はじめに
就活のスタートである会社説明会。志望企業の企業研究を進めるためにも、参加は必須です。しかし、「説明会はどんな点に注意して参加すればいいの?」「服装はどうすればいいの?」「どんな質問をすればいいの?」「持ち物は?」など、わからないことばかりだと思います。
でも、大丈夫。そんな就活生のために、会社説明会に参加する時に押さえておくべき7つのルールを徹底的に解説いたします!
目次
会社説明会の種類
会社説明会には、多く分けて2つに分かれます。
企業ごとの「単独説明会」と複数の企業が合同で開催する「合同説明会」です。
「単独説明会」は主に事前予約が必要な定員制で、採用選考の最初の場としての位置づけです。
筆記試験や面接がある場合多いので、心の準備をしていきましょう。
次に「合同説明会」ですが、同一業界の企業のセミナー、就職情報サイト主催の様々な業種の企業の合同説明会、地域主催などの企業セミナーなどの3種類に分けられます。
いずれも、多くの企業が参加するため、複数企業を回り効率的に情報を得ることができるのがメリットです。
また、思いもかけない企業との出会いがあることもあるので、是非参加しておきたいものです。
一社について深く知る「単独説明会」、複数の企業を広く浅く知る「合同説明会」。選択肢の幅を広げるために、どちらの会社説明会も利用しておいて損はありません。
会社説明会の流れ
それでは、会社説明会はどんな流れで進行するのでしょうか?
まず、企業のホームページ、就活情報サイト、大学の就職課・キャリアセンター、新聞などから情報を入手し、説明会に予約します。
単独説明会の場合は主に次のような要領で行われます。
- 企業概要の説明
- 職務についての説明
- 質疑応答
その後、企業によってはエントリーシートの記入やグループワーク、面接などが行われる場合もあります。
会社説明会に参加するためには、事前にエントリーシートの記入をする必要がある場合もあるので、志望企業のルールに従いましょう。
企業で会社説明会が行われる場合、受付や説明会をしている社員の方との接点が多いため、職場や働く人の雰囲気を感じ取ることができます。
会社説明会が選考のために必要な場合もあるので、積極的に参加しましょう。
合同説明会は、15~30分間ほど企業の説明を聞くことができます。
気になる企業がある場合は、事前予約をしておきましょう。もちろん、話を聞かずにブースを回るだけでもよいのですが、効率よく回るためにも、予約しましょう。
また、合同説明会の予約をする際に、エントリーシートの基本情報などを自動入力してもらえるというメリットもあるため、予約はよいことが多いです。
志望する企業があるならば、会社説明会がプレエントリーとなるばあいがあるので、なるべく参加しましょう。
説明会に参加する際に注意すべきポイント
会社説明会に参加する際に注意すべきポイントは、この説明会が、エントリーするために必須となっている企業があることです。
つまり、この説明会に参加していなければ、選考に進むことはできないということです。興味のある企業の説明会が重なるときは、十分に検討してから申し込むとよいでしょう。
また、説明会に参加するときに、適性検査が行われる可能性があるということも覚えておく必要があります。
知らずに心の準備ができていないままでテストを受けて、思うように力が発揮できないということのないように、持ち物や次の予定の調整なども気を付けるようにしておくと安心でしょう。
会社説明会の時期には、自己分析を終わらせておこう
就活には自己分析が必須。遅くても、会社説明会の時期には終わらせておく必要があります。ただ、やり方がわからず、上手く進められない方も多いはず。
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1.会社説明会とは何か?押さえておくべき会社説明会の基本
就活をはじめたばかりで「会社説明会ってどんなものなの?何に気をつければいいの?」とわからず、困っていませんか?
就活初心者の学生のために、「会社説明会の種類」「会社説明会の流れ」「説明会に参加する際に注意するべきポイント」について、解説いたします。
2.会社説明会を100%活用するコツ
会社説明会に「ただ説明を聞きに行く」では失敗に終わります。志望動機・自己PRの材料を見つけるつもりで、能動的に参加しなければなりません。
とはいっても、何をすればいいかわかりませんよね。そこで、会社説明会を100%活用する方法を徹底的に解説します!
3.会社説明会のマナー
会社説明会にダラシない態度で参加していると、悪い意味で目立ち、人事からチェックされてしまうことも。悪目立ちしないために、押さえておきたい会社説明会のマナーをご紹介します。
受付〜退場まで、必要なマナーを全て解説しました!完璧なマナーを身につけ、万全の状態で会社説明会に参加しましょう。
4.会社説明会で聞くべき質問リスト
会社説明会で良い質問をすれば、使える情報が引き出せるだけでなく、人事にも良い印象を残せます。一方で、駄目な質問をすれば、聴衆の時間を無駄にし、人事にも悪印象を与えるでしょう。
「困ったときに使える、会社説明会で聞くべき質問リスト」「良い質問のつくりかた」等、大事なポイントを徹底的に解説しました!
聞くべき質問例5選
限られた時間内で、どれだけ企業の情報を知ることができるか否かは、質問の仕方次第です。
こちらでは、会社説明会の際に好印象を与えることができる質問をご紹介します。
「○○の主な業務内容と平均的な1日の仕事の流れを教えてください。」
自分の志望職の先輩社員がいる場合は、非常に有効な質問です。
具体的な業務内容を知ることができますし、その先輩と働くことになるかもしれないため、雰囲気を感じ取ることができます。
「どんなお仕事にやりがいを感じていらっしゃいますか?」
直接自分の志望する業務に着いている先輩でなくとも、企業の雰囲気を感じ取ることができます。
「お仕事をされる中で、一番大変なことはどんなことですか?」
なかなか答えにくい質問ですが、会社の雰囲気や具体的な仕事の内容を知るためには聞いておきたいものです。実際の業務がイメージしやすくなります。
「入社前と入社後では、会社に対するイメージは変わりましたか?」
「変わっていない」と答えられてしまうかもしれませんが、イメージを具体的に話してもらうことにより、企業に対するイメージが深まり、自分のイメージに合致するかどうかわかります。
「資格取得のための支援制度はありますか?どんな資格を取得されていますか?」
資格取得支援制度を強調するとマイナスイメージにもなりますが、先輩が取得してきた資格を尋ねることにより、業務をより深く知ることができます。
聞いてはいけない質問例5選
質問の仕方次第では、やる気のあるところをアピールできるどころか、逆に印象が悪くなってしまいます。
会社説明会の質疑応答の際、避けたほうがよい質問の例を確認しましょう。
「残業は多いですか?サービス残業はありますか?」
残業時間はともかく、サービス残業に関しては、企業内でも把握できていない場合も多く、公の場では答えにくい質問です。
「英語が得意なのですが、英語を活かせる部署はありますか?」
英語を活かせる部署を聞くのは構いませんが、英語が得意をアピールするのは面接まで待ちましょう。
「定時で帰れますか?」
確かに気になるかもしれませんが、「やる気がない」というイメージを与えてしまいます。
「海外支社はどれぐらいありますか?」
企業の公式ホームページを見ればわかる質問です。会社説明会で聞くのは避けたほうがよいでしょう。
「私は○○大学なのですが、採用してもらえますか?」
確かに前例がないと、難しい場合もありますが、それ以前にあなたを採用するかどうかは会社説明会の場では企業としてもわかりません。
5.会社説明会に持っていくべき持ち物リスト
「会社説明会って、とりあえずスーツ着て、筆記用具とノートを持っていけばいいんでしょ?」と考えていませんか?それだけでは、思わぬ失敗をしてしまうことがあります。
会社説明会で失敗しないために、ぜひ持って行きたい持ち物・持っていると便利なアイテムをまとめて解説いたします。
6.会社説明会の服装
会社説明会の服装をどうすればよいか分からず、悩んでいませんか?そこで、会社説明会の服装指示ごとに、失敗しない会社説明会の服装のポイントを徹底的に解説しました。
服装の基本
会社説明会の基本はスーツスタイル。とはいっても、スーツの着こなしにも、様々な注意点があります。好印象を与える会社説明会の服装を図説つきで解説いたします。
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「自由な服装」でお越しください
一番困る指示「服装自由」「自由な服装でお越しください」…いったいどんな格好でいけば正解なのか?失敗しない方法を解説いたします。
私服でお越しください
「私服でお越しください」なんて言っても、どんな格好をすればいいかわかりませんよね。私服指定の場合、どんな服を着ていけばいいか、わかりやすい写真付きでご紹介します。
7.予約できない、キャンセルしたい、遅刻してしまった…会社説明会のトラブル対処法
説明会をキャンセルしたい
予定があわなくなり、説明会をキャンセルしなければならない…でも、どうすれば…と困っていませんか?説明会のキャンセル期限前、期限後〜当日前、当日の段階にわけて、対応法を解説!
説明会に遅刻してしまった
大事な説明会、遅刻してしまった…そんな時、少しでも人事からの印象を良くする遅刻の連絡法を解説いたします。
説明会に参加したいけど、予約ができない
人気企業の説明会には、参加するだけでも大変。でも、実は、少しお願いをするだけで参加できるケースが多々あります。満席で予約できない時に、説明会に参加する方法をご紹介します。
8.会社説明会のお礼メールの書き方
会社説明会の後のお礼メール。「必要ないのでは?」と思うかもしれません。
確かにお礼メールを出して選考に有利かというと、判断は難しいところです。
しかし、お礼メールを出さないより、出したほうが社会人としての一般常識があるという意味では印象はアップします。
会社説明会の後のお礼メールの書き方について確認しましょう。
- 件名:説明会の日時、大学名、氏名
- 送付先会社名・部署名・担当者名
- 自分の大学名・学部・氏名
- 御礼
- 説明会に参加して気づいた点・感想などを通じて、志望意欲をアピール
- 今後の就職活動への抱負
- 〆の定型句
お礼メールの書き方例文
お礼メールを送るのならば、会社説明会の当日の、できるだけ早い時間帯に送るほうがよいでしょう。
深夜や翌日よりも、できるだけ当日の営業時間中がベターです。
前述のテンプレートに従って、一般的な例文を参考にしましょう。
件名:〇月〇日会社説明会の御礼(○○大学・氏名)
株式会社○○
○○課 ○○様
貴社の説明会に参加させて頂きました○○大学の○○と申します。
本日は、お忙しい中貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
質問にも丁寧にご対応頂き、おかげさまで貴社についての知識を深めることができました。
説明会を通して、益々貴社で働きたいという思いを強く致しました。
頂いて帰りました資料を熟読し、今後はさらに貴社への理解を深めていきたいと考えております。
改めて面接の御礼を申し上げるとともに、貴社の益々のご発展と、皆様のご健勝をお祈りいたします。
件名ではっきりと要件と自分の情報を記すことにより、先方にわかりやすいお礼メールとなっています。
また、目立った自己PRなどをせずに、あくまでもお礼を述べる過程でさりげなくやる気をアピールできています。