自己PRで忍耐力をアピールするコツ|採用担当者目線での評価ポイント付き

本コンテンツは独自に制作していますが、一部にサービス提供企業等から広告料および送客手数料を受領しているPR情報が含まれています。

採用担当者が自己PRで評価するポイント

本人が持つ能力

自己PRを通して、採用担当者は、あなたはどのような人物なのか、具体性を聞いて本質をつかみたいと考えています。

つまり、より具体的な体験談を聞くことで、あなたがどのような性格・能力の持ち主なのかを知りたいのです。そのため、自己PRで「長所は忍耐力です」だけでは不十分です。

どのような時に自分の特徴が発揮されるのか、経験や体験に基づく具体的なエピソードを通じて説明してください。

あなたらしさを知ってもらうためには、自分らしさをアピールできる具体的なエピソード選びが大切です。他の候補者と代り映えのない内容ではなく、自分の良さを存分にアピールできる自己PRで差別化を図りましょう。

企業に入社してからの適性

採用担当者は、自己PRを通じて、あなたがどのようなスキルを持ち、どのような信念で仕事に取り組んでくれるのか、自社の求める人物像に合うかどうかを知りたいと考えています。
そのため、社風、業務内容、企業方針など、企業の求める環境に対する適性がある人物かどうかをチェックします。

一方的に自分の良さをアピールしても、企業が求める人材像とかけ離れていては、ミスマッチとなってしまいます
どのような人材が求められているのか、志望先の企業の求める人材適性を理解し、入社した後に活躍できる能力のある人物だとアピールができるよう、準備をしましょう。

自己PRが書けない時は、自己PR作成ツールを活用しよう

自己PRの内容が薄いと、志望企業に採用されません。選考を突破するには、自己PRを作り込む必要があります。

そこで活用したいのが、自己PR作成ツールの「自己PRジェネレーター」です。
このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで理想的な流れの自己PRが完成します。

無料でダウンロードできるので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。

忍耐力は働く上で必要であり業種や職種関係なく評価される

忍耐力は、働く上で業種や職種に関わらず必要であり、評価される能力です。
忍耐力は「ストレス耐性」「打たれ強さ」「継続力」などと他の言葉でも置き換えられます

困難にぶつかってもめげずに、最後までやり通す力は、入社後のストレスにも、仕事での困難にも負けずに、コツコツと業務を遂行していける能力として評価されます。

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就活で自己PRできる忍耐力とは

ストレス耐性への強さ

ストレス耐性への強さを伝えられるエピソードがあれば、これも忍耐力のアピールになります。
物事が上手く進まないとき、イライラしてしまう人もいますし、投げ出してしまう人もいます。

自分の思うようにいかないときでも、落ち着いて状況の変化を考えられるストレス耐性は社会に出てからも評価されるものです。

身体的な辛さにも耐えられる精神力の強さ

大学で部活に所属している人は、忍耐力をアピールするエピソードを持っている人も多いでしょう。

例えば、テニス部で結果を残すために、ラケットを振っているだけでは成績は残せません。時には辛い走り込みや筋トレも必要です。

身体に負荷がかかっても、結果を出すために耐えることは、人柄のアピールにもなるので、辛い経験を目標達成のために耐えたというエピソードがある人は活用しましょう。

すぐに結果が出なくても続けられる継続力

結果がすぐに出ないものでも、諦めずにコツコツと努力できる人は忍耐力が備わっていると考えられます。

ストレス耐性の強さと同じようにも考える人もいるでしょうが、アピールの仕方が異なります。

例えば、大学での研究や、TOEICや資格試験など、結果が出るまでに一定期間コツコツとした努力が必要であり、この努力も忍耐力としてアピールできます。

【アンケート公開】「自分の強み」の見つけ方|おすすめツールや使い方も解説

2021.05.25

忍耐力を効果的に自己PRする手順

忍耐力に限らず自己PRの構成は状況説明→課題→取り組み→結果→学びで伝えます。
自己PRで評価されるのは人柄や入社してからの適性です。

そのため、自己PRを作成するときは、あなたが主体的となり取った行動を構成の順に述べましょう。

どんな状況で課題が発生したのか、どのように取り組んだのか、この取り組みを伝える際に、どうして頑張れたのか、耐えられたのかなど、忍耐力を発揮させた理由も付けましょう。

歴代1位なので順位を落とせないプレッシャーなのか、周囲の支えがあったからなのか、結果を残したい自分のプライドからなのか。何がモチベーションとなっているのかを伝えるといいでしょう。

最後にこのエピソードから得たものや学び、企業でどのように活かしていくのかなどで締めます

【自己PRと自己紹介の違いとは】使えるテンプレ付きで紹介

忍耐力の自己PR例

例文

私の長所は忍耐力です。一度始めたことは、最後まで諦めずに粘り強く続けられます。実験の結果が伴わない時期、何度も投げ出したくなりましたが、忍耐強く実験を進めました。

理論がまちがっていたのか、実験方法がよくなかったのかを考察し、最終的には分析方法を変え、結果を導きました。想像していた結果とは違いましたが、別の実験に応用できると分かったことは大きな収穫です。

貴社での仕事においても、困難な状況でもコツコツと作業をこなし、忍耐強く解決方法を模索しながら、結果を出していきたいと思います。

評価ポイント:
大学での研究でのエピソードを選び、実際の業務と関連付けられています。理想的な結果でなくても、ポジティブに捉えられるところも、好印象です。

失敗かと思えるような状況でも、諦めずに最後まで忍耐強く作業を続けられることがアピールできています。論理的で問題解決能力が高いと評価されます。

例文

私の強みは忍耐力です。Excelの関数にこれをマスター出来ればかっこいいかも」と興味を持ち、ネットで調べながら関数を1つ1つ覚えました。関数が複数繋がるものは、解読も難しく苦戦しましたが、同じ問題に何度も取り組み、半年間はほぼ毎日パソコンにのめりこみました。

今では、バイト先の売上管理や学校の授業で使う際も、関数に関しては「田中に聞けば何でもやってくれる」と信頼を得ています。物事を習得するには簡単ではなく、失敗しても諦めずに繰り返し根気強く取り組むこと大切だと理解しています。

貴社に入社した際も、営業がうまくいかないときも、根気強く粘り成績をつくりたいと考えます。

評価ポイント:
Excelの関数をアピールしたいところですが、企業が営業職を募集している場合、Excelのアピールよりも忍耐力のアピールが効果的です。

この例文では募集している職種に応じて忍耐力のアピールができています。
企業の求める人物像や募集職種に応じてアピール内容は変更すると良いでしょう。

自己PRで評価される経験の選び方・伝え方|参考例付きで解説

自己PRで忍耐力をPRする際は具体的な例と学びを伝えることが大切

エピソードを伝える際、具体性が無ければ、企業が知りたい人柄や入社後の再現性がイメージしづらくなります。
学生から社会に出て、仕事や人間関係で上手くいかないことも当然あるでしょう。そんなときに、すぐに投げ出さずにコツコツ改善に向けて取り組める力、つまり忍耐力は社会に出てからも必要な力です。
あなたを採用することで、いかに企業が有益となるか、自信をもってアピールしましょう。

自分の本当の強みを見極めるには、自己分析ツール「My analytics」が便利です。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→それに基づく適職をサクッと診断できます。

My analyticsで、あなたの強みが本当に『忍耐力』なのか確認してみましょう。もしかすると、思っていたものとは違う強みも発見できるかもしれません。

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