官ならではの話を聞く質問内容が多いと分かります。

代表取締役社長や役員と話す機会は多くありません。この機会に会社を代表する人の考えを知りたいと考える人が多いのでしょう。

最終面接前はこちらの記事も要チェック!
面接で「会社を選んだ理由」を伝える方法【例文付き】

最終面接は和やかな雰囲気と答える人が3割以上

最終面接の雰囲気は和やかと回答する人が最も多い

最終面接の雰囲気は和やかと回答する人が最も多い

最終面接の雰囲気について質問したところ、和やかと回答する人が25名と、約3分の1以上にものぼりました。

反対に圧迫気味と回答する人も約3分の1います。回答の中には、2人対1の面接で、面接官の片方が圧迫気味、もう1人はフォローに回る面接形式を経験している人もいます。

最終面接だからと既に内定がもらえた気持ちで臨んだら、面接の圧迫の雰囲気から焦って答えられなかった、となりかねません。最終面接も万全の対策をして臨む必要があります。

最終面接に落ちたと思う理由は面接官の表情と答える人が複数!

最終面接をした際「これは落ちたな」と思った経験はないか質問したところ、以下の回答が集まりました。

【最終面接で見送りを覚悟した経験を教えてください】

  • 5人対私で面接をしました。質問攻めでとても緊張していたので質問の内容が飛んでしまったりいつもの力を出させなかったので落ちたかもと思いました。
  • 入社後に何をしたいかを聞かれた時にふんわりとした回答で具体性のない内容を答えてしまって志望の意思を伝えられてないなと思った時には落ちたと思いました。
  • 緊張で声が小さくなった
  • どの質問に答えても面接官がしっくりきていない表情をしていた。答えたことに対して鼻で笑われた。
  • 将来の夢を聞かれて、会社とは関係ないプライベートな夢を語ってしまった。主語はなかったが絶対「その会社で」将来やりたいこと、の質問だったはずなのに…。面接官(社長)は最後まで聞いてくださった優しい方でした。
  • 聞かれた事に対して答えられなかったので
  • 集団面接で3人だったのですが、1人にとても食い付きがよく、もう1人も高学歴でしっかりと話していたため。
  • 自分が回答したとき、面接官にそれで次は?と言われてしまい、私の回答では物足りない事が分かったから。
  • 私に対してあまり質問もなく、興味ないような感じだったからです。
  • 社長の顔色があまりよくなく、君にはもっと輝ける場所がありそうなどと言われた
  • 志望していた部署とか違う部署を進められたから
  • 志望度を確認された際に第一志望だと強くアピールしきれなかった
  • 個人的に志望度が高くなく企業に対する質問をされたときに答えられなかった。
  • 仕事に関することよりも、普段の生活に関する質問が多かったため。
  • 志望動機や入社してのことを雑談気味に話してしまい、本気で入社したい気持ちが伝わらなかったとき
  • これはだめですねと面接官にいわれた
  • 社長の表情が変わらず、笑顔が一度もなかった事です。
  • 入社後実現したいことを話した際に、面接官の反応が悪く、自分の思いが響いていないと感じて不合格を確信しました。
  • 社長から質問をされたときに、私が社風に合わないといった発言をうけ、面接を早めに切り上げた傾向があった。
  • 想定外の質問に慌てた

面接官の表情に笑みがないときや、しっくりきていない表情をしているときは、回答している就活生も「これは落ちたかも」と不安に思っているようです。

また、声のボリュームが小さかったり、回答に慌てたりしてりるときは、いつも通りの自分ではないため「不採用かも…」と思うようです。

最終面接の結果が来ない……
そんなときはコチラの記事をチェック!
最終面接の結果が遅い場合は不採用?通知までの期間と問い合わせ例

内定をもらえるときは最終面接で入社後の具体的な話しをされている

最終面接で受かった時の手ごたえについて質問したところ、以下の回答が挙げられました。

【最終面接に受かった時、自分でも手ごたえがあったと思いましたか?思った理由を教えてください】

  • リラックスしてありのままに答えていたら受かりました。
  • 入社後意識した方がいいことなど具体的な話があった
  • 終始穏やかで、答えたことに対して納得理解してくれている様子が表情や言葉から伝わってきた。
  • もう入る前提の話をされた。その場で副社長兼人事部長に「内定通知書送るから、8月頃くらいまで(5月の面接でした)に返事くれる?」と言われた。
  • 入社後のビジョンについて事細かに聞かれた。
  • 期待できると言われたから。
  • 入社後に何をしてもらいたいか具体的に説明があったときです。
  • 受け答えや、会社の下調べをしっかりした事に対して褒められた。
  • その場でこれからよろしく頼むと言われた、そのまま入社までの流れ、入社後の流れまで説明され、他の社員との顔合わせもした
  • 面接官が自分の態度を評価してくれた
  • 意外と企業とは関係ないような話でも正直に答えられたなと感じたところは受かった印象があります。
  • 上手く答えられなかった点も多かったけれど、全体的にテンポよくコミュニケーションが取れていたため、手ごたえを感じた。
  • しっかりと自分がどのように会社に貢献をすることができるのか具体的に話をすることができました。
  • 社長から、ぜひ入社してほしいと言われた時です。
  • 入社後どんな業務なのか具体的な話をしてくれた
  • 人事担当者が大学での専攻にかかわりのある課について話を広げてくれた。応募人数自体が少なかった。
  • 入社後にどのように働きたいか話すことができて、「頑張ってね」と言われて内定を得ることができた。

面接官から入社後の仕事や「よろしく」など決定的な言葉をその場でもらっているケースや、自分が具体的に面接で話すことができたときに、内定に繋がっているケースが多いです。

先輩からのアドバイス!最終面接に落ちたくなければリラックスして臨め!

就活の先輩に、最終面接ならではの準備すべきことについて質問しました。

【最終面接前に「〇〇の準備をしていけ!!」後輩にアドバイスをお願いします!】

  • 準備も大事だけどリラックスしてそのときの雰囲気に応じるべき
  • 正直成績も大事だから勉強はして欲しい。面談はとにかく答えられなくても笑顔と謙虚が伝わればいい!
  • 笑顔を忘れずに挑むこと
  • 最終面接では自己PRや志望動機などの初歩的なものではなく将来のビジョンなど一歩進んだところも話せるようにしておくべき。
  • 絶対に笑顔とハキハキと喋ることは大前提なので、どんな雰囲気でもそれを忘れずに挑むことです。
  • 御社が好きという気持ちの準備をしていけ!!
  • 面接官の質問にはまわりくどくなく、簡潔にこたえること。印象は大切なので笑顔やはきはき答えるのも重要です。
  • 緊張すると考えが飛んだりしてしまうので、とにかくリラックスすること。会社の理念や自分のビジョンを大まかでもいいから頭に入れておく。
  • とにかく自己分析をすることと、今までの回答と矛盾する点がないように自分の軸をしっかりと立てておくといいと思います。
  • 良い意味で諦められるくらい徹底的に調べて心配事をつぶしておくべき。
  • テンプレみたいな回答をしないこと。
  • 友達でも誰でもいいから面接練習を行って受け答えや中身がしっかりしているか確認してもらった方がいい
  • 今まで行ってきた面接を振り返るべき。各社員から自身の情報は引き継がれているので食い違いが起こらないよう気をつける。
  • 入社後実現したいことを100回口に出して、嘘でも本当のように喋れるようにしましょう。
  • 企業研究をしっかりして、求められてる人材をよく理解して自己アピールを考えるといいと思います。
  • 最終面接となると雰囲気も厳かになりますが、雰囲気に飲み込まれず自分のペースでやって行くことが大事だと思いました。
  • ひたすら質問されるだけの面接でも、言いたいことがあれば勇気を出して言っていいと思う
    逆質問の内容をしっかりと準備しておいた方がいいと思います。
  • 面接ではなく会話をしに行くと考えて挑んだ方がいいと思う
  • 言うことを丸暗記して話さず、ある程度言いたいことをまとめて、その場の雰囲気で会話するような感じで言うといいと思います
  • 嘘でもいいから第一志望とはっきり言うべき

最終面接前は、面接のマナーの把握や企業研究の復習などはもちろんですが、最も多い回答が「リラックスして臨むこと」でした。
せっかく対策していたのに、緊張から用意していた回答も忘れ、入社意欲も伝えられずに終わってしまっては非常にもったいない。

最終面接では、普段通りの自分が出せるように、とにかくリラックスして臨むことが大事なようです。

最終面接では面接官の表情が固い場合は落ちる可能性も!リラックスして臨むことが大切!

最終面接の落ちる傾向や受かる傾向についてのアンケートを紹介しました。
最終面接では、面接官の表情が固いときや、反応が悪い時は、就活生としても「落ちたかも」と思うようですが、落ちる傾向が高いようです。

反対に、入社後の具体的な動きを伝えられたり、「よろしく」っといった決定的な言葉を伝えられた時は内定である可能性が高いでしょう。

最終面接に落ちるときは、普段の練習通りの表情や入社意欲を伝えられていないケースが多いので、先輩のアドバイスを参考に、リラックスして「もうどうにでもなれ」という気持ちで臨んでみてください。

調査概要

  • 回答者数:59名
  • 調査期間:2021年6月18日~2021年6月21日
  • 回 答 者:クラウドワーカー
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