自己PRで行動力を上手くアピールするコツ5つ【例文あり】

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「行動力」を自己PRでアピールする学生は多いものです。経済産業省の調査によれば、「今の若手社員に欠けているもの」の上位に「前に踏み出す力」があげられています。

自ら主体的に行動を起こし仕事をつくらなければ、成果はあげられません。だから、「行動力」はどの企業にも響く魅力的なPRポイントです。しかし、「行動力」をアピールする学生は非常に多いため、適当な内容ではその中に埋もれてしまします。

では、どうすれば採用担当の印象に残る、魅力的な「行動力」の自己PRが書けるようになるのでしょうか?大事なポイントを例文つきでご紹介します。


自己PRとはなんのため?

就活の面接では定番の自己PR。就活生の面接準備では必須項目です。どんな業界・職種でも避けて通ることのできないものですが、果たしてどれだけの人がきちんと自己PRの意義を理解しているのでしょうか?

面接で「自己PRをしてください」と言われたときに、採用担当者は目の前の人物について書類で知っていること以上の情報を引き出そうとしているのです。履歴書やエントリーシートからでははかり知ることのできない面やイメージ違う特徴などをこの自己PRで読み取ることにより、志望者が企業の求める人材であるかどうかを見極めることが目的です。

つまり、すでに知られている情報以上の長所をアピールする必要性があるということです。

自分を売り込む

企業に自分のよさを知ってもらうためには、ただわかってもらえることを待っているだけではだめなのです。そこで、「自分」という商品を売り込む営業の仕事だと思うようにしてみましょう。

見栄を張ったり、噓をついたりすることは避けなければなりませんが、同じ商品でもパッケージによって、見え方が違うというのはご理解いただけるでしょう。もちろん見掛け倒しでは意味がありませんが、マイナス評価を受けないようにすることは必須です。

自身の「行動力」という長所をどういった言葉で表現すれば、企業の欲しい人材として売り込めるのか、シンプルかつ魅力的な言葉で、自分が貢献できることをアピールしてみましょう。

行動力の自己PR例文

まず、細かいポイントを解説する前に、行動力の自己PR例文を見てみましょう。例文を読めば、どう書けば良いのか?なんとなくイメージが掴めると思います。

行動力の自己PR例文

例文

私は「走りながら考える」人間です。できるかどうか考える前に行動し、行動しながら「できる方法」を探します。

Point 「行動力があります」だと普通すぎて埋もれてしまうので、自分の「行動力」をうまく表現できるキャッチコピーをつくろう

この力を発揮したのが、ベンチャー企業でのWebマーケティング担当をして、担当事業の売上を3倍に伸ばした経験です。

Point すぐに次のパラグラフで「行動力を使って出した成果」を伝えると、採用担当の興味を引き付けられる

ITビジネスに興味があり、「実際に挑戦したい」という想いから、インターンに参加。

Point そもそも、なぜ行動したのか動機を伝えると、あなたの向上心や好奇心をアピールできる

しかし、全く知識がないため、最初は何をどうすればいいかもわからない状況でした。そこで、

  • 1.先輩社員に良い参考書を伺い、業務後・休日に独学でWebデザイン・マーケティングの知識を身につけた
  • 2.効果の期待できる改善策を全て洗い出し、現在の知識でこなせるものから優先的に着手する
  • 3.成功しているWeb サイトをベンチマークにし、自社のサイトに足りないものを把握していく

これらの施策を実施し、キャッチアップに勤めました。結果、社員並みの知識を獲得し、上記の成果を達成することができました。

Point ただ、「がむしゃらに行動した」よりも「目標を見据えて、その達成のために戦略的に行動した」というアピールができると、かなり魅力的なアピールになる

できない状況を嘆くのではなく、まず行動を起こし「できる方法」を模索し続ける姿勢は、新規市場に挑戦し続ける貴社でこそ活かせると思います。

Point 自分の行動力は、仕事の現場でどんな風に活かせるかアピールしよう。あなたが活躍するイメージが伝わる

押さえておきたい!自己PRの型

この「行動力」の自己PRは、以下の型に従って作られています。この型を守るだけで、誰でも簡単に説得力のある自己PRがつくれるようになります。以下の構成を意識して自己PRをつくってみましょう。

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穴埋めで自己PRを完成させよう

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。

言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ「自己PRジェネレーター」を活用しましょう。

自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

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1.「行動力があります」では弱い!良いキャッチフレーズを探そう

例文
私は「走りながら考える」人間です。できるかどうか考える前に行動し、行動しながら「できる方法」を探します。

行動力をアピールするときは「行動力があります」という言葉を使わないでください。例文のように、あなたの行動力を伝える的確なキャッチフレーズを使って、行動力をアピールしましょう。

Googleのデータを見ると、就活ピーク期には4000人近くが「行動力 自己PR」で検索しています。わざわざ検索をしない人も多いでしょうから、おそらく膨大な数の学生が「行動力があります」と自己PRしているはずです。だから、「行動力があります」というだけで「あぁ、またそれね」と凡庸な印象を与えてしまいます。

また、行動力にしても「リスクを省みず果敢にチャレンジする行動力」なのか「周りを巻き込んで大きな目標を成し遂げる行動力」なのか…様々な「行動力」があるはず。「行動力」では抽象的すぎて、何なのかわかりません。

だから、例文の「走りながら考える人間です」のように、あなたの「行動力」を表現する的確なワードを探しましょう。的確なキャッチフレーズがあれば、他の学生よりも、ずっと印象に残りやすい自己PRがつくれます。


行動力が伝わるキャッチフレーズ

面接時、自己PRする際に、ただ「行動力があります」と言うだけでは印象に残りません。そこで、いかに行動力があるかを示すキャッチフレーズを使ってみるというのも一案です。

もちろん、分かりやすいことは大切ですが、プロのコピーライターのような誰もが唸るようなキャッチコピーを作る必要はなく、自分の長所である行動力を一言で売り込めるようなキャッチフレーズができればよいのです。
一概に行動力といっても抽象的すぎるので、より具体的な行動を示す表現を使えれば、採用担当者にも伝わりやすくなります。

例えば「逆境に自ら飛び込んで、自身を高めることができる」という行動力を示す具体例なら、「私は逆境ダイバーです」などと表現することにより、インパクトのあるキャッチフレーズとなり、より印象に残る自己PRができます。

詳しいキャッチフレーズの作り方については、こちらのコラムをご覧ください。
就活で使える!自分のキャッチフレーズの回答例20選


2.「なぜ行動したのか?」動機を伝えよう

例文
ITビジネスに興味があり、「実際に挑戦したい」という想いから、インターンに参加しました

意外と多くの学生が省略しがちなのが「なぜ行動したのか?」という部分。軽視されがちですが非常に重要な箇所です。

リクルートの調査「就職白書」によれば、企業が採用にあたり最も重視している項目は『人柄』です。(90%が重視)同調査では、サークル・部活を重視しているのは10%しかいないことを考えれば、いかに「人柄」が重視されているかがわかるはずです。

一緒に働く相手ですから、一番知りたいのは「その人がどんな人なのか?」という人柄なのですね。サークルや部活は、ビジネスとは直接関係がないので、企業は、サークル活動自体には興味がありません。

「なぜ行動を起こしたのか?」という動機があれば、あなたの人柄が伝わる良い自己PRになります。例文のように、行動した動機から「向上心」をさり気なく伝えることも可能です。

だから、「行動力」をアピールするときは、「なぜ行動したのか」という動機の部分もしっかり書くようにしてください。


問題とそれを打開するために行った策をアピール

問題がないことは、それ自体が問題だといわれるほど、誰にでも起こりうることです。

しかし、誰もが問題を解決できる能力があるとは限りません。行動力をアピールするためには、問題が起きた時にいかに対処したかをエピソードに盛り込むと効果的です。問題解決能力の高さは、仕事をしていくうえで必ず評価されます。

問題発生→問題の認識および分析→解決策の選定→問題解決

このように、問題が起きても放置せず、状況を冷静に分析し、適切な方法で解決するに至るまでには様々な行動力が求められます。

誰の目にも明らかな問題点を1つ選定したら、どういった点に苦労したのか、どう努力して問題を解決したのかを、なるべく具体的に、掘り下げて語れるよう準備します。

現場にいない第三者にもイメージしやすく、かつ、仕事でトラブルが起きても同じように対処できそうな人物像が描けるようなエピソードで、行動力があるところを自己PRできるようにしましょう。

3.『行動しただけ』の自己PRは評価されない

「行動した」だけのアピールではマイナス評価

何の戦略もなく行動力を自己PRすると「行き当たりばったりに見える」「計画性に欠ける印象」を与えるリスクがあります。たとえば、

海外を肌で感じたいという想いから、ヨーロッパ全土でバックパッカーをしました

というアピールがあるとします。確かに凄いのですが「リスクマネジメントは?」と少し心配になります。学生の時なら「やりたいからやった!」でも良いのですが、社会人に求められる行動力は「計画性を伴う行動力」です。「やりたいからやった」の自己PRは評価されません。

「ただ行動しただけではなく、目標を達成するために工夫・努力をした」ことをアピールしよう

だから、行動力をアピールする際には、『ただ、行動しただけではなく、目標を達成するための計画・工夫をした』という点も併せて伝えておきましょう。

たとえば、バックパッカー経験をアピールするなら「現地で困らないように、事前に語学を学習。また、現地の法律や現地の大使館の連絡先も全て押さえておいた」等があると、非常に魅力的なPRになるでしょう。

例文
しかし、全く知識がないため、最初は何をどうすればいいかもわからない状況でした。そこで

1.先輩社員に良い参考書を伺い、業務後・休日に独学でWebデザイン・マーケティングの知識を身につけた
2.効果の期待できる改善策を全て洗い出し、現在の知識でこなせるものから優先的に着手する
3.成功しているWeb サイトをベンチマークにし、自社のサイトに足りないものを把握していく

これらの施策を実施し、キャッチアップに勤めました。結果、社員並みの知識を獲得し、上記の成果を達成することができました。

例文では、ただ「行動しただけ」で終わらせないために、戦略的に努力をしたことが記されています。「ただ行動するだけではなく、成果までつなげる人材」という印象を与えられています。


4. 他にもチャレンジした事例があると、説得力が増す

本当に行動力がある人なら、複数の事例で「行動力」を発揮したエピソードがあるはずです。メインでアピールするエピソードに加えて、他に行動力を発揮したエピソードがあれば、簡単に触れておきましょう。

たとえば、上記の例文の最後に、

これらの施策を実施し、キャッチアップに勤めました。結果、社員並みの知識を獲得し、上記の成果を達成することができました。このマーケティングの知識を活かし、現在、メディアサイトの立ち上げも企画しています

このように「行動力を発揮した他の事例」もあわせて書いておくと、あなたの行動力がより真実味を持つでしょう。

行動力が本当にある人なら、様々な物事にチャレンジしていて、アピールできるエピソードは多いはず。行動力をアピールできる別のエピソードに触れておくと、より自己PRの説得力が上がります。


5.「仕事への活かし方」に触れよう

例文
できない状況を嘆くのではなく、まず行動を起こし「できる方法」を模索し続ける姿勢は、新規市場に挑戦し続ける貴社でこそ活かせると思います。

『行動力があります!』とだけアピールするよりも「私の行動力はあなたの会社でこんな風に活かせる」と書いた方が、より魅力的な自己PRになります。

企業が一番知りたいのは「この学生を採用したら、我が社の役に立つだろうか?」ということ。だから、長所をアピールするだけに終わらず、「こんな風に役立ちます」までつなげておくべきです。

志望企業のビジネスを分析し、その仕事で、あなたの「行動力」はどのように活かせるか?を書いてください。


企業研究をしっかりしておく

自己PRをする際に重要なことは、企業が求めている人材像に近いイメージで長所をアピールすることです。たとえ優秀な人材だとわかったところで、企業の求めるものとは全く違う資質をアピールしても意味がありません。

そのためには、業界研究や企業研究をしっかりして、「これぞまさに我が社に必要な人材だ!」と思ってもらえるように、準備する必要があります。

ほとんどの企業は、ホームページや会社説明会で、企業理念や今後の方針またはプロジェクトなどを公開しています。興味を持った企業・業界の面接前には、必ずチェックして、企業研究をしましょう。

どの業務に生かせるのか

自己PRで行動力をアピールするためには、何か特別なことができる能力やコピーライターのようなキャッチコピーを作る必要はありません。それよりも「私の行動力は、御社のこういったプロジェクトでこんな風に活かせます」と、具体的なアピールができるようにしましょう。

社会人となると、業務上「行動力」が求められることが多くなります。
しかし一言で「行動力」と言っても、業種・職種などによって求められる能力は異なります。

そのため、志望先の職務別に、アピールする能力を適応させることが必要になってきます。その際、アピールしたい行動力が、志望する職種の業務に直接活かせれば言うことはありません。複数のエピソードが語れそうなら、志望先ごとに一番適切なものを選ぶようにすれば効果的です。

しかし選択肢が少なかったりして、業務に直接結びつかない例しかないとしても、社会人として役に立ちそうなら問題ありません。問題解決能力や分析力がアピールできるような「行動力」の例を選び、前向きに行動できるということを示せるようにしましょう。
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