内定するエントリーシート(ES)の書き方 具体的に書こう

エントリーシート(ES)は具体的に書く

落ちるエントリーシートと通過するエントリーシートにはある決定的な違いがあります。それは、通過するエントリーシートは具体的に書かれており、落ちるエントリーシートは抽象的に書かれているということです。

エントリーシートは具体的に書く必要があります。なぜエントリーシートは具体的に書かなければならないのでしょうか?

なぜ具体的に書かなければいけないのか?

それは、エントリーシートを選考する人間があなたのことを知らないからです。あなたとの共通認識がないからです。あなたと同じ大学、同学部なら「○○ゼミのリーダーを2年間していました」であなたのリーダー経験について理解できるかもしれません。

しかし、目の前にエントリーシートしかなく、「○○ゼミのリーダーとしてみんなをまとめあげていました」とだけ記述されても、言葉の定義自体も曖昧なので文章だけでは全く伝わりません。

リーダーとしてまとめあげるためにどのような工夫をし、それによってどのような成果をあげたかを書かなければ、あなたのリーダー経験について理解することはできません。

だから、自分を知らない人間に自分を伝えようとするとき、情報は具体的に記述する必要があります。
また、言葉に対していだいている概念も人により違います。例えば、学生はよく「コミュニケーション能力がある」という言葉を使いますが、コミュニケーション能力という言葉の定義が曖昧なので、この言葉だけでは伝わりません。

どのようにコミュニケーション能力があるかを具体的に記述しなければ伝わりません。では、どうすれば具体的になるのか?
コツは二つあります。

(1)5W1H情報を充実させる
(2)曖昧語に気を払う

この2つです。では、具体的に解説していきます。

人気企業内定者のESを参考にしよう

大手企業に内定した先輩方は、どのようなESを作成したのでしょうか。内定者の回答から、どのような考え方、アピールをしているのかを把握しましょう。
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5W1H情報を充実させる

これはWhen(いつ)、Where(どこ)、Who(誰が)、Why(なぜ)What(何を),How(どのように)のことです。これを含めることでより具体的な情報を伝えることができます。

特に、エントリーシートでは、When,Why,What,Howを具体的に記述する必要があります。

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曖昧語に気を払う

曖昧語とは言葉の包括する、意味する範囲が広範囲に属する言葉です。コミュニケーション、リーダーシップ、マネジメント・・特に聞き慣れていない外来語を無理に使おうとすると生じる問題です。コミュニケーションにも様々なものがあるので、「コミュニケーション」という言葉だけでは、その中のどれなのか?を選考官に伝えることができません。

リーダーシップも同じです。どんなコミュニケーションの取り方をしたのか?リーダーシップの取り方をしたのか?をHow部分を詳細に記述することで曖昧さを排除することができます。

具体例

文章で細かく説明するよりも、良い例と悪い例を見ることで、具体的なエントリーシートとはどのようなものかを理解しましょう。

悪い例

私は努力家です。未経験のテニス部で必ずレギュラーになりたいと思い、入部しました。与えられた練習を懸命にこなす中で技術は上達するものの、試合ではバコバコ打ち、一発で決める型でミスが多く勝てませんでした。

勝てる人のプレーを研究するなかで我慢と粘りのテニスに活路を見出しました。その結果、ある試合では粘る相手よりさらに粘るガマ ン強さを発揮し、精神力の勝利から周りの信頼を得て、最終的にはレギュラーを獲得しました。

解説

「我慢強さのテニス」という言葉が頻繁に出てきますが、具体的にどういうことなのかがわかりません。

面接官がテニス経験者であれば理解できるかもしれませんが、経験者以外には書き方、問題解決の方法が抽象的なので、理解ができません。

特に、部活やスポーツの話題は自分が熟知しているから相手も理解できるだろうという思い込みが働き、スポーツをしらない人間には理解できなものになってしまう場合があるので、気をつけましょう。

具体的であるといえる例

私が頑張ったことは1年生の後半から代表をつとめた全200名の大規模テニスサークルの運営です。その中でも力を入れたのは、メンバーを失わないことです。大規模なサークルだったため、ひとりひとりのメンバーの仲が希薄になり、グループへの帰属意識が失われ、毎年数十人単位でメンバーの脱退がありました。

私はその事態を防ぐために、サークルを住んでいる地区ごとにグループ分けをし、ある程度の頻度で飲み会又はご飯を食べに行くことを義務付け、グループへの帰属意識が生まれるように取り組みました。

また、各地区のリーダーには、随時欠席者の連絡、悩みがある人の連絡をしてもらい、彼らには私が個別にご飯を連れていくことなどで関係を深めました。

その結果、例年メンバーが10人ほど辞める時期にも私が代表の時期には誰もやめませんでした。私が、在籍している期間、旅行への参加率も前年比で170%と高いものとなりました。

解説

内容自体はそれほど大したことをしているわけではありませんが、具体的に規模や人数、時期、具体的な改善行動まで詳しく記述しているので、書いた人間がサークルのリーダーとして何をしたかが、エントリーシートを書いた当人や所属サークルを全く知らない人間にもつたわりやすくなっています。

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