インターンって参加する意味ある?就活の先輩に聞いた本選考に有効だと思う理由

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インターンに参加したほうがいいの?
インターンに参加してなにかメリットになるのか?
何のためにインターンに参加するのか分からない

インターンへの参加についてこのように考える人もいるのではないでしょうか。
そんな就活生に向けて、賢者の就活では就活の先輩100人を対象にインターンに参加する意味についてのアンケートをとりました。

インターンに参加したことのある人は61%

インターンの参加率は6割越え

インターンの参加率は6割越え

100人の新卒就活を経験した就活の先輩にインターンへの参加経験の有無を質問したところ、半数を大きく超える61%もの人が、参加したことあると答えました。

株式会社マイナビが『マイナビ2021』に登録している2022年3月卒業の大学生・大学院生を対象としたインターンシップへの参加率を調査したところ、参加したことがある学生は84.9%にものぼっています。

これら2つをみると、全体的にインターンに参加している就活生は多いと予想できます。

参考:マイナビキャリアリサーチLab「2022年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」

インターンへは1回ではなく複数回参加している人が多い

複数のインターンに参加している人が約半数

複数のインターンに参加している人が約半数

インターンに参加したことが「ある」と答えた人を対象に、何回参加したか質問したところ、1回と答える人が最も多い結果となりましたが、2回以上参加しているという回答が約半数にものぼりました。

参加しやすい1dayと合わせて短期・長期インターンに参加する人も多い

1day以外に短期・長期インターンに参加している人も多い

1day以外に短期・長期インターンに参加している人も多い

参加したインターンの種類について質問したところ、複数回答をした人のほとんどが、1dayインターンシップと短期インターンシップまたは長期インターンと複数参加するパターンでした。

1dayインターンは、参加するための選考がないケースがほとんどです。企業が設けている定員も多いですし、企業研究の延長として参加しやすいことも参加者が多い理由でしょう。

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インターンに参加していない人の半分以上は行けばよかったと後悔している

入社後インターンに参加しておけばと思う人は半数以上

入社後インターンに参加しておけばと思う人は半数以上

インターンに参加していない人へ、インターンに参加しておけばよかっと今になって思うか質問をしたところ、半数以上の人が「参加しておけばよかった」と回答しました。

参加しておけばよかったと思う理由としては次の通りです。

【参加しておけばよかったと思う理由】

  • 新卒でしか経験出来ない事なので、経験の一つとして参加してみたかった
  • 入社したあとのミスマッチを防ぐことが出来たと思うからです。
  • 交遊関係が広がりそうだから。
  • その企業のことがよく知れるし、繋がりができそうだから。
  • 参加しておけば、選択肢が増えたのではないかと思うから。
  • 自分のイメージしている働き方かどうか確認できたと思うので。
  • 1日の会社の雰囲気を見ることが出来ると思うので、参加しておけば良かった
  • 入社した会社がインターンを実施していない会社だったという事もあるとは思うが、会社説明会や面接の段階で細かく会社の業務内容を説明してくれたので、働くイメージが出来ていたし、入社後も新入社員研修や教育カリキュラムがしっかりしていたので、入社後のギャップや不安もなく業務に取り掛かることが出来たから。
  • インターンに参加することで会社の雰囲気や働き方を学んでおけるため採用後スムーズに働けるようになる
  • 現在同業他社でもインターン生を多く受け入れており、かなりスキルにつながる実務の経験が出来ているため。

入社後のミスマッチを防ぐためという理由もあれば、憧れの職場で働くチャンスなど、社会に出て企業に勤めると、気軽に他企業での仕事体験ができなくなるので、学生のインターンシップを有効に使えばよかったという考えがあるようです。

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インターンに参加する目的は企業研究・業界研究・選考対策の3つ

インターンの参加目的は企業研究と答えた人が最も多い

インターンの参加目的は企業研究と答えた人が最も多い

インターンに参加した目的として、企業研究と答える人が最も多く、僅差ですが次いで業界研究、選考対策が多いことが分かりました。

その他を選んだ人からは、以下の回答がありました。

  • 就職が決まっていた会社からインターンシップをしないかという電話があって仕事に慣れるために行った。
  • 働くという雰囲気を味わうため
  • 社会人の流れを学びたかったため
  • 就職して働くことを体験することで、仕事をする感覚を掴みたかった
  • インターンでお金が出るので

これらの回答をしたる人は、いづれも短期または長期のインターンシップに参加しています。
働く感覚を知るには、1dayではなく仕事内容にも携わるケースの多い短期や長期インターンシップのほうが目的を果たせます。

インターンに参加して目的を達成出来た人は9割越え

目的がありインターンに参加しているので、達成できていないと、参加した意味がなかったと思いかねません。

目的を果たせたのかについて質問したところ、大半の95%もの人が、インターンに参加して目的を達成したと答えました。

目的を持っている人はやるべきことが明確なのでインターンに参加して良かったと感じやすい

インターンへの参加に目的を持っている人は、自分が何に注目すべきなのかが分かっているため、目的を達成できたと実感しやすいようです。

【企業研究目的】

  • その会社のことはもちろん、社員の方の雰囲気まで把握できたからです。
  • 実際に企業を訪れて内部での仕事スタイルに触れ、先輩社員の方の生の声を聞けたことは、企業研究を深められ、自分の目でその企業の風土を確かめるのにとても有効でした。
  • 企業の内面が見えるので、とても参考になる
  • 希望の部署の仕事について詳しく知ることが出来ました。また企業の雰囲気を感じ取れました。
  • 生の現場を自分の目で把握することができた
  • 社会人について体験することができたし、企業のこともよく知れたから。
  • 実際に参加して仕事内容や職場の雰囲気などを体験できたから。
  • それまでアルバイトはしたことがあったが、実際に会社で働いたことはなかったので、会社員の働き方というか仕事のやり方を学ぶことができて、その会社の人たちの雰囲気もわかり、やってよかったと思いました。
  • 最初は何となく参加しただけでしたが、実際に働いているときの雰囲気を知ることができたので思った以上に有意義でした。
  • 毎朝出勤してどんなことをするのか、退勤までどのような流れで進めていくのか大まかに知ることが目的でしたのでそれを達成出来ました。
  • 実際の職場の雰囲気を感じられ、イメージすることができたから
  • 志望する企業の業務内容や企業内の雰囲気(人間関係)を知ることが出来ました。一番良かったのが若い社員の方と話すことが出来たので、会社の実態も分かりやすかったです。
  • 企業のことがイメージしやすくなったから
【業界研究目的】

  • その業界での立ち回りかたについて、そして現場の空気感が掴めたから
  • 迷っている業界が実際どんな仕事をしているのか近くで見ることができた。
  • その業界の実務でどんな知識が必要なのか実践で理解できた
  • あまり知らなかった業界もしることができ選択の幅が広がった。
  • 差別化しにくい同業他社と比較してみっちりその会社の強み、戦略が学べて、それをもとにグループワークなど行ったので十分に達成できました。
  • 自分の興味があった業界の空気を、直接肌で感じ取ることができた。その会社で働きたいという意欲が高まった。
【選考対策目的】

  • 実務を通じて自分の能力のアピールができ、採用につながったため
  • インターンに参加したという、アンケートなどにも記載出来る実績が出来たから
  • 企業のことをよく知れたし、選考が少し有利になった。
  • 3社インターンに参加して2社で表彰され内定が取れた。
  • 選考の過程で必要だったため参加し、選考へと進むことができたため。

期待値が高く「目的を達成できなかった」と思うケースもある

目的を達成できたなかったと答える人の考えは以下の通りです。

【目的を達成できなかった理由】

  • 実務的なことはあまりやらせてもらえなかったため
  • 研究というより体験という感覚の方が近かったです。目的は達成できませんでしたが、得るものは多かったです
  • 和気あいあいとした雰囲気の強い会社のインターンだったため、あまり勉強にはならなかったから

実務を期待していると、物足りなさを感じるケースもあるようです。

周りの社員と同じように働けると思っていたのに、実際にはお仕事体験だったり、実務をやらせてもらえなかったりする場合、期待していた仕事内容とは異なり、物足りなさを感じます。

ホームページ上で実施内容が不明確な場合は、詳細を人事担当に問い合わせるなどして、自分の求めるインターン内容なのかを確認して応募すると良いでしょう。

インターンシップ参加前にコチラの記事もチェック
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インターンの参加は本選考に有効だと思う人は全体7割越え

インターンの選考が本選考にも有効だと考える人は約8割

インターンの選考が本選考にも有効だと考える人は約8割

インターンに参加した人、参加していない人合わせてインターンへの参加は本選考に有利か質問したところ、有利だと思うと答えた人が7割以上にものぼりました。

【有効だと思う理由】

  • 面接の際に、志望理由としてインターンの経験を話せるため。
  • 実際にインターンに参加してない企業から内定をもらったことがあるから。
  • 実務を通して適性があるか判断できると思うから。実際に担当の方に採用の理由を聞いたらインターンでの仕事の評価が高かったためと聞いた。
  • 参加していない人がほとんどだと思うので。
  • 何も知らない人より、ある程度身近で見てきた人のほうが良く理解できるし、選びやすいから
  • 内定式で周りを見てみると、一緒にインターンをしていた人が多くいました。少なからず選考と関係があると感じています。
  • より企業のことをイメージしやすくなるため、企業研究ができる
  • インターンに参加することでアピールポイントになる。また、意欲があると捉えてもらえる。
  • インターンは母集団形成において、大きな影響力があるので、良い学生をマーキングするなど早期に接点をもてるので有効だと思う。
  • 向き不向きが事前にある程度分かるから。
  • 採用担当の立場からすると、インターンの経験者のほうが人となりがわかるから参考に有効だと思います。

他業種であればインターンへの参加は関係ないと思う人もいる

インターンの参加と本選考に関して関係がないと答えた人の考えは以下の通りです。

【インターンと本選考は関係がない】

  • インターンに参加しているかどうかを質問されることはほとんどなかったから。
  • インターンに一度も参加したことがない友人でも関係なく内定をもらっていたから
  • 私自身、インターンに参加した業界とは全く別の業界に就職したためです。
  • 実際にインターンに参加してない企業から内定をもらったことがあるから。
  • 参加していない人がほとんどだと思うので。
  • 他業種なら関係がないと思う
  • 本当に行きたい企業ではない限りそこまで有効ではないと考えます。
  • あくまで職業体験のため
  • 有効の部分は多少あるとは思いますが、内定までにインターンの参加は含まれないと思うから
  • インターンシップに積極的に参加していた人が自分の希望していた会社に入っていたという話をそこまで聞かないから。
  • 参加しなくても就職できたから。
  • インターンで担当してくれた方が採用担当だとは限らないし採用時に覚えてくれているかは疑問に思うから。
  • インターンでの出来を見て、出来が悪ければ逆にマイナスに働く可能性もあるため。また、弊社もインターンを始めたが、インターンへの参加の有無は採用に関係ないと言っているため。
  • その企業が求めるレベルの能力やスキルを持っていれば、インターンの参加の有無が採用の有効性に影響されることはないと考えているから。
  • インターンに参加しなくても、学業などで研鑽を重ねておけば問題がないように感じている
  • 就職活動中に、インターンに行ったかどうかで判断された企業がなかったため

選考を受けてみて、インターン参加の有無を聞かれなかったことや、インターンに参加していてもエントリーする企業とは業界が違っていたという経験から、インターンと本選考は関係がないと考えるようです。

インターンの見つけ方はコチラの記事をチェック!
【インターンシップの種類】内容や探し方についても解説

インターン参加前に業界研究と社員への質問事項の作成はしていくべき!

インターン参加前にやっておくべき準備を質問しました。
業界研究や企業研究をしておくことで、インターンの内容の説明が理解しやすくなりますし、スムーズに把握させたり、先輩社員と話をする際の話題も出やすくなります。

また、質問事項をまとめておくことで、エントリーする際の判断材料や、志望度が高ければ、選考対策や、面接の際の自己PRにもなります。

【インターン坂前にやっておくべき準備】

  • 企業で何をしたいか想像しておくと良い 理由:自分がやりたいことができない企業の選考に進んでも意味がないから。ミスマッチを減らすために自己分析を怠ってはならない。
  • 企業研究 理由:基本的な情報わ頭に入れておかないと、インターンシップを行う上で「本当に、この会社に入りたいと思ってる?」と思われてしまうからです。
  • 社員さんに対する質問や疑問点、仕事内容の把握
  • 志望動機や会社の方に質問したいことなどの準備:理由:インターンは就活生側も会社を選ぶが、会社側もインターン生から内定者を選ぶこともあり、志望動機や逆質問から就活生のことを判断するから。
  • 何を重視するか 理由:ただ参加するだけでなく、自分が気になるポイントや押さえておきたいことをピックアップすることで、重点的に見ることができると思う
  • 自分がやりたいことの大まかな整理(=自己分析)。理由としては、自分のやりたいことが大まかにでも整理できていれば、インターン時にそれを実現できる企業なのかを自分なりに判断することが出来るため。
  • 事前に企業への分からないことや、気になることをメモしておくことです。質問したい事をしっかり聞けたと思います。
  • 業界研究。理由:自分が考えているものとのギャップを見極めるため。
  • 自己紹介の練習:第一印象は自己紹介で決まると感じたため。
  • 詳しくではなくてもよいがその業界の最低知識は入れといたほうが良いと思います。:もし社員のかたとはなすときにきっかけになりやすい。
  • 自分なりのその会社の業界での強みと弱み、特徴をまとめる。理由:企業研究で差がつくと思うので。
  • インターンに参加するきっかけとそのゴール
  • ある程度の業務理解 理由:キャリアプランについて聞く際に一定程度業務に対する知識がなければ無駄になってしまうと感じた。
インターンを探すおすすめサイトをご紹介!
インターンシップの探し方|おすすめサイト付きで解説

インターンに参加する目的は人それぞれ!意味のあるものにするためには企業研究をして望む

インターンに参加する目的は、業界研究や企業研究、選考対策など人それぞれです。
インターンを意味のあるものにするためには、目的を持って、目的を達成するために自分自身が準備し、当日取り組む必要があります。

インターン参加の目的が、企業研究であり、インターン中に業務を率先してやりたいと考えている人が、1dayの説明会ベースのインターンに参加しても意味のないものになるでしょう。

インターンに参加する意味は何か、今の自分の就活の状況から考えて、目的を達成できるインターンを選び、インターン当日に向けて準備を怠らないようにしましょう。インターンが意味のあるものになるか、ならないかは自分次第です。

調査概要

  • 調査期間:2021年6月11日~2021年6月14日
  • 回 答 者:クラウドワーカー
  • 回答者数:100名

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