会社説明会とは?就活生が知っておくべ説明会の種類や持参物

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会社説明会とは何か?
簡単に言うと、「企業が学生に対して、自社の事業内容・仕事内容・働き方について説明をする場」です。

しかし、会社説明会といってもいくつかの種類があり、内容は様々です。
就活生には知っておくべき、会社説明会の種類や、参加をおすすめする理由について紹介します。

会社説明会では社員が直接事業内容や募集要項を説明する

会社説明会とは、一般的に企業が事業内容という自社に関する情報や、募集要項といった採用活動に関する情報を伝える場です。

説明会をする時期は大体決まっています。
経団連に属する企業の場合、22卒は21卒と就活スケジュールに変わりなく、3月1日が就活解禁となるので、合同説明会や個別の企業説明会の開始も3月1日以降に多くなります。

4月以降の大規模な合同説明会やセミナーの開催数においては、3月の半分以下となってくるので、あらかじめ合同会社説明会とはどんなものなのかを把握しておく必要があります。

会社説明会への参加は必須ではないと考える就活生もいるかもしれませんが、業界・企業研究になるものなので、どんなものかは知っておくといいでしょう。

会社説明会の種類とは

単独説明会

単独説明会とは、一つの企業だけでおこなう説明会です。単独説明会を開催する場合、事前にWeb上でのプレエントリーが必要な企業も多いです。
理由としては、数が多すぎると、就活生の疑問や不安解消に取り組める時間が少なくなり企業説明会の意味がなくなること、プレエントリーより参加者の情報を取得して、より良い人材を集めるため、以上の2点です。

選考活動の第一ステップという位置づけで、単独説明会に参加していないと選考の次のステップに進めなくなる「選考希望者参加必須」となる単独説明会もあります。この場合は、説明会後に一次選考となる、筆記試験やグループ面接が用意されているケースが多いです。

単独説明会は、企業内で行われることが多いため、企業や社員の人達の雰囲気を知ることもでき、自分のイメージ通りの企業かどうかを知る良い機会ともなります。

学内会社説明会

企業が特定大学の学生に向けて行う説明会です。参加人数が少なくなるため、容易に参加できます。

学内でわざわざ説明会を開くのは「あなたの大学から積極的に採用する意思がある」証明です。学内説明会に参加している企業には、積極的にアプローチしてみましょう。

合同会社説明会

合同会社説明会とは、企業が集まって合同で開催する会社説明会です。
1日で多くの企業を回れるというメリットがある反面、一つ一つの会社の話は浅く、短くなってしまケースもあるので、合同会社説明会でもそれぞれの特徴を理解してから参加の有無を決めましょう。

合同会社説明会には、以下の3つの種類があります。

大規模合同説明会

大規模合同説明会は、合同説明会の中でも特に規模の大きいものです。例としては「マイナビ就職EXPO」などがあり、2019年度では総出展企業数9424社という、実に多くの企業が一堂に会する合同説明会です。

マイナビ就職EXPOでは、通常の就職EXPO以外にも、MEGA就職EXPO、理系就職EXPOなど、就活の特徴に合わせた説明会が開催されています。

知りたい企業の情報が得られるだけでなく、当初の選択肢にはなかった企業と出会えるチャンスもあり、就活の幅を広げられます。気になる企業の情報を気軽に得るには、参加企業数の多い大規模合同説明会がおすすめです。

最近では「来場」と「WEB視聴」の参加方法が選べるハイブリッド型での大規模合同説明会も開催されているため、遠方からでも参加しやすくなっています。

中小企業・ベンチャー専門の合同説明会

合同説明会は、規模の大小の違いだけでなく、中小企業・ベンチャーに強いものなど専門分野に絞り込まれたものもあります。この規模での同企業説明会の例として、株式会社学情の主催する「あさがくナビの就職博」があげられます。

1981年から開催されている日本最初の合同企業セミナーで、就活博では大企業から中小企業、ベンチャー企業など、様々な合同企業説明会を開催しています。
就活アドバイザーが個別就職相談に乗りながら、ニーズをヒアリングして、希望にマッチしたブースへと案内してくれるため、幅広い業界からやりがいのある仕事を見つけられる可能性がアップします。

大規模説明会では大勢の学生が来るので、ゆっくり企業の人との時間を持つことが難しい場合もあります。その点、就職博では1ブースごとに少人数制を取っていることが多いので、大型に比べると企業の担当者と話しやすいのもおすすめのポイントです。

地域特化型

地域特化型の合同説明会は、その地域に根ざす地元企業がそろう合同説明会です。マイナビやリクナビといった大手の合同説明会は都心に本社を置いている大手がメインです。出展費も安くはないため、地方の企業がわざわざブースを持つことはありません。

しかし、地域特化型の合同説明は、地域に根ざした企業を知れるので、Uターン希望者はもちろん、Iターンを希望する人にも参加をおすすめします。

多くは民間企業の主催ではなく、ハローワークや、県や市といった行政または、商工会議所などが主催のため、安心感があるのも地域特化型合同説明会の特徴です。

こちらも、コロナ禍で他地域への移動が困難な場合でも、オンラインでの合同説明会開催が増えています。遠方在住でも参加しやすくなりました。

内定直結型合同説明会

内定直結型の合同説明会もあります。ミーツカンパニーは、全国主要都市で年間約600回の合同説明会を開催する就活サービスです。

ミーツカンパニーの合同説明会は、他の企業が集まって企業紹介をするだけの合同説明会ではありません。

まず、全体の参加人数が少なく、ブースの訪問人数自体が少人数です。そのため、採用担当者の声が聞こえなかったり、質問したいことが聞けなかったりという普段参加する合同説明会のデメリットがありません。

さらに、 参加するのは企業の人事責任者や社長といった採用の決定権を持つ人が多いので、座談会で会話をして双方が気に入れば、その場で内定ということもあるようです。

大手が参加することは少ないですが、ベンチャー企業や隠れた優良企業の参加が多いので、就活の視野を広げるためにも、今の状況から変化させたいと考えるひとにもおすすめの説明会です。

会社説明会の時期には、自己分析を終わらせておこう

就活には自己分析が必須。遅くても、会社説明会の時期には終わらせておく必要があります。ただ、やり方がわからず、上手く進められない方も多いはず。
そんな時は、自己分析ツールの「My analytics」を活用してみましょう。
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会社説明会に参加するべき理由

事業内容や募集要項といった情報であれば、インターネット上でも情報収集が可能だと考える人もいるかもしれません。

しかし、会社説明会の参加には複数のメリットがあります。
実際に働く社員を見る、事業の詳しい内容を知れる、福利厚生の取得率など気になる点を質問できるなど様々です。

また、会社説明会に参加することが選考に進むための条件となっている企業や、会社説明会でエントリーシートが配布される企業もあるため、会社説明会はないがしろにできない存在です。

こちらでは、会社説明会に参加するべき上記の3つの理由について詳しく解説します。

①質疑応答の時間により疑問を解消できる

企業によっては、すでに自社のウェブサイトで就活生向けの質問例などが挙がっている場合もありますが、自分の知りたい質問がないこともあります。

会社説明会に参加すれば、多くのケースで最後に質疑応答の時間が設けられているため、直接質問することも可能です。
そのため、疑問を解消し、知りたい情報を得るために会社説明会に参加することは有意義です。

しかし、大規模合同説明会の場合は、就活生の参加人数も多いので、質問できない可能性もあります。そのため、「知る」だけでなくより企業研究をしたい人であれば、小・中規模の会社説明会に参加することをおすすめします。

②人事の人と会うことで会社の雰囲気を知れる

紙面やウェブ上でなく、直接会える会社説明会への参加では、志望企業に関してより多くの情報を得られます。
そのなかの1つが、企業の人事や働く先輩社員と会い、会社の雰囲気という情報を得ることです。

会社説明会によっては、人事だけでなく、1年先に入った先輩や、部長クラスが参加しているケースもあります。会話や質疑応答により、先輩社員の雰囲気も掴めるでしょう。
就職するにあたり、人間関係や働く環境は、とても大事です。

社員と接してみて、対応が不親切であったり、冷たい人だと、入社後長く続けられるかという懸念を持つことができます。

③本選に参加するための条件

どの会社も建前としては「選考に関係ありません」としています。しかし、実は会社説明会への参加が採用選考参加への必須条件となっている企業もあります。

たとえば、参加必須の説明会は、以下のような形で行われます。
・説明会に行った学生にだけエントリーシートが配られる
・説明会でグループワーク形式の選考が行われる
このように、説明会が選考の第一ステップである企業は数多くあります。「どうせ説明聞くだけでしょ?」と行かずに放置していると、そもそも選考に参加できなくなってしまうかもしれません。

過去の採用方法や、その年の新卒採用ホームページを必ず確認しておきましょう。「説明会参加必須」となっている物に関しては、上記のような、エントリーシートの配布やグループワーク等の一部選考が入る可能性もあります。

会社説明会への参加が必須の企業例

説明会への参加が必須の企業の中には、「説明会のあとに選考会が行われる」と公言している企業もあります。

【例】
キーエンス
ウイルテック
ベルク
和幸商事
東建コーポレーション
アビスト
ペッパーフードサービス
オープンハウスグループ
ソラスト

などの企業です。

他にも、大手スーパーのベルクや、飲食店「和幸」を運営する和幸商事などのような東証一部上場企業も、選考直結型の説明会開催を公言しています。
選考の内容は企業によって様々ですが、最低限、「なぜその企業に興味を持ったのか」や「自己PR」などは話せるように、事前準備をしておきましょう。

会社説明会の探し方

企業の採用専用サイト

会社説明会を探す方法1つめは、企業の採用専門サイトをチェックすることです。志望先の企業が絞り込めている人は、探しやすいでしょう。

多くは、トップページに「説明会実施予定」などの案内が出ています。その他、プレエントリーをしていると説明会の情報がDMで送られるケースもあります。

就活サービス

2つめは、求人掲載系の就活サービスです。リクナビ、マイナビ、あさがくナビがこれに該当します。志望先がまだ絞り込めていない人や、多くの業界からできるだけ多くの企業を知りたい人は、まんべんなく検索できる就活サービスでの会社説明会を探す方法がおすすめです。

メインページから業種や職種を選択して、気になる企業をクリックすると、「エントリー」「説明会の予約」「マイリストに登録」といったボタンが出てくるので、説明会の予約を選び、申し込みをします。

もしくは、メインページから「イベントを探す」に飛び気になる会社説明会を探す方法もあります。

合説専用サイト

合同説明会の専用サイトでは、多くの種類の合同説明会やセミナーなどの就活イベント情報が手に入ります。卒業年度や学歴・専門、志望先の業界などから絞り込み、自分の必要な情報を手に入れられる合同説明会の選定をしたら、エントリーします。

手軽に参加できるところが合同説明会のメリットですが、事前予約が必要な場合と、先着順な場合があるので、参加予定の合同会社説明会がどちらであるのか、事前に確認するようにしましょう。

イベカツ

イベカツは、全国の合同企業説明会などの就活生に必要な就職セミナー・就活イベントを掲載している情報サイトです。都道府県ごとやエリアごとに検索ができるため、希望のエリアでの就職セミナーなどのイベントが簡単に見つけられます。

開催場所、日程、業界など、条件の絞り込みで、自分の欲しい就活イベント情報を簡単に検索することができます。キーワードからの検索も可能なので、ピンポイントで欲しい情報が得られるサイトです。

気に入ったイベントがあれば、「エントリーする」をクリックして、各イベントの詳しい情報を得ることができます。

合説どっとコム

合説どっとこむも、全国の合同企業説明会情報が得られる就活情報サイトです。
多数のイベントが掲載されていますが、卒業年度ごとに開催される企業説明会などの情報が掲載されており、自分の卒業年度に合った情報を手に入れることができます。

公式サイトからもイベント情報は得られますが、公式アプリを利用すれば、わざわざブラウザを開かなくても、毎週新規開催予定のイベント情報メールが送られてくるため、サッと空き時間にイベントチェックができるようになります。

他にも、就活に必須の情報が手に入れられる、人気イベントの申し込みが簡単になるなどのメリットがあるので、気軽に登録してみましょう。

また、合同企業説明会以外でも、合同会社説明会、就職フェアや合同面接会などの様々な就活イベント・セミナー・講座などを開催しており、就活に必要な情報やノウハウが学べることも魅力です。

無料講座だけでなく有料講座もあるので、必要に応じて使い分けるとよいでしょう。幅広い企業情報から就活対策の情報や講座まで、合説どっとこむを上手に活用して、就活力を高めましょう。

会社説明会に持参すべきもの

会社説明会へは手ぶらで行ってはいけません。
せっかく情報を得ても、人間ですので数時間後には大事な内容を忘れてしまうものです。
企業研究で企業同士を比較するためにも、情報はノートに記載しておくべきです。

会社説明会に持参すべきは以下のものです。

・筆記用具
・メモ帳
・履歴書
・印鑑
・学生証
・証明写真

筆記用具とメモ帳

会社説明会の際は、様々な情報を得ることができます。しかし、なんとなく聞いているだけでは、全ての情報を記憶することはできません。

そのため、筆記用具とメモ帳を用意して、その都度メモを取るようにしましょう。

説明されたばかりの内容について、後の質問コーナーで再度質問することは失礼にあたるので、どういったテーマの話がされたのかの流れを追う意味でも、メモを取るとよいでしょう。

おすすめは、会社説明会では聞いた内容を殴り書きしてもいいようなメモ帳を用意しておきます。
帰宅後に企業比較のために用意している就活ノートに、きれいに転記する方法もあります。

企業への質問事項

会社説明会では、多くのケースで質疑応答の時間が設けられます。

企業側だけが一方的に話して終わりではなく、就活生の疑問も解決する時間となったほうが、双方の印象的にも良いですよね。

せっかく企業が質疑応答の時間を用意してくれているので、疑問や不安を解決するようにしましょう。

事前に、説明会当日に聞きたいことをリストアップしておき、当日はその中から説明会では出なかった内容について質問するようにするとよいでしょう。

人事が話していない場合は、必要なスキルや、適した人物像を聞いてもいいですし、転勤の可能性などの質問もいいでしょう。

福利厚生で産休や育休について謳っている企業があれば、取得率を知ることで、本当の取りやすさを知ることもできます。

会社説明会の流れ

以下は会社説明会の基本的な流れです。参加前に押さえておきましょう。

  • 1.受付
  • 2.訪問表への記入
  • 3.企業からの説明・プレゼン
  • 4.質疑応答
  • 5.(選考をかねるケースの場合)グループワーク/エントリーシート記入/筆記
  • 6.アンケート記入・その他
  • 7.解散

会社説明会は目的に合わせて参加する種類を選ぼう

会社説明会の種類をメインに、参加するメリットについても解説しました。
会社説明会はただなんとなく参加したり、みんなが行くから行く場合は、何も得るものがなかったと不満になるでしょう。

しかし、どんな企業があるのか知りたい、少し深く仕事内容について話を聞きたい、会社の雰囲気や社員の人柄を知りたいなど目的を持ち、目的に合わせて参加する説明会の種類を選べば、得られるものがなかったという不満にはならないはずです。

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