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インターン開催の時期が多いのは8月と2月
インターンの開催時期は業界や企業によってさまざまですが、大学生が長期休暇で参加しやすい8月や2月に開催されるケースが多く見られます。
実際、リクナビが2019年卒の内定者768人を対象に実施した、インターンの参加時期に関する調査でも、8月に参加した人が46.0%と最多、次いで2月に参加した人が40.9%という結果が判明しました。
調査結果から、約8割の就活生は夏休みや冬休みを利用してインターンに参加していることがわかり、企業も就活生を集めやすい長期休暇の時期を狙って多くのインターンを開催しているのです。
もちろん8月や2月以外でもインターンは開催されおり、1年を通して参加することはできますが、1カ月を超えるような長期インターンに参加する場合は、長期休暇に合わせて参加するのがよさそうです。
開催時期によってインターンの実施期間や内容は異なるため、まずは自分が興味のあるインターンの開催時期を調べてから、インターン参加の計画を立てましょう。
インターン開催に応じた〆切時期
開催時期が8月や2月だとしても、応募の締め切りは数カ月前に設定されているケースもあります。
大学が夏休みや春休みに入ってからインターンを探し始め、「既に応募が締め切られていた」という事態を避けるためにも、興味のある企業のインターン情報は早めに確認し、忘れずに応募しておきましょう。
また、企業やインターンの種類ごとに締め切りは異なるため、企業のホームページなどでしっかりと確認しておくことが大切です。
8月参加のインターンのエントリー〆切時期は6月あたり
大学の夏休みに合わせて開催される8月参加のインターンは、2カ月前の6月あたりにエントリーを締め切るケースが多く見られます。
特に、長期インターンの場合は、参加者を絞るための書類選考や面接選考の実施に時間がかかるため、インターン開催の数カ月前に締め切りを設定していることがほとんどです。
短期インターンの場合は、インターン開催の1週間前までエントリーを受け付けているようなケースもありますが、早いものでは長期インターンと同様に、数カ月前には締め切られます。
いずれにせよ、インターンのエントリー締め切りは企業やインターンの種類ごとに異なるため、早い時期に確認しておくことが大切です。
夏休みに入ってから探し始めたのでは、ほとんどのインターンのエントリーが締め切られていることも考えられるため、参加するしないにかかわらず、下調べは早めにしておきましょう。
2月参加のインターンのエントリー〆切時期は12月あたり
大学の春休みに合わせて開催される2月参加のインターンは、2カ月前の12月あたりにエントリーを締め切るケースが多く見られます。
特に、長期インターンの場合は、参加者を絞るための書類選考や面接選考の実施に時間がかかるため、インターン開催の数カ月前に締め切りを設定する企業がほとんどです。
短期インターンの場合は、インターン開催の1週間前までエントリーを受け付けているケースもありますが、早いものでは2カ月前には締め切られるケースもあります。
また、8月参加のインターン同様に、インターンのエントリー締め切りは企業やインターンの種類ごとに異なるため、長期休暇になる前から確認をしておく必要があります。
いざインターンに参加しようと思ったときに、「ほとんどエントリーが締め切られていた」という事態を避けるためにも、開催時期やエントリー締め切りなどのインターン情報をきちんと把握しておきましょう。
インターン参加のメリット
インターンシップに参加している人は増えていても、「本当に参加する必要があるのか」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
確かに、インターンへの参加は時間がかかるうえ、交通費などの費用がかかるため、少なからず参加の負担はあります。
しかし、インターンへの参加が増えているのは、時間や費用をかけてまで参加する価値があるからでしょう。
就活の貴重な時間を無駄にしないためにも、まずはインターン参加のメリットを知り、明確な目的を持って参加するようにしましょう。
企業研究になり取捨選択ができる
インターンでは、業界や企業についての説明、そこで働く社員の生の声を聞ける機会などがあるため、インターンで見聞きしたものがそのまま企業研究につながります。
企業によっては、社員に直接質問できる時間を設けている場合もあり、企業のホームページやパンフレットなどを見てもわからなかったことを解決できます。
企業のホームページやパンフレットに載っているような情報は、就活生のほとんどが知っていると考えられるため、他の就活生をリードするためにも、直接企業に行ったからこそわかる、有益情報を集めることが大切です。
また、企業研究をすることで、選考に進む企業の取捨選択もできます。
たとえ魅力的な企業がたくさんあったとしても、同時に選考を進められる企業には限度があるため、就活を効率的に進めるためには、ある程度企業を絞らなければなりません。
そのため、インターンで業界や企業に関するさまざまな情報を集め、情報をもとにした企業の取捨選択が大切なのです。
取捨選択をするために、一つの企業だけではなく、同じ業界の複数の企業のインターンに参加することで、それぞれの企業を比較するというのも有効な手段です。
本選対策ができる
インターン参加時には、履歴書やエントリーシートの提出、面接選考などを課されることもあり、インターンへの参加がそのまま本選の対策にもなります。
書類選考や面接選考は本選においても必ずと言っていいほど実施されるため、インターンの段階で一通り経験しておくことは非常に貴重な経験です。
たとえインターンの選考に落ちて参加できなかったとしても、何が悪かったのか反省する機会ができ、失敗を本選に活かせるでしょう。
また、インターンでは多くの社会人と接することになるため、社会人に慣れるための練習になります。
社会人として必要なコミュニケーション能力やマナーを学ぶことで、緊張で本来の力を発揮できなくなりがちな面接でも、落ち着いた受け答えができるようになるでしょう。
企業研究を深めるという目的だけではなく、本選の対策としてインターンに参加してみるというのもいいかもしれません。
就活生と接することで自分の足りないものがわかる
インターンでは参加者同士でチームを組み、グループワークを行うことも多いため、他の就活生の実力を知ることができます。
他の就活生と接することで、今の自分に足りないものや改善すべき点がわかり、その後の就活に役立てられるでしょう。
もし自分で改善点が分からないときは、インターンなどで他の就活生と自分を比較し、何が良くて何が悪いのかをきちんと分析することも大切です。
特に、インターンで優秀だなと思った人や、就活がうまく進んでいる人のやり方は参考にしていくことをおすすめします。
他の就活生の良い点を参考にしながら自分の就活に取り入れていけば、今まで以上に効率的な就活になるはずです。
さらに、インターンで仲良くなった就活生と連絡先を交換しておけば、お互いに情報を提供しあいながら協力して就活を進められます。
同じインターンに参加しているということは、同じ業界や企業を志望しているケースが多いため、他の就活生の情報は自分の就活においても大いに役立つでしょう。
インターンエントリーにおいての注意点
さまざまなメリットがあるインターンですが、エントリーの際に注意しなければならない点がいくつかあります。
注意点を理解しないまま就活を進めてしまえば、参加したかったインターンに参加できず、その後の就活に悪影響を及ぼすことも考えられます。
インターンの時間を有効に活用し、より効率的な就活にするためにも、まずはインターンのエントリーにおける注意点をしっかりと理解しておきましょう。
開催時期が多い場合のスケジュール調整
よく「就活ではスケジュール管理が大切」と言われますが、インターンの開催が多い時期には特に、スケジュールをうまく管理することが不可欠です。
インターン開催の見逃しや、エントリーのし忘れを避けるためにも、自分できちんとインターンの情報を管理しておかなければなりません。
情報を管理する方法としては、Excelやオンライン上のカレンダー、スマホアプリなどを活用して、インターンごとの開催時期やエントリー締め切りをまとめておくというのも有効な手段です。
また、どうしても複数のインターンの開催時期が被る場合は、自分の目的や状況を明確にし、参加すべきインターンとそうでないものを取捨選択しましょう。
日程被りや無断欠席とならないようにする
インターンは応募しても参加できないこともあるため、複数のインターンに応募するのも一つの方法ですが、インターンの日程が重なったり、大学などの日程と被ったりしないよう注意が必要です。
万が一、複数のインターンの日程が被ってしまったときは、必ずどちらかの企業にキャンセルの連絡を入れましょう。
無断欠席をしてしまえば印象が悪くなり、その後の就活に悪影響を及ぼすだけではなく、所属する大学の信用を失いかねません。
大学の信用を落としてしまえば他の就活生にも迷惑がかかるため、無断欠席は絶対に避けるようにしましょう。
エントリーのキャンセルの連絡方法
万が一、インターンのエントリー後に参加できなくなった場合は、きちんとキャンセルの連絡を入れましょう。
連絡方法としては、採用担当者の手間がかからないメールでの連絡が最適です。
採用担当者は、日々多くの就活生からの連絡に対応しており、電話での連絡はかえって迷惑をかけてしまう恐れがあるため、時間が空いたときに確認できるメールのほうが手間をかけさせずに済みます。
メールで連絡する場合は、キャンセルしたいという意思と、謝罪の気持ちがはっきりと伝わるような文面にすることが大切です。
ただし、連絡がインターン当日になってしまった場合や、不慮の事故などで当日までに連絡ができなかった場合は、確実に相手に用件を伝えられる電話での連絡が適切です。
きちんとマナーを守ってキャンセルすれば、その後の就活にも影響を及ぼしません。
開催期間の確認
インターンの開催期間はそれぞれの企業によって異なります。
8月と2月の開催が多いからといって、自分が参加したいインターンも同じ時期に開催されるとは限りません。
さらに、開催時期の数カ月前にはエントリーが締め切られてしまうケースもあるため、自分が参加したいインターンの開催時期とエントリーの締め切りをあらかじめ把握しておく必要があります。
「エントリーの締め切りが過ぎていて参加できなかった…」という事態を避けるためにも、参加するしないにかかわらず、興味があるインターンの情報は早めに確認しておきましょう。
インターンが連続して授業の単位が取れないのはNG
言うまでもありませんが、インターンを詰め込みすぎて授業の単位が取れないのはNGです。
多くのインターンに参加して、本選でアピールできるような実績をつくることも大切ですが、何よりも大切なのはきちんと単位を取って大学を卒業することです。
インターンを優先しすぎて、学生の本分である学業に悪影響を及ぼすような事態は避けましょう。
まずは単位の取得を優先し、学業に支障をきたさない範囲でのインターン参加が大切です。
インターンに複数参加したい場合は早くから就活を始める
1日限りの1dayインターンだとしても、企業ごとに日程が決められており、必ずしも参加したいインターンすべてに参加できるとは限りません。
インターンの日程や自分の予定との兼ね合いで、一番興味がある企業のインターンに参加できなくなってしまうことも考えられるため、インターンに複数参加したい場合は早くから就活を始めることが大切です。
また、インターンに参加するためには、本選と同じように書類選考や面接選考が実施されるケースもあります。
インターン選びや選考対策には時間がかかるため、本格的に就活が始まってから準備し始めたのでは、複数のインターンに参加するのは難しいかもしれません。
学業や就活が忙しくなる大学3・4年になってから参加し始めるのではなく、早い時期から余裕を持って就活を始めましょう。
大学1・2年から参加できるインターンもある
就活が本格的に始まるのは大学3・4年であるため、インターンも大学3・4年で参加するものだと思いがちですが、実は大学1・2年の早い時期から参加できます。
比較的時間に余裕のある大学1・2年の時期であれば、複数の企業にインターンに参加したり、数ヵ月にわたって実施されるような長期のインターンへの参加も可能です。
大学3・4年になってからでは、本選の対策や卒業論文などで時間を取られてしまい、インターンどころではなくなってしまうので、大学1・2年から少しづつインターンに参加しておくのがおすすめです。
早い時期から就活を始めておけば、気持ちに余裕を持って進められ、就活に対する高い意欲を選考でアピールできます。
企業側にとっても、早い時期からインターンに参加し、多くの実務経験を積んできた学生は、即戦力として魅力的に映るはずです。
長期インターンは就活兼アルバイトにもなる
参加するのは無料とはいえ、交通費や宿泊費など、何かとお金がかかってしまう点がインターンのデメリットですが、長期のインターンであれば給与を受け取れます。
給与の額はインターンによって違いがありますが、LINEのインターンでは約1ヵ月の勤務で50万円の給与が支払われるなど、正社員と変わらないような高報酬を設定している企業も珍しくありません。
「アルバイトが忙しくてインターンに参加する余裕がない」という学生は、就活兼アルバイトにもなる長期インターンを狙って参加してみてはいかがでしょうか。
長期インターン以外でも、時給制の形態をとっている短期インターンや、ワークショップの優秀賞として賞品を用意しているような1dayインターンもあります。
【LINEのインターンシップの内容】選考方法から対策まで解説
3年生のうちからできる就活対策って何か知ってますか?
それは、インターンシップです。
インターンは企業の実業務を体験して企業理解を深められるだけでなく、インターンで得た経験やビジネススキルを就活でのアピールポイントにすることもできるのです。
また、インターンで社員さんに仕事ぶりや顔を覚えて貰えることもあり、志望度の高さをアピールするにはもってこいの機会でしょう。
インターンに参加することは早期内定の近道といっても過言ではありません!
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