よく出る!グループディスカッションのお題・テーマ例15選と対策

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グループディスカッションを抜きにして内定を得ることは出来ません。一度に多くの学生を面接できるグループディスカッションは、その効率性から、ますます多くの企業に取り入れられるようになっています。

しかし、このグループディスカッション。テーマごとに「どう振る舞うべきか?」が変わってきますよね。お題ごとに求められている振る舞いを理解しないと、なかなかよい結果を出せません。

そこで、グループディスカッションで頻出のテーマ・お題のパターンと、パターンごとの対策を解説していきます。

グループディスカッションのテーマや対策は形式によって異なる

グループディスカッションになり得るテーマや対策方法は、ディスカッションの形式によって異なります。ここでは、グループディスカッションの型を4つご紹介します。

それぞれ型によってグループディスカッションの進め方やまとめの持って生き方が違います。
グループディスカッションの型に応じた進め方も合わせて把握しましょう。

テーマ1:自由討論型グループディスカッション

自由討論型のグループディスカッションとは、「これからの広告代理店に求められる考え方を5つあげなさい」のように、基本的に答えのない問題について自由に討論する形式です。

自由討論形式のグループディスカッションでは、答えのレベルはあまり問題ではなく「どう議論に取り組んだのか」がポイントになります。

自由討論形式グループディスカッションのお題・テーマ例

自由討論形式のグループディスカッションではこのようなお題・テーマが出されます。

  • できる営業の条件を3つあげなさい
  • 「幸せ」を定義してください
  • 新しい国民の祝日を考えなさい
  • 今後の携帯電話はどうなっていくか?
  • 学生と社会人の違いを5つあげなさい

自由討論形式のグループディスカッションの対策法

具体的なビジネスの問題について話すわけではないので、「思考力」はあまり重視されていません。どちらかといえば「しっかり意見を言えるか」「チームワークを重視できるか」のような基本的な資質が見られています。

対策のポイントとしては、

  • 人の意見をしっかり傾聴する。安易に否定しない
  • 意見をいうと時は結論から話す。「なぜかというと〜」と根拠付きでメッセージを伝えられるように
  • みなが好き放題アイデアをいうと、制限時間を超過してしまう。時間配分を最初に決めよう。納期意識をもって「そろそろまとめませんか?」と促すのもGood

このように、「相手の話をしっかり聞く」「根拠をもとに意見を述べる」「時間内に仕上げるようにチームを動かす」といった基本的なことが出来れば、自由討論型のグループディスカッションに通過できるでしょう。

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テーマ2:ディベート型グループディスカッション

ディベート型のグループディスカッションは「年功序列制を維持するべきか?廃止するべきか?」「原子力発電は必要か?不要か?」のように、賛否の分かれるテーマについて、2グループに分かれて、議論をするグループディスカッションです。

ディベート型グループディスカッションのお題・テーマ例

ディベート型のグループディスカッションでは、以下のようなお題・テーマが出題されます。

  • 年功序列制を維持するべきか?廃止するべきか?
  • 小学校の授業にipadを導入するべきか?否か?
  • 日本企業の新卒採用主義を維持するべきか?廃止するべきか?

このような賛否の分かれるテーマについて議論するのがディベート型のグループディスカッションです。

ディベート型グループディスカッションの対策法

ディベート型のグループディスカッションでは「論理的に意見を述べられるか?」「相手の論理の穴を見抜けるか?」「チーム内で上手く論理をまとめられるか
」が見られています。より「論理思考力」に重きをおく選考形式と言ってよいでしょう。具体的な対策法としては、

  • 意見をいう時は、結論→根拠→具体例(結論で話した内容を具体的に伝える)→結論を繰り返すの順番で語る
  • 事前に相手の主張を考え、そのカウンターを考えておく
  • 攻撃的にならないように。あくまで、ゆっくりとした口調で相手の論理を反駁しよう

これらのポイントを意識しましょう。特に、「事前に相手の主張を予想し、カウンターを考えておく」はとても重要です。これが上手く出来るだけで、ディベートでは負けなしになるでしょう。たとえば、「年功序列の廃止」がディベートのテーマで、反対側に立つなら、

年功序列制を廃止すれば、出世する若者がいる一方で、そこから排除されてしまう中年男性がいます。彼らには子供がいる。その子どもたちの教育・進学はどうなるのか?

このように、「相手の主張するメリットの裏側にあるデメリット」をつくと、相手の主張を無効化出来ます。

テーマ3:選択型グループディスカッション

選択型のグループディスカッションとは、複数の選択肢から一つを選び出すグループディスカッションです。

たとえば、「あなたは人事です。営業マンとして新卒採用をするには、Aさん(元ラグビー部主将)Bさん(元ナンバーワンホステス)Cさん(学生弁論大会優勝)Dさん(起業経験者)のうち、誰を採用しますか?一人選んでください」といった、お題です。

選択型グループディスカッションのお題・テーマ例

具体的には、選択型のグループディスカッションでは、以下のようなお題・テーマが出題されます。

  • 人類は滅亡しそうなので、火星に移することにしました。以下から4人を選んでください。医者(男)、弁護士(女)、サッカー選手(男)、歌手(女)、科学者(男)、大学生(男)、軍人(男)
  • あなたは広告代理店の人事です。この中にいるメンバーの中で、誰か一人を選んで採用してください。

選択型グループディスカッションの対策法

このタイプのディスカッションのポイントは「いかに合意形成をするか」つまり、チームの中で上手く合意案を出す過程が見られています。

合意形成能力を試されているので「多数決で…」は絶対にNG。ポイントは「みなが納得できる基準」をまず議論することです。

たとえば、

誰を採用するか、を考える前に、「そもそも広告代理店の新入社員に求められる資質を決めてから、誰を選ぶか決めませんか?

と、「お題の目的を達成するために、重視するべき選択基準」を議論してから決めるのです。選択基準が決まっていれば、スムーズに合意形成が可能です。

テーマ4:課題解決型グループディスカッション

課題解決型のグループディスカッションとは「海の家の売上を二倍にするには?」等の課題が与えられ、その課題を解決するための施策を議論するグループディスカッションです。

これまでのグループディスカッションは「最終的な発表」のレベルが問われないのに対して、課題解決型のグループディスカッションでは、最終的に発表するアイデアの質も問われます。

課題解決型グループディスカッションのお題・テーマ例

課題解決型のグループディスカッションでは、以下のようなお題・テーマが出題されます。

  • コンビニの売上を二倍にするには?
  • オレオレ詐欺の被害額を半分にするには?
  • 当社の就職人気ランキングは78位です。10位以内に入る方法を考えてください
  • 若者の投票率をあげる方法を考えよ

課題解決型グループディスカッションの対策法

課題解決型のグループディスカッションは、制限時間内に発表をまとめなければならないものも多く、時間制限が厳しい傾向にあります。

このグループディスカッションをクリアするには、効率的な議論運びが欠かせません。具体的には、

  • 議論のスタート地点を共有する…コンビ二はどこにあるコンビ二か決めてから話し合いませんか?大学の側か、オフィスの側かでは違いますよね
  • 時間配分を決める…スタート地点の共有→アイデア出し→アイデアのまとめ・選択→アイデアをブラッシュアップする→発表の形にまとめる→発表者の予行練習→予備の時間の順で進めると良い
  • アイデアを整理する…出されたアイデアを大きなくくりでまとめると高評価(例…コンビニの売上を増やす方法ですが、このアイデアは客単価をあげる方法、これとこれは集客数を増やす方法ですね)
  • アイデアを選ぶ…提出されたアイデアの中で、優れたアイデアを選ぶ。多数決ではなく、「コスト」「効果」「実現性」などの基準をつくり、基準に基いてアイデアを選ぼう
  • 発表の形にまとめる…発表をわかりやすくまとめましょう。結論を先に述べ、「なぜその結論に至ったか?」を具体的に説明してください。

これらのポイントを意識して議論にのぞんでください。課題解決型は非常に難しいグループディスカッションです。こちらの記事も参照して、万全な知識をみにつけましょう。

すべてのグループディスカッションにおすすめの対策

すべてのグループディスカッションに共通する対策が、ニュース・新聞を読むこと、考える癖をつけることです。

問題のなかには、日本国民のうち1人あたりの自販機でジュースを買う本数、などもあります。この場合、答えを導くまでに、国民の数や年代層による割合などを知っておく必要があります。

新聞やニュースで時事問題や社会的な問題は把握しておきましょう。

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