最終面接の結果が遅い場合は不採用?通知までの期間と問い合わせ例

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目次

最終面接を終えた就活生の中には、選考結果がなかなか届かずに心配する声が例年多く見受けられます。

面接の結果まだー?って思ったけどよく考えたら最終面接って全員終えた上で誰を採用するか決めるから僕の面接が終わっただけじゃ結果出ないしいつ結果出るかわかんないじゃん

— 風上/kazakami (@spacesky3141592) April 24, 2020

最終面接は受かれば内定です。その分結果が遅いと、自分は内定がもらえなかったのではないかと不安になってしまいますよね。

そこでこの記事では、最終面接の結果は面接後どのくらいで届くのかを解説します。結果の連絡が遅い理由ももちろんあるので、その理由も説明。安心して最終面接の結果を待てるよう、ぜひ参考にしてください。

最終面接の結果が出るのはいつ? 目安を理解しよう

最終面接を受けてから結果が出るまで、気が気ではないという人は多いのではないでしょうか。合否を待っている間は、どうしても時間の経過が長く感じられることもあるでしょう。

しかし「結果が遅い」と感じている期間が、世間一般的にも遅いと認識される期間かどうかを把握していますか? もし合否連絡がなくてもおかしくない期間であれば、心に余裕が生まれるかもしれません。

反対に、世間一般的にも合否連絡が遅いといわれる期間に入ったのであれば、それ相応の取れる対応があります。そこで、ここではまず、最終面接の結果が通常、どれくらいの期間で通知されるのか、その目安を解説します。

当日~2週間以内が目安

最終面接の結果通知は、面接日当日や翌日に来ることもありますが、遅くても2週間以内が目安です。そのため、最終面接後2週間以内に何の連絡もない場合は、「結果が遅い」と感じても問題ないでしょう。逆に2週間以内であればまだ「遅い」と言うのは気が早そうです。

土日をはさむ場合はさらに遅くなる

選考期間が土日や祝日をはさむ場合、最終面接の結果通知はさらに遅くなることがあります。土日が休みの企業だと、業務だけでなく採用活動もストップするためです。

また企業から「5日以内に連絡します」と言われた場合、正確には「5営業日以内の連絡」を意味するケースも多く見られます。

この場合、土日をはさむのであれば、実際に連絡がくるまでの目安は平日5日間+土日2日間の7日間となります。土日をはさむとこういった日程のずれが起こる可能性があることは認識しておきましょう。

ゴールデンウィークなどの長期休暇をはさむと、さらに結果通知が遅くなることもあります。企業によっては、休暇期間中も選考を進める場合もありますが、休暇明けまで待たなければならないかもしれず、厳密にきっちり2週間以内で連絡が来るとは限らないと念頭に置いておきましょう。

これまでの面接よりも遅くなることも

最終面接の結果連絡は、これまでの面接よりも時間がかかる可能性があることも覚えておきましょう。

新卒採用は企業にとっても重要な意思決定のひとつ。適切な人材の採用は企業のこれからの発展に直結します。最終面接というのは、それまでの一次面接や二次面接とは違い、自社のメンバーとして迎えるかどうかを会社が最終判断する大切なフェーズなのです。

だからこそ企業は十分な時間を確保し、慎重に選考をおこないます。これまでの面接では、早めに結果が出たということもあるでしょう。

しかし最終面接では上記のような理由で、結果が出るまでに時間がかかる可能性があります。これまでの面接において結果が出るまでの期間と比較して遅いと判断することは控えたほうが良いでしょう。

実際合否の違いで最終面接の結果通知期間は変わるのか?

「結果が遅い=不採用」そんな話を耳にしたことがある人もいるかもしれませんね。実際に「もう2週間以上連絡がこないから不採用かもしれない」と不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、本当に結果が遅いと不採用なのでしょうか。そこで結果通知の速度が本当に合否と直結しているのか、それとも何か他の要素が影響しているのかを解説します。ここを明らかにしておけば、必要のない焦りや不安から解放されるかもしれません。

企業によって変わる

最終面接後の結果通知期間は、正直なところ企業によって大きく異なります。これは企業によって採用の考え方や評価基準、さらには業務の流れや状況が異なるからです。

たとえば、企業によっては最終面接を入社意思の確認の場と位置づけ、結果通知を当日中や翌日など非常に早くおこなう場合があります。このような企業は最終面接前にあなたに対する評価をほぼ終えているため、早く内定を出せるのです。

反対に、最終面接を重大な評価の場としている企業も存在します。最終面接を通して企業が応募者を深く理解し、慎重に採用の判断をするためにしっかり時間を確保する企業もあるでしょう。このような企業では、結果連絡に数週間程度かかることもあり得ます。

そしてその場合、先の例と違って結果は合格か不合格かわかりません。だからこそ合否によって結果通知期間が変わるとはいえないのです。

群を抜いて飛びぬけていた場合は比較的連絡が早い

最終面接の結果が内定の場合、連絡は比較的早く来る傾向にあります。企業側は内定者を早めに確保したいからです。

特に、学生が群を抜いて優秀で「この人には絶対に入社してもらいたい!」と企業側が感じた場合、連絡は非常に早く来るケースが多くあります。即日内定などのスピード内定を出す企業も少なくありません。

優秀な学生がほかの企業に興味をもったり内定を獲得する前に早めに確保したいからです。

反対に、連絡が遅い場合は、あなたが採用のボーダーラインにいる可能性もあります。企業側はあなたのスキルや経験を一定ライン以上評価しているものの、他の応募者との差を比較し、最終的な決定を下すのに時間を要しているのかもしれません。

とはいえ不合格というわけではなく合否は定まっていないことは理解しておいてください。

不採用が確定していた場合も連絡は早め

不採用が確定していた場合も、実は連絡は早めにおこなわれることが多いです。企業の選考基準が明確な場合、その基準に合うか合わないかは比較的すぐに判断できます。企業から見て検討の余地がないと確定した場合は、合否通知、この場合だと不採用通知が早く届くはずです。

この観点から見ると、結果の連絡が遅いときは、企業がその学生に魅力を感じ、採用検討の余地があると考えているかもしれません。また、その企業と100%合致しない人材である、という訳ではない可能性も残っています。

逆に結果の連絡が早い場合にも、合否どちらの可能性もあります。このように、合否による結果の通知期間は一概には言えません。早合点して焦ることなく、いろいろな可能性を念頭に置いておきましょう。

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最終面接の結果が遅い理由

最終面接後、結果がなかなかわからないと心配になることでしょう。頭では冷静になったほうがいいと考えていても、実際に気持ちを切り替えるのが難しい人もいるかもしれません。

そもそも最終面接の結果がくるのが遅いのはなぜでしょうか。結果の連絡が遅いときの理由を事前に理解しておけば、過度に焦ることなく、冷静に次のアクションを考えられるようになるでしょう。ここで、最終面接の結果が遅いときに考えられる理由を3つ紹介します。

対象者全員の選考が終わっていない

なかなか求人の少ない企業の場合、内定であればすぐに内定通知をします。しかし、エントリー数の多い大手企業で採用数が決まっている場合、最終面接対象者から内定を出す就活生を選ぶには、全員を見てから判断したいと考えるものです。

内定を出せる上限に達したあとに優秀な就活生を見つけても、すでに出した内定は取り消せません。仮に、最終面接の実施期間が1週間ある場合には、その期間ですべての対象者の面接を実施後に内定通知を送ります。

実施期間のうち初日に面接を受けた人にとっては、結果が届くのが遅いと考えるのも無理はないでしょう。

選考結果が割れている

最終面接では面接官は1人の場合が多く、役員や部長級です。最終面接者の印象とこれまでの面接選考の申し送りから見える人物像が少し違っているときや、面接官同士で考えが異なる場合、選考結果が判断しづらくなります。

内定出しは自社の新しいメンバーを決めるということで、それは企業にとっても重要な意思決定です。だからこそ面接官同士でじっくりと検討することが必要なため結果の連絡が遅くなるのです。

補欠要員になっている

採用数の内定を出したとしても、全員が承諾するとは限りません。企業は、一度不採用を通知をしてしまったものの、内定者から内定辞退が出た場合に、「不採用を通知しましたが、欠員が出たので内定を出します」とも言えないものです。

内定辞退を見越して多めに内定を出す企業もありますが、辞退数が多く内定予定者数に満たなかった時に内定を出そうと考え、補欠要因として結果を出すのを遅くしている企業もあるのです。

担当者が連絡をし切れていない

人事や採用担当者の仕事は、求人広告の作成や掲載、採用サイトの管理、メールや電話の対応、書類選考、面接の実施、最終的な合否の決定など多岐に渡ります。新入社員研修や社内教育の企画などを兼任しているケースも珍しくありません。

そして採用活動で一人の担当者が担当する学生の数は、企業の規模や求人の数にもよりますが、数十人から百人規模に登ることもあります。多忙なスケジュールのなかで、応募者全員に対して連絡をおこない、適切に対応するには、やはり時間が必要です。

このように採用担当者の業務量を想像してみると、一人ひとりの応募者に対する連絡が遅れてしまう可能性にも納得できるのではないでしょうか。

経営陣などからの承認に時間がかかっている

そもそも最終面接後の採用決定には、企業によって社長や役員の承認が必要な場合も多いです。しかし経営陣は基本的に忙しく、なかなか手が回らないことも珍しくありません。

社内の決裁者が忙しいと、採用決定に関する最終的な協議やそれを経た承認に時間がかかってしまいます。特に大手企業の場合は、採用活動に関係する社員の人数が多く、社内の承認作業に時間がかかる傾向にあるようです。

このように、最終面接の結果の連絡が遅れているときは、企業側の業務状況が大きな要因となっている可能性もあります。

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こんな会社はよくあること! 最終面接の結果が遅くなりやすい企業

ここまでで紹介したように、最終面接後の結果通知が遅い理由はさまざまあります。一概にすべての企業が当てはまるわけではありませんが、結果連絡が遅くなりやすい企業には共通点があります。

もし応募した企業が、これから紹介する特徴に当てはまる企業だとしたら、結果の連絡が遅いことにも納得がいくでしょう。

連絡が遅くなっている企業の特徴がわかって、なおかつ自分の受けている企業がそれに該当するかわかれば、焦らずに待つことができたり取るべき対策に目を向けたりする余裕が生まれるでしょう。ここで、最終面接の結果の連絡が遅くなりやすい企業の特徴を詳しく解説します。

応募が多い人気企業

応募の人数が多いということは、それだけ多くの学生を審査しなければならないということです。そのため、面接審査に時間がかかります。仮にすべての企業の最終面接が終わってから結果通知をする企業であれば、通知までの期間はかなり遅くなるでしょう。

人気企業の最終面接まで進む学生は、高いレベルを持つ人も大勢見受けられます。優劣の差が僅差だと、選考は非常に難航するでしょう。企業としては慎重な選考を心がけるため、結果が出るまで余計に時間がかかってしまうことも考えられます。

人気企業に早期に応募した場合、他の応募者の選考に時間がかかり、まだ終わっていない可能性もあります。これも結果連絡が遅れる要因となり得ます。

内定出しまでの社内フローが長い企業

特に大手企業や外資系企業は、組織が巨大でフローが複雑化していることがあります。すると最終決定権を持つ人のところまで承認が通るのに時間が必要となるのです。

大手企業の場合は、関係する社員が多く、組織内での意思疎通に時間がかかって遅れに繋がることも考えられます。

社内での意思決定フローが長い企業では、全員の意見を尊重する民主的な意思決定方針を取り入れているところもあるかもしれません。このような企業だと、最終的な決断が出るまでに時間がかかり、結果的に学生への連絡が遅くなってしまいます。

また、海外に本社がある外資系企業の場合は、決定権が海外にあり、時差なども影響して通達が遅くなることがあります。

採用担当の数が少ない企業

特に中小企業やベンチャー企業の場合、採用にかかわる社員が1~2人しかいないことも珍しくありません。採用担当者が他の業務を兼任していることもよくあります。

内定を出すかどうかの判断は社内の上位層も交えて、複数人で慎重におこなわれるのが一般的です。しかし前述のように、採用を担当している社員が少ない場合、業務が山積みになり、連絡が遅れることがあります。

このような企業だと、たとえ応募者数や採用予定人数が少なかったとしても、少数の担当者が業務をこなさなければなりません。そのため、応募者の人数の多少にかかわらず連絡が遅くなる可能性があるのです。

採用予定人数が少ない企業

採用予定人数が少なければ、その分応募してきた学生が企業にとっての最適な人材であるかどうかをじっくり吟味したいという思いの表れかもしれません。

もし採用予定者とのミスマッチが生じた場合、新入社員が入社後、すぐに退職してしまうかもしれません。またその学生が他社からの内定を受けてしまい、自社の内定を辞退してしまうことも考えられます。

そうなると、その年の採用コストが無駄になってしまいます。人手不足で、事業に支障をきたす可能性もあるでしょう。

そのような事態を避けるため、きちんと時間をかけて採用の可否を判断しています。その結果として最終面接の結果通知が遅くなってしまうのです。

連絡が遅くてもあきらめない! 内定の可能性はまだある

誰しも、企業から最終面接の結果の通知が来ないと「落ちているのではないか」と不安になってしまいますよね。しかし、結果は企業から連絡が来るまでは諦めないようにしましょう。

最終面接から約3週間経ってたので落ちたと思ってたら今日内定頂けました!!!!!!??????
自分はツイートはあんまりしなかったですが、フォローワーさんのツイートを見て、励まされてました。ありがとうございました!
まだ就活は続けます。

— コタマン21卒 (@0OAVeGwtclg2y2W) June 12, 2020

ツイートにもあるように、3週間後に選考結果がくる人もいます。先に解説した通り、内定であっても何かしらの理由があるために連絡が来ていないことも考えられるのです。悲観しすぎず、希望をもって結果が来るのを待つようにしましょう。

2週間待って連絡がなければ最終面接の結果を問い合わせてみよう

あまりにも最終面接の結果が来るのが遅すぎる場合は、企業に選考結果をたずねてもかまいません。ただし最終面接の結果を問い合わせていいのは、最終面接の実施日から大体2週間後です。

最終面接を受けた就活生の中には早く結果が知りたく問い合わせる人もいると思いますが、先ほど解説した通り企業側にも事情があります。結果の問い合わせは一定期間明けてから連絡をしましょう。

またその際も事前に確認しておくべきことがあります。これらをきちんと確かめたあとに問い合わせるようにしてください。

企業として合否連絡をするのかどうかを確認する

企業によっては、結果連絡の際に内定者のみに連絡をし、不採用者には連絡しないという方針を取ることもあります。

合否に関する問い合わせをする前に、企業がそのような方針を文章で明示していないかどうかを確認しましょう。企業の採用ページやナビサイトの企業ページ、最終面接の案内メール等に記載されていることが多いです。

もし確認をせずに合否に関連する問い合わせを行った場合、企業側から見ると失礼な行為と受け取られる可能性も否定できません。そもそも担当者は、多忙な中、不要な問い合わせを避けるために、合否連絡の方法を情報を公開しているという事情もあります。

はやる気持ちもあるかもしれませんが、まずは合否連絡の方法が明文化されているかどうかを確認してみましょう。

不在着信や迷惑メールに履歴が残っていないか確認する

企業へ問い合わせる前に、不在着信の履歴が残っていないかどうか、迷惑メールフォルダに合否のメールがきていないかどうかもチェックしましょう。

気づかぬうちに電話が入っていて、不在着信に気づかなかったというケースもあります。企業からのメールが自動的に迷惑メールフォルダに入ってしまうケースもよくあることです。

また、エントリーシート等で伝えた連絡先は正確に覚えていますか?パソコン用や携帯用等、複数のメールアドレスを企業に伝えている場合は、各受信箱をすべて確認しましょう。

すでにメールで連絡が入っているにもかかわらず問い合わせをしてしまっては、マナーがなっていないだけでなく、普段から確認不足が多い人なのかと不信感を与えてしまうかもしれません。

最終面接の結果の問い合わせ方

最終面接の問い合わせ方法は電話もしくはメールです。メールでの問い合わせは、受け取り側が時間を選んで対応できるメリットがあります。担当者の業務の妨げを避けるため、基本はメールで問い合わせてください。

メールのやり取りをしていたにもかかわらず返信がない場合は、電話での問い合わせも検討しましょう。ただし、業務時間の始めや終わりなど、忙しい時間帯の連絡は避けてくださいね。ここからは具体的なメールや電話での問い合わせ例を紹介します。

メール例


件名:〇月〇日 最終面接の結果について/〇〇大学〇〇学部4年 山田花子

本文:
〇〇株式会社
人事部
ご担当者様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部4年の山田花子です。

〇月〇日はお忙しい中、最終面接のお時間を頂戴いたしまして誠にありがとうございました。
貴重なお時間を頂戴いたしましたことに、あらためて感謝の意を申し上げます。

最終面接を終えてから皆様におかれましてもご多忙の日々を過ごされていると思いますが、
よろしければ最終面接の結果について、いつ頃ご連絡をいただけるかをご教示いただくことは可能でしょうか。

もし内定を頂戴できていた場合には入社に向けての学習を進めたく、今回問い合わせをさせて頂いた次第です。
また皆様にお会いできますことを心から願っております。
何卒よろしくお願いいたします。
———————————————————–
〇〇大学〇〇学部4年
山田花子
連絡先(携帯電話):090-XXXX-XXXX
メールアドレス:[email protected]
———————————————————-
Point:

メールで問い合わせる場合は、担当者が一目で理解しやすい件名を記載するようにしましょう。一目わかる内容であれば、メールボックスの中で埋もれてしまう可能性が低くなります。

例文のように、最終面接の日付や自分の大学・学部・氏名まで記載するのが理想的です。

面接を受けさせてもらったお礼を冒頭で述べるのも忘れないようにしましょう。ビジネスメールは要件からではなく挨拶から述べるのが基本です。「選考結果を教えてください」から始めると不躾な印象を与えかねません。

まずは要件に入る前に挨拶として、面接を受けさせてもらったお礼を真摯に述べましょう。

電話例


社員「お電話ありがとうございます。株式会社〇〇、××が承ります。」

就活生「お忙しいところ申し訳ありません、採用選考を受けさせていただいております〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。〇月〇日の最終面接結果の件でお伺いさせていただきたいことがあるのですが、ご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」

社員「かしこまりました、私が承ります。どうされましたか?」

就活生「ありがとうございます。ご担当の皆様もお忙しい中で大変恐縮ではございますが、最終面接の結果についてのご連絡を頂戴できておりません。いつ頃お知らせいただけるかについて、もしよろしければご教示頂くことは可能でしょうか?」

社員「お待たせをしているようで申し訳ございません。上席に確認させて頂いてから折り返しご連絡をさしあげてもよろしいいでしょうか?」

就活生「もちろんです、お手数をおかけして申し訳ございません。メールでも電話でも構いませんので、ご連絡を頂戴できますと幸いです。恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
Point:

電話のかけ方で大切なのは、まず初めに要件を簡潔に述べることです。

あなたが何の話をしたいのかがわかりやすくなるので、担当者は選考に関する資料などを見ながら電話などをできるようになるかもしれません。

またそもそも電話を取った人が新卒採用面接の結果を知っているとは限りません。担当者に代わってもらう必要がありますが、ここでスムーズに受け継ぎをしてもらえるよう、要件を簡潔に述べましょう。

「〇月〇日の最終面接結果の件」と面接を受けた日時と伝えれば、電話口の社員も担当者に繋ぎやすくなります。

最終面接の結果が遅い場合にやるべきこと

最終面接の結果が遅い時、確かに不安になるのは当然です。しかし、その不安にとらわれて意気消沈してしまっては、貴重な時間が無駄になりかねません。やきもきする気持ちは一旦横に置いておき、次に何をすべきかを考えてみましょう。

選考の結果を待つ間にできる行動は実はたくさんあります。結果の連絡が遅いために発生してしまった時間は、自己成長や新たな選考のための準備期間と考えることもできるのではないでしょうか。ここからは、結果通知までの待ち時間に何ができるのかを具体的に解説します。

サイレントお祈りの可能性もあるため就活は続けておく

最終面接の結果が遅いと結果が心配になってしまいがちですが、就活は続けておきましょう。

結果の連絡が遅い場合、もしかすると内定者のみに通知をだし不採用者には通知しないという、サイレントお祈りの可能性もあります。

連絡が遅くても内定の可能性は十分ありますが、内定を期待しすぎるがあまり他の選考を疎かにしてはいけません。1社1社不採用を確認してから別企業の選考を受けていると、無い内定にもなりかねないからです。引き続き就活を続けておきましょう。

最終面接の振り返りをする

最終面接の振り返りは、自己成長と次のステップにつながる重要な過程です。結果の連絡待ちの時間を振り返りに使うことで、自分の長所と短所をより深く理解できます。

万が一、最終面接の結果が不合格だったとしても、この待ち時間を無駄にすることなく、将来の就活に活かせるはずです。

面接での会話や自身のパフォーマンスを思い出し、どの質問が得意で、どの部分の改善が必要だったのかを考えてみましょう。最終面接は入社の意思確認を目的とする会社もありますが、入社意欲の高さやその会社で活躍できる可能性の高さを測って、人材を見極める会社も多いです。

社風や理念と合うかどうかを見られることもあります。これらの点を正確にアピールできたかどうかを振り返ってみましょう。振り返りをしてみて、もし対応に落ち度がないと思えたら、結果がこなくて不安な気持ちが落ち着くかもしれませんね。

他社の選考の準備をする

最終面接の結果を待つ間、別の選考の準備に注力することで頭を切り替えられ、最終面接の結果待ちという焦燥感を紛らわすことができます。

万が一不合格だった場合でも、事前に準備しておけば、次の選考に対して前向きに対応しやすくなります。結果待ちの時間に何もしていなければ、結果が不合格だった場合にバタバタと次の選考の準備をしなければならないかもしれません。

一方で事前に準備をしておけば、その分焦ることなく、平常心で選考に臨めるでしょう。事前準備を万端にしていたことが自信につながり、良い結果を招く可能性も高まります。

最終面接の結果が遅いのには理由がある!2週間サイレントの時は担当者に問い合わせよう

最終面接の結果は、対象者の面接がすべて終わっていない場合や、採用担当者の間で考えが割れている場合、補欠要因となっている場合の3つのケースで連絡が遅いと考えられます。

早い人では面接翌日に、遅くても3~5日以内には結果の連絡があるものですが、なかには最終面接実施3週間後に内定の連絡を貰う就活生もいます。

結果は諦めずに待ちながらも、内定の連絡がない限りは他社の選考にも力を入れ就活を続けておきましょう。

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