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近年では、インターンシップに参加する就活生が増えています。
HRproは、21卒に対してインターンシップの参加状況を調査したところ、「4~6社」と答えた人が25%で最多だったと発表しています。
また、対象の95%の学生がインターンシップに応募していることも分かっています。
このように就活において、インターンシップは参加が基本ともされるようになったのです。
ここでは、就活の一環ともいえるインターンシップの種類について企業の実際のインターンシップを例に紹介します。
これから参加を検討している人は、しっかり把握しておくことをおすすめします。
1dayインターンシップ
最初にご紹介するのが、1dayインターンシップです。
1dayインターンシップは、その名前の通り、1日のスケジュールで取り組むインターンシップです。1dayインターンシップの中には、会社概要や具体的な仕事内容の説明、先輩社員との座談会など、企業説明会の延長上の内容を開催する企業もあり、その場合は3時間や半日程度で終わることもあります。
人数制限をしている企業もほとんどないため、希望すれば選考なく参加できる企業がほとんどです。
短時間で志望企業の情報が得られるため、1dayのインターンシップであれば複数の企業にも参加しやすいです。
内容:企業見学や会社説明
ここでは、株式会社トリドールジャパンの1dayインターンシップを紹介します。
株式会社トリドールジャパンは、1度は行ったこともあるでしょう、丸亀製麺を始めとし、コナズ珈琲ややきとりとりどーるを運営する外食産業を国内外に展開させる企業です。
トリドールジャパンの1dayインターンシップは自分がどんなことをしたいのか、どんな業界に進みたいのかについて改めて考え、発見する機会をつくる自己分析ができる内容です。
トリドールジャパンは社員になっても自分はどうしたいのか、どうなりたいのか、考え挑戦する姿勢を大切にしていることが企業のwebサイトから分かります。インターンシップでは、トリドールジャパンが大切にする考える・発見することについて学べる内容です。
短期インターンシップ
短期インターンシップは、1日ではなく2日~1週間程度の期間で開催されるインターンシップを指します。
こちらも長期休みではなくても、授業やバイトの調整により比較的参加しやすくあります。
内容:座学やグループワーク
日本の5大商社である、住友商事を例にご紹介します。住友商事は勤続やエディア、輸送機、不動産、インフラ、資源など、非常に多くの分野の事業を展開しています。
住友商事は3dayの短期インターンシップを開催しています。様々な事業を展開する住友商事のインターンシップでは、各事業からどのように新規ビジネスがうまれ、実現されていくのかを体感できる内容となっています。
住友商事の本質的な機能や価値、創造について学べる内容であるため、3日間のインターンシップを通して住友商事の十分な企業研究と選考対策になるでしょう。
このインターンシップに参加するためには、応募後に選考に通過しなくてはいません。
選考は筆記や面接ではなく、アイデア力が評価対象であり、選考対策にも工夫が必要となりそうです。
長期インターンシップ
長期インターンシップは、1週間以上の期間のプログラムを構成するインターンシップを指します。
長期インターンシップの場合、就業することも多く、長い時は1年以上社員のように働き、大学卒業後にそのまま就職というケースも珍しくありません。
内容:業務を実践
長期インターンシップの例で紹介するのは、LINE株式会社です。
LINEはスマートフォン利用者ではほとんどの人が活用している通信ツールです。チャット機能の通信ツールに限らず、現在はマンガやゲーム、ショッピング、保険や投資など事業内容は多様化しています。
LINEのインターンシップは1ヶ月間の就業型です。長期のため、週に10万円、1月50万円の給与が支給されます。職種によって内容は異なりますが、開発エンジニアのインターンシップでは、LINEが提供するサービスの開発を実際に携わる内容であり、セキュリティエンジニアは、取り扱うサービスの安全を守るためにの実務に伴う内容を学びます。
LINEの就業型インターンシップに参加するためには、webテストや面接の選考を突破しなくてはいけず、参加は最大20名程度となっています。
種類によっては本選に直結するインターンシップもある
期間の異なるインターンシップですが、開催は企業の目的も様々です。
企業の事業内容や考え方を本選考の対策として知ってもらうことを、インターンシップ開催の目的にしている企業もありますが、本選考に直結するインターンシップを開催する企業もあります。
DeNAの場合、インターンシップと本選の選考内容がほとんど同じであり、インターン参加者は本選考では個人面接が1本だったという前例があります。
また、三菱総合研究所は、コンサルタントの内定者の多くがインターンシップ参加者であり、インターン参加者であれば、最終選考まで進める確率が高いとも言われています。
※参考:超難関インターン完全攻略本/著Hatch 2013年7月25日第一版発売
短期・長期インターンシップはDGなど選考がある
上記で1dayインターンシップは選考なく参加できる場合が多いと記載しましたが。それ以外の短期、長期インターンシップの場合、参加をするには選考のある場合がほとんどです。
選考内容としては、課題の提出、面接、グループディスカッションなどです。就業型のような長期インターンシップの場合、人数が限られる場合がほとんどのため、高倍率の選考を勝ち抜く必要があります。
インターンシップに参加するためにも、選考はどういった形式でするのかを確認し、対策をしましょう。
あなたにぴったりな役割はどれ?
グループディスカッションは、役割決めで自分の力を発揮できるかどうかが左右されます。
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インターンシップに参加すべき人とは
企業研究をしたい人
インターンシップに参加すべき人の1つめは、企業研究をしたい人です。
インターンシップでは、体験に取り組む前にも、必ず座学が催されます。その際に、企業がどういった理念を持ち、この事業に取り組んでいるのか、どんなミッションやビジョンを抱え、いまどういう過程にいるのかなど、企業の考えを学びます。
企業のwebサイトを見れば企業理念など分かりますが、しっかりと落とし込みができている人はどのくらいいるでしょうか?実際に働く社員の話しを聞く機会としては、インターンシップへの参加がおすすめです。
選考対策をしたい人
選考対策をしたい人も、インターンシップへの参加をおすすめします。
インターンシップの選考は本選の選考と似ているケースも多いためです。グループディスカッションなど、問題の傾向を知るためにも、選考を受ける学生のレベル感を知るためにも、インターンシップに参加しましょう。
選考内容の把握が本選の対策になるだけでなく、社員の考えを知る、実際に会社の中に入ることで、会社の雰囲気や先輩社員の傾向も知ることができます。
また、インターンシップで学んだ子や経験を基に、志望動機や入社後に取り組んでみたいことなどが明確になるでしょう。
就活友だちをつくりたい人
ある課題を、力を合わせて、議論して、精一杯取り組む。この過程で、参加者同士の連帯感はぐぐっと強まります。そこで出来た友人は就活、ともすれば、社会人になってからの付き合いにもつながる場合があります。
就活を一人で闘うのは不安です、という方は、是非、このプロジェクト型インターンシップに参加してください。
外資系・ベンチャー企業志望者
外資系の銀行やコンサルなど大手となれば狭き門ですが、インターンシップでレベルの高い人達と争うことは、必ずあなたの財産になります。
学生時代の経験に自信がない人・働くイメージが湧かない人
学生時代の経験に自信がない人や、働くことになんだか乗り気になれない、何が向いているのかわからないようなことってありますよね。そんな方は、長期実践型インターンシップへの参加をおすすめします。
理由は2つです。
1つ目に、長期実践型インターンシップでは、ベンチャー企業の実際の仕事を経験するので、学生レベルではない「学生時代に力を入れこと」が手に入るからです。学生時代の経験に誇れるものがないと感じるなら、夏休みにひと頑張りをして、ライバルと差をつけましょう。
2つ目に、長期実践型インターンシップでは、職業そのものを経験できるからです。実際に働いてみないと「自分が何が好きか」「何が得意か」「どんな仕事があって、何が向いているのか」というのはわかりません。実際に働いてはじめて、実感がつかめます。したがって、長期実践型インターンシップは最強の自己分析なのです。
< h2>インターンシップの探し方
大手企業・中小企業のインターンシップ
- リクナビ
- マイナビ
ある程度の規模の企業は、マイナビやリクナビでインターンシップを応募しています。サイト検索も使いやすく、目的のインターンシップが簡単に見つかります。
プロジェクト型インターンシップ
プロジェクト型インターンシップを探すなら、ジョブウェブが優れています。マーケティング、プログラミング、新規事業立案など、取り組みたい課題から参加するインターンシップを選択可能です。
ベンチャー企業の長期実践型インターンシップ
ベンチャー企業のインターンシップを紹介する媒体としては、以下がオススメです。
- Infraインターン
期間や職種、エリアを選択でき、とても探しやすいインターン検索サイトです。 - ETIC
社会起業ベンチャーを中心に長期実践型インターンシップを掲載しています。社会課題解決に本気で取り組みたいという学生は是非利用してみましょう。社員の少ないベンチャー企業も多いので、やる気があれば、社員並みの責任を持って働き、圧倒的な経験を得ることも可能です。
外資系企業のインターンシップ
外資系企業のインターンシップ・選考情報は、そのものずばりの名前を冠する外資就活ドットコムが最も良いでしょう。外資系企業の選考情報についてはこのサイトを追っていれば、ほぼ間違いはありません。
自分のタイプを特定して、自分にあったインターンシップを探して、夏休みを有効活用して下さい。就職活動は、夏から勝負がはじまっています。
3年生のうちからできる就活対策って何か知ってますか?
それは、インターンシップです。
インターンは企業の実業務を体験して企業理解を深められるだけでなく、インターンで得た経験やビジネススキルを就活でのアピールポイントにすることもできるのです。
また、インターンで社員さんに仕事ぶりや顔を覚えて貰えることもあり、志望度の高さをアピールするにはもってこいの機会でしょう。
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