メーカーの志望動機で「製品が好きです」アピールがNGな理由

メーカーの志望動機で製品が好きといっても評価されない

就職活動に苦戦する学生にあるパターンとして、メーカーの志望動機で「御社の製品が好きだからです。御社の製品は、環境にも配慮し、低価格で安全な製品を〜」と自分がいかに製品が好きかをアピールする人がいます。

しかし、単に「製品が好きです」というのは志望動機としては弱いといえます。

「ソースが好き」と「ソースを売るのが好き」は違う

なぜか?会社が求めているのは、単なる製品のファンではないからです。単に製品が好きな人は、そのまま熱心な消費者でいてくれればよいのです。会社が求めているのは、その製品を企画するのが好きな人、その製品を営業するのが好きな人です。つまり、単に製品が好きなだけでなく、事業自体に興味がある人を求めています。

たとえば、「ソースが好き」なことと、「ソースをつくるのが好き」「ソースを売り場においてもらうための営業をするのが好き」「ソースをつくる材料を提供しているメーカーと交渉するのが好き」は全く違うことです。サービス・製品を消費するのと、提供するのでは全く違います。

営利を目的とした企業の社員を目指すには、「消費が好き」ではなく「提供が好き」をアピールする必要があるのですね。

もちろん、製品が好きという気持ちは重要ですが、それはあくまで前提なのです。

興味をもったきっかけとするだけならOK

では、製品が好きですというアピールは完全にNGなのでしょうか?
製品に興味を持つことにより、会社に興味を持ち、是非働いてみたいという流れでは問題ありません。
ただし、「製品が好き」で思考停止になってしまっては内定にたどり着くことはまずないでしょう。

あくまでも、きっかけが製品であること、それを作る企業の一員として、お客様に喜んでもらいたい、もっと多くの製品を提供したい、あらたな製品の開発に携わりたいなどというところまで掘り下げていく必要があります。

その際は、自分のどんな能力が企業の戦力となるのか、どんなふうに企業に貢献したいと思っているのかまで言及するようにしましょう。

「製品が好き」は他の学生とかぶる

さらに、「製品が好きです」型の志望動機は、他の学生とかぶりやすいデメリットもあります。メーカーの志望者は、「御社の製品が好きでー」と皆アピールします。だから、人事は「またその話ね」と飽きているのです。

「製品が好きです」型の志望動機は、よほど詳しく製品の勉強をしている場合(会社の製品への取り組みを非常に詳しく話せるなど)は別として、他の学生とかぶり、差別化ができません。

「またその話」と思われるリスクを減らすためにも「製品が好きです」メインの志望動機は避けた方がいいでしょう。では、どんな志望動機なら企業に評価してもらえるのでしょうか?

志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用してみよう

ここまでメーカーの志望動機を作成する方法を解説してきました。ただ、解説したような条件を満たす志望動機を書き上げる自信がない方もいるはず。

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消費者志望動機から提供者志望動機へ

このように、「製品が好き」志望動機はあまり高く評価されないのです。企業への熱意は、72%の企業が「採用項目として重視する」と回答しています。所属クラブやサークルを重視する企業が10%しかいないことを考えれば、いかに志望動機が重視されているかがわかるでしょう。その志望動機で、単に「製品が好き」レベルの志望動機をしていては、内定はおぼつきません。

高く評価される志望動機は、「その企業の事業に携わること自体に興味がある」と面接官に感じさせられる志望動機です。

具体的に言うと、
  1. 自分はAというビジネスに携わりたい。or自分はAという目標がある。
  2. なぜなら、(人生経験からAに興味を持つようになったキッカケを述べる)。目標のために今やっている努力があれば、その努力の内容も伝える。
  3. 御社は(Aに合致する志望企業の特徴を述べる)です。
  4. 御社でなら、Aに深く携われると考え、志望しました。
このような自分の人生・興味・適性と会社の事業をコネクトさせた志望動機が高く評価されます。製品が好きレベルの志望動機を卒業し、「提供者」としての志望動機を考えましょう。

結論から述べるようにする

志望動機を書く際は、結論から述べるということが大切です。

志望動機にはその「企業」を志望する理由と、その「職種」を志望する理由が求められます。企業の志望動機とは、「どうしてこの会社を志望しているのか?」「なぜ他社ではダメなのか?」ということの説明です。

職種の志望動機は「なぜ他の職種ではなく、その職種でなければならないのか?」ということを明確にする必要があります。

志望先の企業や職種のどんなところに惹かれて、どんなふうにその企業で働くことに魅力を感じているのかを、自分の言葉で説明できればよいのです。

また、単なる例文の受け売りではなく、自分の企業への思いや職種への思いを、オリジナルな文章で簡潔に述べることにより、周りに差をつけることができます。
その際に、自分のスキルやモチベーションなどを盛り込めると、より好印象となります。

いずれの場合も、まず結論から述べ、続いて説明へと移ると説得力のある文となります。前置きが長すぎたり、いきなり本題に入ったりすると、聞いている側には理解しにくい場合が多くなります。
簡潔に結論を述べることにより、理路整然としたロジカルな文章となり、聞き手に理解してもらいやすくなります。

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2019.07.14

志望動機の結論部分の例

面接の準備の際は、短いバージョンと長いバージョンの2種類を用意しておけば、「〇分で説明してください」または「簡潔に教えてください」などと言われても、慌てずに志望動機をアピールすることができます。

また、エントリーシートなどの場合でも、「〇行以内で簡潔に」「A4用紙1枚分にまとめてください」などという指示通りに書ける準備をしておくと安心です。
こちらでは、志望動機を書く際の最初の部分、つまり結論部分に書くべき内容の例を挙げてみます。

志望動機結論部分の内容例
  • 興味を持つきっかけとなった理由
  • 企業の魅力
  • 自分の興味の対象
これらのことにポイントを絞り、前述の4つの志望動機の書き方に照らし合わせて最初の部分を書きます。
結論部分に上記の3項目すべてがなくても構いませんが、しっかりと企業研究をしているところを見せるためにも、ここはなるべく詳しく書きたいところです。
例文1
「お客様の乗りたい車」をコンセプトに、常に消費者目線での製品作りと、安全性を追求した丁寧な商品開発をしている貴社の姿勢に大変共感し、エンジニアとしてお客様に安全な車を提供することにより社会貢献をしたいと考えております。

例文2
「安全第一」をモットーに、日本人の食文化を支えてきた貴社は、「食の安全」運動の先駆けともなる、業界の先駆者的な立場であるため、貴社で食品衛生管理者として安全な食品を提供することにより社会貢献したいと考えております。

例文3
貴社を志望する理由は、日々の生活に必要なIT技術の開発を手掛けることにより、より快適な生活を提案したいと考えているからです。

3つの志望動機の結論文は、簡潔に志望する理由となぜこの企業を志望するのか述べられており、面接官に熱意が伝わりやすい志望動機でしょう。

次の項ではいよいよ例文をご紹介しますので、参考にしてみてください。

メーカーの志望動機例

例文1
「お客様の乗りたい車」をコンセプトに、常に消費者目線での製品作りと、安全性を追求した丁寧な商品開発をしている貴社の姿勢に大変共感し、エンジニアとしてお客様に安全な車を提供することにより社会貢献をしたいと考えております。

なぜなら、エンジニアとして自分の携わりたい仕事と、消費者の求めるクルマが必ずしも一致しないということがあるばかりか、地球温暖化などの理由により様々な規制や制約が出てくる中で、いかにお客様に喜んでいただけるクルマを作るかということは、簡単ではないからです。

貴社は自動車業界内でも特に、社会貢献としての製品開発と、最新鋭の技術開発のバランスが非常によくとれているように思います。

その貴社で、エンジニアとしてお客様に喜んでいただけるエンジンの開発に携わり、社会に貢献したいと考え、志望致しました。

Point
  • まず結論、次に選んだ理由を述べている
  • なぜ他社ではなく、この企業なのか、なぜこの職種なのかの理由が説明できている
  • 志望企業の特徴を述べている
  • 志望企業でどんな仕事に関わりたいのか、将来の夢と共に説明している
例文2
「安全第一」をモットーに、日本人の食文化を支えてきた貴社は、「食の安全」運動の先駆けともなる、業界の先駆者的な立場であるため、貴社で食品衛生管理者として安全な食品を提供することにより社会貢献したいと考えております。

私は「食」に興味を持ち、学生時代に食品衛生管理者の資格をとるべく勉強しつつ、食の安全が昨今脅かされていると感じました。

現在に至るまで、業界内で唯一加工品に関して大きな問題を抱えたことがないということは、徹底した貴社の品質管理の賜物だと思います。

その貴社で、食品衛生管理者として、消費者に安全な製品を届けるお手伝いをしたいと思い、志望致しました。

Point
  • まず結論、次に選んだ理由を述べている
  • なぜ他社ではなく、この企業なのか、なぜこの職種なのか自分なりの理由が説明できている
  • 志望企業の特徴と自分の学んだことを関連付け意見を述べている
  • 志望企業でどんな仕事に関わりたいのか、将来の夢と共に説明している
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