目次
グループディスカッションの自己紹介。大勢の前で何を言えばいいかわらず、困っていませんか?
グループディスカッションの自己紹介は、実は重要です。この自己紹介が、チームメンバーや人事が抱くあなたの第一印象になるからです。
そこで、グループディスカッションの自己紹介で好印象を得るための秘訣を、例文つきで解説していきます。
グループディスカッションの自己紹介(例文)
まずは、グループディスカッションの自己紹介の例文を見てみましょう。例文を読んだほうが、完成形のイメージがすぐに掴めるかと思います。
はじめまして。就活大学経済学部の就活太郎です。大学時代は、ベンチャー企業のインターンに参加して、ECサイトの運営をしていました。サイトの運営では「どんな文章なら、ユーザーを購買に導けるか」等の試行錯誤が重要でした。このグループディスカッションでも、試行錯誤を続け、より良い議論をして、チームに貢献出来るよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!
あなたにぴったりな役割はどれ?
グループディスカッションは、役割決めで自分の力を発揮できるかどうかが左右されます。グループディスカッションの進め方や役割を把握するためにおすすめなのが「グループディスカッション完全対策」です。
こちらの資料では、YES・NO診断で自分にぴったりな役割が診断できます。「アイディアマン」「司会」「書記」「タイムキーパー」の内、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるので、ぜひ試してみましょう。
グループディスカッションの自己紹介の仕方〜大事な3つのコツ〜
元気な、ハキハキとした声で語る
グループディスカッションでの自己紹介があなたの第一印象になります。ここで良い印象を与えられれば、その後の議論でも、有利になります。
自己紹介の時間は短いので、内容では差がつきません。だから、出来るだけ大きく、ハキハキとした声で自己紹介をしてください。
挨拶→大学名・学部→名前→打ち込んでいること→抱負の順番で語る
例のような順番で語ります。
- 挨拶…「はじめまして!」と元気よく
- 大学名・学部を名乗る…長くなるので学科までは言わなくて良い
- 打ち込んできたことを話す…あなたのことを覚えやすいように、大学時代に打ち込んできたことを話す
- 抱負を語る…「みなさんに負けず頑張ります」のような、ポジティブな抱負を語って挨拶を終えると、印象がよくなります
これらのポイントを意識して自己紹介をすれば、メンバーがあなたを覚えやすくなり、議論で少し有利になります。
簡潔に話す
グループディスカッションでは、1人あたりにかけられる自己紹介の時間が短いので、簡潔にまとめて話すようにしましょう。
1人が長々と自己紹介をしてしまうと、議論の時間が短くなってしまい肝心の話し合いがうまくいかない可能性が出てきます。
グループ内での自己紹介は話し合いを円滑に進めていくためにするものなので、最低限名前をきちんと伝えることができれば、議論はスムーズに進むでしょう。
自己紹介にかける最適な時間としては、10秒〜30秒以内で簡潔にまとめるのがおすすめ。
短い時間の中にも『相手の頭の中に残るちょっとしたフレーズ』や『親しみやすい印象を与えるフレーズ』を盛り込むようにすると、印象がよくなりグループディスカッションの話し合いも活気づきます。
やってはいけない自己紹介
グループディスカッションの自己紹介の仕方では、やってはいけない自己紹介があります。
自己紹介で失敗をしてしまうとグループ内での第一印象が悪くなり、話し合いになかなか参加できないということも出てくるでしょう。
それでは、グループディスカッションでの自己紹介でやってはいけないことを2つご紹介していきます。
長くなりすぎて時間をとる
グループディスカッションの話し合いのなかで長すぎる自己紹介は、聞いている方も飽きあきし、議論にかける時間も削ってしまうので、やってはいけません。
例えばグループ人数が5人で、議論にかける時間が45分だった場合、自己紹介に2分ほどかけてしまうと、全員で合わせると10分近くのロスになってしまいます。自己紹介で名前ぐらいを覚えてもらえれば、議論を円滑に進める上では問題ありません。
大学名と名前だけだと余りに印象が悪くなるので、意気込みなどを付け加えると、丁度いい長さの自己紹介になるでしょう。
1分以上の自己紹介は少し長いです。最低10秒で長くても30秒以内にまとめるようにしてください。
自己PRに徹する
自己紹介をする場面で自己PRに徹してしまうのもやってはいけないことなので注意しておきましょう。
自己紹介と自己PRは似ているようですが、全くの別物。自己紹介をする場面で、自己PRを行うのは意味がありません。
「〇〇大学〇〇学部の〇〇です。英語が得意で、海外留学の経験が半年以上あります。TOEICでは900点近く点数を取りました。海外へは5ヶ国以上行っています。よろしくお願いします。」
このような例文は、自己紹介の内容が大学名と名前しか入っていないので、意味がありません。グループ内でいい印象を与えられず、ただの自慢話のように聞こえてしまいます。
グループディスカッションを行う際には、『自己紹介』と『自己PR』との違いをきちんと理解しておきましょう。
グループディスカッションの自己紹介で大学名は言わなきゃ駄目?
グループディスカッションの自己紹介に関して、学生からよく質問されるのが「周りが高学歴ばかりの時、自分の大学名を言いたくない。言わなくても平気ですか?」というものです。
確かに、周りが「京大です」「東大です」「慶応です」となると、学歴を言い難いですよね。ではどうすればいいのか?
学歴は言わなくていい
結論からいうと、「言いたくなければ言わなくてOK」です。大学名を言わずに「大学では〜を学んでいます」と専攻内容について詳しく語ってごまかしましょう。グループディスカッションの評価は、グループディスカッション中の議論で決まりますから、学歴を言わないから減点、なんてことはありません。
「学歴を言う」空気をつくらない方法
ただ、最初の人が「東京大学経済学部です」と言い出すと、「大学名・学部を名乗る雰囲気」が出来てしまいます。これを避けるために、まずあなたから自己紹介を始めると良いでしょう。すると、「学歴を言う空気に反して発言する不自然さ」を避けられます。
大学名を言うように要求された場合は
当たり前ですが、人事が「大学名とお名前を含めて自己紹介をしてください」と言った場合は、大学名もいいましょう。
自己紹介の事例とポイント
はじめまして。◯◯大学の△△と申します。大学では学祭の実行委員を担当していました。学祭の企画を担当しており、呼べるゲストやイベントを計画したり徹底的にリサーチした経験があります。
今回のグループディスカッションでは、皆さんと深い議論を交わしていきたいと思っております。よろしくお願いします。
挨拶→大学名→名前→打ち込んでいたこと→グループディスカッションの抱負をまとめた10秒程度の理想的なまとめかたをした例文です。
覚えやすいように、「何をしていたか」の結論を名前のすぐ後ろに持ってくることで、名前と打ち込んだことの関連が強まり、覚えやすくなっています。
はじめまして。◯◯大学の△△です。インターンとしてIT系のベンチャー企業で、WEBマーケティング事業での営業を担当しています。クライアントが求めている内容を正確に読み取り+αの提案をできるように心がけております。皆さんと議論を重ねて、内容の濃いグループディスカッションにしていきたいです!よろしくお願いします!
営業として相手の求めている内容をきちんと読み取る能力があることをアピールする例文になります。短い時間の議論でも、話を脱線させないように相手の意図を汲み取って周りに伝えることができるということがわかります。
はじめまして。◯◯大学の△△です。学生時代は、テニス部で部長を詰めており、関東大会に出場した実績もあります。部長としてチームをまとめた経験があるので、今回のグループディスカッションでもその経験を生かしていきます。皆さんと議論をしっかりと交わして、いい話し合いができるよに頑張りますのでよろしくお願いします。
部長というまとめ役をした経験を伝えることで、周りから「まとめるのが上手い人」という印象を与えることができる自己紹介です。まとめるのが上手な印象を与えることで、司会に立候補しやすい立場にもなるでしょう。
はじめまして。◯◯大学の△△です。私は大学4年生の終盤に留学をします。計画を立て、留学までにお金が貯まるようにアルバイトをしたり、留学時の予定を立てたりしています。今回のグループディスカッションでは、テーマに沿って計画的に議論をしていきたいと思っているので、よろしくお願いします。
計画を立てる能力があることをアピールしている例文になります。グループディスカッションでは時間が限られているので、時間配分の計画を細かく立てる必要があります。グループディスカッションで役に立つ能力をアピールできるといい印象を与えます。

時間がかかりがちな自己分析が簡単にできちゃうツールがあるのをご存知でしたか?
パッと自己分析を終えたい時に使えるのが、使えるのが適職診断テスト「AnalyzeU+」です。
「AnalyzeU+」は、251問もの設問に答えていく本格的な適職診断テストです。設問に回答をすると、経産省の定めた「社会人基礎能力」のうち、あなたがどの面に秀でていて、どの面に弱点があるのかを教えてくれます。
これは、私がテストした時の診断結果です。この通り、かなり詳しく教えてくれます。

偏差値形式で表示してくれるので、「自分の強みは何なのか?」「向いている仕事は何なのか?」「どんな弱点があるのか?」「向いていない仕事は何か?」が一発でわかります。自分の向き・不向きがわかるので、自己分析で適職について考える時にとても役立ちます
「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への無料会員登録が必要です。OfferBoxは、プロフィールを登録しておくだけで、あなたのプロフィールに関心を持った人事から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。
AnalyzeU+で診断するついでに、プロフィールを詳しく入力しておくと、有名企業からの選考のオファーまで届くようになります。
「AnalyzeU+」を活用して、最速で自己分析を終わらせましょう。