【就活準備はいつから始めればいいの?】出遅れないように押さえるべきスケジュール

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Twitter上では、就活の出遅れを感じ、就活アカウントを作成する就活生がちらほら見られます。

これを目にすると、考えるのが「いつから就活準備を始めるのが正しいのか」ではないでしょうか。

ここでは就活を控える人へ、就活準備はいつから始めるべきか解説します。
この記事を見ることで、就活に出遅れることなくスタートできます。

押さえておきたい!2023年卒の就活スケジュール

2023卒の就活は、21卒や22卒と同じ就活スケジュールです。

ナビサイト解禁は3月1日・面接の解禁が6月1日

厚生労働省は、採用活動の時期について以下のようにwebサイトに記載しています。

・広報活動については、卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降に開始すること
・3月1日以降の広報活動の実施にあたっては、当該活動への参加の有無がその後の採用選考活動に影響しないものであることを学生に明示すること
・採用選考活動は卒業・修了年度の6月1日以降に開始すること
・正式な内定日は卒業・修了年度の10月1日以降とすること

※引用 2021.1.29時点厚生労働省
つまり、ナビサイト解禁・説明会解禁⇒3月1日〜、選考解禁⇒6月1日〜ということです。

しかし、画像でずれがあるのは、経団連に所属せずに上記の厚生労働省の就活スケジュールに合わせない企業もあるのが事実だからです。

早めに優秀な人材を確保したいと考える企業は、選考開始も早く、10月以前に内々定を出すケースも珍しくありません。

エントリーシートの提出は3月下旬~4月下旬までに集中

厚生労働省の就活スケジュールに則る場合として解説します。
就活情報の解禁は3月1日なので、同時にエントリーが開始されます。

マイナビやリクナビなど大手の求人サイトが一斉に情報を公開するので、同時に就活生もエントリーを始めます。

会社説明会の予約も開始されるので、人気企業の説明会には応募が殺到し、数分後には予約席が満席で説明会の予約ができない場合もあるほどです。

情報が解禁されたあとはエントリーシートの提出となるので、3月下旬から4月下旬まではエントリーシートの作成に追われることになるでしょう。

「面接開始は6月から」を真に受けるな!

「面接開始の時期」は、この3年で3回も変わっています。(4月⇒8月⇒6月)倫理憲章がころころ変わるため、参加企業も「こんなものを守るのは馬鹿げている」と判断し、倫理憲章を破り6月よりも前に選考を開始しています。

たとえば、ある金融機関では、6月まえに6回の「リクルーター面接」をおこない、6月1日に会社によんで、形式だけの最終面接を経て内定を出す等、実質的にほとんどの企業が憲章を守っていません。

実際には、多くの企業が4月から5月にかけて面接が始まります。そのため、早い企業は3月中旬にES締め切りがあり、遅い企業でも4月下旬にはESが締め切られてしまいます。
「面接開始は6月から」を真に受けると、就活で大きく出遅れてしまいます。

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【就活】企業からの電話に折り返す方法|会話例つきで解説

いつから始めればいい?就活準備

早い人は大学1・2年生から始めている

就活準備は、正確にいつから始めればいいというものはありません。
早ければ大学の1年生や2年生のうちから始めている人もいます。

もちろん、就活準備を早く始めたからといって、かならずしも内定が貰えるとは限りません。時間のある大学生のうちにやりたいこと、今しかできないことがあるのなら、それを優先するのも個人の自由と言えます。

しかし、就活準備を早くに始めた方が企業を選択する時間や経験する時間もあります。

大学1・2年から始められる就活準備

前述した通り、本格的な就活の解禁、つまり企業説明会への参加やエントリーなどは、大学3年生の決められた時期からです。

しかし、就活準備は大学1年生や2年生のうちから始められます。例えば、インターンシップやOB訪問があります。
インターンシップには長期と短期とがあり、3年生になってからでは、期間的に長期インターンへの参加が難しくなる可能性があります。

興味のある企業の長期インターンに参加するもよし、複数の企業の短期インターンに参加するもよし。早いうちに始めるからこそ、選択肢が広がるといえます。

また、OB訪問で先輩から話を聞いておくことも、今後の就活に役立つ経験になります。訪問先のOBと自分との予定を合わせる必要があるため、比較的時間に余裕のあるうちにやっておくのがおすすめです。

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大学3年生の就活準備例

就活準備は早い人は1、2年から始める人もいますが、多くは大学3年になってからです。3年生の一般的な就活準備時期を紹介します。

4月~:自己分析・業界企業研究

大学3年生になると、就活に向けて動き出す人が一気に増えます。まずは、自分が何をしたいのか、自分に何ができるのかを見極めるための「自己分析」をしていきましょう。

自己分析を進めていくと、自分の企業選びの軸が見えてきて、就活の方向性が定まりやすくなります。

興味のある企業や、自分の進みたい業界がある程度定まったら、企業研究や業界研究をしていきましょう。
インターネットや業界誌、就活本などを活用して情報収集をし、じっくりと業界研究をおこないます。

第一志望の企業についてだけ調べるのではなく、競合他社についても調べて比較検討をおこないましょう。こういったことは時間をかけられるうちにやっておかないと、後で後悔することになってしまいます。

5月~:長期休みを利用したインターンシップ

インターンシップへの参加率は年々増加しています。
2021年卒の就活生を対象としたマイナビのアンケートの結果、インターンシップへの参加率は85.3%と過去最高を記録しました。
また、平均参加社数は4.9社となっており、複数の企業のインターンシップに参加する就活生も珍しくはありません。

とはいえ、大学の授業がある期間は、数週間にも及ぶインターンシップに参加するのはなかなか難しいでしょう。そこで重要になるのが、大学の長期休みの過ごし方です。

長期休み中であれば、授業などに影響を出さずに数週間のインターンシップにも参加できます。

長期休みを有効活用して、気になる企業のインターンシップに参加し、企業の雰囲気や実際の働き方に関してリサーチしておきましょう。

8月~:OB訪問・筆記試験対策

この時期になると、OB訪問や筆記試験の対策をしていくと良いでしょう。ただし、1・2年生のうちのOB訪問とは異なり、この時期のOB訪問では事前準備が重要です。

企業研究や自己分析が不十分なままOB訪問に望んでしまうと、形だけのOB訪問となり、目的としなくてはいけない、企業研究の充実や選考対策になりません。

企業研究をしっかりとして質問を考え、志望動機や自己PRに関しても、今考えている内容を評価してもらうくらいのつもりで臨みましょう。

また、筆記試験の対策もこのころから始めます。大抵はSPI、自社独自の筆記試験であっても時事問題や計算問題、熟語など、一般常識が問われます。ただし、専門性の高い業界では専門知識を問われることもあると頭に入れておきましょう。

12月~:ES・面接対策

12月以降はES(エントリーシート)や面接の対策に力を入れましょう。ESに記入する内容は企業によってさまざまです。

一般的には志望動機や自己PR、強みや弱み、希望する部署や部門、趣味・特技などが聞かれやすい質問です。面接は提出書類に沿って質問されます。完全に暗記までする必要はありませんが、面接対策では大まかな内容だけでも頭に入れておきましょう。

また、面接対策というのは、質問に対する答えを用意するだけではありません。面接時の入退室のマナーや服装、身だしなみなどに関しても、しっかりと下調べをして準備しておきましょう。

就活準備はいつからと決められてはいないが3年生の4月からは始めておこう

就活準備はいつから始めるべきか、もう遅いのではないかと焦る人は少なくありません。
就活準備はいつから始めるという明確な回答はなく、早い人は大学1、2年からインターンシップやOB訪問をしています。

しかし、いま3年になりこれから本格的に就活準備をしていく人は、4月以降まず自己分析と企業・業界研究から始めましょう。

企業によってはエントリーシートの締め切りが一般の就活スケジュールよりも早く閉め切られている場合や、すでに説明会も始まっていることもあるので、気になる業界は今からチェックしておくことをおすすめします。

いつから、どんな準備をすればいいの?オススメの過ごし方

就活スケジュールに対応するためには、どんな風に準備をすれば良いのでしょうか?効果的な準備のポイントをご紹介します。

志望業界を探そう

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「自分の得意なこと」「やりたいこと」「やりたくないこと」がわかったら、具体的に志望業界を探していきましょう。様々な業界を網羅した日経業界地図を使えば、今まで知らなかった企業にも出会うことが出来ます。

「自分の得意なこと」を活かせ、「やりたいこと」にチャレンジでき、できるだけ「やりたくないこと」に触れずにすむ企業を考えていきましょう。

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