簡単!客室乗務員(CA)の志望動機の書き方の秘訣3つ【例文あり】

女子学生に人気の航空会社。その中でも難易度が高いCA(客室乗務員)は、書類選考もかなりの難関です。生半可な内容では突破できません。適当に「御社のサービスに感動して…」というような内容では勝算は薄いでしょう。

でも、大丈夫。内定者の回答をもとに「CAの志望動機」のコツを徹底的に解説いたします!以下を読めば、誰でも説得力のある客室乗務員職の志望動機がつくれるようになるでしょう。

CA(客室乗務員)の志望動機(例文)

例文

質問:なぜ客室乗務員職を志望するのですか?

客室乗務員のお仕事を通して、私が理想としている女性像に近づけると思っているからです。

私は様々な人と触れ合い、多くのことを経験し、ある一つの物事に対してあらゆる視点から考えることのできる女性になりたいと思っております。そんな女性に近づくために、客室乗務員はぴったりのお仕事ではないか考えています。

機内には様々な国籍、文化、バックグランドを持ったお客様が沢山いらっしゃいます。そんなお客様と、保安とサービスというお仕事を通して、触れ合うことで、人間として成長していけるのではないかと考えております。

また、アルバイトの経験を通しまして、接客業にやりがいと興味を持ちました。機内という限られた空間、時間、物資の中、様々なお客様にサービスを提供するというお仕事はとても難しい業務であると思います。しかし、だからこそお客様に安心で快適な空間を提供するため、サービスの工夫・向上に力を入れることができる、とてもやりがいのある素敵なお仕事であると思っております。

晴れて御社に入社できましたら、御社の客室乗務員として、多くの方々と触れ合い、多くのことを学び、自分を磨いていきたいです。

ここで挙げられている志望動機の例文には、3つの良いポイントがあります。
1つ目は、「結論」から述べているところです。長い文章を書く際に、結局何が言いたいのか、何を伝えたいのかがわからないと印象に残らないでしょう。
応募者数が多い客室乗務職では、膨大なエントリーシートに埋もれてしまい、書類通過は困難となります。

短すぎて内容がないものも、もちろん良くないですが、だらだらと述べるのも、良くありません。
最後まで読まなければ、内容が見えてこないものと、見てすぐに内容が読み取れ、場面が想像できるもの、どちらが心に残るでしょうか。
会社への想いを伝えたいのは分かりますが、膨大な数の志望動機を読んだり、聞いたりしている人の気持ちになって考えてみましょう。
接客業のプロとして、人の気持ちを読み取ることは、当然のことではないでしょうか。

2つ目は、「客室乗務員」という仕事を通してどのような「存在」、「人物像」になりたいか、また、「入社後にどうなりたいか」が具体的に述べられており、想像しやすいためです。
接客業に就きたいと考えており、且つ他の接客業ではなく、客室乗務員になりたいという志望動機が具体的に述べられています。
更に良いものにするとすれば、「さまざまな」のいうワードを、具体的な例に置き換えることで、説得力や具体性が増すでしょう。

3つ目は、「過去の経験」を、志望動機の根拠として述べているところです。どのような経験を通して、客室乗務員を目指しているのかが分かりやすく、説得力のある文章になっています。
アルバイトや学生時代の経験を、客室乗務員の志望動機の根拠として述べることができれば、一気に説得力のある、志望動機になるでしょう。
単なる憧れではなく、どのような思いや経験、経緯があって志望しているのかが、伝わるようなエピソードを選びましょう。
最終的に入社後の展望に繋げることができると、より良い文章になります。

志望動機を書く際は、上記のような書き方に気を付けて記載すると、倍率の高い書類審査を通過できる志望動機ができます。

志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用してみよう

ここまでCAの志望動機を作成する方法を解説してきましたが、例文のような志望動機を一人で書き上げる自信がない方も多いはず。

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2021.05.17

なぜCAなのか?まず結論から語ろう

例文

客室乗務員のお仕事を通して、私が理想としている女性像に近づけると思っているからです。

私は様々な人と触れ合い、多くのことを経験し、ある一つの物事に対してあらゆる視点から考えることのできる女性になりたいと思っております。そんな女性に近づくために、客室乗務員はぴったりのお仕事ではないか考えています。

まずは、「なぜCAなのか?」結論から説明しましょう。CAを目指したキッカケや想いなどは、後回しにして、まず「なぜCAか」という結論から語るのです。

結論先行で説明することによって、プレゼンテーションのわかりやすさは格段に上昇します。結論からはじめてください。

例1

お客様の快適な旅をサポートできるプロフェッショナルになりたいと思ったからです。
飛行機という限られた空間の中で「保安」と「サービス」の両方を重視した仕事は、特別であり、お客様をサポートしつつ、私の目指す「サービスのプロフェッショナル」という目標に近づける職業であると思います。
貴社は、定時運行にも力を入れていらっしゃり、接客サービス以外にも、お客様に安心と満足を提供されているところも大変魅力的です。
私も学生時代、レストランで接客のアルバイトから、お客様をおもてなしし、笑顔にすることにやりがいを感じました。
貴社に入社させていただけた際には、お客様が笑顔で、安心して旅を楽しんでいただけるよう常に周囲に心配りをし、ホスピタリティを磨いて参ります。

例2

客室乗務員の仕事を通して、日本と世界の国々をつなぐ架け橋のような存在になりたいと思ったからです。
様々な国のお客様と出会える機会が多くあり、日本の素晴らしさを紹介することで、日本と各国を繋ぐことができるのではないか、と考えております。
また、海外留学の際に「日本のおもてなし」の素晴らしさに触れ、世界中に届けたいと客室乗務員を志しました。
アジア圏だけでなく、ヨーロッパや欧米にも進出しており、更に顧客満足度第1位に選ばれた高いサービス品質を持つ貴社にて、世界に通用する質の高いサービスを磨き、後輩を育てることができる乗務員になりたいです。

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仕事の大変なポイントに触れると評価が上がる

憧れベースの志望動機は評価されない

よく「貴社の航空便を利用した時に、そのサービスに感動して…」と、利用客としての好感度を志望動機のネタにする学生がいます。が、あまり効果的ではありません。

航空会社が欲しいのは「航空会社のファン」ではなく「仕事として、CAをやりたい人」です。CAの仕事に情熱をそそげる人を採用したい。だから、「貴社のスチュワーデスさんに憧れて…」だけではキッカケとしては良くても、志望動機としては足りないのです。

仕事の難しさに触れた上で「仕事として関わりたい」という想いを押し出す

例文

また、アルバイトの経験を通しまして、接客業にやりがいと興味を持ちました。機内という限られた空間、時間、物資の中、様々なお客様にサービスを提供するというお仕事はとても難しい業務であると思います。しかし、だからこそお客様に安心で快適な空間を提供するため、サービスの工夫・向上に力を入れることができる、とてもやりがいのある素敵なお仕事であると思っております。

CA職志望の学生には、憧れで「世界中を飛び回りたい」とポジティブな面だけに注目して志望動機を話す学生が多いです。しかし、CAは求められるサービスの質も高く、いざという時はお客様の生命にも関わる大変な仕事でもあります。

その大変さに触れた上で「だからこそ、やってみたい」と語ると、「この学生はわかっている」とプラスに評価されるでしょう。

ポイントとしては「憧れ」「好き」で語るのではなく、「仕事としてのCA業務になぜ興味が有るのか?」を語ることです。

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CA(客室乗務員)としての展望を語る

例文

晴れて御社に入社できましたら、御社の客室乗務員として、多くの方々と触れ合い、多くのことを学び、自分を磨いていきたいです。

入社後に「こんな風に活躍したい」と具体的に述べられると、あなたの熱意がより伝わります。職種研究を進め、CAとして、自分はどう働きたいのか?できるだけ具体的に語れるようにしましょう。この例文だと、まだ少し抽象的です。

CA(客室乗務員)のキャリアビジョン

長い目で見た場合、客室乗務員のキャリアビジョンは、客室乗務員としてのポジションを上げていき、最終的には訓練教官や採用に関わる、またはマナー講師や接客業などに転職することが多いようです。

女性が多い職場だけに、従来は結婚や出産を機に退職される方も多かったですが、現在では産休や出産後の時短勤務制度等の福利厚生が整っている企業が増え、キャリアビジョンもより具体的に考えやすくなりました。

従って、日常業務など、直近の事より具体的に業務を通して、どのような人材・人物像、またはポジションになりたいのか明記する必要があります。
但し、気を付けたいのは、他の企業と同様、福利厚生に触れすぎないことが大切です。まずは入社後どのように会社に貢献し、その業務を通して、どうなりたいかを述べることを忘れないようにしましょう。

CA(客室乗務員)としての展望がわかる志望動機例

例1

貴社に入社後した後は、質の高いサービスにこだわり、サービス業務や保安業務の一つ一つの業務を、丁寧に行って行きたいと思っております。
お客様が快適に旅をしていただけるよう、常に気配りができる客室乗務員を目指し、訓練教官やインストラクターにも関わってみたいです。

例2

貴社に入社できた際には日常業務だけでなく、英語や中国語を中心とする語学を更に伸ばし、外国籍のお客様ともスムーズなコミュニケーションが取れるようにしたいです。英語はTOEIC700点、中国語は中国語検定2級を国際線乗務までの入社後1年以内に取得したいと考えております。
国際線路線拡大に力を入れていらっしゃる貴社にて、年々増加する訪日外国人の方々にも快適なサービスを提供し、更なる路線拡大に貢献いたします。

1つ目の例では、入社後にどのような志を持って業務を行うかが、はっきりと述べられている為、聞き手が具体的に想像しやすくなっています。
続いて、どのような人材になり、最終的には何を目指しているのかが述べられているため、説得力が高い文章になっています。
志願者の今の目標は、もちろん志望している会社に入社することですが、面接官にとっては、入社後にどのように会社に貢献するのかが大切になってくる為、会社で「どのような人材になりたいのか」「何がしたいのか」を明記することが重要です。

2つ目の例では、日常業務以外にも、目標を持って、取り組み続ける姿勢を訴えられる為「努力家」を強みとしている学生には、おすすめの書き方です。
しかし、「真剣に取り組む」「努力する」のは、抽象的且つ多くの学生が書きがちな表現です。例文のように、具体的な期間や達成値を述べると、更に説得力をあげることができます。

また、何故他の航空会社ではなく、その会社なのかを関連付けて述べることができれば、より面接官の心に刺さる志望動機にすることができます。
一般企業と同様、なぜ他社ではなくその会社なのか、という理由は重要ですが、大手航空会社は特にしっかり企業研究をしていないと、明確な差が見えてこないのが難しいところです。
何千件の応募に対し、採用人数は100人を切ることも多い人気の業種なだけに、客室乗務員の志望動機は、特に、抽象的でぼやけた内容の志望動機は、即座に落とされてしまう、厳しい世界なのです。

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