【エントリーシート】自己PR・ガクチカ・長所の良い例|書き方ポイントと合わせて解説

何枚書いてもエントリーシートの選考が通過しない。そんな人はいませんか?
エントリーシートはエピソードも大切ですが、書き方も非常に大切です。
エピソードは今から変更することは難しいかもしれませんが、書き方の変更は今からでもできますよね。

ここでは、エントリーシートの書き方と合わせて、良い例、悪い例を紹介します。

エントリーシートの書き方や良い例を知ることで、書類選考の通過率をあげられるでしょう。

通過するエントリーシートとは?

エントリーシートがなかなか通過しないのはなぜでしょうか。それはエントリーシートを読む企業の採用担当者があなたのことを具体的に理解できていないからです。
目の前にエントリーシートしかなく、「○○ゼミのリーダーとしてみんなをまとめあげていました」とだけ記述されても、言葉の定義自体も曖昧なので文章だけでは全く伝わりません。

リーダーとしてまとめあげるためにどのような工夫をし、それによってどのような成果をあげたかを書かなければ、あなたのリーダー経験について理解することはできません。

だから、自分を知らない人間に自分を伝えようとするとき、情報は具体的に記述する必要があります。

例えば、学生はよく「コミュニケーション能力がある」という言葉を使いますが、コミュニケーション能力という言葉の定義が曖昧なので、この言葉だけでは伝わりません。

どのようにコミュニケーション能力があるかを具体的に記述しなければ伝わりません。では、どうすれば具体的になるのか?

人気企業内定者のESを参考にしよう

説得力のあるESを作成するには、大手内定者のESを参考にするのも効果的です。内定者の回答から、彼らが、どのような考え方、アピールをしているのかを把握できるからです。

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エントリーシートのポイント①5W1H情報を明確にする

これはWhen(いつ)、Where(どこ)、Who(誰が)、Why(なぜ)What(何を),How(どのように)のことです。これに沿って文章を作成すると、相手に自分の考えや取り組み、つまり人柄を伝えやすくします。

特に、エントリーシートでは、When,Why,What,Howを具体的に記述することをおすすめします。

大手の場合特に、エントリーシートの届く枚数は何百、何千枚となります。
そのため、エントリーシートを1枚1枚丁寧に読み込む時間はありません。つまり、エントリーシートの記載は、物事が簡潔に正しく伝わるようにする必要があるのです。
ササっと目を通す採用担当者に分かりやすく伝えるために、5W1Hに沿った書き方が必要です。
例文
エピソード1【学生時代に頑張ったエピソード】

私は、アルバイト先のドラッグストアの販売コンテストで店内1位を獲得しました。
大学入学から3年以上お世話になったドラッグストアの売り上げに貢献したいという考えで参加しました。

売り込む商品の選定にあたっては、接客や商品案内時「あると便利な商品」をお客様に聞き取りしました。
調査の結果、ご家庭に葛根湯があると嬉しいという声が多かったため、売り込む商品を葛根湯に決定しました。

それからはレジ業務や接客の際に欠かさず葛根湯をおすすめし、店長の許可を得てレジ周辺に葛根湯の売り場を増設しました。

その結果、コンテストで1位を獲得できました。

Point
エピソード内で読み取れる5W1Hは以下の5つです。
who=私が
what=葛根湯で売り上げコンテスト1位を目指す
where=3年間お世話になったドラッグストア
why=ご家庭に葛根湯があると助かると聞き取りした
how=レジでの声掛け、レジ前に葛根湯の売り場を増設
このように5W1Hを盛り込んでいけば、自然に具体的でイメージしやすい文章が出来上がります
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エントリーシートのポイント②具体性のある内容にする

具体性のある内容にするには、意味が広範囲に属する曖昧な言葉や「あれ」「それ」といった指し言葉を使わないことです。

例えばリーダーシップの場合、どんなコミュニケーションの取り方をしたのか、どんなリーダーシップの取り方をしたのかをHow部分で具体的に記述することで曖昧さを排除できます。
NG例
リーダーシップを発揮して、全員の意見を取りまとめました。
Point
リーダーシップという言葉の具体例が見えません。
good例
私はまとめる立場としてまずは聞き役に徹し、中立の立場から全員の意見を取りまとめました。
Point
リーダーシップの詳細(聞き役に徹した 中立の立場を守った)がわかります。
NG例文
アルバイトをしていた時、正社員向けの接客力向上セミナーに参加しました。
その経験は今後に活かすことができます。
good例
アルバイトをしていた時、正社員向けの接客力向上セミナーに参加しました。
研修で身につけた、常にお客様の視点に立つ接客マナーは今後に活かすことができます。
Point
代名詞を使わず、「研修」という言葉を選べば、さらに具体的な文章になります。
更に、副詞を多用することも曖昧な表現に繋がるので注意が必要です。

エントリーシートの例文

悪い例

例文
私は目標を達成するため、粘り強く努力を続けられます。

私は大学時代、テニス部でレギュラーをとることを目標に、それまで未経験だったテニスを始めました。

コーチや先輩のアドバイスを受けながら練習を続けることで、基本的な技術は上達し始めましたが、いざ試合となると練習どおりの動きができず、ミスばかりで結果を出せませんでした。

そこで、試合に勝つために上手な人のプレーを研究したところ、持ち前の我慢強さと粘り強さをテニスにも活かすべきだという考えに至りました。

その結果、ある試合では粘る相手よりさらに粘る強さを発揮し、精神力の勝利から周りの信頼を得て、最終的にはレギュラーを獲得しました。

【解説】
自己PRの悪い例です。

「試合で我慢強さを発揮した」とありますが、具体的にどういったプレーをしたのかがわかりません。

具体性のないエピソードでは「粘り強く努力を続けられる」というアピールが弱くなってしまいます。そのためエピソードを話す際は、どんな問題にどのように取り組んだのか相手が理解できるような文章を意識しましょう。

また、面接官が必ずしもテニスの知識があるとは限らないため、誰にでもわかるような言葉で説明することが大切です。
例文
【学生時代に力を入れたこと】
私は大学時代、居酒屋でのアルバイトに力を入れました。

アルバイトを長く続けるうちにその働きぶりが評価され、アルバイトリーダーとしてチームをまとめる役割を任されました。

そこで私は、リーダーとして職場の雰囲気作りに力を入れました。

具体的には、積極的に仲間とコミュニケーションをとったり、気持ちよく仕事ができるように職場をキレイに掃除したりするという方法です。

その結果、自分が困ったことをすぐに相談できる働きやすい職場になり、仕事上の問題や悩みを全員で共有できるようになりました。

【解説】
学生時代に力を入れたことの悪い例です。

「リーダーとして職場の雰囲気作りに力を入れた」とありますが、なぜ雰囲気作りに力を入れたのかというWhy(なぜ)が欠けています。

Why(なぜ)が欠けた文章は、自分がどのように考え、なぜその行動をとったのかが相手に伝わりません。

学生時代に力を入れたことを聞くことで、就活生の考え方や価値観を知りたがっているため、自分の考えや行動の理由がわかるよう5W1Hを意識した文章を心がけましょう。
例文
【長所】
私の長所は、何事にも興味を持って自分から取り組めることです。

高校までの私は引っ込み思案で自己主張ができなかったため、人に言われたことだけを淡々とこなすタイプの人間でした。

そんな自分が、大学に入学してから知り合ったアメリカ人留学生の行動力に刺激を受けるようになり、自分も一人で海外を旅してみたいと思うようになりました。

学生のうちに海外一人旅をすると決意した私は、学業の合間を縫ってアルバイトでお金を貯め、昨年の夏休みを利用して渡米することができました。

自分で考えて積極的に行動するという長所を、貴社においても活かしたいと思います。

【解説】
長所の悪い例です。

アメリカ人留学生のどのような行動に刺激を受けたのかがわかりません。海外に行くことを決意したきっかけのエピソードを具体的に話す必要があります。

また、アピールする長所とエピソードがあまり結びついていません。海外への一人旅をしたというエピソードであれば、「何事にも興味を持って自分から取り組めること」よりも、「行動力」や「実行力」をテーマにするほうが強いアピールになります。

エピソードが具体的だったとしても、自分の長所と関係が薄ければアピールが弱くなってしまいます。

良い例

例文
【自己PR】
私の強みは調整力です。

私は大学時代、約200名所属する大規模なテニスサークルの代表を務めていました。代表を務める上で問題となったのが、人数が多いことでメンバー間の仲が希薄になり、毎年数十人単位でメンバーが抜けてしまうことです。

私はその事態を防ぐために、メンバー間の中を深める取り組みを積極的に実施しました。

具体的には、メンバーを住んでいる地域や所属学科ごとにグループ分けし、Aグループは素振りの練習、Bグループはサーブの練習というようにグループごとにローテーションさせる方法です。

また、各グループのリーダーには欠席連絡や悩み相談の架け橋となってもらい、さらにリーダーを集めた飲み会を3カ月に1回程度開くなど、グループ内の仲だけではなくグループ間の仲も深まるように努めました。

その結果グループへの帰属意識が高まり、私が代表を務めた2年間は一人も抜ける人がいませんでした。

【解説】
自己PRの良い例です。

サークルを抜ける人が多い理由、具体的な改善策が詳しく述べられているので、何の問題にどのように取り組んだのかが相手に伝わりやすくなります。

もちろん、自己PRにおいて結果を出したことは大きなアピールになりますが、それ以上に大切なのは結果に至るまでのプロセスを詳しく伝えることです。
例文
【学生時代に力を入れたこと】
私は大学時代、居酒屋でのアルバイトに力を入れました。

スタッフ全員が気持ちよく働ける職場にしたいと思い、辛そうな人に声をかけたり、忙しい人の仕事を代わってあげたりしているうちに、バイトリーダーを任されることになりました。

バイトリーダーには業務の指示出しや新人教育、シフト管理などの仕事があり、中でも苦労したのが新人教育です。

私自身まだまだ経験が足りない中で新人教育を任されたことで、自分が人に仕事を教えられるのかという不安がありました。

そこで、新人に仕事を教える際は、自分がわからないことをわかったふりして教えないように注意しました。

具体的には、わからないことはマニュアルを見直したり、社員に聞いたりするなどして、自分自身がきちんと理解してから教えるという方法です。

その結果、新人に曖昧な教え方をすることがなくなり、さらに人に教えることが自分の仕事の効率化にもつながりました。

【解説】
学生時代に力を入れたことの良い例です。

バイトリーダーを務めた経験は、自己PRにおいて大きなアピールになります。バイトリーダーとして苦労したことや、成長につながったことなどをアピールしましょう。

ただ単にバイトリーダーを任されたことをアピールするのではなく、例文のように具体的なエピソードを含めると好印象です。
例文
【長所】
私の長所は、主体的な行動ができることです。昨年、自分が貯めたお金でアメリカに渡り、念願だった海外一人旅で主体性を磨きました。

高校時代までの私はいわゆる指示待ち人間で、人に言われたことしかできない人間でした。しかし、大学に入学してから知り合ったアメリカ人留学生を見て、今までの自分が恥ずかしくなりました。

留学生たちは言葉の壁をものともせず、日本人の輪の中に自ら飛び込み、日本語が不自由であっても身振り手振りで自分を表現します。

彼らの姿を見て自分を表現できない短所を直したいと考え、その一つの方法としてアメリカに一人で渡ることを決めました。

現地では、勇気を持って話しかけた地元民と打ち解け、地元の隠れ名所に案内してもらったり、メールアドレスを交換したりしました。

アメリカで知り合った友人との交友は、現在でも続いています。

海外一人旅を終えた後は、以前のように自分を表現することへの恥ずかしさはなくなり、主体的な行動ができるようになりました。

【解説】
長所の良い例です。

悪い例の反省点を踏まえてエピソードに具体性が増し、なぜ海外一人旅をしたのか、そこから何を得たのかを読み取れる文章になっています。

社会に出てからは受動的な行動ではなく能動的な行動が求められるため、行動力をアピールする場合は、自ら考えて行動できることをアピールしましょう。

エントリーシートのポイントを押さえ良い例を参考に作成しよう

エントリーシートを書くときは、5W1H情報を充実させる、具体性のある内容にするという2点が大切です。

2つのポイントは、志望動機・自己PR・学生時代に力を入れたことなど、すべての項目に共通して言えることです。
一次選考で人数を振るいにかけるとき、採用担当者は短時間でサクサクとエントリーシートを読みます。そのため、伝えたい内容や、取った行動、人柄が見えないエントリーシートはその時点でお見送りになるのです。

エントリーシートの通過率を上げたい人は、まずここで紹介した良い例を参考に、文章を作成してみてください。

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