グループディスカッションをぶち壊すクラッシャーの対処法

本コンテンツは独自に制作していますが、一部にサービス提供企業等から広告料および送客手数料を受領しているPR情報が含まれています。

就活生からよく聞く愚痴に「グループディスカッション選考、クラッシャーがいて、議論をぶち壊され、上手くいかなかった」というものがあります。

クラッシャーは議論の流れ、空気を読まずに好き勝手な事を言いますよね。だから、クラッシャーがいると、グループディスカッションを上手く進めるのがとてもむずかしくなります。

しかし、社会人になれば「困った人がいるから、会議が成立しません」のような言い訳はできません。困った人がいることを前提に、議論を進めなければならないのです。

そこで、グループディスカッションをぶち壊すクラッシャーへの効果的な対処法を解説していきます。

1.他人の意見を否定するクラッシャー

他人の意見を「それは違うと思うよ」「それは上手くいかないと思うな」と否定ばかりするタイプのクラッシャーがいます。このタイプのクラッシャーがいると、皆が意見を言い難くなり、議論が回らなくなってしまいます。対処法は簡単で、

発言例

確かに、●●さんの指摘も一理あると思います。ですが、今はアイデア出しの段階なので気軽にアイデアを出していき、あとで詳しく検討していきましょう。

と「今はアイデア出しの段階だから、否定・検討は後でやろう」と促します。意見をまとめる段階なら「この意見には抜け漏れがある」という意見も役に立ちます。

また、否定ばかりをするようならば、

発言例

では、●●さんは、この点をどう解決すればいいと思いますか?

と、丁寧に代案を要求します。生産的な人ならば意見を言うでしょうし、ただ他人の意見を否定するだけの人間なら、これで黙ります。

あなたにぴったりな役割はどれ?

グループディスカッションは、役割決めで自分の力を発揮できるかどうかが左右されます。グループディスカッションの進め方や役割を把握するためにおすすめなのが「グループディスカッション完全対策」です。

こちらの資料では、YES・NO診断で自分にぴったりな役割が診断できます。「アイディアマン」「司会」「書記」「タイムキーパー」の内、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるので、ぜひ試してみましょう。

2.論点がわからず、的はずれなことをいうクラッシャー

「今何を議論している」がわからずに、的はずれな意見を言う人がいます。たとえば、既に意見をまとめる段階に入っているのに「これはどうでしょう?」と新しいアイデアを出す人です。このタイプにいちいちつきあっていると、議論が時間内にまとまらなくなります。対処法としては

発言例

なるほど。〜ということですね。さて、今、出されたアイデアの中から「費用」「スピード」を基準に、チームのアイデアを選ぶということでしたが〜

というように、相手の意見をひとまず受け止め、「現在の論点」にもう一度触れ、相手が議論についていけていないことをやんわりと伝えます。

もう少しきつく

発言例

確かに、●●さんの指摘は鋭いですね。ですが、最初の時間配分で決めたように、今はアイデア出しの段階ですので、●●さんの指摘は後で活用しましょう。書記さん、今の意見をはしに書いておいてください。

と、最初に決めた時間配分を理由に、相手に「今はその段階じゃないよ」と伝えるのもありです。

imasia_15025085_S-1

3.間違った仕切りをするリーダー

あまり仕切りが上手くないのに、仕切ろうと出張って、議論を台無しにする人がいます。このタイプに任せていると、確実にグループディスカッションで失敗しています。

このタイプの対処法は簡単で、「あなたが主導権を握る」ということです。このタイプの無能なリーダーは、「まず、みなで考える時間をつくりましょう」等と言い出すので、

発言例

考える時間も重要だと思いますが、まず全体の時間配分から決めませんか?何分シンキングタイムをとる等も、その時間配分で変わってくると思うので

と、「議論を生産的に進める提案」をして、主導権を握り返します。他にも

発言例

「できる営業の条件」という議題ですが、この「営業」って、そもそも誰に、何を売る営業ですか?そのイメージを共有しておかないと、議論が拡散するような気がするんですけど…

と、チームに欠けている視点を提供します。すると、チームメンバーがあなたを信頼し、あなたに向かって話すようになるので、自然と主導権を握れ、無能なリーダの影響力を排除できるのです。

4.自分の意見に固執するクラッシャー

意見をまとめる段階で、自分の出したアイデアにこだわってしまう人がいます。自分のアイデアを通したいがために、他人のアイデアをあら探ししだすので、議論が非生産的になってしまいます。

議論が意見の好き嫌いのような言い合いになるのは、チーム内で「アイデアを選ぶ基準」がないからです。ですから、対処法としては

発言例

「このアイデアがいい、悪い」を議論しだすと、中々、まとまらないのかなと思います。アイデアを評価するために「費用」「効果」「実行容易性」の軸で、今までのアイデアを評価し、選択するのがいいと思うのですが、いかがでしょうか?

このように、「みんなが合意できるアイデア評価基準」を持ち出し、みなで1つずつのアイデアを評価していきましょう。意見に固執する人を自然に排除できます。

5.後になって「そもそも論」を言い出すクラッシャー

議論の後半になって「でも、そもそもこのアイデアって上手くいかないと思うんだよなぁ」と、議論をぶち壊すようなことを言い出す人がいます。今になって、そもそも論を議論しても、グループディスカッションはまとまりません。

そもそも論を言い出す人には、「今そんなこと話している場合じゃねぇよ」と伝えるべきです。ただ、自分で言うのは角が立つので、

発言例

なるほど、●●というご意見ですね。今のご意見について、みなさんどう思いますか?(気の強そうなメンバーをみながら)

と、他のメンバーに「うーん、そろそろまとめた方がいいと思うよ」という意見を引き出すために話を振りましょう。他の人が否定をしなければ、

発言例

良い意見だと思うのですが、残り時間もn分と短いので、ひとまず今までの方向でアウトプットをまとめませんか?

とするのが良いでしょう。少し角が立ちますが、議論がまとまらなくなるよりはマシです。

自己分析の第一歩!50万人が使った適職診断テスト「AnalyzeU+」
SPI_LPheader

時間がかかりがちな自己分析が簡単にできちゃうツールがあるのをご存知でしたか?

パッと自己分析を終えたい時に使えるのが、使えるのが適職診断テスト「AnalyzeU+」です。

「AnalyzeU+」は、251問もの設問に答えていく本格的な適職診断テストです。設問に回答をすると、経産省の定めた「社会人基礎能力」のうち、あなたがどの面に秀でていて、どの面に弱点があるのかを教えてくれます。

これは、私がテストした時の診断結果です。この通り、かなり詳しく教えてくれます。

偏差値形式で表示してくれるので、「自分の強みは何なのか?」「向いている仕事は何なのか?」「どんな弱点があるのか?」「向いていない仕事は何か?」が一発でわかります。自分の向き・不向きがわかるので、自己分析で適職について考える時にとても役立ちます

「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への無料会員登録が必要です。OfferBoxは、プロフィールを登録しておくだけで、あなたのプロフィールに関心を持った人事から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。

AnalyzeU+で診断するついでに、プロフィールを詳しく入力しておくと、有名企業からの選考のオファーまで届くようになります。

「AnalyzeU+」を活用して、最速で自己分析を終わらせましょう。

今すぐ登録してみる(無料)