目次
そこで、どんなメンバー・お題でも使える本質的なグループディスカッション対策の法則を具体的な会話例つきで、徹底的に解説いたします!
1.議論のスタート地点を定めよう【課題定義】
一番最初に「課題定義」をして、議論のスタート地点を共有しましょう。課題定義というのは、たとえば、「温泉宿の売上を二倍にするには?」というテーマならば、グループディスカッションのテーマ・お題はたいてい「コンビニの売上を二倍にするには?」「海の家の売上を二倍にするには?」のような曖昧な部分が多いテーマです。
議論を始める前に、課題を定義し、どんなテーマについて話し合うのか?チームでイメージを共有しなければなりません。
あなたにぴったりな役割はどれ?
グループディスカッションは、役割決めで自分の力を発揮できるかどうかが左右されます。グループディスカッションの進め方や役割を把握するためにおすすめなのが「グループディスカッション完全対策」です。
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2.アイデアの選定基準を提案しよう
出されたアイデアの中から、最終的にチームで選ぶアイデアを決めなければなりませんよね。そこで「これがいい」「これが悪い」をただ言い合っても、なかなかまとまりません。だから、「全員が合意できるアイデアの評価基準」を提案して、意見を選んでいきましょう。たとえば、今まで出た意見を「実行にかかるコスト」「実行による効果」「実行の容易性」の基準で評価していきませんか?
「人類が滅びそうです。人類から5人を選び、火星に連れて行きましょう」
様々なアイデアが出ましたね。意見を選ぶために「そもそも火星に連れて行く目的は何か?」を考えて、その目的にあう人を選びませんか?たとえば、目的が「人類の種の保存」ならどんな機能が必要なのか?それを満たす人員は誰なのか?という点で、意見を選んでいきませんか?
みなが納得できる評価基準を設定し、アイデアを選ぶと、チームがまとまります。
3.アイデアを混ぜてしまうのもアリ
有力な意見が複数あり、まとめるのに苦労しそうな場合は、「両方のアイデアの良いとこどりをした意見」を発案してみましょう。たとえば、「田舎のコンビニの売上を二倍にするには?」というテーマなら4.議論を上手く整理しよう
ブレインストーミングをすると、様々なアイデアが出されますよね。多数の意見を上手くまとめるためには、アイデアを整理していく必要があります。類似点を整理する
様々な意見が出ても、大きなくくりでまとめられる場合がほとんです。アイデアをグループ化すると、その後の議論がずっとやりやすくなります。たとえば、対立点を整理する
意見自体が似たような場合は、「〜の点では同じですよね。しかし、〜という点で対立していると思います。この対立している〜という点について議論していきませんか?」と議論の焦点を定めていきましょう。たとえば、4.チームの意見を引き出そう
アイデア出しの段階では、意見を否定したり、ツッコミを入れるのは避けましょう。この段階では自由に議論をして、出来るだけ多くのアイデア・発想をチームから引き出すことを優先させましょう(この自由な話し合いをブレインストーミングとよびます)自由闊達に意見を出し合うためには、以下のポイントを意識してください。
- 傾聴する。「はい」「なるほど」「ええ」と相手の目を見ながら相槌をうつ
- 要約する。「なるほど〜ということですね」と要約すると、相手は「ちゃんと伝わっている」と安心して、意見を言いやすくなる
- オウム返しをする。要約が難しいなら、相手の意見の要点をそのまま繰り返すだけでもOK
- 基本は笑顔。しかめっ面の人に気軽に意見を言うのは無理というもの。笑顔でディスカッションを楽しもう
5.意見はロジカルにまとめよう
グループディスカッションでは、とにかく発言をして、議論に参加していく姿勢が大切です。ただ、レベルの高いディスカッションになると、意見の質も問われるようになります。質の高い意見を述べるには、「論理性」を意識しなければなりません。論理性というと、難しく感じるかも知れませんね。でも、単に「しっっかりとした根拠に基づいて発言する」ことを意識するだけです。根拠に基づいて発言をするには「PREP法」が使えます。
PREP法とは、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体的な事例・証拠」「Point(結論)」で、話をまとめるテクニックです。たとえば、
【Point…結論】私は、オレオレ詐欺を減らすために、法人で使う携帯電話でも、携帯電話の取得に身分証を必須とするべきだと思います。
【Reason…理由】オレオレ詐欺では、ペーパー法人で大量に契約した匿名性の高い携帯電話が利用されているからです。
【Example…具体例】個人特定を避けるためオレオレ詐欺では、固定電話ではなく、携帯電話が使用されます。それも、ペーパー法人名義で大量に契約した携帯電話は、法事名義だと一括購入できる利点もあり、個人特定につながらないため、オレオレ詐欺用の携帯電話は、ほとんどこの電話が使用されています。法人契約でも利用する人間の身分証を必須にすれば、これを防げます。まともな会社も被害を受けません。
【Point…結論】オレオレ詐欺に悪用されている法事名義での携帯電話の大量契約を防ぎ、オレオレ詐欺の原因をもとから断ち切るべきです
6.Why?Why?を考えていく
「そもそもなぜそれが起こるのか?」と、問題を「なぜ?なぜ?」で考えていくと、深い思考が生まれます。深い思考ができれば、自然と鋭い意見がいえるようになるでしょう。たとえば、少子高齢化を解決するには、というテーマならあるいは「なぜ女性が600万円以上の男性を望むのか?」→「女性の年収が少ないから、男性に頼らざるをえない」のような原因も考えられますよね。
問題を「なぜ?なぜ?」で考えていくと、他の学生には思いつかない本質的なアイデアを思いつくためのヒントが手に入るのです。
7.時間意識を持つ
できるビジネスパーソンには「時間内に成果物をつくる」意識がかかせません。いくら良い議論をしても、議論がまとまらなければ、何の意味もないのです。厳しい時間意識を持っている学生は評価されます。時間意識をアピールするために、以下のポイントを実践しましょう。
- 最初に「まず時間配分を決めませんか?どんな議題にどれだけ時間をかけるのか、決めてから議論を始めましょう」と時間配分を提案する
- 設定したタイムリミットに近づいたら「そろそろ〜の時間なので、〜をしませんか?」と、適切な行動を促そう
- 予め次の展開を予想して行動しておくとGood。たとえば、発表物の作成のため、手元にメモを用意しておけば、すぐに発表物を制作できる

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