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株式会社学情の調べによると、2021年卒の学生の86.7%はインターンに参加していることが分かっています。
就活生の多くがインターンに参加しているなかで、
・インターン行かない選択肢はあるのか
・インターンに行かないと内定はもらえないのか
・インターンに参加しないと選考が不利になるのか
こういった疑問を抱える就活生もいるのではないでしょうか。
賢者の就活では、就活の先輩98名に「インターンシップに行かない場合の就活」についてアンケートを取りました。
回答者の卒年は以下の通りです。

回答者卒年
この記事では、インターンシップに行かないと選考は不利になるのか、内定はとれるのかという疑問を先輩の体験を基にお答えします。これから就活が本格化する人は、ぜひ参考にしてください。
70%弱の人はインターンに行かなくても内定をもらっている

98人中、内定をもらった企業のインターンに参加した人は33人
就活の先輩98名中33名は、内定をもらった企業のインターンに参加していることが分かりました。
反対に、65名はインターンに行かなくても内定をもらえていることが分かります。
内定企業だけでなくインターンに行ったことがない人も約45%いる

98人中インターンに参加したことのある人は53人
内定企業に限らず、インターンに参加したことがあるか質問したところ、「参加した」人は53名、一度もインターンに参加していない人が45人と約45%を占める結果となりました。
インターンに行っていないからといって、内定ががとれないと諦める必要はなさそうです。
働くイメージを持つためだけでなく「なんとなく」インターンに参加する人も多い
インターンに参加する目的についてアンケートをとったところ回答は大きく3種類に分けられました。
1つは「なんとなく」「周りが参加していたから」と、特に目的なく参加しているケースです。
2つ目は、「選考に有利だと思ったから」「インターンの参加を会社にアピールするため」という、今後本選考を受けるうえでの就活対策としてインターンに参加するケースです。
3つ目が、「企業のイメージを掴むため」「志望企業を絞るためにいろんな企業を知りたかった」という企業研究のためのインターン参加です。
参加目的も様々であり、すべての人が目的があるわけではないことが分かりました。
- 会社の確認
- 実際の働いている現場の雰囲気を知るため参加した
- 社風や業務内容を確認する為
- なんとなく雰囲気を掴むため。
- 行きたい企業がまだなかったので、色々な企業の情報収集のため
- 一回は行っておこうと思ったから
- 企業のイメージを具体的にしたかったから。
- 有利だと思ったから
- 自己分析を深めるため。会社にアピールするため。
- 周りが参加してたから
- その会社のイメージを固めたかった
- 誘われたから
- 仕事内容を理解したいから
- イメージを再確認するため
- 業界の仕事内容についてザックリと見たかった為
- 面接に進むにはインターンを受けるのが必須だったから
- 大学側から単位がもらえたから
- 周りが参加したため
- 社会人のイメージをもつため
- 資料に書かれていない情報を得られる。雰囲気を実際に見ることができる。
- 具体的な業務内容や働き方を身をもって体験したいと思ったためです。
- 働くイメージを想像したり、業界の雰囲気を知るため
- 企業のイメージを具体的にしたかったから。
インターンシップの探し方|おすすめサイト付きで解説
インターンに行かなかった理由としては「インターンの重要性を感じていなかった」が多い
インターンに参加しなかった理由についても、様々な回答が集まりました。
「時間が合わなかった」「留学していた」「開催時期に就活をしておらず逃した」という時期的に参加できなかった人もいれば、「面倒だった」「インターンの重要性を感じていなかった」と元々参加する気持ちがなかった人と2つのパターンに分かれました。
- 留学中の為
- もともと公務員志望だったから
- 時間が合わなかった
- 面倒だったから
- 参加時期に間に合わなかった
- 不要だと思ったから。
- 時期が合わなかった
- 研究が忙しかった
- インターンを募集していなかった
- 参加する気が無かったため
- インターンが行われていた期間は就活をスタートしていなかったから
- 学業が忙しいから
- インターンに重要性を感じなかった
- 参加時期を逃した
- インターンの存在を知らなかった。
- 抽選落ちしたのでインターン不参加
- インターンする考えに至らなかったため
- 既に申し込みを締め切ってしまっており、間に合わなかったため。
インターンに行かないで内定を決めた場合イメージと異なることも
インターンに行かないで入社した人に、「インターンに行かずに内定承諾をしたことで入社してから後悔やギャップはありますか?」という質問をしたところ、「ギャップはない」と「ギャップがあった」はほぼ同じ数の回答が集まりました。
ギャップがあったと回答した人は、「イメージと違った」だけでなく、「サービス残業が想像の遥か上だった」「ノルマがあった」など、インターンに参加していれば知ることができていた企業の体制を知らずに入社してしまったケースもありました。
- 思った以上に体育会系だった
- ある。現場の職員の雰囲気がイメージと違った。
- 想像以上に社風が堅かった
- ある、ブラック企業を見抜けなかった
- 何も知らないのにいきなりお客さんに接客したこと
- ある。サービス残業が想像の遥か上だった。また、求められるスキルにギャップがあった。
- ある 企業のイメージが違っていたこと
- 営業をやったが、最初はノルマがないと聞いて入ったが結局あった。
- ある。社員が体育会が多いことを入社するまで知らなかったから。
就活はいつまで続ければいいの?就活の始め方や内定時期を先輩に質問
インターン以外の就活対策としてOB訪問や企業訪問も効果的
インターンへの参加を迷っている人や、インターンに行かずに選考を乗り越えようとしている人に、インターン以外の効果的な就活対策を質問しました。
選考対策を目的としたものとしては、先輩や友人、キャリアセンターでの面接対策が複数寄せられており、働き方や企業研究としては、OB訪問やいろんな社会人に話を聞くという回答が集まりました。
- 色々な人に聞く
- ob訪問
- 座談会
- ジョブパークに登録して面接対策をした。
- 先輩や友人との模擬面接
- 大学のキャリアセンターで面接対策をしてもらった。
- 説明会の実際の社員の方との座談会
- 先輩の話
- 飲食業界だったので、実際の店舗に行ったこと
- 企業訪問
- OB訪問(実際のOBではない人も含む)
- エージェントを頼ること
- セミナー参加
- 大学の就職課の方との面接練習、オープンワークやワンキャリアや外資就活ドットコムなどの他の就活サイトの登録、とにかく面接の数をこなす
- 就活の口コミサイト
- 同じ企業の説明会に日にちを変えて何度も参加する
インターンに行かない人は入社後にギャップがないように企業研究や情報収集を入念にしよう
インターンに参加する人が増えているなかでも、一定数はインターンに参加しない人もいます。また、時期が合わない、最初は志望していなかった等の理由から、内定した企業のインターンに行っていなかった人もいます。
しかし、インターンに行かないで入社したことから、企業のイメージが違っていたり、社風の悪さに気付けなかったりなど、悪いギャップを持った人もいます。
インターンに行かないで内定を決めるときは、企業研究や情報収集を入念に行ないましょう。また、働き方を知るためにいろんな社会人に会うこともおすすめしているので、ぜひ参考にしてください。
調査概要
- 調査期間:2021年7月22日~2021年7月25日
- 回 答 者:キャリアパーク会員
- 有効回答数:98名
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