内定の保留の仕方|企業への連絡方法や期間について就活の先輩にアンケート調査

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「内定を保留したい」けれど、どのくらい保留期間はあるのか?
保留することによって、企業からの印象は悪くならないのか?

内定を保留することに対して不安に思う就活生もいるでしょう。
この記事では、内定を保留したことのある53名の就活の先輩に、内定保留の方法から、保留期間、内定保留において気を付けることについてアンケートを取りました。

この記事を読むことで、周りの内定保留の連絡方法や平均の保留期間が分かります。

内定保留は電話で伝えた人が約70%

内定保留は電話で伝える人が多数

内定保留は電話で伝える人が多数

内定を保留するために、どのように企業に伝えたのかアンケートをとったところ、53名中36名と約70%の人が電話と回答しました。

対面と回答した人は、「最終面接でその場内定が出た際に直接伝えた。」「対面で。面接の際に直接お話をいただいたので、その時に保留にさせてもらいました。」と面接時に内定をもらえたのでそのまま保留を伝えるパターンでした。

内定保留の電話のかけ方についてはこちらの記事をチェック
【内定辞退の電話の仕方】話すポイントやテンプレート付き

内定保留の理由は志望度の高い企業の選考が終わっていないケースが多い

内定保留にした理由は志望度の高い企業の選考が終わっていなかったから

内定保留にした理由は志望度の高い企業の選考が終わっていなかったから

内定保留の理由を質問したところ、志望度の高い企業の選考が終わっていなかったという理由が最も多くあげられました。

また、選考を受けているが、入社に迷いがある場合も内定を保留にするケースがあるようです。

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2021.07.07
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内定保留の期間を自分で指定している人は約半分

内定保留の期間の決め方

内定保留の期間の決め方

内定保留の期間については、自分から指定している人と企業から指定があった人は半数という結果でした。

自分で指定しにくい人は、企業側から「〇日を目途にお返事ください」と期間を指定されるようです。

内定保留期間は2週間以内が最も多い

内定保留の期間は2週間以内が最も多い

内定保留の期間は2週間以内が最も多い

内定保留の期間について質問したところ、2週間以内の回答が最も多く、次いで5~7日と1週間以内であることが分かりました。

内定をもらった企業に迷いがある場合は、保留期間内で企業研究をすればいいですが、他社との選考の兼ね合いがある場合、猶予がないとすぐに返事をする期日がきてしまいます。

そのため、志望度が高い企業の選考スケジュールは特に一度確認してから、企業側と保留期間を合意指せる必要があります。

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内定保留後に入社する割合は約15%

内定保留にした企業には入社していない人が多い

内定保留にした企業には入社していない人が多い

内定保留をした企業に最終的に入社したか質問したところ、約5人に1人しか入社していないことが分かりました。

理由は以下の通りです。

【内定保留をした企業に入社しなかった理由】

  • 第一志望の会社の内定を得られたため
  • 志望度の高い就職先への内定が決まったため
  • 怪しい企業だとわかったからです。
  • 保留している間に内定が出た企業の方が志望度が高かったので
  • もっといい会社に内定がきまったから
  • やりたい事がちがったから
  • 他の企業の面接を受けて、違う業界も見てみたいという気持ちが強まったからです
  • 条件や自分のやりたいことができる方に決めたから。
  • 選考を受けていた他の企業から内定を頂き、他の企業の方が仕事内容やキャリアに関する点で良さを感じていて、他の企業に入社を決めたから。
  • 他の会社が見つかった
  • 公務員試験に合格したから
  • その企業よりも志望度が高かった企業から内定を頂いたから。
  • 内定保留期間中に受けていた第一志望企業に内定が決まったため。
  • 内定保留の連絡をした後に受けた志望度の高い企業から内定をもらったから
  • 他に行きたかった企業の内定が決まったから。
  • より条件の良い企業の内定をもらえたため
  • 志望度の高くない滑り止めの会社だったため

「より志望度の高い企業から内定をもらった」「やりたい仕事と違った」「公務員試験に合格した」が入社しない理由のパターンでした。

内定をもらっても、改めて企業研究をすると自分の希望と違う場合もあります。
他企業の選考が終わっていないからだけでなく、「本当に入社するのか」を考える期間としても内定保留が必要なケースもあるでしょう。

内定保留を伝えるときは・正直に・丁寧に・期間の約束の3つが大切

内定保留をした先輩に、企業に伝えるときの注意点について質問しました。
集まった回答は以下の通りです。

【正直に伝えるべき】

  • 正直に他社も受けている事など理由を話すのが良いと思います。こちらからの内定保留の理由としてそれ以外にはほとんどあり得ませんし、下手に嘘をつく方が心象が悪いと思います。
  • 下手に噓をついたりするのではなく、理由を正直に口(電話)で伝え、期限を明確にすることが最低限のマナーだと考えます。
  • 正直に他の選考が残っていることを伝えました。下手に嘘をついても悪印象を与えるだけなので、正直かつ丁寧に電話で伝えるのが一番です。
  • 会社側も費用が掛かっている以上良い反応はしないです。その為、真実と入りたい会社への想いを伝える事。但し、先方が不誠実な場合は入りたい会社の名前は伝えないなどの対応は必要です。
  • 誠意をもって、人事の人に自分の思いや考えを正直に伝えると分かってもらえると思います。
  • 内定いただいている会社もへも入社意欲が高く、別の企業の結果を踏まえて判断したいと素直に伝える事が大切です。
【期間を決めるべき・早く伝えるべき】

  • 期間内で結論を出すべきです。期間は1週間が目安ですが企業によって融通が効く場合があります。
  • 1ヶ月とは言われたものの、早めの方がいいし、人事の人が気を遣ってラインをちょくちょくしてくれて逆に申し訳なくなった
  • 返事をしないで伸ばすよりかはしっかり他の会社の選考があると伝えるとトラブルが少ないと思います
  • なんでも結果が出たら早めに連絡する。先延ばしにしない。
  • 内定辞退することが決まったらとにかく早く連絡すること。伝える際は自分を選んでくれてありがとうございますという気持ちと保留にして申し訳ない気持ちをしっかり伝えること。
  • 伝えるときは申し訳ない感じをだすほうがトラブルになりにくいと感じた。企業側も長くはまってくれない雰囲気を感じたため一週間程度が限度だと思う。志望度が低いすべりどめの企業内定留保する理由でも、理由をはっきりとは言わず、就活を納得いく形で終わらせたいためほかの企業の結果も待ちたいなどのように企業側への配慮したほうがのちのちトラブルにならないと思う。
  • 出来るだけ早く連絡することです。迷惑がかかりますし、遅いと向こうの怒りを誘発します。
  • しっかりと自分の気持ちを話すこと。また、内定保留期間を長めに見積もること。
【丁寧に気持ちを伝えるべき】

  • 就活を本気で行っていて、気軽に決めたくないという強い意志を示すことが大切だと思います
  • 保留にする会社の人事の方も採用人数の調整が必要なため、丁寧な対応を心がける。
  • 申し訳ないという気持ちを伝える
  • 選考に臨ませて頂いていることへの感謝の気持ちを強く伝えながら話を進めて行くことに注意すると良いと思います。
  • 失礼のないように、自分がもっと社会を知りたいという気持ちを伝える事です。
  • 正直に、他に選考を受けたい企業がある事、その企業からの採用結果を持って考えたいという点を丁寧に説明することが大切だと思う。その企業からの採用結果が分かる時期も、分かる範囲で伝えておくと、より誠実さが増すと思う。

企業に伝えるときは、正直に、そして丁寧に伝えるべきだという回答が多く集まりました。内定を頂いたのに、こちらの都合で保留にしているのですから、横柄な態度は取らずに丁寧に伝えましょう。
気持ちを正直に伝えることで、企業側も納得してくれるはずです。

また、保留を伝える際は早めに伝えること、そしてできるだけ期間の希望を自分から伝えましょう。2回3回の延長は企業側から入社意欲が低いと思われるので、返事ができる日にちを予め確認してから連絡するといいでしょう。

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真似るだけ!内定辞退のお詫びメールの書き方|例文あり

内定保留の期間は2週間以内が最も多い!入社を検討する期間としても有効に使える

内定保留の方法から、どのくらい保留にできるのか保留期間についてのアンケートを紹介しました。
内定保留はだいたい2週間程度もらう人が多いことが分かりました。
内定を保留した企業に入社する人が約5人に1人だったことからも、内定をもらったらすぐに返事するのではなく、改めて企業研究する時間に充てたり、他企業と比較する時間として使うこともおすすめです。

また、内定保留をする際は、言いにくいかもしれませんが、早めの連絡を心掛けましょう。伝えにくいことほど日がたつにつれてより言いにくくなるものです。

これら先輩のアドバイスを参考に、納得いく就活を進めてください!

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