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「面接が苦手だから、面接を練習したい」と思っても、なかなかどうすればいいかわからないものですよね。
面接でハキハキと話す、自信を持って話すのは、慣れとスキルによるものなので、練習すれば必ず上手くなります。そこで、あなたの面接力を短期間でぐぐっと伸ばす面接の練習法を解説いたします。
効果的に面接を練習して、面接上手になりましょう。
自分の面接を主観的ではなく客観的にみること
面接がうまくいかないとき、自分では何がよくなかったのかわからなければ、ダメな点を改めることはできません。
そのためには、自分の面接を主観的ではなく、客観的に見る必要があります。
とはいえ、客観的に面接での自分を見ることは、なかなか容易ではありません。
具体的にどんなことをしたらよいのかわからない、という方のために、まず、だれにでも簡単にできる面接の練習方法をご紹介します。
緊張感や目を見て話す練習も重要
どんなに緊張しないように心がけても、面接のときには緊張してしまうものです。緊張することはよくないと思うかもしれませんが、実は、プラスに作用することもあるのです。
適度な緊張感は、集中力を高めてくれますし、集中できればパフォーマンスも向上させることができます。
また、多少の失敗は、逆に好意を持って受け止められてもらえるものです。
緊張は怖いものではありません。緊張感を毛嫌いするのではなく、味方につけてしまいましょう。
また、人事担当者は、応募者が思う以上に視線を合わせることを気にしています。日本人には相手の目を見て話すことが苦手な人も多いので、日頃から練習しておく必要があります。
相手の目を見ることに抵抗がある場合は、目と目の間ぐらいを見るようにして、自然に目を合わせるようにしたり、5秒目を合わせたら、視線をはずす、といった練習をしてみましょう。
自分の面接を録画する
もっとも気軽にできて効果的なトレーニングは、面接を録画することです。面接を録画して確認すると、自分の面接をする姿がいかに駄目かわかります。
具体的なやり方としては、マイナビの提供している「リアル面接シミュレーターモギメン」を使いましょう。これは面接でよく聞かれる質問を、面接官が動画で聞いてくれる面接シミュレーターです。質問に答える姿を携帯で録画してください。録画をしたら、以下のポイントに着目して映像をチェックしてください。
- 背筋は伸びているか
- 胸をはれているか
- 声は十分大きいか?自信を持っているように聞こえるか
- 「かもしれません」と語尾を濁していないか?しっかり言い切っているか
- しっかり前を見据えて話せているか
- 表情は朗らかか?適度に笑顔を交えているか
以上のポイントを意識するだけで、「自信を持った有能な人」に見えるようになります。そんな馬鹿な、と思うかもしれませんが、スタンフォード大学のリーダーシップを研究している学者が、学生にこれらの振る舞いを真似させてみたところ、普通に話すよりも、遥かに「自信を持った有能な人物である」と評価されることがわかったのです。
ありきたりな面接テクニックに思えるかもしれません。しかし、意外に多くの学生が上を実行できず、損をしているのです。
面接を録画し、上記ができているかどうか、何度もチェックしてください。
あなたの面接力はどのくらい?
面接では、自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?
それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。
質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。
客観視する
録画した自分の模擬面接を見て、自分を客観視することは、色々と発見があります。自分では全く気づいていなかった癖、気を付けているつもりだったのにできていないことなど、自分でも驚くことがあるかもしれません。
また、気づいたポイントを具体的に突き詰めて、改善しようとすることから、面接に対するさらなる意欲がわいてくるものです。たとえば、次はもう少し大きな声で話そう、滑舌が悪いから聞き取りやすい話し方の練習をしよう、と次のステップを目指すことにより、だんだん自信もついてきます。自信がつけば面接スキルはアップします。
1回目と2回目の録画を見比べてみて、自分でも明らかに違いがわかれば、良くなっている証拠です。リストを作り、項目ごとにチェックしてみれば、よりわかりやすくなります。モチベーションもアップして、面接準備が楽しくなってくれば、本番の面接も怖くありません。
誰かに見てもらって癖を見つけるのも良い
自分で主観的にならないよう、といってもなかなか簡単ではありません。そんなときは、友達や家族などに手伝ってもらいましょう。ちょっと気恥ずかしいかもしれませんが、一人でできないで悩んでいるよりも、思い切って誰かに頼むことにより、自分では気づかない点が色々とでてくるものです。
模擬面接をしてもらったり、撮ったビデオをみてもらったりして、コメントをもらいましょう。その際は、ただ「よかった」「あまりよくなかった」といった評価でなく、どこがどのようによくないのか、具体的に教えてもらえると、その後の対応がしやすくなります。何人かに見てもらえれば、より、客観的に判断してもらえるので、勇気を出して頼んでみましょう。
模擬面接に参加する
就職活動の面接がやっかいなのは、何が悪いのかがわからないまま、不合格という結果だけが伝えられる点です。面接を受けても、わかるのは「お祈りされた」ことだけで、自分の何が悪かったのかわかりません。課題がわからないため、何をしていいかわからず途方にくれてしまうでしょう。
模擬面接を受ければ、この問題は解決します。学校やセミナーでプロのキャリアカウンセラーが模擬面接をしてくれることがあります。自分の何が問題なのか具体的に指摘してもらえるので、課題がわかり、前向きな努力ができるようになります。課題を理解し、しっかりと対策をすれば、闇雲に頑張るよりもずっと効率があがるでしょう。模擬面接が難しいなら、社会人の先輩に面接を見てもらうのもアリです。(ちなみに、内定者に面接を見てもらってもあまり意味はありません。なぜなら、彼らは選ぶ側ではないからです)
模擬面接の機会を積極的に探して参加してください。
緊張感に慣れる
はじめての面接で、極度の緊張から何も言えなくなってしまったり、あがってしまい記憶があまりない、などと言う人でも、回を重ねるごとに、面接とは緊張するものなのだと思うだけで、だんだん落ち着いてきます。
要は、緊張慣れしてくるのです。すると、それまで山のように立ちはだかっていた「緊張」の壁が、実は簡単に乗り超えられる丘ぐらいに思え、面接のハードルがグンと低くなります。
面接武者修行をする
本番にまさる練習はありません。スケジュールに余裕があるなら、どんどん面接を受けましょう。
面接の本番をこなすことで、「こんな風にこたえると面接官にうける」「この話題は多くの面接官が顔をしかめた」などの、あなたなりのノウハウが見つかってくるはずです。
さらに、面接を何度もこなすと、面接になれます。緊張からも解放され、他の学生よりリラックスして面接を受けられるでしょう。
ベンチャーや中小企業は、筆記試験などもなく、エントリーシートの選考も緩いので、選考を受けやすい。だから、これらの企業を受け、面接の経験値を積んでおきましょう。
数をこなすことが重要
最初から緊張せずに完璧に面接をこなせる人はまずいません。たくさんの面接を受けることによって、徐々に緊張しにくくなっていくものです。数をこなせば、次第に良かった点、悪かった点がわかってきて、分析することによって、だんだんリラックスして、よい受け答えができるようになります。最初の一回で失敗したからと、落ち込むのではなく、次回は同じやり方ではダメなのだ、と前向きにとらえ、別のやり方を探してみるようにしましょう。
一つ注意点は、ただ数をこなせばよいというわけではない、ということです。
数をこなすうちに慣れることも大切ですが、反省点を活かし、同じ間違いを犯さないように注意して改善することが重要です。
集団面接に参加する
集団面接は非常に効果的な面接対策となります。特に「凄く上手に話す人」がいる場合は非常に勉強になります。上手な人と自分が交互に話すことによって、自分の課題が明確になるからです。「あぁ、これは勝てないな」という人が集団面接にいたら、ただガッカリするのではなく、彼らの面接のやり方を観察し、自分の課題を把握しましょう。
上手な人をイメージしながら、面接の練習をすると、具体的な目標がある分、上達のスピードが飛躍的に早くなります。
人の良いところを盗む
はじめての集団面接ですっかり圧倒されてしまい、何を話してよいのかすっかりわからなくなってしまったり、委縮してしまったりすることはよくあることです。しかし、ただ落ち込んでいるだけでは、上達は望めません。
だんだん回を重ねるにしたがって余裕がでてくれば、同じテーマを違う視点で見られるようになったり、他の応募者の話すところを観察したりすることができるようになってきます。そうすればしめたものです。
いいな、と思える人のアイデアをこっそり盗んで、次回の面接に活かしましょう。話の内容の受け売りはNGですが、話し方や内容構成などを真似するのは全く問題がありません。自分では思いもつかなかったような他人の面接テクニックを学べるのですから、集団面接が苦手だという方も、前向きに参加してみてください。
面接を録音する
これもとても効果的な方法です。ポケットにスマートフォンを忍ばせておき、面接を録音しましょう。携帯をマナーモードにしておけば、バレる可能性はゼロ。その録音をネットにアップロードするならともかく、あなたが聞く分には誰にも迷惑をかけません。
面接を録音すると「面接の時の、リアルなあなた」がわかります。きっと、びっくりするくらいしどろもどろで、弱々しい声で話していると思います。このリアな姿がわかれば、効果的に対策をとれるようになります。
ただ、漠然と「どこが悪かったのかな」と考えるよりも、効率よく自分の弱点・課題が見つかるでしょう。ぜひ、やってみてください。
まとめ
時間がかかりがちな自己分析が簡単にできちゃうツールがあるのをご存知でしたか?
パッと自己分析を終えたい時に使えるのが、使えるのが適職診断テスト「AnalyzeU+」です。
「AnalyzeU+」は、251問もの設問に答えていく本格的な適職診断テストです。設問に回答をすると、経産省の定めた「社会人基礎能力」のうち、あなたがどの面に秀でていて、どの面に弱点があるのかを教えてくれます。
これは、私がテストした時の診断結果です。この通り、かなり詳しく教えてくれます。
偏差値形式で表示してくれるので、「自分の強みは何なのか?」「向いている仕事は何なのか?」「どんな弱点があるのか?」「向いていない仕事は何か?」が一発でわかります。自分の向き・不向きがわかるので、自己分析で適職について考える時にとても役立ちます
「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への無料会員登録が必要です。OfferBoxは、プロフィールを登録しておくだけで、あなたのプロフィールに関心を持った人事から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。
AnalyzeU+で診断するついでに、プロフィールを詳しく入力しておくと、有名企業からの選考のオファーまで届くようになります。
「AnalyzeU+」を活用して、最速で自己分析を終わらせましょう。