熱意を伝える!志望動機は「やりたいこと」を軸に語ろう

志望動機は自己PRとならび、就活の内定が出るかを分かつ、大事な質問です。リクルートの調査によれば、採用において「企業への熱意」を重視するのは78.3%(全項目中2位)。所属クラブ・サークルが11.8%しか重視されていないことを鑑みれば、いかに重要かわかると思います。

けれど、就活生の多くは「熱意が伝わらない」志望動機を書いてしまっています。どんな志望動機なのか?どうやればその志望動機を避けられるのか?をご紹介します。

評価されない志望動機のパターン

評価されないのは、以下のような志望動機です。

「好きだ」というだけの志望動機

以下は、就活生がよく書きがちな「いかに私は御社が好きか」を語る志望動機です。
例文
志望動機 みずほフィナンシャルグループ

私が貴行を志望する理由は2つあります。まず、第一に、Oneみずほとして、グループを横断した総合的なサービスができる点に惹かれます。貴行は、証券・信託・銀行などの統合を推進し、グループが一体となった総合的な金融サービスに強みがあります。貴行でなら、お客様のニーズにそった金融サービスを柔軟に提供できると考え、魅力を感じております。

また、貴社の人材の優秀さも大きな理由です。OB訪問で貴行で働く方10名にお話を伺いましたが、みなプロ意識に溢れた優秀な方ばかりでした。優秀な人材と切磋琢磨することで、自己を磨けると考え、貴行での業務に惹かれております。

一見、よく書けているように見えるかもしれません。実際、このくらいの志望動機でも、運が良ければ内定する可能性はあります。しかし、あまり良い志望動機とはいえません。なぜか?

例えば、先ほどの例文では、「お客様のニーズにそった金融サービスを柔軟に提供できること」や「プロ意識に溢れた優秀な方が多いこと」に惹かれて志望するようになったことは書いてありますが、入社後にどのようなキャリアを積んでいきたいのか、どんな仕事をしたいのかが具体的に書かれていません。

ただ魅力を感じたところを羅列しているだけでは、面接官はあなたと共に仕事をするイメージが湧きません。「お客様のニーズに合わせた総合的な金融サービス」を通じて何を実現したいのか、「優秀な方々の中で切磋琢磨する」ことでどのような自分になりたいのかなど、入社後にやりたいことを具体的に書くようにしましょう。

なぜ「好きだ」型志望動機は評価されないのか?

それは「好き」という想いは伝わるけれど、「何がしたいか?」企業が手がけているビジネス・事業への熱意が伝わらないからです。

企業が欲しいのは、「企業のファン」ではなく、「企業を一緒に動かしてくれるメンバー」です。だから、銀行の志望動機なら、「いかにその銀行が好きか」ではなく「いかにその銀行のビジネスに携わりたいか?熱意を持っているか?」を語る必要があるのです。
例文
私が貴行を志望した理由は、自分の発想力を用いて人々に貢献することのできる仕事だと感じたからです。

私は、人が困っていることや求めているものを見極めること、そして、自分の持てる力を駆使して相手の課題解決に努めるということに強い関心があります。貴行では、Oneみずほとしてグループを横断した総合的なサービスを提供しているため、枠にとらわれず、自分の発想力を最大限活用して、お客様のニーズに寄り添った提案をすることができると考えています。

また、OB訪問では貴行で働く10人の方々にお話を伺いましたが、みなさまプロ意識に溢れた素晴らしい方ばかりでした。自分も先輩方の中で切磋琢磨することで、法人営業のプロフェッショナルとしての知識と経験を培い、よりお客様に寄り添った提案のできる人物になりたいと考えています。

例文の良いポイントは、先ほどの「好きだ」型の志望動機と比べると、この例では話の中心が「企業の素晴らしい点」ではなく、「自分のやりたいこと」になっていることがよくわかると思います。

具体的には、「自分の発想力を用いて人々に貢献する」や「法人営業のプロフェッショナルとしての知識と経験を培う」などのように、「入社後にどのような仕事がしたいのか」「どんな人物になりたいのか」が明確に書かれています。

新卒採用で企業が求めている人物は、自社の「ファン」ではなく、共に自社を成長させる「仲間」です。

そのため、「入社後にやりたいこと」を述べることで、面接官はあなたがどのように企業へ貢献してくれるのかを想像しやすくなり、好印象の志望動機と言えます。

また、始めに結論を話すという構成も良いポイントです。志望するようになった理由をだらだらと述べるのではなく、始めに結論を述べ、その後に具体的なことを語ることで、相手に内容が伝わりやすくなります。

志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用してみよう

ここまで志望動機を作成する方法を解説してきましたが、文章を考えるのが苦手で、上手く書ける自信がない人も多いはず

そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。

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志望動機作成ツールを活用して、人事を唸らせる志望動機を完成させましょう。

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本気の熱意を伝えるには「やりたいこと」ベースで伝えよう

では、本気の熱意を伝えるにはどうすればいいか?それは「私は貴社でこんなことに取り組みたい!」という事業への熱意・ビジョンを語ることです。その企業のビジネスを通して、やりたいこと・成し遂げたいことを志望動機の核にしましょう。そうすれば、積極的な姿勢が伝わり、評価される志望動機になります。

やりたいことベースの志望動機

では、「やりたいこと」「ビジョン」ベースの志望動機の作成例を見てみましょう。
例文
志望動機…三菱東京UFJ銀行 コース別採用(金融システム)

【企業で取り組みたいこと・ビジョンを書く】貴行の金融システム開発に携わり、日本経済に血液を回す「心臓」を支えたいと考えております。

【なぜその目標にこだわるのか?切っ掛け・理由を書く】大学時代に、中小企業で社内エンジニアのインターンをし、簡単な業務システムを開発しておりました。少しの労力でも、業務を大きく効率化できるシステムの力を実感し、ITシステムの開発を仕事にしたいと考えるようになりました。

より多くの人の生活に影響を与え、支えられるシステムは何か?と考えた時に、金融機関のシステムが最も重要なのではないかと思いました。お金という血液が回らなければ経済は動かず、経済の根本を支えるのが金融機関のシステムだからです。

【なぜその会社でなければならないのか?】貴行は、世界規模でも類を見ない勘定系システム統合を早くから終え、安定したシステム運用においては、都市銀行の中でもトップであると存じます。貴行でなら、経済の基盤となるシステムを開発・運用し、人の生活を支えることができると考え、貴行を第一志望としております。

【入社後の展望】仮に入行できた際には、国際業務系のシステムに携わりたいと考えております。グロバール化が進む中で海外との連携強化はますます重要になる点、大学時代の留学で培った英語力を活かせる点に魅力を感じております。

この例では、「金融システム開発に携わり、日本経済に血液を回す心臓を支えたい」「国際業務系のシステムに携わりたい」というように、「どのような仕事がしたいのか」「どのような部署で働きたいのか」が、過去の経験や自分の考察をもとに具体的に述べられている点がとても良いポイントです。

構成についても、まず「取り組みたいこと、ビジョン」という結論を先に述べ、その後から「理由」→「志望する企業にこだわる理由」→「入社後の展望」と順序立てられています。

結論から先に述べることで、面接官もあなたの話がすっと頭に入ってきやすく、あなたの伝えたいことが相手に伝わりやすい構成になっています。

さらに、「この企業でなければならない理由」からも、企業研究をしっかりした上で志望していることが伝わり、志望度の高さが伺える好印象の志望動機になっています。

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なぜ「やりたいこと」「ビジョン」ベースの志望動機の方が良いのか?

上記のように、「私はあなたの会社でこんなことに取り組みたい!こんなことを成し遂げたい」と語りましょう。企業のビジネスへの熱意・興味が伝わります。ただ、「〜に惹かれる」「〜に魅力を感じる」と書くだけだと「ただその会社が好きなだけの人」になります。

「何をしたいか」を伝えれば、「自分は企業を動かすメンバーになりたい」という想いが伝わります。

会社が求めるのは「ファン」ではなく「事業を動かすチームメンバー」です。チームメンバーにふさわしい人間であると示すために、「その仕事を通じてどんなことを成し遂げたいのか?」ビジョンを伝えましょう。

全員が経営当事者意識を持つことを重視している企業が多い

企業が考える「自社にふさわしいチームメンバー」とは、どのような人材でしょうか?
もちろん、職種や階級によって求められるスキルなどに差はありますが、多くの企業・職種で共通して求めらるのは「経営当事者意識を持っていること」です。

事業や企業全体がより大きく成長していくには、当然ながら社員ひとりひとりの努力が必要不可欠です。
「依頼された仕事をとりあえずこなしていく」「お給料さえちゃんともらえていればそれで良い」などと言うような受け身の人間ばかりでは、企業の成長は見込めません。

「自分が経営者だったらこの企業をどう成長させていくか」「そのためには何をしなければならないのか」を常に考え、行動できる人物がいるからこそ、企業はより高みへと登っていくことができます。

そのため、新卒採用においても「こういう仕事がしたい」「こんな人間になりたい」という想いを持って、能動的に働ける人材が重要視されるのです。

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企業での「やりたいこと」の構築法

さて、第一志望の企業ならば、「これがやりたい」という明確なビジョンが見つかるはずです。しかし、第三志望、第五志望では難しいですよね。そこで、「企業でのやりたいこと」を見つける方法をご紹介します。

STEP1…先輩社員の仕事インタビューを熟読

採用ホームページや、リクナビに掲載されている社員インタビューを読めば「企業にどんな仕事があるのか?実際に、どう働いているのか?」がわかります。

その仕事を見ながら、「やるとしたらどんな仕事をしたいのか?」を具体的に想像してみましょう。

STEP2…その仕事は主流の仕事か?

ただ、一点注意があります。それは「傍流の仕事を志望しないこと」です。会社には、利益を主に生み出すコア部門と、そうでない部門があります。

たとえば、証券会社に利益を運ぶのは、基本的にはリテールです。ですから、リテールの採用数が圧倒的に多い。打算的な言い方になりますが、リテールへの熱意を語った方が採用されやすいのです。

「法務をやりたい!」「経理を…」とかたっても、そもそも採用人数が少ない(あるいはほぼ中途採用)ので、採用されません。

「やりたいこと」が企業の主要部門・事業かどうかをチェックしましょう。

STEP3…やりたいことが「企業の方針」にそっているかをチェック

企業には伸ばしたい部門、縮小したい部門があります。縮小したい部門への熱意を語っても、人事は「うーん、ありがたいし、熱意はわかったけど、その部門、もう縮小してくだけなんだよね…新卒とかいらないし…」と思うだけで、採用されません。

たとえば、mixiは、今、ほとんどの利益が「モンスターストライク」等のアプリによるものです。SNSの「mixi」や求人情報の「Find job」は縮小傾向にあります。そこで
「mixiに携わりたいです!」
といっても、あまり上手くはいかないんですね。縮小部門ですから。自分のやりたいことが企業が「これからやりたいこと」に一致するかを検証してください。

間違えた情報はマイナスになる

企業研究の一環として、企業のホームページを見る以外にも、インターネットで志望する企業や業界についての情報を検索することもあると思います。

しかし、情報の「鮮度」や「正確性」には十分注意してください。
インターネットに落ちている情報は、最新のものもあれば、何年も昔の情報の場合もあります。

また、誰でも情報を流せるため、内容によってはあくまでも「噂」でしかなく、実態は全く異なる…と言うことも十分あり得ます。

少しの数字の違いなど、細かい部分は大きな減点にはなりませんが、業界全体の動向やその企業の事業内容などについて、間違った情報をもとに志望動機を作ってしまうのは大変危険です。

誤った情報をもとにした志望動機では、「きちんと調べてこなかったんだな」「他の企業と間違えているのでは?」と思われてしまうだけではなく、「情報の正確性について、きちんと調べない人なんだな」とマイナスの評価になることもあります。

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