【面接に通らない人必見】就活生が知っておきたい対策5選

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面接に通らない人がすべき対策は基本の姿勢

就活を続けてもなかなか面接に通らないと、焦ってしまうものです。受け続けても落ちてばかりだと、落ち込んでしまい、就活を投げ出したくなったりすることもあります。

SNS上でも、面接に通らないという就活生の声をよく目にします。

一次面接すら通らないし、内定まで辿り着ける気がしない

— いか (@my__kurashi) April 15, 2020

 

面接になかなか通らないという就活生は、面接のマナーを把握したり、表情を確認するなど基本的な部分を確認し直してから、自分の何を改善すべきか分析してみるとよいでしょう。

また、書類選考から1次面接には進めても、2次面接に進めないのであれば、選考の段階において面接官が評価するものの把握をしてから、対策を練る必要があります。

ここでは、面接が通らない人に知ってほしい、面接選考の受け方や質問の答え方について紹介します。

①余裕がありながらも会場では緊張感を持つ

1度の面接で空気感が分かると、 2度目、3度目になると面接の雰囲気に慣れついつい気が緩みがちになってしまいます。

気持ちに余裕ができることはよいことですが、緊張感がなくなるのはマイナス評価につながってしまう可能性もあります。

面接でリラックスすることと、気を抜くことは違います。

面接で気の緩みから評価を下げないためにも、これから挙げるポイントに注意してみてください。

  • 10分前に到着5分前に受付済になるように時間に余裕を持つ

面接会場にギリギリに到着するのは避けましょう。あせって気持ちに余裕がない状態で、面接に臨むのは自分のためにもよくないですし、万が一前の人が早く終わって自分の順番が早く回ってくるならば、他の人にも迷惑がかかります。

また、ギリギリで受付をしてもらうために急がせることは、受付担当者にも失礼です。

早過ぎる到着も、準備をしながら受付対応などをしてもらうことになり、担当者に負担をかけてしまうため、10分前に会社に到着し、5分前に受付が終わるぐらいの時間が理想的です。

      • 会場周辺では私語は慎む

面接時は、面接会場だけが面接の場ではありません。建物に入った時からが面接だと思っておいたほうがよいのです。

面接会場から出て気が抜けたので、安心感から友達に面接の内容を企業の廊下でべらべら話さないようにしましょう。聞いている採用担当者や社員はいい気持ちはしません。

        • 受付の人や社内で会う人にも元気の良い挨拶を

面接会場に行くまでに、受付や社内の人と出会ったら、元気よく挨拶しましょう。企業で働く人に挨拶することは、直接仕事上関連がなくても、社会人にとっては当たり前のマナーです。

採用とは関係ないから、と思っていても、将来一緒に働くことになるかもしれない目上の人達なのですから、挨拶をしないことは大変失礼にあたります。
お互いに気持ちよく過ごせるよう、こちらから挨拶ができるようにしましょう。

②清潔感のある身なり

服装や髪型の問題も面接が通らない理由の1つとなり得ます。面接で、清潔感のない身なりはマイナスポイントです。

早めに着いてトイレなどで身だしなみを整えてから、会場に向かうようにしたいものです。好印象を与えるには、次のようなポイントに注意する必要があります。

  • 髪を整える

ガチガチになるまで固める必要はありませんが、寝癖がついたようなボサボサ髪や、前髪が目に入りそうで何度も手でかきあげなければならないような髪型は、面接にはNGです。

お辞儀をした時に、バサッと髪が顔にかかるスタイルも、あまり印象はよくありません。

軽くスプレーでまとめる程度でも問題ありません。きちんと洗髪し、社会人としてビジネスシーンにふさわしい、清潔感のあるヘアスタイルにするようにすることが望ましいでしょう。

      • 髭を剃る、薄いながらもしっかりと化粧をする

男性であれば、たとえお洒落からであっても、無精ひげに見えるようなひげは面接向きではありません。

きちんと剃って、さっぱりしたほうが、顔色も良く見え印象がよくなります。

女性ならば、普段はノーメイクの人も、身だしなみとして血色がよく見えるようなナチュラルメイクをするようにしましょう。

濃いメイクや派手なメイクは、ビジネスシーンには不釣り合いです。

控えめで、健康的に見える自然なメイクをマイナスにする企業はないでしょう。

個性の評価を謳う企業でないところの選考を受ける場合は、万人受けのメイクをおすすめします。

        • スーツのシワや汚れがないようにする

高級なスーツである必要はありません。値段よりも、サイズの合っている、清潔感のあるスーツスタイルであるほうが重要です。

クリーニングに出し、着る前は汚れやシワがないか、きちんとチェックするようにしたいものです。

ズボンのプレスが消えかけていたり、ボタンが取れかかったりしていると、だらしない印象を与えてしまいます。

中に着るシャツも、きちんと洗濯し、アイロンがピシッとかかったものを着るようにして、清潔感のある服装を心がけましょう。

          • 靴が凝れていないか、かかとが擦り切れていないか

面接の服装で、意外と忘れがちなのが靴です。特に、家の中では靴を履いていないため、目が行き届きにくくなってしまいますが、周りからは意外と見られているものです。

かかとがすり減っていたり、汚れていたりするとあまり印象がよくありません。きちんと手入れをして、必要ならば、修理に出す、新しい靴に買い替えるなど、それなりの対応をしたいものです。

面接の日にはキチンとした状態で使えるように、前もって準備をしておきましょう。

③芯が強く見せつつも親しみやすい表情

面接の際は、しっかりしているところをアピールしたいものですが、親しみやすさも必要です。

そのためには、表情にも注意を払う必要があります。段自分がどんな表情をしているか無意識のことが多いので、まずは意識してみてください。

次のようなポイントに気をつけることにより、親しみやすさが増します。

      • 目線を下げずに相手の目を見て話す

目線が下になっており、なかなか目を見て話せない場合、採用担当者は「嘘をついているのではないか?」と不信感をもったり、自信がないのではなか?とという印象を受けた利します。

相手の目を見て話すことで、自信をもって堂々とした印象を与えられます。

        • 仏頂面にならない適度な笑顔

相手の目を見ると言っても、にらみつけるように凝視したり、仏頂面で見るのでは、逆効果です。きちんと相手のほうを向き、微笑むことにより、自然なコミュニケーションが図れます。

緊張すると眉間にしわが寄る人もいるので、日頃から自分の表情をチェックするようにして、気を付けるようにしましょう。口角を上げる練習をすると、笑顔が簡単に作れるようになります。

④きちんとした姿勢

姿勢が美しいと、自信があるように見えますし、キチンと感があります。

背中が丸まっていたり椅子の背にもたれたりすることは、やる気がなかったり自信がなさそうに見え、印象がよくありません。

きちんとした姿勢でいることはきちんと感を出し、志望度の高さも伝えられます。正しい姿勢でいるためには、次のポイントに気を付けるようにしましょう。

      • 腰に力をいれ背筋はのばす

椅子の背もたれは使わないようにして、背筋をきちんと伸ばします。

腰から力を入れるようにすると、自然な座り方になります。頭から糸で引っ張られているつもりで、椅子には浅く腰掛けてまっすぐに座り、顎を引きます。

背筋が伸びると、おなかから声がしっかり出せるというメリットもあります。

        • 脚は男性は肩幅、女性は膝を揃える

特に男性にありがちですが、脚の幅を必要以上に広げるのは、見苦しいものです。尊大に見えてしまい、マイナス評価となってしまう可能性もあります。

男性は肩幅程度、女性は膝を揃えて座るようにすると、美しく見えます。

          • 手は膝のうえ

手は、自然に見えるように膝の上に置きます。男性はそれぞれの膝に手を置き、女性は重ねて膝の上に置くようにするとスマートです。

手に体重をかけてしまうと、肩に力が入って見えるので、力を抜いてそっと手を膝に乗せるようにするのがポイントです。

            • 肩の力は抜く

両手に力を入れて肩に力が入っていると、話し方もぎこちなくなってしまいます。

緊張すると肩に力が入りがちですが、なるべくリラックスしてください。肩を後ろに引き、肘を張らないようにすると、余計な肩の力が抜けます。

⑤相手が聞き取りやすい話し方

面接では、相手にしっかりとメッセージを伝えることが重要です。聞き取りにくい話し方の場合、相手に正しく情報が伝わっていない可能性もあります。

下のテクニックを使って、聞き取りやすい話し方のポイントをマスターしましょう。

      • 気持ちゆっくり話す

緊張していると、ついつい早口になってしまうことが多いものです。

しかし、早口で話していると、聞き手は理解がしにくかったり、話についていくのがいやになってしまう経験はありませんか。

そのため、普段のスピードよりも心持ちゆっくり目に話すように心がけると、聞いているほうにはちょうどよいスピードになるのです。

ゆっくり話すことによって、自分も考える時間が取れることもメリットです。
面接の時は、いつもより気持ちゆっきり気味に話すように心がけましょう。

        • 大きすぎず小さすぎない声のボリューム

小さい声でボソボソと話しても、面接官には聞き取れないことが多いものです。

良く聞こえない声は、暗いイメージを与えてしまいますし、たとえ聞こえたとしても、「体調が悪いのか?」「やる気がないのでは?」とマイナス評価となることもあり得ます。
かといって、大声でどなるのももちろんよくありません。

面接の際の声のボリュームは、大きすぎず小さすぎないように、部屋の大きさや面接官との距離を考慮した、適度な大きさにするようにしましょう。

          • 言葉が聞き取りやすくなるようにハキハキとした話し方

話すスピードや声の大きさと同じぐらい大切なのは、話し方です。ハキハキとした話し方は、自信があるように見えますし、相手に自分の思いがきちんと伝わります。

            • 結論→具体例の話しかたで相手に伝わりやすくする

話し方以外に、大切なのが話す順序です。

まず、結論から話し、それから具体例を話すようにすると、聞く側も何の話しをするのか分かるので、具体例が頭に入りやすくなるのです。

面接に通らない人は事前の準備も見直す必要がある

行動や準備が万全でも、面接がなかなか通らないで悩んでいる人は、面接に臨む準備でまだ何か欠けていることがあるものです。

自分の悪い点を客観的に見つけることは、簡単ではありません。

服装や髪型といった身だしなみ、立ち居振る舞いなど基本的なルールやマナーをきちんとまもっても、肝心な面接での対応がいい加減では意味がありません。

そのため、万全な準備をして面接に挑むためには、基本的な準備を怠らないようにしたいものです。
こちらでは、事前の準備に必要なことをチェックしてみましょう。

履歴書やESを面接前に見直す

履歴書やエントリーシートを提出する前にはコピーを取っていると思いますので、内容を復習してから面接に臨むようにしましょう。

面接は、履歴書の内容に基づき質問がされます。

そのため、提出した内容と答えている内容が全く異なる場合、就活の軸がなく、志望度が高くないのではないかと思われかねません。

提出書類は事前にコピーを取るようにし、面接前にはコピーを見直すようにして内容の最終チェックをすることで、あたふたとせず安心して面接に臨めるでしょう。

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面接に通らない人は話し慣れる練習をする

何の準備もなく面接を受けて、すぐに志望企業の内定が出る人は少ないものです。何度も練習や本番の面接選考を重ね、面接に慣れることで選考の対策ができるのです。

面接での問題は、知らない人の前で話をすることにもあります。人前で話すことはストレスになることのほうが多いでしょう。それならば、人前で話す練習をすればよいのです。

練習するにあたって、まずは質問の内容に対する回答を準備します。準備には、十分に時間をかけてください。準備ができてから、その回答を人前で話すようにすると効果的です。

鉄板の質問には回答を用意しておく

面接の質問は、どこの企業もほぼ同じような内容です。つまり、企業ごとの特徴を掴み、事前に回答を準備していくことは可能です。

もちろん、必ずしも準備したとおりの質問をされるとは限りませんが、鉄板質問の自己PRや、志望動機といった鉄板の質問は、回答を準備しておくようにしましょう。

友人やキャリアセンターの人に練習をお願いする

最初は、家族や友人などの親しい人の前での面接練習から始めてみましょう。

気恥ずかしいかもしれませんが、知っている人の前ではそれほど緊張することもないでしょう。
終わったら、具体的なコメントをもらうようにすると、悪いところを直せます。

就活エージェントなどで模擬面接をしてくれるところがあるので、そういった機会を利用するのもよいでしょう。プロの視点で、適切なアドバイスがもらえます。

スマホで撮影して自分で振り返る方法も必要

自分の話し方を客観的に見るには、自分の話している姿を録画してみましょう。

話し方の癖や、自分では気付かなかった動作や身振りなどの癖がわかり、改善するのに効果的です。

話し方についても、滑舌はどうか、理路整然と話せているかどうかなどをチェックして、悪い所を直すようにすれば、自信を持って面接に臨むことができます。

質問に対し的確に回答できるようにする

どんなに事前に準備をしていっても、面接当日どういう質問が飛んでくるかはわかりません。そのため、質問の内容を的確に理解することはとても重要です。

質問の内容が把握しきれないときに、

「もう一度お願いできますか?」
「○○ということは、△△△という意味でお間違いないですか?」と質問することは、決して恥ずかしいことではありません。

質問が分からないまま、曖昧に答えてしまうと、採用担当者としては、受け答えに懸念があり、研修の時間が人よりかかってしまうという印象をうけてしまうのです。