これを聞けばOK!OB訪問で聞いておくべき質問の項目5つと注意点

就職活動のOB訪問。アポイントをとったはいいけど、「どんな質問をすればいいのだろう?」とわからず、困っていませんか?相手は社会人。妙な質問をして怒らせたり、場を気まずくさせたりしたくはありませんよね。

そこで就活生のために「困ったときはこれを聞いておこう!」といえる、使えるOB訪問の質問リストをご用意しました。以下を参考に、OB訪問で聞く質問を考えましょう。

OB訪問の目的

はじめに、OB訪問をする目的について、再確認しておきましょう。OB訪問の最も大きな目的は「実際に働いている人の話を聞き、その企業についての情報を集めること」です。

OB訪問では、説明会では教えてくれないような細かい業務の話や、人事担当者では答えてくれないような現場のリアルな声を聞くことができます。

さらに、話を聞く中で、「自分がその仕事のどんなところに興味を持ったのか」など自己分析も可能です。

対面での会話は、ただパソコンで企業情報を調べているよりもずっとリアルな情報を知ることができるため、自分自身の反応も画面を眺めているだけの時と比べて大きく変わります。

それではOB訪問の目的を具体的に解説しましょう。

①詳しい業務内容を知る

OB訪問の目的を聞かれると、多くの学生は真っ先に詳しい業務内容を知ることと考えるのではないでしょうか。

実際、マイナビが2022年卒の学生を対象に行ったモニター調査では、「OB・OGと話をする場合、知りたいこと」という質問に、50.6%の学生が「具体的な仕事内容」と回答しています。

説明会で大まかな業務内容を知ることはできますが、人事担当者は全ての職種の業務内容を細部まで把握しているわけではありません。そのため、具体的な仕事内容は、実際にその業務に携わっている社員に話を聞くのが一番です。

OB訪問では、仕事の進め方や1日のスケジュール、現場の人間関係など、人事担当者ではわからないリアルな現状に関する質問を用意すると良いでしょう。

【参照】
マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査 5月の活動状況
※上記資料の38P

②働き方を知る

教育制度や昇進、給与や福利厚生など、働き方や労働環境を知ることができるのもOB訪問の大きなメリットです。

特に給与や昇進に関しての質問は、説明会や選考の場で人事担当者に聞きにくい人もいるでしょう。OB訪問は、説明会や選考よりもカジュアルな雰囲気で会話ができる機会です。

OB側も、就活生に選考を受ける前に疑問や不安を取り除いて欲しいと考えてOB訪問を引き受けているので、質問しやすい雰囲気をつくってくれます。そのため、働き方について気になる人は積極的に質問しましょう。

同じ企業内でも部署によって働き方が異なることも多く、実際に働いてみると説明会で聞いた話と違うという場合もあります。
また、人事担当者は基本的に学生が企業に興味を持ってくれるような情報のみを提示するので、マイナスイメージを持たれそうな情報は伏せられてしまいます。

そのため、説明会や企業HPの情報だけをうのみにせず、OB訪問で詳細を確認してみるのがおすすめです。

例えば、初任給の手取りの給与額や、一般的な昇給のペース、その他、福利厚生は制度としてあっても、使用している人の割合や使用頻度など、事実をOBに質問することをおすすめします。

③社風について知る

企業の持つ価値観や雰囲気、職場の人間関係など、社風が気になる学生も多いでしょう。

マイナビのモニター調査でも、OB訪問で知りたいことで「具体的な仕事内容」に次いで2番目に多い回答が「社内の人間関係や雰囲気」でした。

希望の職種に就けたとしても、仕事の進め方や上司との人間関係、部署の雰囲気が合わないと、居心地の悪さやストレスを感じてしまい、気持ちよく仕事をすることができません。社風が合わないからと退職を検討する人も少なくありません。

そのため、入社してから困ることがないように、事前にリサーチしておくことがとても重要です。社風は個人によって感じ方が異なる場合もあるので、可能なら複数人から意見をもらうようにしましょう。

④企業の展望について知る

企業のビジョンを理解する上でも、OB訪問は役立ちます。

説明会や企業HPでも企業の展望を知ることはできますが、簡単に理解できるように簡潔化した内容になっている場合が多く、細かい情報を把握することはできません。
そのため、ESや面接で企業を理解していないと伝えられない志望動機や、自己PRの内容に落とし込むためには、OB訪問を利用して理解を深める必要があります。

また、あなたの将来像を明確にイメージできるようにするためには、会社全体のビジョンだけでなく、そのビジョンに向けた部署ごとの取り組みを知っておくのも重要です。

まずは説明会やネットでわかる範囲の情報で全体像を把握しておき、OB訪問で疑問点を明白にしたり、より細部の情報を手に入れたりするようにしましょう。

⑤OBの就活について知る

OBは社会人の先輩であると同時に、就活の先輩でもあります。

「OB訪問=会社に関する質問をする場」と考えがちですが、OB・OGは就活の相談相手としても最適です。
家族や親戚、ゼミや部活の先輩など、身近に就活の相談ができる社会人の先輩がいない学生は、積極的にOB訪問を利用するようにしましょう。

就活全般の疑問や悩みを相談すれば、自身の経験に基づいた有意義なアドバイスをもらえるはずです。また、その企業のESや面接対策を質問すれば、他の学生に差をつけられるようなお得な情報を得られるかもしれません。

OB訪問の時期には、自己分析を終わらせておこう

就活には自己分析が必須。遅くても、OB訪問の時期には終わらせておく必要があります。ただ、やり方がわからず、上手く進められない方も多いはず。

そんな時は、自己分析ツールの「My analytics」を活用してみましょう。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。

My analyticsでサクッと自己分析をして、あなたの本当の強み・適職を発見しましょう。

OB訪問の質問は目的に沿って事前に考えておく

①詳しい業務内容を知りたいときの質問

【質問例】
  • 一日の業務の流れや1年間の動きを教えてください。
  • 今までに担当した業務や現在取り組んでいることは?
  • 仕事の中で大変なところは?
  • やりがいを感じるときは?
  • 業務に必要だと感じる能力やスキルは?
  • 入社前後で認識にギャップがあったところは?
  • 平均的な残業時間や繁忙期の残業時間は?
【解説】
業務内容の質問を考えるときは、まずはあなたが実際に働いている姿をイメージしてみてください。そうすると多くの疑問や不明点が見つかるはずです。その疑問を質問としてぶつけてみると良いでしょう。

1日~1年間の仕事の流れや今までの担当業務など、まずは仕事の概要に関する質問をしてみて、その中で気になった部分を詳しく掘り下げてみましょう。
そして、仕事内容が把握できたら、仕事のやりがいや不満点など聞くと、本当に自分に合った業務かどうかを判断できる材料になります。

会社全体に関する質問も大切ですが、業務に携わる先輩に直接質問できるせっかくの機会なので、その先輩自身の経験や考えにフォーカスした質問もおすすめです。

②働き方を知りたいときの質問

【質問例】
  • 2020年の男性の育児休業取得率は52%とありますが、取得している人の傾向として部署や役職は関係ありますか?
  • 福利厚生の中でその企業ならではのものや、個人的に嬉しかったものは?
  • 評価制度はどのような基準になっていますか?
  • 昇給や昇進の仕組みは?
  • 新入社員の研修はどのくらいの期間?内容は?
  • 資格やスキル習得のための支援制度はありますか?
  • 有給休暇、産休・育休の取得状況は?
【解説】
企業を選ぶうえで、その企業の福利厚生はとても重要な判断材料です。

例えば、給与は額面上の数字が全てではなく、給与家族手当や住宅手当、学習や医療の補助費など、普段の生活における企業からのサポートの手厚さに大きく左右されます。
また、有給休暇や産休の制度が整っているように見えても、実際に入社してみると取得する余裕が全くない可能性も十分に考えられます。

福利厚生や昇進、有給休暇などは学生時代に関わりがなく、よくわからないことも多いかもしれませんが、曖昧なままにしておくと後悔することになるので、しっかりと調べておきましょう。

③社風について知りたいときの質問

【質問例】
  • 職場の雰囲気や人間関係は?
  • この会社ならではと感じる社風はありますか?
  • 他部署や他拠点と関わることはありますか?
  • 若手でも積極的に意見をしたり、仕事を任せてもらえますか?
  • 社内イベントはありますか?
  • 社内に部活やクラブはありますか?
  • ランチ会や飲み会の頻度や雰囲気は?
【解説】
職場の雰囲気や人間関係はそこで実際に働いている社員にしかわかりません。そのため、採用担当者は会社全体の雰囲気は答えられても、あなたの希望配属先の雰囲気まではわからない場合がほとんどです。そのため、インターンで実際に働いてみるか、OB訪問で質問をして確認するしかありません。

職種が同じだとしても、ある程度個人の裁量に任せられる場合や、チームを組んで上司の指示で動く場合など、企業によって働き方や雰囲気は様々です。

ただし、社風の感じ方は人それぞれで、直接的な質問だけでは現状を把握するのは難しいでしょう。
そのため、社内イベントや部活・クラブの有無、飲み会の頻度、他部署との交流などから、社内の雰囲気を客観的に判断するもの有効です。

④企業の展望について知る

【質問例】
  • 御社が現在最も力を入れている事業は?
  • 部署としての今後の方針や取り組みは?
  • 新規事業の立ち上げや海外進出の予定は?
  • 10年後、20年後を見据えた取り組みはありますか?
  • 業界全体の課題や将来性は?
  • これからのキャリアプランは?
【解説】
説明会や企業HPで紹介されている企業の展望は、内容が抽象的で具体的なイメージが湧きにくい場合が少なくありません。また、株主総会や経営方針の説明資料がネット上で公開されていて、経営計画の詳細を確認できる場合もありますが、内容が専門的すぎて理解しづらい場合も多いでしょう。

そのため、OB訪問で質問をすることで、一社員の目線からわかりやすく具体的に説明してもらえるはずです。

また、企業の将来に関することだけでなく、キャリアプランや目標など、先輩社員の将来に関する考えも聞くことで、自分のキャリアプランを考える際の参考にすることができます。

⑤OBの就活について知りたいときの質問

【質問例】
  • 入社の決め手は?
  • 入社を決める前に確認しておいたほうが良いことは?
  • 他に選考を受けた企業は?
  • 内定を勝ち取るコツは?
  • 面接で対策しておいたほうが良い質問は?
  • ESや面接で気をつけることは?
【解説】
OBは就活のプロではないので、就活全般の質問に答えられるわけではありません。しかし、その業界や企業に関して言えば、専門家のようなものです。

就活の先輩として体験談や失敗談を聞けるのはもちろん、業界や企業の就活情報や最新動向など、OBならではの情報をもらえます。

また、採用担当者と繋がりがあったり、採用活動に関わっていたりすると、面接の評価基準や選考を通過しやすくなるポイントを知っている場合もあります。そのため、志望動機や自己PRを聞いてもらい、アドバイスをもらうのも効果的です。

OB・OG訪問ではこの質問をすべき!経験者100名に聞いた「聞いておけばよかった質問」とは?

2021.06.23
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OB訪問で質問をする際の注意点

働いたときのイメージができるように質問する

OB訪問で質問する際に気を付けてほしいのは、働く姿をイメージをできるような質問をするということです。

例えば、残業について質問する場合、「残業はありますか?」という質問だと残業の有無しかわかりません。そのため、月に何時間くらいあるのか、通常時と繁忙期による違いなど、より具体的な質問で深掘りする必要があります。

また、「有給」の質問をする場合は「有給は取れますか?」だけではなく、どのくらいのペースで取得しているのか、部署やチームによって取得率に違いがあるのか等を確認すると良いでしょう。

多ジャンルの質問で広範囲の情報を網羅しようとするのではなく、1つの質問の答えを掘り下げていくことで、それぞれの情報の具体性を高めることが大切です。

良い状況だけ知るのではなく失敗談や奮闘した経験も質問する

「仕事のやりがい」や「入社後で最も嬉しかった出来事」のようなプラスの要素だけでなく、失敗談や苦労した経験に関する質問も用意するようにしましょう。

どんな仕事にも大変な時期やつらい瞬間が必ずあります。入社後のミスマッチを防ぐためにも、仕事の良い面だけでなく、その仕事に伴う苦労や困難をあらかじめ理解しておくことが大切です。

また、失敗の乗り越え方や課題を克服した経験から、会社での働き方や周囲の環境、職場の人間関係を読み取ることもできます。

困難に直面した時に部署やチームがしっかりサポートしてくれるか、失敗を気にせずチャレンジさせてもらえるか等、働きやすい環境が整っているかどうかを見極めるようにしましょう。

OBの入社年数や役職によって回答が変わると把握する

OB・OGの入社年数や役職によって、聞くことのできる話は変わってきます。

例えば、OBが入社1~3年目の若手社員の場合は、就活の体験談や若手の仕事内容など、学生がイメージしやすい入社前後の話を聞くことができます。

一方、入社4年目以降の中堅社員や役職持ちのベテラン社員の場合は、業界や企業に関する知識や仕事経験が豊富で、働き方や企業の展望について的確な回答が得られるでしょう。

聞きたい話の内容から、どのような職種・経歴・役職のOBにお願いするのが最適かを考えるようにしましょう。

最初から中堅以上の社員にお願いするのは気が引ける場合は、まずは年の近いOBと連絡を取って、その人づてに別の社員を紹介してもらうと良いでしょう。

OB訪問では自分が働くイメージができるように質問をしよう

OB訪問は、人事担当者に聞けない情報を入手出来たり、詳細な業務内容な社風を把握できたりと、多くのメリットがあります。

しかし、先輩社員の貴重な時間を割いてもらうことになるため、何回もお願いできるわけではありません。そのため、少ないチャンスを最大限活かせるように、事前準備を怠らないことが大切です。

質問したい事柄をあらかじめリストにまとめておくと、聞き忘れなくスムーズに会話を進めることができます。自分が働く姿をイメージをできるような質問を用意するようにしましょう。

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