目次
そこで、絶対に避けた面接でのNG行動リストを解説いたします。
1.挨拶をしない
挨拶をするべきタイミングで挨拶ができないと、「この学生は無礼だな」とかなり強い負の印象を面接官に与えてしまいます。挨拶をするべきタイミングを押さえ、適切なタイミングで挨拶をしましょう。- ドアを3回ノックし、入る際に「失礼します」と挨拶
- ドアを閉めたら、その場で起立したまま「●●大学の●●です。本日はよろしくお願い致します」と挨拶
- 着席する前に「失礼します」と一礼をする
- 面接が終わったら、その場で立ち上がり「ありがとうございました」と一礼をする
- ドアの前で立ち止まり、「失礼します」と挨拶をする
第一印象は3~5秒で決まる(メラビアンの法則)
メラビアンの法則では、第一印象が決まる時間は3~5秒とされています。話し手が聞き手に与える影響を、3つの情報別に数値化したもので、以下の影響度の割合で構成されています。
- 視覚…55%
- 聴覚…38%
- 言語情報…7%
聴覚は、話し手が発する声の大きさやトーン、口調やテンポなどです。
これら2つの情報は、非言語コミュニケーションに該当し、合わせて93%もの割合を占めていることがわかります。
3~5秒で決まってしまう面接の第一印象では、非言語コミュニケーションがとても重要です。
特に、視覚での印象は、55%と他に比べて大きいので、身だしなみや表情も大切な要素であることがわかるでしょう。
面接時に話す内容も大切ですが、相手からどう見えているかについても、しっかりと意識しておくことが大切です。
あなたの面接力はどのくらい?
面接では、自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?
それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。
質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。
2.声が小さい
基本的なことですが、声のボリュームが小さく、聞き取りづらい人がいます。また、語尾を「かもしれません…」と自信が無さそうに述べる就活生もかなり多いです。「メッセージをどう伝えるか」はメッセージの説得力に大きく影響を与えます。たとえば、オバマ大統領が「Yes we can…..」と言っていたら、誰も熱狂しませんよね。
ハキハキとした大きな声でのプレゼンは、それだけであなたのメッセージの説得力・魅力を向上させます。以下の3点を意識してください。
- ハキハキとした大きな声で話す
- 語尾をしっかり言い切る。断言する
- 朗らかな表情で話す
語尾のボリュームに気を付ける
面接では、面接官からの質問に受け答えをします。質問に対して、自信のあるエピソードや能力を伝えるために、回答内容を意識してしまいがちですが、面接での話し方は、細部までチェックされていますので、語尾まで気を抜かないようにしましょう。
弱い語尾は、自信のなさを表しているので、例えば「できます」と言った時に語尾が弱いと、相手からは頼りなく聞こえてしまうため、面接での発言を評価してもらいにくくなります。
回答内容ばかりに力を入れるのではなく、語尾のボリュームを落とさずに力を入れましょう。
しっかりとしたボリュームで語尾をはっきり言い切ると、回答内容の言葉も、相手にはっきりと伝わるため、いい印象を与えることができます。
3.座り方・姿勢がダラシない
面接での椅子の座り方・姿勢がダラシないと、話している間、常にマイナスの印象を与え続けることになってしまいます。具体的には- 椅子にもたれかかっている
- 猫背になり、顔が下を向いてしまっている
- ソファーにもたれかかりすぎ、腰が前に出た体勢になっている
- 椅子には深く座り込みすぎない
- 背もたれと拳一つ分、スペースを開ける
- 腹筋に力を入れ、背筋を伸ばす
4.ダラダラ長く話してしまう
事前に用意&丸暗記してきた自己PR・志望動機を「全部語ろう。漏れ無く伝えよう」とするあまり、ダラダラと長く話してしまう学生がいます。しかし、面接はあくまで会話。会話ではキャッチボールが重要です。あまりにも長く話すと「コミュニケーションの能力に難がある・要領が悪そう…」とマイナスの評価をされてしまいます。
面接官の質問への回答は90秒以内にまとめましょう。短い!と感じるかもしれませんが、90秒で600文字程度話せます。回答を90秒以内にスッキリまとめれば、コミュニケーションがはずみ、面接が上手くいきます。
90秒以内で言える自己PR(600文字程度目安)
例文
私は吸収力と継続力を持っています。これが一番実践できたのは、高校時代の野球部での経験です。私の高校の野球部は、過去に全国優勝をするなどの実績があり、100名以上が所属していました。
中学で日本代表に選ばれるなどの実績のある選手が多く集まっていたため、入部当初はメンバーに入れず、グラウンドの外で練習する毎日でした。
その中でもレギュラーになるために、私は上手な選手から、身に付けたい技術は観察して実践し、分からない部分は直接聞いて回りました。
聞いた技術は、自分のものにするために、地道に朝練習を繰り返し続けて、気が付いたことはノートに書き留めました。
実行した結果、当時の私には上半身の筋力が不足していることに気が付き、そこからウエイトトレーニングにも力を入れました。
地道な反復練習を積み重ねた結果、肩の強さと守備力を評価され、高校3年生の春季大会ではレギュラーになることができました。
この経験は、飲食店でのアルバイトチーフとしての活動や、ゼミでの共同論文作成など、あらゆる場面で活きています。
今後はまだ満足できるスコアをとれていないTOEICのスコアアップにも励んでいきたいと思っております。
御社に入社した後も、この強みを活かして、与えられた仕事をいち早く吸収するだけでなく、自ら積極的に行動して様々な仕事を参考にし、周りに良い刺激を与えられる人材となり、御活躍していきたいと思っています。
Point
厳しい状況の中でも、目標を持って取り組み、状況を打破していく過程の中で、レギュラーをつかみ取るまでの具体的なエピソードを通じて、自分に吸収力と実行力が備わっていることを説明しています。経験を大学生活の様々な場面で活かしていることもわかるので、面接の際に深堀りがしやすい点も好印象です。
5.目を見て話さない
自信がないからなのか、面接官の目を見ず、下を向いて話してしまっている就活生がいます。しかし、アイコンタクトをしないと、面接官からの印象がかなり悪くなります。アイコンタクトは相手からの好感を獲得する上で非常に効果的な方法です。心理学の実験によれば、「見知らぬ男女が60秒間アイコンタクトをし続けるだけで、お互いに親愛の情が芽生えた」という結果まであるほど。
目を合わせないと「何かやましいことがあるのかな」と勘ぐられ、自己PRをすんなりと聞いてもらえなくなります。必ず目を見て話しましょう。
6.無断で遅刻をする
就活が忙しくなると、電車の人身事故の影響や、他社の面接が長引いたりして、遅刻をしてしまうこともあるでしょう。でも、事前に電話で一報を入れておけば、「一発NG」とはなりません。しかし、何の連絡もせずに遅刻をすると「無断で人を待たせるなんて、社会人失格だ」と一発NGを貰う可能性があります。遅刻のおそれがあるときは、すぐに連絡しましょう。遅刻の連絡法は
こちらのリンクを参考にしてください。
何分前を切りそうなら連絡する?
面接に向かう際は、電車の遅延や途中での体調不良になってしまったり、途中で道に迷ってしまうこともあるかもしれません。いずれの場合でも、面接の開始時間に遅れることがわかった時点で、すぐに連絡するようにしましょう。
遅くても開始5分前には受付に到着していることが前提となりますので、5分前に着くことが出来ないと分かった時点ですぐに連絡をしましょう。
企業では、トラブルが発生した際に、あなたがどのような対応をするのかチェックしている場合もあります。遅刻したからと言って、即不採用となることは少ないため、まずは落ち着いて状況を説明するようにしてください。
連絡先を探していると、状況がさらに悪化することもあります。不測の事態に備えて、事前に連絡先は調べておきましょう。また、メールはいつ読まれるかわからないため、遅刻の連絡は必ず電話で行い、電車が遅延した際は、駅で遅延証明書を手に入れて、面接官に提出しましょう。
電話連絡の際の伝え方例
電話連絡の際に伝えるポイントは以下の4点です。- ①面接に遅れてしまうこと
- ②遅刻をする理由を説明する
- ③おおよその到着時間を伝える
- ④謝罪の言葉を伝える。
例文
お世話になっております。○○大学の××と申します。本日、10時からの面接をいただく予定ですが、△△線△△駅で電車が遅延しているため、御社への到着が10時30分ごろになってしまいそうです。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
もし機会をいただけるようでしたら、このまま御社での面接に伺わせていただいてもよろしいでしょうか?
7.髪を触る、手遊び、貧乏ゆすり等落ち着きのない動作
就活生の中には、気がつかないうちに手遊びや貧乏ゆすり等の、面接にはふさわしくない行動をとっている人がいます。特に、貧乏ゆすり等は気にする人はとても気にします。だから、それだけであなたの好感度が大きく下がるリスクがあるのです。
気がつかないうちに、これらの落ち着きのない動作をとっていないか気をつけてみてください。
新卒採用面接では印象が大事
「マナーなんてくだらない」と思うかもしれません。しかし、仕事の実績で判断できない新卒採用面接では、「この人と一緒に働きたいか」「ポテンシャル」のような主観的な要素が合否に決定的な影響を与えます。マナー違反の行動をして印象を悪くすると、面接官の印象が悪くなり、主観的な判断が大半をしめる新卒採用では著しく不利になります。「マナーなんて」と軽く見ずに、しっかりとした立ち振舞いができるように気をつけてください。
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