目次
一生懸命自己PRをしているのに、面接官の反応がいまいち…書類選考も通らない…という悩みを抱えていませんか?
自己PRには落とし穴があり、それにハマると、なかなか就活で結果が出せなくなってしまいます。就活生が犯しがちな「自己PRの間違い」をご紹介します!評価されない自己PRの特徴を押さえ、自己PRを再構築すれば、面接官に評価される自己PRがつくれるようになります。
1.抽象的な自己PRは評価しようがない
抽象的で伝わらない自己PRの例
一見、よくまとまった自己PRに見えるかもしれません。しかし、これでは評価されません。
このようなアピールです。なぜ駄目か?努力の過程を「必死に努力した」と抽象的に書いているので、実際にどう努力したのかが伝わらないのです。
抽象的な自己PRでは「頑張り」が伝わらない
当たり前ですが、人事は、あなたのことをエントリーシートからしか知ることができません。つまり、エントリーシートに書いてないことは「存在しないこと」と同じ。「必死に努力した」だけ書いても、人事には「実際にどう努力したか?」が伝わらないのです。
抽象的に書くと、一番大事な「どう頑張ったか?」が伝わらないのですね。
「目標達成のために、どんな行動・努力をしたのか?」を詳しく伝えないと、あなたの良さが伝わりません。
改善例
あなたの良さをアピールするために、努力した過程・行動した過程は、詳しく書くようにしてください。たとえば、上の例文を改善すると、
最初は上手く授業ができず、生徒からの評価も高くありませんでした。
そこで、より良い授業ができるように自分の授業を録画し、家で何度も見返しました。次の授業では、自分なりの『その日の目標』をつくり、毎回達成度をチェックしました。録画したビデオをベテランの塾講師にも見てもらい、客観的なフィードバックも貰うようにしました。
このような小さな努力を毎回積み上げた結果、生徒のアンケートで「授業のわかりやすさ1位」をとることができました。
このように「どう努力したのか?」「どう行動したのか?」が文章からでも浮かび上がってくるように詳しく書くと、あなたの人柄が伝わるアピールになります。
穴埋めで自己PRを完成させよう
自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ「自己PRジェネレーター」を活用しましょう。
自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。
2.当たり前のことをこなしただけの自己PR
「当たり前のことをこなしただけ」の自己PRは評価されません。その仕事をやっているなら、「やって当然」のことを自己PRしても、「当たり前でしょ…」と思われるだけです。
評価されない自己PRの例
個人指導塾アルバイトの自己PR
たとえば、以下のような例です。
私は責任感に自信があります。。最後まで自分の仕事に責任を持ち、行動することができます。
責任感を発揮したエピソードとして、個人指導塾のアルバイトの経験があります。
私が担当した生徒は、勉強に全く意欲がなく、成績も低い状況でした。しかし、私は諦めずに、「何がわからないのか」「どうすれば勉強の習慣が身につくのか」を考え、その子の立場にたった指導を続けました。
結果、5教科で150点しかなかった生徒の成績を350点まで伸ばすことができました。
一見、良い自己PRに見えませんか?しかし、これは評価されない自己PRです。
なぜ評価されないか?「生徒の立場にたった指導をする」「何がわからないのか?を考え続ける」のは個人指導塾の講師ならば、「業務」であり、「やって当然」のことです。それをアピールしても評価されません。
このように「その仕事でお金をもらっているなら、やって当然」のことをアピールしても評価されないのです。
評価されない「合宿運営」の自己PR
「当たり前のことをやっただけ」のアピールはやめましょう。他にも、「サークルの合宿運営」のアピールで
このようなアピールがあります。しかし、「全員が納得するように話し合う」のは当たり前えのことなので、あまり評価はされないでしょう。
+αの創意工夫・努力を伝えよう
では、どうすればいいのか?「普通の人はやらないだろうけど、自分は特別に行った努力」に着目してみましょう。
たとえば、先ほどの個人指導塾講師のPRなら
- ひとりひとりの担当生徒のためにオリジナルの問題集を制作した
- 過去問を分析して、予想テストを制作した
のように「普通の人はやらない努力・工夫」があれば+に評価されます。
3.行動が行き当たりばったりの自己PR
評価されない「行き当たりばったり」自己PRの例
学生の中には、「問題を認識し、改善のための行動をとっているが、『なぜそれをしたか』がわからないPR」がちらほらあります。たとえば、
このようなアピールです。一見、よく見えますが、社会人には通用しません。というのも、「なぜデザートのメニューを充実させのか?」というロジックがないからです。
数ある方法の中で、「なぜデザートなのか?」がわかりません。仕事では「なぜそれをするのか?」根拠が重要です。「なんとなく良さそうだから」では通用しません。
だから、「なぜそれをしたのか?なぜ他の方法ではいけなかったのか?」がわかるように伝えましょう。たとえば、上の例文なら、
自己PRの改善例
アルバイトをしていた喫茶店の近くに突然、大手有名喫茶チェーンが開店し、客を奪われ、売上が低下してしまいました。
競合のメニューを分析すると、デザート・お菓子系のメニューが不足しているとわかりました。女性客が多い立地だったため、「デザートが美味しい店」という価値を押し出せば、女性客を取り戻せると考え、デザートのメニューを増やすことにしました。
都内の「デザートが美味しい店」に直接赴き、評判のメニューを分析して、店長と共に10個の新デザートメニューを開発しました。その結果、客足が戻り、売上高を20%伸ばし、以前通りの収益をあげることができました。
このように「なぜ行動したのか?」がわかるように書くと高評価されます。「なぜその方法を実行したのか?他の方法では駄目だったのか?」がわかる文章を書きましょう。
4.「企業で長所をどう活かせるか」に触れていない自己PR
企業が興味を持っているのは「あなたが入社後に活躍してくれそうか」どうかだけです。学生時代の実績をただアピールするだけ(ex焼肉屋で副店長になりました!)では「だから?」と採用担当は思ってしまいます。
では、どうすれば「入社後に活躍してくれそう」という印象を人事に与えられるのでしょうか?
それは「自分の長所を仕事でどう活かせるか」に触れることです。たとえば、
長所をどう活かすか?に触れよう
たとえば、証券会社の営業志望を志望するなら、
このように「御社の仕事で自分の長所はこういう風に活かせる」と伝えましょう。自分の長所を志望企業の仕事でどう活かせるか?を説明すれば、採用担当に「入社後活躍してくれそう」という印象を与えられるでしょう。
5.企業の求める長所を理解していない自己PR
企業が欲しいのは「企業で活躍してくれる人」です。企業で活躍するためには、企業で活躍するための能力が必要です。
企業で活躍するための能力(コンピテンシー)は、業界・企業ごとに異なります。たとえば、接客業なら「人当たりの良さ」「積極性」が重要でしょうし、コンサルタントの仕事なら「分析力」「論理的思考力」「伝達能力」が大事になってきます。
企業の求める長所を理解せずに自己PRをしても、効果的なアピールはできません。たとえば、システムエンジニアの仕事に「人当たりの良さ」をアピールしてもあまり効果はないでしょう。
仕事ごとに求められる能力は異なります。志望企業がどんな人材・能力を求めているか?を理解し、「私は貴社で必要な〜という能力を持っています」とアピールしてください。

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