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凸版印刷の志望動機が中々思いつかず、困っていませんか?凸版印刷のような印刷会社は、業務内容がイメージしづらく、志望動機作成に手こずると思います。
でも、大丈夫。わかりやすい凸版印刷の志望動機の例文をもとに、凸版印刷の志望動機の作り方を徹底的に解説いたします!例文を参考にして、選考を突破する志望動機をつくりましょう。
凸版印刷の志望動機(例文)
幅広い事業領域を持つ貴社のもとで、企画営業として、お客様の想いを形にする「モノづくり」に携わりたいからです。
学生時代、学園祭の協賛企業を集める企画営業を通じて、お客様のニーズを拾い上げ「パンフレット」という成果物に落としこむ過程にやりがいを感じました。この経験から、既成品ではなく、ゼロからお客様と共に成果物をつくりあげていく印刷会社の企画営業に興味を持ちました。
数ある印刷会社の中でも、貴社は印刷技術をコアにPOPからweb、半導体・電子材料に至る幅広い事業領域をもっておられます。貴社でなら、紙にかぎらず様々な媒体を通じて、お客様の想いを形にすることができると感じ、貴社を志望しております。
この例文における1つ目の良い点は「凸版印刷を通して何がしたいか」を結論として、冒頭に書き出している点です。
結論から書き出すことで文章の論理構造が明確になり、読みやすい志望動機になります。同時にあなたが論理的思考・表現ができる人であると、企業に評価してもらえるでしょう。
2つ目の良い点は、印刷業界を志望する理由に自分自身の経験を関連付けて説明ができている点です。
他の学生にはない、あなただけの経験に関連付けることでオリジナリティと説得力のある志望動機にすることができます。
3つ目の良い点は、「なぜその企業なのか」について記述するにあたり、企業の特徴と自分の目標はマッチしているとアピールできている点です。
「なぜその企業なのか」を説明する際、「貴社には〇〇という特徴があり、それによって自分の目標が達成可能になる」と説明することで志望動機に熱意が生まれ、企業側はあなたが働く姿を想像しやすくなります。
質問に答えるだけで志望動機を完成させよう
志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。
「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。
志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。
凸版印刷で何をしたいか?
幅広い事業領域を持つ貴社のもとで、企画営業として、お客様の想いを形にする「モノづくり」に携わりたいからです。
まず、凸版印刷の仕事を通じて、どんなことをしたいのか?どんな価値を世の中に提供していきたいのか?「凸版印刷の仕事を通じて、やりたいこと」を志望動機の結論にしましょう。
結論から文章を書けば、わかりやすい文章になります。
よく凸版印刷の志望動機には「幅広い事業領域に魅力を感じるからです」等の志望理由を見かけます。悪くないのですが、それだけでは『熱意』が伝わりにくい。
会社が欲しいのは「会社が好きな人」ではなく「会社でビジネスを動かしてくれる人」です。「私は、あなたの会社を通じて、こういうことがしたい」というビジョン語ったほうが、「事業を動かす人」に見えるはずです。
その会社の事業を通じて何にチャレンジしたいか?を志望動機のコアにしましょう。
「私は貴社における営業業務を通じて多くの企業の商品戦略に貢献したいため、貴社を志望いたします。」
「私は出版物がソフトからハードになる段階に貴社を通じて関わることで、クライアントの理想を超える提案ができる人材になりたいため貴社を志望いたします。」
「私は今まで学んだデータ利活用の技術と貴社の多彩なリソースを活かして、クライアントの課題解決に貢献することを生業としたいため、貴社を志望いたします。」
これらの例文の良い点は、「凸版印刷を通して自分が何をしたいか」が盛り込まれている点です。
ただ企業の良い特徴を並べるだけの志望動機では誰でも書ける志望動機となってしまいますが、「貴社を通して自分は〇〇がしたい、だから志望する」というように結論付けることで、あなたが働く姿を企業側は想像しやすくなります。
同時に、説得力のある志望動機にすることができます。
そもそも、なぜ「印刷」なのか?
印刷事業には、他の業界にはない特徴があります。それは「既成品がない」ということ。お客様に営業が提案をし、お客様のニーズにあわせた成果物をつくりあげていきます。ですから、単に「ものづくりがしたいです」というような志望動機だけでは弱いでしょう。
なぜ「印刷」に携わりたいのか?」をしっかり答えられるようにしておきましょう。
学生時代、学園祭の協賛企業を集める企画営業を通じて、お客様のニーズを拾い上げ「パンフレット」という成果物に落としこむ過程にやりがいを感じました。この経験から、既成品ではなく、ゼロからお客様と共に成果物をつくりあげていく印刷会社の企画営業に興味を持ちました。
例文では、過去の経験をもとに「なぜ印刷なのか」を答えています。このように過去の体験を元に「なぜ印刷か?」を答えると説得力が増します。
凸版印刷の採用ページはかなり充実していて、各社員が「仕事のやりがい」を答えています。そのやりがいに通じる学生時代の体験を探してみましょう。
なぜ印刷の中でも、凸版印刷なのか?
数ある印刷会社の中でも、貴社は印刷技術をコアにPOPからweb、半導体・電子材料に至る幅広い事業領域をもっておられます。貴社でなら、紙にかぎらず様々な媒体を通じて、お客様の想いを形にすることができると感じ、貴社を志望しております。
志望動機ですから、「印刷会社の中でも、なぜ御社なのか?」が採用担当に伝わるものでなければなりません。「印刷会社の中でも、なぜ御社なのか?」を伝えるには、
- 印刷業界における会社のポジション・特徴を分析
- その特徴に魅力を感じる理由を書く
この2点を押さえましょう。例文では、凸版印刷の「電子素材・半導体素材など幅広い事業領域がある」という特徴について「様々な媒体を通じてお客様の想いを価値に出来るから」と魅力を感じる理由を書いています。このように「会社の特徴」をとりあげ「なぜその特徴に魅力を感じるのか?」を書けば「印刷会社の中でも、なぜ御社なのか?」に答えられるでしょう。
「私は文学サークルにいながらも小説を思うように書くことができず、小説執筆班が書き上げた小説を一冊の冊子にする業務を担当しておりました。
様々なジャンルで書かれた複数の小説を、魅力的にまとめるためにはどうすればいいか印刷会社に相談しに行った際、社員の方々が理想的な形での印刷をご提案くださったことが非常に印象に残っています。
出版業界への関わり方として、学びとなる出来事でした。
その中で私も、顧客の想像を超える印刷業務を生業としたいと考えるようになりました。」
この例文における良い点は、印刷業に対する志望理由と、自分自身のオリジナルの経験を関連付けて説明している点です。
そうすることであなたが他の業界ではなく、印刷業界でなければいけない理由が明確になるため、志望動機の説得力を強めることができます。
志望動機に使える、凸版印刷の強み
凸版印刷の特徴としては、
- 業界のリーディングカンパニー
- Webチラシ事業など、紙媒体にこだわらず、積極的に事業を拡大している
- マテリアル事業にも強く、高い開発力がある
- 幅広い事業領域を持っている
などがあるでしょう。これらについて、たとえば「これからの印刷は紙だけでは限界があると考える。しかし、貴社はwebチラシ事業・電子印刷事業等、コアの印刷技術をもとに新しい挑戦を続けている。貴社でなら、紙を超えた「新しい印刷」を世に送出すことができると感じている」と「特徴+魅力を感じる理由」を書いていく。そうすればすぐに志望動機が作成できるでしょう。
凸版印刷の強み例
凸版印刷の強みとして、下記の例を挙げることができます。
①印刷テクノロジーをベースに発展&多角化された、「情報コミュニケーション」「生活・産業」「エレクトロニクス」の事業分野
②創業から培われた、数多くの企業との強固なコネクション
①について、凸版印刷は独自の印刷テクノロジーをベースに「情報コミュニケーション」「生活・産業」「エレクトロニクス」の3つに渡って事業を展開しています。
事業を複数に分散すればその分、企業が成長するチャンスも多くなります。
また1つの事業が仮に赤字になったとしても、他の事業でカバーすることが可能であるため、企業の持続性という観点において、凸版印刷の強みの1つといえるでしょう。
②について、凸版印刷は明治33年に創立した企業です。
歴史が長いため、その間に取引をした企業の数も多く、それらの取引先企業は強固な顧客基盤となっています。
商品・サービスの販売手法として営業の役割が大きい企業では、強固な顧客基盤は圧倒的な強みと言えます。